登録日:2026/09/07 Mon 23:50:11
更新日:2026/09/08 Tue 02:38:22NEW!
所要時間: 約 30 分 で読めます
注意:この項目は『魔法少女ノ魔女裁判』のネタバレを含みます。原作をプレイまたは視聴後の閲覧を推奨します。
……でも、だからと言って妄信的に信じることもまた間違いよ。
【プロフィール】
CV:大熊和奏
囚人番号:665
魔法:■■■
トラウマ:■■■
誕生日:6月6日
身長:161cm
体重:52kg
趣味:お菓子作り
特技:料理
原罪:過去からの狙撃手
牢屋敷に強い敵意を燃やす少女。
口数が少なく、他人を突き放すような態度が多い。
牢屋敷のルールや構造については他の囚人たちより詳しいが、他人と協力せず単独行動を好む。
【容姿】
名は身体を表すと言わんばかりの全身黒装飾の衣類を身にまとった、黒いツインテールとやや釣り目な灰色の瞳が特徴の女の子。右手は黒手袋、左手はなぜか包帯を巻いており、両足は黒タイツを穿いていて、肌の露出が少ない。
だが、何よりも目を張るのは背中にかけている巨大なライフル銃であろう。劇中で集められたメンバーには
レイピアを持つ少女もいるが、他に武器らしいものを持った人物はおらず、何よりも遠距離から殺傷能力のある攻撃を仕掛けられる武器を所持していることから、一見すると危険そうな女の子に視えるだろう。
【人物】
口調は至って普通の女の子風だが、落ち着いた声質で話す。常に冷静沈着で、どこか他人との距離を一歩引いたような態度で接することが多い。
頭脳面に優れていて、魔女裁判における有能な人物枠の1人であり、論理的な思考力で物事を冷静に分析し、真相に導く手助けをしてくれる。頭の回転も速く、操作キャラの桜羽エマが
プレイヤーの手でポンコツにさえならずに正しい証拠品を突き付けることで、いち早くエマが主張したいことが何なのかを理解できるほど察しが良い。
また、牢屋敷に関しては強い恨みを持ち、与えられたデスゲームに対抗すべく【黒幕】を探したり、牢屋敷内を探索するレジスタンス活動を取っている。他作品で例えるなら
ダンガンロンパの
霧切響子を彷彿とさせるキャラクター。
一方でかなりの毒舌家でもあり、特にエマに対しては頓珍漢な回答を選んでしまうとなかなかに辛辣なコメントを浴びせてくる。
一人称は「私」で二人称は「あなた」。名指しする時は「桜羽エマ」等とフルネームで呼ぶ。
【能力】
劇中の登場人物はみな固有の魔法を持っているが、ナノカに関しては第1章をクリアするまではその能力は明かされない。
ナノカの魔法の正体は【幻視】で、触れた人や物に対する過去の記憶を視ることができるという優れモノ。言い換えるならば【サイコメトリー】に近い魔法。
ナノカは事前にこの魔法で牢屋敷で起きた惨劇について把握しており、彼女が所持している銃もかつてこの牢屋敷内に囚われた魔女候補の少女が作って隠していたものを予め回収していたものだった。
また、この銃自体が装填数が6発で、1日に自動的に1発分の弾丸が補充される魔法の銃であると鑑定することも出来ている。
とはいえ、こんな魔法が自由に使えてしまっては推理物語としては大きく破綻してしまうためか、沢渡ココの【千里眼】の魔法と同様に、使用条件が定められているという弱体化補正を食らっている。しかもココの【千里眼】は一応条件さえ整えば発動できるのに対し、ナノカの【幻視】に至っては本人の意思で発動はできず、偶然によるものが大きいというランダム仕様になっている。また、幻視出来る映像も断片的なものが大きく、本人にとって必要な情報を仕入れられるとも限らない。
そのため、例えば殺人事件で使われた【凶器】に触れたところで、必ずしもその【凶器を使った犯行の瞬間】の映像を視れる訳ではなければ、そもそも魔法が発動しない場合もあり得る。よってナノカはあくまで自分の頭脳だけで裁判に挑んで。事件の真相を明らかにすることに努めている。
フォローしておくと、たとえ【犯人】や【凶器】に触れてその記憶を幻視出来たとして、その映像を他の人物に見せることはできないので、彼女の証言が嘘であると言われれば絶対視できないと思われる。それでも自由に使えてしまってはチート級の魔法であったことに違いはないだろうが。
【第1話での活躍】
【日常パート】
15歳になった少女たちが強制的に集められた牢屋敷内のラウンジにて、全員の場を取り仕切る役を担った
蓮見レイアの推奨で自己紹介をする場が設けられ、その際にはかなり後半の方で自分の名前だけを名乗るという淡々とした自己紹介をした。
全員の自己紹介が終わった直後、屋敷の管理者であるかわいいフクロウのゴクチョーが看守とともに現れ、ゴクチョーから集められた少女たちはいずれ魔女になる危険性が有るために収監されたことを伝えられる。
そして同行している看守は【なれはて】とも呼ばれ、かつてこの牢屋敷で魔女化してしまった者との説明を受ける。魔女になったものは処刑されるらしいが、与しやすい者は洗脳して従わせているらしく、牢屋敷で反抗的な行動をとった場合は看守が直接粛清してしまうので、大人しくするよう諭した。
……のだが、命知らずなことに巨大な火かき棒を構えて看守にジャスティス先制アタック攻撃を仕掛ける人物が現れ、その結果看守の鎌で切り裂かれ、無残にも殺されてしまった。
その後、ゴクチョーは魔女化が進むと殺人衝動が強まること、誰かが人を殺したら裁判で犯人を当てて魔女とみなして処刑するルールを伝えて、その場を立ち去る。
残された少女たちは、これ以上犠牲を生まないために連携すべきだとレイアが呼びかけるも、先ほどの惨劇が起きたことが影響化し、チームが分散。ナノカ自身はレイア側に着くこともなく、とはいえ紫藤アリサのように反抗的な態度を示すこともなく、独立して行動した。
ナノカが姿を現したのは、監獄生活が4日目に入り、エマと橘シェリーが外を散策している時だったが、すぐに森の影に消えてしまったため、ナノカの存在に気づいたのはエマだけだった。
ナノカが他人との接触を始めたのはその日の夜、エマ、シェリー、遠野ハンナ、氷上メルルの4人組が夕食を済ませて廊下を歩いている時だった。ナノカはエマ達に声をかけ、ラウンジに飾ってあったボウガンが消えていたことを報告する。ラウンジにエマ達を呼び寄せてその事実を確認させた後、ナノカは昨日の日中にはあったことから【昨日の夜】の間にボウガンがなくなったことを証言した。
また、ナノカ自身の【髪リボン】も紛失したらしく、探し回っているのだが見つかっていないとのこと。よほど大切なリボンだったため、囚人の中に泥棒がいると考えたナノカは娯楽室へと走っていき、エマ達4人も後を追うと、そこでナノカは不良そのものな態度を取っているアリサが怪しいと疑いの目を向け、娯楽室で言い争いを起こしてしまう。
エマが勇気を奮って仲裁に入ると、その場に居合わせていた宝生マーゴがその意気込みに感心して加勢に入る。というより、ナノカは今度は疑いの目をマーゴに向けるようになり、しばらくの間は険悪なムードが続くことに。……ちなみにこの言い争い、のちの証言によると夜の20時から21時と、1時間にも及ぶ攻防が続いたらしい。
時間こそかかったが、何とかその場の状況は落ち着いたようで、エマ達一行はシャワーを浴びて自分の部屋に戻ることにした。
やがて朝が迎えると、悲劇的なことに1人の人物が監房の中で刺殺された事件が発生する。この事件の凶器として使われていたのは、ナノカが話していたあのボウガンの矢だった。
ナノカは事件の調査ために巡回していたエマ、シェリー、ハンナとラウンジにて出会う。同じく事件の調査中かとシェリーに尋ねられても「別に」と突っぱね、その態度に不快感を示したハンナに対しては特に威圧している訳でもないはずなのに思わず後ずらさせた。
ハンナが慄く中、勇気を出してエマからボウガンについて質問をされると、ナノカは「身を守るための武器が分かりやすく飾ってあるのだから、見張っていて当然」だと回答した。シェリーに魔法について尋ねられた際には「言う必要はない」と答え、その非協力的な態度に難色を示したシェリーに対し、ナノカは「どうせみんな死ぬんだから」と意味深な言葉を残して、その場から消えるように立ち去った。
エマ達一行が調査を続ける中、湖の傍にたたずんでいたアリサから、この場所で見つけたとナノカが探していたであろうリボンを受け取る。そのリボンには、不可解なことに血痕らしきものと白い塗料のようなものが付着していた。
【裁判パート】
そしていよいよ始まった、犯人を当てるための魔女裁判。
この事件の被害者は周りに足跡のない部屋の奥で倒れていたため、どうやって足跡を付けずに被害者を刺したのかを解明する必要があった。その際、アリサが矢を【投げた】と主張すると、エマがその矢は厳密にはボウガンの矢であると捕捉。それを聞いたアリサは、ボウガンをどこかで見かけた記憶を呼び覚ました。
続けてエマはボウガンが昨日の夜に無くなっていたことを確認する。最初はなぜか無言を貫くも、ナノカはその証言を肯定した。これにより、犯人が矢を【投げた】可能性から【撃った】可能性があることが明らかになった。
のちにボウガン自体はシェリーが持ち出して分解して構造を試したものの、戻せなくなったと証言。そして、シェリーが持ち出した時、既に【矢がなかった】と主張した。当然ボウガンを持ち出したシェリーが怪しまれる訳だが、ナノカはその主張が正しいと自ら口を開き始めた。
ナノカはボウガンを注意深く見ており、一昨日の時点で【矢がなかった】こと、その前には矢もあったことから【矢だけが盗まれていた】ことは確かだと証言した。ただし、先に矢だけ盗んでからボウガンを盗んだ可能性もあると、あくまでシェリーの証言が正しいということだけを付け加えた。
よって【犯人は事件の2日前には凶器を盗んで手にしていた】という情報がメンバーに共有された。
また、エマメルルと共に分解されたボウガンを【昨日の夕方】に見つけたことから、シェリーにボウガンは使えないことも証明され、この証言からナノカは一足先にこの証言が意味することに気づく。つまり、この時刻はまだ被害者が生きていたので、ボウガンを使うことが不可能だということに。分解されたボウガンの部品は、メルルが一部分だけ回収したために再度組み立てることも出来ないので、これにより犯行に【ボウガンは使ってない】という結論に至った。
話が振出しに戻る中、ナノカはいくら短い距離とはいえ【矢を手で投げた】だけでは致命傷にならないはずと語り、以降も自主的に議論に参加するようになる。
そして、ナノカは誰が犯行可能なのかは被害者が死んだタイミングによると主張し、全員の【アリバイ】の確認を取る流れに誘導した。とはいえこの事件に鑑識がいない以上【死亡推定時刻】を特定することは不可能だったのだが、ナノカは最後に被害者を目撃した人物を尋ねることで、被害者が前日の夕食前までは生きていたことの確認を取った。この時は被害者以外がいたため、犯行が可能なのは、夕食を終えた20時からになる。
また、夏目アンアンの証言と、朝から起きていたナノカとマーゴの「朝は静かだった」という証言、夜時間は監房にカギがかかって出入りが出来なくなるという仕組みから被害者は【昨夜の時点で死んでいた】ことが分かり、犯行時刻は20時から22時までに短縮。ナノカは21時から22時まで配信をしていたココ、レイア、佐伯ミリアの3人は被害者が死んでいたことに気づかずに前の通路を通って部屋に戻ってしまったと結論付けた。また、ココはミリアに配信の準備を付き合わせていたため、20時から配信終了までの2時間は互いのアリバイが証明できることが分かった。
やがて、この結論を元に1人だけアリバイのない人物が浮上する。追い詰められた真犯人は、アリバイのない時間は何をしていたのか覚えてないととぼけながら、ココが記憶違いを起こしていたことを出汁にしてそれをごまかした。
そして、ここからエマ(およびプレイヤー)と犯人との長い長い激闘が始まる。確かにアリバイが無いとはいえ、そもそもどうやって足跡の付く床を超えて被害者を刺せたのかという問題が解決していない。
ナノカは殺害の状況について詳しく知る必要があるというメルルの意見に賛同し、事件の順番の整理を始める。その中でナノカはエマの意見に賛同し、重要なのは【武器の射程】であること、更にエマが提出した箒の絵から【即席の槍】を作ったと要約した。ナノカは続けて、昔の槍には10メートルを超えるものもあったと話し、理論上は可能だと納得してくれた。よって、犯人が自分の所有物と箒を組み合わせた【長槍】を作ったとし、犯人でないなら弁明するよう要求した。
だが、それでも犯人は他の道具を使えば同じことが可能だと食い下がり、そもそも【長い槍が作られた】証拠すらないと反証。ここで出てくるのがあのナノカが無くしたリボンである。ナノカは昨日リボンを無くしたと話し、リボンに血痕と塗料が付くのは犯行時しかありえないと証言を加えた。犯人はナノカのリボンを【偶然】拾い、それを【長槍】を繋ぎ合わせるロープの一部として利用したのだった。
犯人にとって想定外だったのは、その時にリボンがほどけて現場に落ちてしまったこと、その槍が崩れて現場に引っかき傷を残してしまったことだった。ナノカはここで、空を飛べる魔法使いならそれらの痕跡を残さず回収することは可能だと、犯人がスケープゴートにしていた人物への疑いを晴らした。
それでも犯人は先程のように被害者が死んだのに配信参加者全員が見逃したこと、被害者が大人しく刺されていることの不自然さを盾に食い下がる。これは犯人の魔法によって解決できると主張するも、それを証明する手立てはないし、魔法が使えるなら、まだ明らかになっていない人物の魔法の正体が犯行を可能にできるかもしれないと反証。
挙句の果てには「私はみんなを信じている」「私たちは仲間だろう?」と情熱で押し通し、エマ達に揺さぶりをかける。犯人の熱望的な主張に流石のエマもこれは【正しい】のかと動揺してしまう。
だが、まだ話し合う時間はあるとか細いながらも大声で主張したメルルの声に同調し、ナノカ達が再度議論を開始する。そこで犯人は【気付かずに】現場にあった塗料を持ち去ってしまい、それが物的証拠になるとエマが主張する。追い詰めたかと思いきや、用心深いことに犯人は凶器に付いた塗料を既に洗い流していた。証拠を隠滅したという証拠もないため、犯人はこれをもとにもっと建設的な話題をするよう持ちかけるが――
それを制止したのはナノカだった。まだ犯人への容疑は晴れていないと主張したナノカは、記事冒頭のセリフを言い、犯人の議論をうやむやにして感情論で訴えかける論法は通用しないと返した。この時の物言いはBGMの雰囲気もあってかなり格好良い。
そしてナノカは、今までの繰り返しにこそなるという犯人の主張や、疑うのはこれで最後にするという条件を聞き入れながら、証拠が出たら認めることと、アリバイのあった時間に何をしていたかをできる限り詳細に話すよう犯人に要求した。
ナノカの【信じるために疑う】という思いに鼓舞をもらったエマは、犯人と最後の議論を行う。決定的な証拠になりそうな証拠品を2つ突き付けて、ようやく犯人が犯行を認める。
少なからずこの事件の犯人は第1章にしてはあまりにも手強く、持ち前の発言力で一度メンバーの心を揺さぶるまでに至ったので、ナノカが折れなかったら実質詰んでいたと思われる。
そうして犯人がゴクチョーの用意した処刑台で魔女化する形で処刑されてしまい、非常に後味の悪い静寂に包まれた中、ゴクチョーの閉廷宣言を元に魔女裁判が終わろうとしたその矢先、一発の銃声が響き渡る。
撃たれたのは、今にも帰ろうと翼をはためかせていたゴクチョーだった。そして撃ったのは当然、この中で銃を唯一持っている人物……ナノカであった。ナノカは、銃を構えながら、全員を前にこう尋ねたのだ。
私たちの中に、いるんでしょう? このデスゲームの黒幕が。
【第2話での活躍】
【日常パート】
ゲームの運営側への攻撃は処刑に該当する行為なのだが、司令塔を失ったせいで混乱したのか、看守がナノカを攻撃することはなかった。
ナノカはこのゲームの黒幕が囚人の少女の中に紛れ込んでいるとし、更に目星もついているとして、黒幕に名乗り出るよう脅迫した。
ナノカのその言葉には、牢屋敷の運営側への強い敵意が感じられた。ざわつく空気の中でナノカがなぜそんなことを知っているのかを尋ねられると、ナノカは自分の魔法が【幻視】であることを打ち明け、牢屋敷で起きた過去や自身の銃の出所を話した。ナノカは囚われの身になる前から牢屋敷の存在と黒幕がいるという情報を掴んでいたという。
そして、ある人物に疑いの目を向けた。それは【入れ替わり】の魔法を持つという佐伯ミリアだった。ナノカは、目の前にいるのが【佐伯ミリア】の身体を奪った別の男性であると主張し、自身の【幻視】の魔法で視えた光景について話した。
ナノカが目撃した光景、それは遮断機の降りた踏切上で男性に手をつかまれて泣き叫ぶミリアの姿。泣き叫ぶミリアに対し男は「おじさんにその体をくれないか」と要求。手を触れあった者同士は入れ替えられるというミリアの魔法の効果を知って「一度で良いから女の子になるのが夢だった」と語るという、悲惨な光景だった。そしてその魔法は、本当に発動し、ミリアは男と入れ替わったという。
ミリアの過去を語ったのちに、ナノカは黒幕がここにいるメンバーを魔女にするために弄んでいると主張し、ここで唯一の大人であるミリアがその黒幕だと疑ったのだった。
ミリアは複雑な事情があるだけと否定するも、ナノカはミリアの抹殺を目論もうとする。しかし、メルルによって庇われ、その最中に牢屋敷全体が揺れる地震が発生。それと同時に撃ち殺したはずのゴクチョーが新たに現れ、ナノカの行為は未遂に終わる。
ゴクチョーは自身の変わりはいくらでもいること、今回のゴクチョーへの攻撃は特別に許すとし、ナノカ達に一度監房へ戻るように指示を出した。しかし、既に外出禁止期間中であるにも関わらず、その日ナノカは自分の監房へは戻らなかった。これによりナノカは見つかり次第懲罰房行きになることが決定したのだが、どう監視の目をかいくぐっているのか、次の日になっても見つかることはなかった。
だが、ナノカが明かした事実は、少女たちの間で大きな亀裂を生んだ。ミリアの中身が成人男性であるという情報から、アリサはミリアの事を警戒し、彼女との接触を拒絶してしまったのだった。
エマはラウンジに残ったメンバーで牢屋敷からの脱出を図ることを計画。
脱獄する方法として【気球】を作ることを思いついたエマは、シェリーと、何か役に立ちたいからという理由でついてきたミリアと共に、牢屋敷を囲う塀の前まで赴く。この時、ナノカが書き置きしていた文章をエマが見つける。曰くこの塀は大魔女が作り出した特殊なもののようで、それ故に容易に壊せないようになっているらしい。
3人が湖畔の方まで向かうと、そこにはアリサが佇んでおり、エマが脱獄の手段にはアリサの魔法が必要だと交渉を試みる。自分が必要だと言われてアリサは動揺するも、交渉は決裂してしまいそうになる中、突如銃声が鳴り響いた。ナノカが物陰からミリアを狙って狙撃してきたのだ。
直撃はしなかったものの、銃声を聞きつけて看守がやってきたため、エマ達はその場から避難し、ナノカもそれ以上の追撃はしなかった。
しかし、ここで事件が起きた。みんなで作った【気球】が、夜中のうちに破壊されてしまったのだ。用意した【気球】の隠し場所を知っているのはミリアだけ。そのうえ、外出禁止期間中の夜間にミリアが出歩いていたとの放送が入り、彼女は懲罰房送りにされてしまう。ミリアは謝罪こそすれど、言い訳はしなかった。
そして、夜間に更なる悲劇が起きた。何と、鍵のかかった懲罰房内で、ミリアの惨殺死体が見つかったのだった。
【裁判パート】
捜査を終えていよいよ魔女裁判が始まろうとしている中、ずっと行方不明だったナノカがエマの前に姿を現した。裁判には出るべきだと裁判所に赴いたようで、ゴクチョーも今は裁判を優先するからとナノカの処遇は後回しにすることとなった。
事件の第一発見者2人は【21時】にミリアの死体を発見。第一発見者の1人は【20時】にも別の人物と様子を見に行っていたが、ミリアの【悲鳴】を聞いて「戻ろう」と提案され、そのまま帰ったと証言した。偶然スマホで録音機能を作動させていたらしく、その時の会話は記録に残って全員に共有することが出来た。
つまり、犯行時刻は20時~21時だったことになる。だが、この時間にアリバイがある人物は殆どいなかった。
だが、少なからず犯人は【非常に強い殺意】があったことが明白で、その中で疑わしいのはナノカということになった。一方でナノカは他に疑わしい存在としてゴクチョーの名を挙げた。
ナノカは【佐伯ミリアが黒幕の可能性がある】と主張していたが、その後の調査で証拠を見つけることはできなかったとして、この判断は誤りであったことを謝罪した。そのうえで、この事件は運営側によって踊らされていたものである可能性を示唆し、第一発見者にもう一度死体発見時の状況を尋ねた。そして犯行現場は密室で、鍵をかけることが出来ない以上【私たちの中に犯人はいない】、即ち鍵を開けられる運営側が犯人と結論付けた。
しかし、エマが元から鍵が開いていた可能性を提示すると、そんなわけはないと反論。【鍵はかかっていた】と主張すると、エマが懲罰房のカギらしきものを出して、ミリアの死体が持っていたこの鍵こそがのカギであると主張。その事実を知って、ナノカは戦慄する。それが懲罰房のカギであるはずがない、と……
なぜそんなことが分かるのかを問われて、ナノカは真相を語り始める。実はナノカこそがこの事件の第一発見者であり、20時過ぎに2人組とすれ違う形で犯行現場の懲罰房の中で、扉の鍵を発見。実際に錠前に差して機能することも確認していたのだった。
そしてナノカは鍵をかけたまま現場を後にし、この事件の犯人は運営側であることを分かりやすくしたと主張した。ただ、これだと20時丁度に2人組が聞いたミリアの【悲鳴】は何だったのかという矛盾が発生する。懲罰房までの道は一本で、ナノカが入るまでの間は【誰も懲罰房には入っていない】はずなので、時系列が成立しなくなる。ナノカはこの食い違いが何なのかが重要であると主張した。
議論の末、2人が【声を聞いた】という情報がトリックであった可能性が考えられた。つまり、ミリアの悲鳴が【録音された音声】であるとしたら、ナノカの証言との矛盾がなくなる。そして、この推理から、悲鳴が聞こえた【タイミング】が重要になり、ここでエマがスマホでメンバー同士の通話ができることを知って、ナノカは察した。【着信音】を設定しておけば、狙ったタイミングで【録音された音声】を再生できるということに。
だが、現場にあったミリアのスマホは犯人によってデータが初期化されていて、証拠は残っていなかった。ただし、エマが偶然ミリアに電話をしていたので、データの偽装行為が行われたこと自体は証明できた。この結果、犯人としてナノカ以外にデータを消すことが出来た人物が1人いることが判明。
そして、ここからエマ(およびプレイヤー)と犯人との長い長い激闘が始まる。見抜かれた真犯人はナノカが犯人であると擦り付け、ナノカはもし自分が犯人なら最初から黙っていればいいと反論。真犯人には音声を偽装する理由がないとの主張にエマが割り込み、ここでエマと真犯人とのバトルが始まる。
その最中で真犯人が使った魔法が、犯行時刻を誤認させる手段として使えたことが判明するも、真犯人は再びナノカに疑いをかけることで言い逃れをしようとする。だがそもそもどうやって懲罰房の扉を開けることが出来たのかという謎が残る。ナノカが懲罰房に入れたのは、そもそも【鍵が開いていた】からであり、ナノカでは懲罰房を開けることはそもそも不可能なことだった。
そこでゴクチョーと看守にも証言者になってもらう形で議論を展開させることになる。ここでナノカは「この看守に、意思はあるのかしら」と尋ね、ゴクチョーは「少なくとも機械ではない」と答えた。ナノカがなぜこのような質問をしたのか、それは真犯人が使った密室を破る重要な情報になった。
真犯人は魔法の力で弾圧をしようとするも、ナノカは決して折れなかった。そしてエマがゴクチョーに証言を続けさせてもらうことで、新たな情報を入手する。そして【スマホの初期化には時間がかかる】ことをエマが確認すると、ナノカは一足先にすぐにそれが意味することを察した。そして、ナノカはエマとゴクチョーに質問をして、一瞬自身に不利な情報が出てきてしまうも、真犯人のどよめき具合を見て、エマは逆に真犯人が決定的な証拠を持っていることが発覚、事件はどうにか終息を迎えたのだった。
この事件も、ナノカがたまたま様子を見ていなければ、死亡推定時刻が偽装されたままになっていたと考えられるので、事件解決の功労者と言えるであろう。
裁判が終わった後、ナノカはすぐさま裁判所を抜け出し、再びゴクチョーらの監視を搔い潜って闇の中へと消えていくのであった。
隠れられる場所まで逃げ切ったところで、ナノカは以前自身が幻視したミリアの過去がより鮮明に視えるようになったことに気づく。男の正体は弁護士であること、ミリアはSNSを使った晒し物のいじめに遭っていて自殺を図ろうとしていたこと、弁護士はそれを止めようと助けていたこと、弁護士は一度ミリアの身体を借りることでいじめの問題を解決させようとしていたこと。そして、入れ替わったのは半年間だけで、ナノカが出会っていた頃のミリアは、佐伯ミリア自身であったこと……
ナノカは、自身がとてつもない過ちを犯してしまったことに激しく動揺した。だが、謝るべき相手はもうこの世にはいない。ナノカはその咎を受け入れながらも、この牢屋敷への黒幕に対抗する意思は絶やさなかった。しかし、そこへ看守が現れ、見つかってしまうのだが、なぜか看守はナノカを見逃していた。
倉庫へ逃げ込んだナノカは、誰もいない中、一人こう呟いた。
【第3話での活躍】
2章に引き続き監視の目を掻い潜って日々を過ごしているため、ナノカが現れるのは裁判の直前になる。今回の事件も密室殺人事件であり、ナノカは「なら、話し合いましょうか。――その机上の密室を解体するために」となかなかに格好良いことを言ってのける。
この頃になるともう監視の目も緩くなったのか、アリサが深夜に出歩いていても特に咎められるようなことはなくなっており、彼女の証言から【1時1回】何かの【破裂音】が、そして【2時に何度か】表現しがたい音が鳴ったという証言を聞く。
議論の結果、1時に鳴った音はナノカの【銃声】であり、ナノカは倉庫内で誰かが【襲ってきた】から銃で威嚇したと証言した。ちなみに襲った人物曰く銃を持ってて危ない人だから警戒したとのことで、このいざこざでナノカは右手が麻痺しており、襲った方は足を大怪我するという痛み分けの状態になったらしい。いや、あの、そうなると深夜に出歩いている人がナノカ以外に2人もいるんですけど……
なお、これは犯人が密室のトリックを破られた際の保険としてナノカを襲ったものだということが後に判明する。犯人曰く、ナノカは優しくて、本気で誰かを撃つことはしないだろうと想定していたとのこと。
【第4話での活躍】
第3話の犯人は、事件のトリックを行った現場である違和感に気づき、自分が処刑された後のことを想定して、そのメッセージを密かにエマに託していた。
そしてエマは、ゲストハウスに隠されていた秘密の抜け穴を見つけ、そこから何らかの機械室へと辿り着く。
そこには、過去にこの牢屋敷に閉じ込められていた囚人の名簿があったのだが、そこにはなぜか【黒部ナノカの情報】が記されていたものがあった。直後、エマは部屋のドアが閉まって閉じ込められてしまい、あたりの機会を適当に機械を動かして脱出できたが、その際に操作盤を壊すというドジをやらかす。
ナノカは、そんなことをして急いでゲストハウスを出たエマの様子を入るところから見ており、後日再び地下施設へ調査に向かうエマを呼び止めた。先のファイルのせいでナノカの正体に気になったエマではあるが、エマはナノカを信じると決め、地下施設の正体を教えてくれる。
ナノカはそれなら2人で操作するのは危険と自分が調査することを提案し、エマはゲストハウス前で見張り役を買うことを決める。ナノカ自身も自分のことをそこまで信じていいのか気にしていたが、エマが単なるお人好しであることを知り、彼女を信じることにした。
去り際にナノカは、かつてこの島に住んでいた大魔女と魔女たちの過去が幻視でき、その歴史をエマに伝えた。
ナノカは2時間過ぎても戻ってこなかったら自分の事は忘れてと伝えたが、実際に2時間経過してもナノカは戻ってこなかった。そうして監視をしている中、殺人事件が起きたという放送がエマに届いてしまう。
エマが現場に駆けつけて事件の調査を終え、裁判が始まろとした時も、ナノカは姿を現すことはなかった。
仕方なく裁判は4人で行うことになるも、この事件は不運にもエマが地下施設の装置を動かしたことで被害者を凍死させてしまったという結論に至ってしまう。これにより、エマの処刑が決定し、地下の処刑台がせりあがってくる中、エマ達は衝撃の光景を目にする。
せりあがってきた処刑台上から、ナノカの遺体が見つかったのだった……
【第5話での活躍】
地下施設で、ナノカは事件の真犯人によって殺害され、おぞましい方法で処刑台の上に移動させられていた。
だが、ナノカもただ殺されたりはしなかった。自らの口に目立たない傷を作ることで犯人が魔法を使ったという痕跡や、血痕を使ったダイイングメッセージを残していたのだった。また、偶然ナノカが見ていたエマ達囚人の情報が載った資料が、エマの推理の裏付けにもなり、この事件の【黒幕】の正体を暴くことに成功する。
しかし物語の結末は、エマ以外の味方キャラが死に至り、黒幕もエマの魔女化によって殺され、最後はエマが持っている魔法が発動して世界が滅亡するという最悪のバッドエンドを迎えてしまうのだった……
追記・修正よろしくお願いします。
- 全てはナノカの周到なミリア殺害計画によるもの。 --牢屋敷の名無しさん
- ↑ナノカちゃんに計画性なんかないよっ! --桜羽エマ
- ↑さ、桜羽エマ……それは悪口かしら。 --黒部ナノカ
- ↑そ、そういうつもりはないんだけど……! --桜羽エマ
登録日:2026/09/07 Mon 23:50:11
更新日:2026/09/08 Tue 02:38:22NEW!
所要時間:約 30 分で読めます
実は前述した看守に
ジャスティス先制アタック攻撃を仕掛けて命を落とした
二階堂ヒロは【死に戻り】の魔法の持ち主であり、物語は彼女が主役とした【2週目】に切り替わる(以降はエマが主人公のルートを【1週目】と表記する)。
【1週目】の反省から冷静さを取り戻したヒロは、ラウンジの集合時にレイアよりも先にリーダー役を買って出て全員の自己紹介を促す。
こうして物語は、一度振り出しに戻る形で進むのであった。
【第2章第1話での活躍】
自己紹介の際に知り得るはずのない人の名前を知っているヒロを不振がったナノカは、食事の際にレイアと共にヒロと接触。【幻視】の魔法でヒロの正体を探ろうと、わざわざ不意を突いてヒロに触れようとしてかわされてしまい、失敗する。普通に会話して自然と触れれば良かったのでは? とは劇中でヒロにも突っ込まれているので、ナノカはどこか不器用なところがあるのではと疑われている。
ヒロに銃について答えてきたら襲ってきたことはチャラにすると言われて、ナノカは銃のことについて語る。それ以上の情報は語るつもりはなかったが、お互いに信用を得るためにと、ナノカは【1週目】同様に【黒幕】と疑わしい人物としてミリアの名を挙げ、今は【入れ替わり】の魔法で男性と入れ替わっているという情報を授けた。情報を共有したこともあってか【2週目】ではミリアを襲うような真似は避けている。
今度はヒロから警戒されていることについて訊かれて、最初はヒロが【黒幕】ではないかと疑ってかかっていたことを打ち上げるが、ヒロからしても事前準備の整いすぎているナノカが疑わしいわけで、これ以上は探り合う意味はないとして話が終わった。しかし、城ケ崎ノアに優しく接するヒロの姿を見てすぐに警戒心を解いた。
また、この章では医務室で薬について調べており、これが犯人の偽証を暴くきっかけになっている。
【第2章第2話での活躍】
裁判が終わった後、これ以上殺人事件を起こさないよう団結力を高めるために、みんなで劇をすることを提案。役者や服飾職人、脚本家などをそろえてみんなで力を合わせることで、絆を深めることに努める。ナノカは留はしなかったが、参加はしないと表明した。
どうやら【1週目】と同じくリボンをなくしたらしく、やはりアリサを疑っていたが、今回は委員長気質の人物がいたためかその場はすんなりとおさまっている。
また、レジスタンス活動は続けており、ゴクチョーに追われいる模様。
そして、湖畔でリボンを探している中でヒロと出会う。その際にヒロがリボンを探すのを手伝ってくれ、見つかりこそしなかったもののその好意へのお礼として、糖分が欲しいと感じているヒロのために今度お菓子を作ることを約束してくれる。
そして、この際にヒロの頭に葉っぱがついていることに気づき、ヒロに直接触れるチャンスを得られたのだが、ナノカは自らその手を止めた。
やがて、1人の少女が銃殺される事件が発生し、重要な容疑者が2人拘束されてしまう。
いざ裁判が始まると、犯人は銃で殺されたのだから疑わしいのはナノカだろうとアリサが言い出す。
犯人は銃を持ってる黒部しかいねー。何か反論あるかよ。
この意見に対しナノカは、
と、妙に大人しくアリサの意見に反証しなかった。パッションで押し寄せてくる相手だろうと、魔法で弾圧してくる相手だろうと折れなかったナノカにしては珍しい反応に、違和感を覚えたことだろう。
だが、プレイヤーなら知っての通り、この事件は別の銃が使われていたためにナノカだけが犯人ではないとして、議論は最初に疑われた2人のどちらが犯人かに絞られた。
第2章第2話の沢渡ココ殺人事件の犯人。
【1週目】で魔女化したココの【千里眼】の魔法で記憶を共有していたココが、魔女殺しの薬【トレデキム】を持っていたことを知り、シャワールームで彼女と交渉を試みるも、断られた挙句に突き飛ばされてしまう。
その際、運の悪いことにエマを殺すためにヒロが緩めたダストシュートの蓋にぶつかり、そのまま地下の焼却炉先まで墜落してしまったのだった。
どうにか生きていたナノカだが、偶然そこに2週目第1章の犯人が捨てていた拳銃を発見。焼却炉室まで駆けつけたココに向かって、魔女因子の殺意が暴走してそのまま射殺してしまったのだった。
ヒロはココがかけつけたのは助けに来たのではなく、事故とはいえ殺してしまったことへのアリバイ作りとして配信をした疑惑を想定したが、ココの泣きそうになっている顔を直に見ていたナノカは、強い罪悪感を抱いていた。
この事件は決定的な証拠がなく、ナノカ自身が自白しない限りはあくまでナノカは犯行が可能なだけに過ぎず、シラを切ることは可能だった。しかし、ナノカは自ら犯行を受け入れ、ゴクチョーからの処刑を受ける。
ガトリング銃による処刑台に拘束され、今にも撃たれそうになる中、なぜか看守がナノカを庇い始めるという不可解な行動を取り始めた。事実上意思のないはずの看守がなぜナノカを庇うのかが謎であったが、ここでなんと、看守の正体はかつてこの牢屋敷に連れ去られたナノカの姉であったことが判明する。
牢屋敷について予め知っていたのは、ある日姉に触れた際に【幻視】の魔法で未来の方が見えてしまったため。その未来というのが、ナノカが牢屋敷へ送られ、殺人衝動に駆られて魔女裁判で処刑されるという、本人からすれば身の毛もよだつ光景だった。
検査にさえ引っかからなければこの未来は回避できると、ナノカは魔女について必死に調べ始め、これまでのことを姉に打ち明ける。するとナノカの姉は、持ち前の変身の魔法を使い、自らナノカに成りすます形でナノカの【身代わり】になり、牢屋敷へ送られた。姉を喪ったことで、ナノカはあの時見えていた未来は自分の未来などではなく、自分の姿をした姉の最期だったことを知り、それが強い心の傷となってしまった。
そしてナノカは、このデスゲームの犠牲になった姉への仇討ちのために牢屋敷に入り込み【黒幕】を倒すことを決意したのだった。
【なれはて】と化してなおの事自分のことを庇おうとする姉に対し、ナノカはこれまでの冷静な口調が崩れて大きく泣き叫んだ。そして、再び庇われたことでトラウマが感化され、魔女化してしまうのだった。
なお、ココは【トレデキム】を試す相手として看守を標的にすることを目論んでおり、姉を殺されてしまうから助けたいという想いが彼女の殺意を掻き立てられたと推測される。
また、無くしたリボンはその姉から貰った大切なものであり、疑いを持たれた後にリボンを拾っていたアリサは、それをナノカに渡せなかったことに後悔の念を抱くのだった。
裁判終了後、ナノカは殺人事件を犯してすぐに録画を取り、自身が得た手掛かりをヒロに託していたことが発覚する。また【幻視】の魔法が作動したのか、ヒロが【死に戻り】の魔法の持ち主であることを見抜いている節が第2章第4話で示唆されている。
【第2章第5話での活躍】
【サバトの儀式】
以下、本章を【3周目】と称する。ここでは、ヒロが【大魔女】を召喚するために【13人の魔女】が必要で、そのためにまず全員を魔女化させるために彼女らのトラウマを抉る裁判を行わなければならない。
ヒロが【死に戻り】の魔法で多くの情報を得ていることを知り、単刀直入に「大魔女を倒せるのか?」という質問をしても断言できない回答をしたことで彼女の協力を拒否しようとするも、姉も救えるかもしれないとの言葉で心を揺さぶられる。
ナノカがヒロと自分の姉を重ねていることを見抜かれており、ヒロはナノカのトラウマである「愛してるよ、ナノカ」と愛を囁く何かあった時に【身代わり】になることを選択。説得に失敗したと【死に戻り】するために自殺する振りをしたヒロの姿を見て魔女化する。
慟哭するナノカだが、ヒロは既に魔女であるため死なないこと、魔女化させるためにわざとこうしたことを告げ、冷静さを取り戻す。
そして、残りの少女の魔女化を目論むヒロだが【1週目】の最初の方で殺されたヒロには【1週目】で判明した情報は持っていなかった。しかし、魔女化したナノカが【幻視】の魔法で相手の過去を覗き見ることで相手の過去を知ることが出来るようになり、これによりヒロの作戦を大きくサポートした。
流石にミリアの過去に関しては確認こそすれど、あまりにも残酷すぎるため、控えめな表現に留めた。
【魔女化ナノカ】
髪が若干伸び、瞳のハイライトが消えて虚ろな状態になっており、その両目からは黒い涙が流れたような顔つきになる。他の魔女同様に手も異形化しており、ナノカの場合は包帯で覆っていた左手が露わになる形でその状態が分かるようになっている。
【幻視】は元から強力な魔法であったが、魔女化することで魔法を自由に発動できるようになり、発動条件であった「対象物に触れる動作」も不要になった。
ただし、使用には反動があるらしく、連続で使うとナノカ自身の身体に負担がかかる模様。
魔法を発動させる際は両眼を閉じる、または右目を手で覆う形で仕草を取っている。
【最終章】
心からあなたに感謝しているの。本当にありがとう……二階堂ヒロ
第2章第5話におけるミリアの魔女化による暴走で【1週目】と【2周目】の記憶が全員に共有されてしまったことが幸いして、全ての事件を解決して平和な世界へ導いてくれたヒロに感謝の気持ちを抱いている。
ヒロは謙虚に感謝される立場ではないとしながらも「会えてよかった」と返すと、ナノカは「うん」と少し明るい声で返した。牢屋敷で見せていた大人しい性格はあくまで強がっていただけで、本来は明るい性格の人物であると判明して驚いたプレイヤーも多いだろう。
ナノカはいずれ帰るつもりだとしながらも、しばらくの間は牢屋敷の看護を続けるらしい。
【交流関係】
一匹狼であることが多いためか、あまり他の少女たちと馴れ合うことはほとんどない。
【2週目】においては彼女のことを全面的に信頼し、例え自身が死ぬかもしれないと分かった瞬間も、その後の全てをヒロに託した。
二階堂ヒロが早々に退場してしまう【1週目】で背中を預けた相手。
ナノカと同じく、ヒロの協力者。互いに接点は薄いものの、サバトの儀式を行う【3週目】では、共に魔女化した際に強化された魔法でヒロのアシストをした。
同室。ただし、ナノカはレジスタンス活動で部屋に戻らないことが多いため、交流関係については仲は悪くないことが分かるくらい。両方とも頭脳面に優れ、裁判ではその実力を十分に発揮する。
ナノカの姉であり、看守の正体。劇中でナノカが監視から見逃されていた理由は【なれはて】と化してもまだ姉としての意思が残っているからと推察される。
【余談・小ネタ】
本記事の各事件での動向を見ればわかる通り、彼女は本人が意識していないところで犯人の計画に綻びを生じさせているケースが妙に多い。
【第2章第2話】にはヒロがある人物を殺害して処刑されるバッドエンドが存在するのだが、こちらでも画面外で彼女が巻き込まれた事が事件の早期発覚に繋がった疑惑がある。
しばしばネタにされるセリフ「ナノカちゃんに計画性なんかないよっ!」は【第1章第2話】でエマがナノカを庇う形で発したセリフなのだが、言い方が悪くて悪口にしか聞こえずにナノカの不評を買うことになったというもの。ゲーム的には論証中に選択肢を間違えた時のやり取りで、不正解を選ばないと聞くことはできない。
そんなこのセリフがネタにされているのは「果たして本当にナノカが計画性がある子なのか」をクリア済みプレイヤーから疑問視されているため。牢屋敷の存在を知り、幻視で得た情報で事前準備を施したりと用意周到な様子の彼女だが、彼女の行動が裏目に出ていることが多く【1週目】でも銃を手放してしまったために【黒幕】に出し抜かれてしまっている。
ただ上記の通り優秀な面も非常に多く、ナノカがいなければ詰んでいた箇所も多いため、有能なキャラであることは間違いない。地下施設を調べるのを単独行動を選んだ理由に見張りを掻い潜るためだというのも尤もな考えであり、また誰かに庇われることがナノカにとってトラウマを呼び起こす要因になりかねないと考えれば、妥当性があるといえる。
15歳の少女が連れ去られる牢屋敷だが、ナノカは一度姉が身代わりになっているため、他の少女と違い年齢は17歳とレイア(16歳)よりも上。
明言されていないが、割れた氷で口の中に付けた怪我は犯人の魔法による隠滅を掻い潜る手段の他に【氷】で直接犯人を指すダイイングメッセージであった可能性も考えられる。
多くのプレイヤーが首をかしげたであろう城ケ崎ノア失踪のバッドエンドを見ると、素のナノカの性格らしい声質で喋っていることが分かる。地味ながら細かい伏線である。
とあるバッドエンドでは遠野ハンナに殺されたことになっているが、銃を持っている相手にどうやって打ち勝てたのかが疑問視されている。
劇中での選択肢では魔女化した少女による全滅バッドエンドがいくつかあり、ナノカもそのうちの1人であるのだが、彼女の場合は残虐性が増すというよりも理性を失って暴走しているような状態になる。
あなたに追記・修正を預けるわ。
- ✟シルバーブレット✟でさすがに我慢できなかった -- 名無しさん (2026-09-08 01:13:15)
最終更新:2026年09月08日 02:38