登録日:2026/11/08 Sun 11:06:00
更新日:2026/11/08 Sun 21:31:36NEW!
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【概要】
そんな中、ニンテンドーDSで発売された「ハンターズ」は、シリーズ史上初めてサムス以外の同業者である賞金稼ぎが登場し、互いに争い合いながら事件の真相に迫っていくというストーリー展開が成された。
また、目玉である最大4人までのマルチプレイモードでは実際にプレイヤーキャラとして使用でき、サムス以外のキャラクターを操作できるというこれまたシリーズ史上初の試みも行われた。
スパイアは、この際に実装された6人のバウンティ・ハンターのうちの1人である。
【キャラクター】
Species(種族) :ダイアモント(Diamont)
Origins(出身地):モンドレウス(Mondreus)
オープニングムービーにて表示されるスパイアの個人情報。
ダイアモント族は取扱説明書や公式サイトでは「有機岩石生命体」、ログブックでは「無機生命体」とばらつきはあるものの、全身が生きた岩石や鉱石で構成された古代種族である。
しかし、ある日突然に種族全体が謎の消失を遂げ行方知れずとなってしまった。
スパイアはこの消失に巻き込まれなかった唯一の生き残りであり、彼自身もダイアモント族が何故消失したのか把握していない模様。
彼が賞金稼ぎとして活動しているのは「行方不明となった種族の手掛かりを探すため」であり、本作に登場するハンターの中ではかなり切実な活動動機を持つ。
そのバックストーリーからも、立ち位置としては味方寄りのポジションではあるのだが、その一方でスパイア個人の人となりに関して作中では詳しく描かれていないのもまた事実。
作中では一貫して敵キャラクターとして登場しているほか、仮定にはなるが自身の目的の為に悪事に手を染めたり、敵方についたりする可能性も無いとは言い切れず、明確な立ち位置ははっきりしていないのが現状である。
外見は、茶色のゴツゴツした岩石の身体の各部から、オレンジ色の水晶体が不揃いに生えた、左右非対称かつ歪な体型をしている。
猫背体型ではあるが体格はかなり大きく、とあるムービーで
サイラックス、トレースと並んで映った場面では3人の中で最も大柄であった。
同作で彼に匹敵する体格の持ち主は、筋肉モリモリマッチョマンの
変態カンデン、次いで体は細めながら身長だけは高い
ノクサスが挙げられる。
被ダメの際などに発する声は、ゴツい体格に見合ったような無骨で野太いもの。
意外性が無くて割と地味
左手には指がなく、オレンジ色の結晶でできた球体となっている。
右腕には3本指のような配置でオレンジ色の結晶体が生えており、アームキャノン…というより右腕そのものからビームやミサイルを放つ。
下記のダイアランチや武器変更時の挙動から、ダイアモント族は体の岩石を自在に動かすことが可能なようで、武器変更時に右腕の岩石部分が動く様子はまるで地殻変動のよう。
その際は右腕の結晶体の色が武器に応じた物に変化するほか、ミサイル使用時は右腕が変形し、オレンジ色のミサイルが装填されたベルトリンク式の弾帯のようなものが外部に露出する。
身体の変形能力を活かして、体内にいろんな武器を内蔵しているのだろうか。
また彼固有の能力として、マグマに入ってもダメージを受けないという強みがある。
マルチプレイモードでマグマが存在するステージでは、彼のみが特に制約を受けずに移動することができる。
ダイアランチ
スパイアの移動形態。
岩石の球体の表面から、スパイクのようにオレンジ色のトゲが生えたシンプルな外見をしている。この事から、ダイアモント族は結晶体部分の形状も自在に変化させることが出来ると思われる。
ムービー内では「身体が光に包まれて形が変わる」ものだったが、
ゲーム内のモーションは「ジャンプし、空中でシェ~のようなポーズをとった後、着地と同時に姿が変わる」というもの。
オープニングムービーでは岩石を押しつぶして粉砕するパワーを見せていた一方で、取扱説明書や公式サイト、ログブックでは「岩のブレードで相手を攻撃する」と記載があり、明らかに球体でしかないダイアランチを見て「(ブレードって何だ…?)」と思った方は居るはず。
実際は
表面の岩石部分が真っ二つにバックリと割れ、
↓
この2つの岩石がダイアランチ周辺を高速で周回、結晶体の方じゃないんかい
↓
数周したあとに、また本体表面に戻る。
という、ちょっと予想の斜め上な動きをワンアクションで行う。
一撃あたりの威力は低い代わりに多段ヒットするため、最大火力を発揮するには相手に密着して使用する必要がある。
マグモールのスリップダメージと併せて攻め立てればあっという間に相手の体力を削ることができる。
この形態でもマグマのダメージを受けないだけでなく、
垂直の壁を登ることができるという、スパイダーボールのごとき固有能力を持つ。
マルチプレイのステージでは、今作屈指のぶっ壊れ武器である
インペリアリストが少々面倒くさい場所に配置されている場合があるのだが、ダイアランチのこの能力を用いれば容易にショートカットしやすいという利点はある。
インペリアリスト抜きにしても、得意武器のマグモールの性質もあり、
高所を取る事に特化した能力といえる。
また、かなりレアな使い道だろうが、チーム戦の際にダイアランチの上に味方を乗せ、そのまま壁を登ることでエレベーター代わりになることもできる。
欠点としては、トランスフォーム形態での移動速度が全キャラワーストであることと、手数に優れる一方で単発火力が控えめのため迎撃能力が低い事。
トランスフォーム同士の戦いで正面から何とか競り勝てるのは、攻撃スパンの長いノクサスのヴォーサイズ、
余裕で勝てるのはウィーヴェルの上半身だろうか。
高速移動の手段というよりは、狭所における攻撃手段のひとつと考えた方がいいのかもしれない。
マグモール
燃え盛るマグマ弾を発射するウェポン。
マルチプレイでの総弾数は59発。
山なりに飛び、壁や地面に当たるとバウンドし、失速すると地面を転がる。
発射から一定時間が経つか、弾に敵が触れると爆発する。
その手榴弾のような性質から、高所から弾をばら撒いたり、狭所や物陰に向けて弾を放り込んだりするのに向いている。
チャージすると、着弾時に爆発するマグマの塊を発射する。
通常弾と同じく放物線を描くものの、こちらは着弾と同時に爆発するため、射程距離は通常弾よりも短い。
単発火力、爆風の範囲に優れており、近距離戦やトランスフォーム形態の相手に対する迎撃に効果的といえる。
スパイアが使用した場合に限り、チャージ版に炎上効果が追加され、一定時間スリップダメージを与える。ちなみにこのスリップダメージは何故かトランスフォーム形態での攻撃として扱われている。
爆風は自分自身にも攻撃判定があるため、至近距離で暴発させてしまうと自分も炎上してしまう。マグマは平気なのにマグモールは無理だった
総じて近〜中距離戦で遮蔽物や高低差を活かした運用方法となるほか、通常弾、チャージ弾共にトランスフォーム中の相手の迎撃に向いているといえる。
アイテムの外見は「オレンジの球体の表面に黒い岩石」というわかりやすいもの。
【作中での活躍】
オープニングムービーでの登場順はトレースの後、カンデンの前。
何処かの岩山の斜面を、複数の巨大な岩石が転がっていく。
その岩石が、突然オレンジ色のトゲが生えた岩石球に押し潰されて粉砕。
岩石球は他の岩石を同じように次々と粉砕していき、斜面を転がる勢いのまま空中へと身を躍らせる。
空中で岩石球は人型のシルエットへと姿を変え、華麗にスーパーヒーロー着地を決める。
そしてカメラ目線でドヤ顔
今作の事件の発端は「究極の力、その源はアレンビック・クラスターに眠る」という謎のテレパシーメッセージが銀河の各所に放たれたというもの。
スパイアもまたこのメッセージを受け取った1人ではあるが、彼のバックストーリーを考えれば「究極の力」そのものには興味はなく、むしろ同星系をかつて治めていたアレンビック族が滅亡した理由との関連を調べるためにやって来たと考えられる。
主人公サムスもまた、
銀河連邦からの依頼でアレンビック・クラスターに向かっており、
作中では2番目に訪れる火山惑星
アリノスにて遭遇する。
戦闘
第1ラウンド
作中で戦闘する場所は「ハイグラウンド」。
4方を崖と高台に囲まれた開けた箱庭型のステージであるが、アドベンチャーモードにおける本ステージはいくつかの小部屋や通路が削除、あるいはゲートで仕切られており、移動範囲は限られている。
サムスは地下通路からこのステージに上がるのだが、突然何の前触れもなく現れたスパイアがマグモールでサムスを先制攻撃。
上記の通り、アドベンチャーモードでのハイグラウンドは使える通路が限られているうえ、スパイアが陣取っている階層にはこちらから到達することはできない。高台から延々とマグモールを発射してくるという、武器の性能を活かした戦法をとってくる。通常弾は跳弾するため、単に物陰に隠れただけでは安心できない。
遠距離からミサイルで攻撃するのが無難。
一定ダメージを与えると、スパイアはすぐそばの小部屋の中に撤退。こちらも後を追う形になる。
…というか、小部屋の入り口のゲートロックは初めから解除されているので、わざわざ戦う必要もなかったりする。しかし、ここで戦っておけば体力をある程度削っておけるため、どちらにするかはプレイヤー次第。
第2ラウンド
小部屋の中は上下二段構造になっており、サムスは下の階に。先にアレンビック族の無人兵器ボルドラムとの戦闘になり、これらを撃破すると上の階にスパイアが現れる。
上下の部屋は円形の形の吹き抜けで繋がっており、2ラウンド目は上の階からスパイアが一方的にマグモールで攻撃してくる。第1ラウンドとは違い密室のため遮蔽物が無いに等しく、おまけに本作には二段ジャンプが存在しないため、サムスは上の階に上がることが出来ず、下の階からスパイアを迎撃するしかない。
やがて一定ダメージを与えると、スパイアが下の階に飛び降り、ダイアランチに姿を変えて攻撃してくる。
密室のためダイアランチのブレード攻撃の範囲から逃れるのが困難。こちらもモーフボールになるとカメラも引くため戦いやすくなる。
ここでも一定ダメージを与えると、スパイアは小部屋の外へ逃走。再びハイグラウンドに戻ることになる。
第3ラウンド
外に出ると、やはりというか遠くからマグモールを連射してくる。
ついでに、ここでようやくスパイアの戦闘BGMが流れる
だが今回はサムスと同じ階層にいるため一方的な戦いというワケではなく、こちらから攻撃を加えればすぐさま飛び降り、再びダイアランチとなって攻撃してくる。
また、第3ラウンド目のスパイアは積極的にサムスに接近しつつ、マグモールのチャージ攻撃を連発して攻めてくるようになる。
この時点でのサムスの体力量はまだ心許ないため、余計なダメージを受ける前に決着をつけたいところ。スパイア側の体力も連戦の中で順当に減っているはずなので、ヘッドショットを心がければそれほど苦労せずに撃破できる。
撃破すると、シールドキーを落として撤退。以後アレンビック・クラスター各地に出没するようになる。
結末
ストーリー終盤には、他のハンター達を制し、全ての重要アイテム「オクトリス」を集めたサムスがアレンビックキャノンを起動。
宇宙空間にラストダンジョン「オブリエット」が出現すると、スパイアを含む他の6人のハンター達は我先にとオブリエットへ向かう。
サムスが最奥部へ到達した頃には、既に他のハンター5名と共に封印装置「シールスフィア」を攻撃していた。
1人だけやたらと気合いの入っているサイラックスを除き、スパイアを含めた他のハンターは棒立ちで武器を連射しているだけである
やがてシールスフィアが壊れ、中から出てきたのは「究極の力」……ではなく、ラスボス「ゴリア」。
周囲のハンター共々後ずさりするが時すでに遅く、その直後にゴリアから発された触手に身体を貫かれ、そのまま能力を吸収されたあげくボロ雑巾のようにポイ捨てされてしまう。
通常エンドではその後姿を見せることなくエンディングへ移行。
サムスのゴリア撃破と共にオブリエットも爆発して終わるため、サムスを含めた他のハンター共々爆発に巻き込まれたかのような終わりを迎える。
しかし、とある条件を達成することで見られる真のエンディングでは、ゴリアの最終形態を撃破し、崩壊するオブリエットからサムスが脱出を始める。
それと時を同じくして、爆発寸前のオブリエットから脱出する6つの宇宙船の光が見えるため、彼を含む全員の生存が示唆されるのであった。
【余談】
ちなみに、今作のハンターたちの戦闘BGMは「共通のBGMをベースに、それぞれのハンターをイメージしたテーマが同時に流れる」というものだが、
スパイアのBGMのみ、「独自のベース音が追加されているだけでそれ以外は共通BGMとほぼ一緒」という割と地味なアレンジがされている。そのため、各ハンターと遭遇した際の「デエェェェン!!」という心臓に悪いイントロがスパイアのみは割と控えめになっているため、イントロだけで誰が出てきたかすぐ察してしまえる。
逆に、複数のハンターが同時に出現した場合はそれぞれのBGMが同時に流れることになるのだが、スパイアのBGMはあまりにも地味すぎて他のハンターのBGMにかき消されてしまい、攻撃を受けるまでは居た事にすら気づかない時がある。
メトロイドシリーズ作品以外では、『
大乱闘スマッシュブラザーズX』シリーズにフィギュアとして登場したのみ。
スパイアを含めた『ハンターズ』の6人のハンターのフィギュアが収集要素として登場しているのだが、
何気に『ハンターズ』以外の作品で、6人のハンターたちの美麗な3Dグラフィックモデルを拝めるのは本作だけだったりする。
サイラックスこそ『プライム4』にてリデザインされたものの、他の5人は今だ未登場のため、
実は『スマブラX』はハンターたちの外見に関しての資料価値が高い作品だったりする。
スパイアはスーパーヒーロー着地を決めたような姿勢の公式アートのポーズがそのまま採用されている。再現度も非常に高い。
現在のところ「ハンターズ」以降の作品では、スパイアの去就については全く触れられていない。
ダイアモント族の消息についても投げっぱなしのため、今後の作品で再登場してくれることを願うばかりである。
なお「プライム4」に登場した種族ラモーンは滅亡する前、種族の救い主を探すために12人の生き残りがマスターテレポーターで脱出したことが明らかになっているが、これが今後の作品、ひいてはダイアモント族の消失に関係してくる...という展開になんねーかなもありえるのかもしれない…
追記・修正は、ダイアモント族の行方に心当たりのある方がお願いします。
最終更新:2026年11月08日 21:31