魔法の天使クリィミーマミ

登録日:2023/08/03 Thu 23:32:00
更新日:2025/02/09 Sun 22:56:14
所要時間:約 13 分で読めます






パンプルピンプルパムポップン、ピンプルパンプルパムポップン!


『魔法の天使クリィミーマミ』は、 1983年7月1日から1984年6月29日まで、スタジオぴえろ制作・日本テレビ系列で放送された魔法少女物のアニメ作品である。
クリーミィマミやクリーミーマミ等と誤表記されやすい。


【概要】

ぴえろ魔法少女シリーズの1作目として位置付けられており、
  • 小学生少女がある日妖精と出会い、変身アイテムを貰い一時的に成長する*1
  • その妖精が主人公のパートナーとしてお供する
  • 主題歌を担当するアイドル歌手がその作品の主人公の声優も担当する*2
  • 近所に住む年上の男性とのラブロマンス要素がある
というこれらの要素は後のシリーズにも受け継がれている。


放送当時の1983年はアイドルブーム真っ只中であり、本作もそれをメインストーリーに取り入れている。
そして4話では主人公が当時日本テレビ系列にて放送されていた人気歌番組『ザ・トップテン』をモデルにした番組『スクランブルトップテン』に出演し歌を披露するというシーンもあった。
しかし司会の1人が黒柳徹子風のキャラであることや、曲紹介の演出などがどう見ても当時TBS系列で放送されていた『ザ・ベストテン』を参考にしているとしか思えないものだった。実際、『トップテン』にゲスト出演した吉幾三も「ベストテンと紛らわしい」とボヤいたことがある。
また主人公の両親がクレープ屋を営んでいる理由は、流行の発信地として知られていた原宿にて人気の高かったスイーツがクレープだったことによるもので、アイドル要素以外にも1983年当時の風俗や流行がこの作品に取り入れられている。

当初は2クールを想定し作成されていったが、視聴者たちからの大反響を受けさらに2クール延長。計52話作られたという経緯がある。
放送が終了してからも後日談OVA2作・新規映像付きアニメMV集2作が制作され、他にも小物類等の様々なグッズやスピンオフ漫画等の派生作品が積極的に展開されており、故に放送終了後に生まれた後追いファン、或いはファンではないがなんとなく作品は知っているという人も少なくはない。

今なおリメイク作品を放送して欲しいという声が寄せられているが、現代に合わせて設定改変をしなければならないことに加え、旧作ファンを納得させる仕上がりにするというリスクの高さからなかなか手がつけられず、結局その話はお流れになってると制作担当の布川が語っている。

ちなみに、シリーズ構成・脚本の伊藤和典とキャラデザインの高田明美は今作以前にも『うる星やつら』に参加しており、後に『きまぐれオレンジ☆ロード』を経て、押井守らと共に『機動警察パトレイバー』の原作スタッフ『ヘッドギア』を立ち上げることになる。


【制作経緯】

本作の放送から遡ること1年前、『魔法のプリンセス ミンキーモモ』が放送された。
この作品を手がけた読売広告社が、ミンキーモモに続く新たな魔法少女アニメを作ろうと『はずんでクリィミーマミ』という名の作品を企画。ミンキーモモの「小学生くらいの少女が魔法で一時的に成長」、「妖精のお供がいる」といった要素が引き継がれることとなった。
そして制作会社はミンキーモモを手がけていた葦プロダクションではなく、スタジオぴえろ(現:ぴえろ)が選ばれた。

主人公の森沢優/クリィミーマミを演じる太田貴子は、同じ日本テレビ系のオーディション番組『スター誕生』から芸能界入りした歌手デビュー前の新人アイドル。
しかもオーディションではなく、オファーによって選ばれた。
本業声優ではなくアイドル歌手を起用したのは、クリィミーマミのアイドル歌手という設定を意識したことによるものと思われる*3
演技経験もなくアイドルデビュー前の少女にアニメの主人公、しかも大人にもなる少女を演じさせるのは大きな賭けでもあったわけで、制作スタッフの布川ゆうじは彼女の演技を聞いた時に頭を抱えたそうな。
だが、同作で相手役を演じる声優の水島裕は「既製品でない、言い換えれば良い意味で教科書に載っていない演技。その個性的でチャーミングな演技とキャラクターの魅力が見事に合わさっていた」と彼女のことを評価している。
スタートしてからしばらくの間はまだ彼女が演技に慣れてないところもあり拙い部分も多く、子供の優と大人のマミとの演じ分けも全くされていなかったが、徐々に演技のコツを掴んできたのか演技力も向上していき、子供の優と大人のマミとの演じ分けもきちんとできるほどまでに成長していった。


【あらすじ】

東京都国立市にある架空の街、くりみヶ丘に住む10歳の少女森沢優はある日、夢嵐によって道に迷っていたフェザースターの箱舟に遭遇し助ける。
そこに乗っていた夢の世界フェザースターの住人の妖精ピノピノからそのお礼として1年間だけ魔法のコンパクトと使い魔のポジとネガを授ける。
ポジとネガの助けもあり早速魔法のステッキを使った優は大きく成長。好奇心から両親や幼なじみで想い人の俊夫をからかって他愛もないイタズラを楽しんでいた。
そしてその姿のまま新宿を出歩いていると、突如芸能プロダクション「パルテノンプロ」の社長の立花慎悟から半ば強引にスカウトされそのままアイドル歌手クリィミーマミとしてデビューさせられてしまい、誰にもバレないようクリィミーマミとの二重生活を送る羽目になるのだった。


【登場人物】

主人公とその周囲の人物

森沢優
CV:太田貴子
私立セントレミー学園小等部に通う小学4年生で水色のショートヘアが特徴的な少女。物語の途中で小学5年生に進級している。

家は両親が営むクレープとソフトクリームの店「CREAMY CREPE(クリィミー クレープ)」で、彼女も時々手伝いをしている。このお店がクリィミーマミという名前を誕生させるきっかけになる。
ピノピノが乗る方舟を助けたことがきっかけで1年間だけ魔法のコンパクトを授けられる。
同じ学校の中等部に通う大伴俊夫とは幼なじみで、彼のことが好きだが、俊夫は優よりもクリィミーマミの方が好きであることを知ると、自分が演じるクリィミーマミに嫉妬するという複雑な三角関係となってしまう。

明るく活発な性格で、幼少時より女の子よりも男の子の友だちの方が多く俊夫も含めて一緒に外で遊びまわっていたという生粋のおてんば娘である。
活発な一方で、優しさと夢を信じる純粋な心の持ち主でもあり、ゆえにフェザースターの方舟を見ることができたとされている。
また責任感も強く、マミの仕事は欠かさずにこなすよう尽力し、嫌々ながらもマミを愛するファンの想いは大切にしている。
また自分のせいでで歌手活動を妨害されているも同然な恵みに対して申し訳なさを感じている。


クリィミーマミ
優がピノピノから授かった魔法のコンパクトに収納されているステッキを振りかざし、「パンプルピンプルパムポップン、ピンプルパンプルパムポップン!」と掛け声をあげることで変身する。
16歳くらいの少女に成長し、更には髪色も薄紫へと変わり、ヘアスタイルも変化している。
最初は好奇心から両親や俊夫にイタズラしその後新宿へ出歩いていたが、偶然にも「パルテノンプロ」の社長・立花慎悟にスカウトされ即座にテレビ局で歌番組の収録に参加し、魔法の力でこの作品のOPテーマである「デリケートに好きして」を歌い上げる。
それが大反響を呼びその数日後に急遽歌手デビューすることになるが、本人は全く乗り気ではない。しかしそれとは裏腹に人気急上昇のスターとなったのでファンの期待に応えるためにクリィミーマミとして活動する。
優自身はまだ小学生ということで深夜まで出歩けないため午後8時以降の仕事はしないと事務所に明言している。
そのことから「午後8時のシンデレラ」と呼ばれ、キャッチコピーにもなっている。

森沢哲夫/森沢なつめ
CV:村山明/土井美加
優の両親。それぞれ38歳と28歳でそこそこ年の離れた夫婦である
ちなみに優が10歳であることを考えたらなつめは彼女を18歳で産んだということになる。*4
自宅の一部を改装し夫婦共にクレープとソフトクリームの店「CREAMY CREPE」を営んでいる。またキッチンカーを持っており、イベント等で出店することもある。
昔は夫婦共に男女混合のカミナリ族*5*6に所属しており、それが縁で結婚している。ちなみになつめはそのリーダーであり、哲夫はグループの落ちこぼれである。
実はなつめは少女の頃に歌手をめざしてレッスンしていたという過去がある。

大伴俊夫
CV:水島裕
優の通う学校の中等部に通っている13歳の少年。
優の想い人であるが、女の子の気持ちには鈍感で幼少時から共に過ごしてきたこともあってか、単なる年下の幼なじみとしか思っていない。
しかし、マミには一目惚れしており彼女の大ファンとなる。
そのことが優がマミに対する嫉妬心を肥大させていく要因にもなっている。

如月みどり
CV:安西正弘
俊夫とは同じクラスの友人で、可愛らしい名前とは裏腹に太っちょの男の子である。
大柄な体格でぼーっとした風貌のため俊夫にバカにされることも多いが、俊夫よりも物事の本質をとらえた発言をすることが多い。
優のことが大好きで彼女のこととなると積極的になる。
その反面、俊夫同様にマミのファンであるものの「自分とは違う世界の住人に過ぎない」と割り切っているため、俊夫ほどマミには熱をあげていない。まさに優一筋である(優=マミであることには俊夫同様に一切気づいてない)。
その後、俊夫のサポートもあり優と念願の初デートを果たすがそこで彼女が本当に好きなのは俊夫だと察し、すぐさま身を引き優の恋の発展を応援する立場に回る。

日高守
CV:神保なおみ→鈴木れい子
28話から登場する、北海道から優のクラスに転校してきた少年。風の又三郎を思わせるようなキャラクターである。
元々自然の多いところで育ってきたせいなのか自然や動物のことに詳しく、また、人ならざるものに対する感性も敏感なようで、
一目でネガとポジが普通のネコでないことを看破した(ただしその正体がネコの姿を借りた妖精ということまでは見破れていない)

ネガが風邪をひいたときは、様々な薬草を調合して薬を作ってみせたことも。


芸能関係者

立花慎悟
CV:井上和彦
立花財閥の御曹司で、まだ20歳という若さで芸能プロダクション・パルテノンプロの2代目を務める若社長。
非常に強引な性格で、たまたま新宿で見かけたマミを無理やりスカウトし本人の意思確認もせず勝手に自社専属のトップアイドルへと仕立て上げる。
しかし、マミが私生活や家を明かさない事を訝しむことこそあったがよくそれでデビューさせたな、「午後8時以降の仕事を入れないようにしてほしい」という約束を守るなど融通をきかせる部分もある。

綾瀬めぐみ
CV:島津冴子
芸能プロダクション・パルテノンプロ所属のアイドルで18歳。
プロダクションの社長に就任したての慎吾に見いだされてデビューしており、慎吾に密かな思いを寄せている。
年齢が近いこともあってか、芸能プロ社長と所属アイドルという雇用関係ながら慎吾と非常に近しく、
常に慎吾を呼び捨てにしてフランクな言葉遣いで接している。

持ち歌は「ラストキッスでGood Luck!」(本編)と「渚のメモリー」(『クリィミーマミ ソングスペシャル2 カーテンコール』)。
「ミルキーウェイ・プリンセス」のキャッチコピーで鮮烈なデビューを飾り、同事務所のトップアイドルとして一線で活動しており、NPB歌謡祭でゴールデンアイドル賞を受賞したことも。
そのせいかは不明だが、後にアルバム『魔法の天使 クリィミーマミ80’s J-POPヒッツ』で「ちょっとエッチな美新人娘(ミルキーっこ)」と売り出された「歌姫」中森明菜の『飾りじゃないのよ涙は』を披露している。
しかし自身の人気が落ち着く予兆がしたところにマミが同事務所の新人アイドルとしてデビューし、一気に人気アイドルとしてブレイクしてからはぞんざいな扱いを受けるようになり、片思いの相手でもある慎吾がマミに入れ込むようになって以来、マミに強い嫉妬心とライバル心を抱くようになる。
そうした状況も手伝って少々ヒステリックな傾向が強く、常に自分を軽んじるような言動を取る慎吾に平手打ちを食らわせることも度々。
あるきっかけでマミ=優なのではないかと疑念を抱き優に対して意地悪を仕掛けたり、時にはフリーカメラマンのスネークジョーと共謀しマミの正体を暴こうとするものの失敗に終わっており、以降はあまり詮索しなくなった。
同業者としてライバル視しつつ根は面倒見がよいところもあり、あくまで慎吾のためとしつつマミを先輩として見守り続け、時に助け舟も出している。

TVシリーズ最終回から三年後を舞台とするOVA最終作「ロンググッドバイ」では相変わらずパルテノンプロに所属して芸能活動を続けているが、アイドル業を続けているかは不明。

放送終了後から35年後、彼女が主役のスピンオフ作品「魔法の天使クリィミーマミ 不機嫌なお姫様」が発表された。
この作品ではめぐみが慎吾に見いだされてデビューを果たすまでと、デビューを果たして以降の物語を、テレビシリーズやOVAとリンクさせつつ描き出すもので、彼女が人知れず重ねていた努力がつぶさに描かれており高い評価を獲得している。
またOVA『クリィミーマミ ソングスペシャル2 カーテンコール』初出の新曲『MA・WA・LE・MI・GI』、『魔法の天使 クリィミーマミ80’s J-POPヒッツ』では『淋しい熱帯魚』(Winkのカバー。原曲は1989年発売)をマミと一緒にデュエットで披露。別な出会い方をしていれば、この様にコンビ路線で行く未来もあったのかも知れない…。

スネークジョー
演:仲木隆司
7話から登場した芸能記者として活動するフリーカメラマン。
スネークジョーの名前は通称であり、本名は最後まで明かされなかった。
ゴシップネタを旨とするパパラッチであり、スネークの通り名の通り、ヘビのようにしつこく芸能人を付け回してはスキャンダルを仕立て上げることを生業とする悪徳カメラマン。早い話がマスゴミである。
人気アイドルとなったマミのスクープ記事を狙っており、初登場時にはマミとマフィアとの黒い関係*7の決定的写真を撮影したが、ネガとポジのアシストでカメラが壊されてしまい彼の目論見が失敗に終わる。
かつてはめぐみも彼のターゲットになっていたため嫌悪感を抱いているものの、彼女の不満を見透かしていたジョーに唆されたことで利害の一致から手を組みマミの正体を暴こうとしていた(結局すべて失敗していたが)

木所隼人
CV:亀山助清
パルテノンプロ所属のマネージャー。
元はめぐみを担当していたが、マミが所属するようになってからは彼女も兼任するようになる。
事務所の稼ぎ頭を担当してる身ながらドジでよく失敗をやらかす他、素性が不明で連絡が取れないために
毎度のように遅刻を繰り返すマミに振り回されていて気苦労が絶えず、いつも慎吾に怒鳴られているため胃薬が手放せない。
こうしたことから周囲にはうだつの上がらないダメマネージャとみなされている。
それにしても何度もやらかしてもよくクビにならないものである。

フェザースター関係者

ネガ/ポジ
CV:肝付兼太/三田ゆう子
ピノピノよりお目付け役として優に預けられた子猫の姿をした妖精。
ネガは怠け者で皮肉屋であるがポジよりも物事をしっかり捉えている妖精で性別は男。
ポジは楽天的でしっかり者だがどこか抜けている女性の妖精である。
見分け方としてはネガが青い毛並みで、ポジが赤い毛並み。
見た目は猫だがあくまで怪しまれないように猫の姿を借りているだけで、妖精としての実体は最後まで不明だった*8
優と会話をすることができるが、それ以外の人間にはただの子猫の鳴き声としか認識されず、優の両親も優が拾ってきた2匹の子猫として認識している。
クレープ店の厨房の片隅に居る場面があるが(本来は猫ではないとはいえ)どう見ても食品衛生法違反です本当にありがとうございました。

ピノピノ
(CV:間嶋里美→中野聖子)
小人の姿をした妖精。フェザースターの方舟の所有者でネガとポジの主人。
方舟での航行中に「夢嵐」という異変に遭遇して遭難して立ち往生していたが、偶然フェザースターに迷い込んで方舟を救い出してくれた優に対し、
お礼として1年間の期限付きで魔法のコンパクトを授ける。
力を授けるという重要な役回りながら登場機会が非常に少ない(OVAシリーズに至っては一切出番なし)。

実は放送の2年前にポピー(現:バンダイ)から発売されたオリジナル玩具を流用したキャラである。

【関連作品】

魔法の天使クリィミーマミ 不機嫌なお姫様
綾瀬めぐみを主人公に添えたクリィミーマミ初のスピンオフ作品。「コミックタタン」において2018年12月21日より2022年3月18日まで連載された。
トップアイドルを保つために人知れず努力を行ったり、マミへの想いなどめぐみの人となりが掘り下げられている。
本編では登場しなかったパルテノンプロのその他のアイドルも登場する。

魔法の天使クリィミーマミVS魔法のプリンセスミンキーモモ 劇場の大決戦
1985年8月3日に劇場公開されたOVA『魔法のプリンセスミンキーモモ 夢の中の輪舞』と、『魔法の天使クリィミーマミ ロング・グッドバイ』の同時上映作品として公開された。

VSという文字が示すとおり、モモとマミがガチで戦うカオスな作品である。
わずか3分弱の短い作品だが、大人に変身したうえに巨大化し、バズーカやミサイルを放つ両者の姿はあまりにもシュールすぎるだろう。
この作品はマミやモモのDVD-BOXなどの映像特典として収録されている。

プリパラ
2014年に稼働したアーケードゲーム及びそれを元にしたアニメ作品である。
こちらの作品もアイドルをテーマとしたものであり、その繋がりか2016年10月からアーケードゲーム内にて期間限定でコラボすることとなった。
このコラボではマミのステージコーデだけでなく、真中らぁらカラーのマミのコーデ、マミカラーのらぁらのコーデをゲーム内で見ることができる。

ポップンミュージック
コナミの長寿音楽ゲーム。
第12作目「ポップンミュージック12いろは」の新規版権曲として収録された。
本人歌唱ではなくカバー版であり、ACの現行作品では削除されてしまっているが、同作の家庭用で遊べる。

魔法の天使 クリィミーマミ80’s J-POPヒッツ
2023年7月26日に発売されたアルバム。
内容自体は太田貴子による80年代ヒット曲のカバー&アニメOP・EDの新バージョン入りアルバムと、あまりアニメ本編とは関係ないが、
太田以外にも水島裕(風見しんごの『涙のtake a chance』)・井上和彦(大沢誉志幸の『そして僕は途方に暮れる』)・島津冴子によるカバー曲や太田・島津によるデュエットカバーも収録され、ある意味本放送時ありそうでなかった他キャラ込みのキャラソン集*9とも言える。


【余談】

後期EDテーマ「LOVEさりげなく」のギター伴奏を担当したのはB'z結成前の松本孝弘である。





追記・修正は午後8時になる前にお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • アニメ
  • 魔法少女
  • 日本テレビ
  • アイドル
  • 80年代テレビアニメ
  • 変身ヒロイン
  • ゲーム
  • 太田貴子
  • 水島裕
  • ぴえろ
  • ぴえろ魔法少女シリーズ
  • クリィミーマミ
  • 魔法の天使クリィミーマミ
  • ‪✕‬クリーミィマミ
  • ‪✕‬クリーミーマミ
  • 松本孝弘
  • プリパラ
  • 伊藤和典
  • 高田明美
  • 83年夏アニメ
  • 全ての始まり
  • 伝説の始まり
  • 昭和版【推しの子】
  • 1983年
最終更新:2025年02月09日 22:56

*1 第四作『魔法のアイドル パステルユーミ』は除く

*2 第二作『魔法の妖精ペルシャ』は除く

*3 なおこの新人を主役にする形式はシリーズ作品中『魔法のスター マジカルエミ』『魔法のアイドル パステルユーミ』『魔法のステージファンシーララ』にも継承され、既にレギュラーアニメ経験持ちな『魔法の天使ペルシャ』の冨永みーなも子役出身であった。

*4 ただし、11話終盤での2人の会話でこの設定に矛盾する会話が出てくる。

*5 昭和40年代ごろから現れ始めたオートバイを公道で高速で乗り回すことを楽しみとしていた連中のこと。当時は一般庶民には高価だったバイクを手に入れる余裕がある中産階級以上の家庭の子弟が多かったとされており、バイクの価格が下がり若者の多くが二輪免許を取得するようになった40年代後半から問題行動を取る若者が急激に増加したことで、それまで比較的寛容だった世相が「バイクを乗り回して問題を起こす輩=不良」という認識に至り「暴走族」の呼称が定着することとんった。

*6 作中では「カミナリ族」という名前の暴走族集団なのか、本来の意味でのカミナリ族として描いているのかは不明であるが、物語の舞台は80年代なので、当時の視点からすれば紛れもない暴走族集団である。

*7 実際は問題視されるレベルの癒着ではなく、マミファンの日本マフィアの首領・銭亀為五郎を祖父に持つ少年「ケン」が嘘をついて、マミと祖父を会わせ重病で入院している彼を励まそうとしただけである。それでも現実では本作の十数年前に実際に長く続いた「黒い関係」が問題視され大バッシングを受けたある歌手の実例が存在しているので、確かにバレるとマズい案件ではあったのだが。

*8 TVシリーズ終了後に制作されたOVA『永遠のワンスモア』でフェザースターから地球に戻ってきた際には、それぞれの毛の色を反映した光球として描かれているが、これが妖精としての実体なのかはやはり不明。

*9 一応マミとめぐみが作中やOVAで披露した歌は1986年に『魔法の天使クリィミーマミ 名作アニメ総集編』としてアルバムが発売されている。