石喰い(うしおととら)

登録日:2012/09/03 Mon 22:23:39
更新日:2023/01/07 Sat 22:32:28
所要時間:約 3 分で読めます




石喰いとはうしおととらに登場する妖怪。


概要
古本や古道具に住み、人を自分の世界である結界に引きずり込み石にかえて食う妖怪。
結界内と外は完全に隔離され一般人には結界のすぐ近くを通っても全く気づかれない。
また、結界は一度破っても、放っておくと勝手に閉じてしまう。
劇中の個体は、石の鎧から石の蛇を出して噛みつかせた相手を石化させる。
人間が恐怖に苦しみながら石と化すのを眺め、最後はサクサクと喰うのが楽しみとしている。


劇中での活躍
登場する章は第一章「石喰い」。
潮の学校に運び込まれた侍の石像の中に潜んでいて、学校内に結界を作り麻子、真由子を含む女子生徒数名を襲う。
しかし、獣の槍の反応ととらから性質を聞き出した潮に結界を斬られ交戦、石の鎧を本体だと誤認した潮の隙をつき、石の蛇で石化させ追い詰める。
だが、槍により、石化が解かれ、潮の頼みで女子生徒たちを助け、潮を放っておけず閉じようとする結界の妨害をするとらを人の味方をする下種呼ばわりし、石の蛇で攻撃したことから逆鱗に触れ、稲妻で住処である石像を破壊され正体を露わにする。

正体は200年生きた双頭の大ムカデであり、弱点をとらに教えてもらった潮に左目を唾でつけた槍で攻撃され敗れる。
倒された後も女子生徒達の石化はそのままだったが槍の力により解放された。(服は治らず全裸になったが)


余談
戦いの一部を、テレビカメラで撮られ、その映像を見たヒョウが日本に来ることなり、終盤の重要人物守矢克美が潮達に興味を示す切っ掛けとなった。
石喰いとは種族名であり、とらが封印される前の時代の石喰いは鎧武者の集団を一発で石にしたものがいた模様。
OVAでの声優は、江川央生。

藤田和日郎がキャラクターデザイン・原案を担当した妖逆門にも登場、ロンドンの手持ちとして、相生召喚『月光(げっこう)』を召喚する際の元となった。




以下ネタバレ









石喰いの鎧
第四十五章「雨に現れ、雨に消え」から登場したハマーが用意した潮の防具。

白面の者との最終決戦はこれまで以上に苛烈を極め、これまでのように生身で戦うことは危険と考えたハマーが光覇明宗から研究のためにから借りていた石喰いの住処の石像を復元・改造して作られた。
石像を使った理由は、ハマーの技術でも妖怪の妖気に耐えられる軽量な防具を一から作ることは出来ず、長い間妖気にさらされた物を材料にするしかなかったからである。

防御力は生身ではなすすべがなかった新型黒炎の「穿」を難なく防ぎ、石喰いだった記憶が残っているため攻撃してきた者を石の蛇で攻撃する性質を持つ。

新型黒炎戦と最終決戦で使用され、最終決戦では、後半から着用され潮の身を守っていたが、白面の者との二対一のタイマンで槍の尾により砕かれてしまった。


余談
潮は鎧を見せられたとき、石喰いを自分が初めて倒した強力な妖怪と呼んでおり強烈に記憶に残ってる模様。
潮への防具は妖怪達も用意しようと考えており、実際に鎧が作られたが婢妖により記憶が奪われたため、何のために作ったのか忘れてしまい鎧自体も紅煉襲来時に破損してしまった。




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最終更新:2023年01月07日 22:32