結界自在妖(うしおととら)

登録日:2012/02/03 Fri 17:57:26
更新日:2023/04/07 Fri 21:40:20
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結界自在妖とはうしおととらに登場する妖怪間鎚(まづち)、華乃狐(かのこ)、華鎚(かづち)の総称。
名前の通り、結界を自在に張ったり、こじ開けたりできる。


●間鎚
西の妖怪が用意した結界自在妖。
1体で270体の妖を封じる結界を張ることができる。

●主な活躍
初登場は、第三十四章「西の国・妖大戦」
潮の言葉を信じず、独断で白面の者を攻撃しようとする西の妖怪の切り札として登場。
東西の会合で話し合いが決裂したことにより、力づくでも止めようとする東の長の攻撃を防ぎ動きを封じてしまう。
その後、攻撃を止めようとして西の領域に入ってきた潮達をも拘束してしまう。
潮達を騙して、白面の者への攻撃に出発した際は400体が動員されいた。
お役目様の結界に穴を開け侵入し、白面の者に結界をかけて動きを封じようとするもまったく封じられず、逆にお役目様の結界からの脱出の糸口にされてしまった。
その後は、お役目様の結界と白面の者の力のぶつかり合いで生じた嵐から結界で妖怪を守り、撤退した。



●華乃狐
東の妖怪が用意した結界自在妖。
封じる規模は不明だが間鎚よりも遠くから結界を張ることができる。

●主な活躍
初登場は、間鎚と同じ第三十四章「西の国・妖大戦」
西の妖怪の白面の者からの敗走の際、西の妖怪の撤退を結界で手伝った。


●華鎚
東西の妖の協力により、間鎚と華乃狐を合わせた結界自在妖。
1体で420体の妖の動きを封じることができる。

●主な活躍
初登場は第四十三章「風が吹く前」
東西の妖により二万体が用意されていることが判明する。
白面の者復活直前に、真由子をさらうために数体が動員され、九印や潮達の動きを封じた。
捕えた真由子と麻子を四体が結界線で監禁していたが、麻子のピンチに覚醒した真由子の結界には力負けしてしまった。
最終決戦では後半に参戦。
結界で白面の者の動きを封じ、お役目や法力僧、ハマーの物とともにを沖縄の海まで押し込み、結界壁の一部を展開、白面の者の機動を奪った。



●余談
対白面の者用に作られた妖怪で、合わせたりできるのもそのため。
また自分の意志で行動することがなく(自我がない可能性もある)、ほかの妖怪の指示で動く。

藤田和日郎がキャラクターデザイン・原案を担当した妖逆門にも間鎚だけ登場する。




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最終更新:2023年04月07日 21:40