登録日:2012/01/03 (火) 01:35:18
更新日:2025/04/08 Tue 21:34:17
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美少女ガンアクション三部作とは、真下耕一監督のガンアクションアニメ3作品
のこと。
この3作は監督:真下耕一、音楽・
梶浦由記、制作・ビィートレインで主要スタッフもほとんど同じであるため、まとめて呼ばれる。
「真下三部作」「少女と銃とオカルト三部作」なんて呼ばれ方もする。
だが「三部作」と言っても別に世界観やストーリーがつながっているわけではないので、言われなければ分からないかもしれない。
梶浦由記の音楽をバックに、真下監督独特の間や雰囲気で物語が進んでいく。
この作風は人を選ぶので受け入れられない人はとことん受け入れられない。
そもそも三部作ですらそれぞれ少しずつ作風が違うので、三部作の中でも好き嫌いが大きく分かれる。
キャラクターたちが持つ銃の設定はしっかりしており、特に薬莢の転がる音だとか発射音など音響関係は細かい。
『
MADLAX』(2004年)
二作目。ヤンマーニ。
ヤンマーニで有名になってしまったが、実際にきちんと作品を見たという人は少ないはず。
三部作では一番難解かつシリアスなので特に人を選ぶ。
2011年には劇中ヒロインお付きのメイドさん視点の外伝小説が刊行された。
『
エル・カザド』(2007年)
三作目。
前作までと比べるとかなりわかりやすく明るい雰囲気であり、一番手を出しやすい作品。
最終作だからか前作までの主要キャストがゲストキャラとして出てくるのでファンにはニヤリとするところ。
メインで登場するハードボイルド親父リカルドは、見習うべき訓練された百合萌え紳士。
主な共通点
「主人公はロングヘアとショートカットの少女二人組」
そしてショートカットの子が物語の鍵を握っている。
二人の心が通じ合っていく過程を描くので百合としても捉えられる。
「男は基本的に死ぬ」
基本男はかませ。男というだけで
死亡フラグにしてもいいぐらいである。
だが「
エル・カザド」にはあまりあてはまらない。
「処刑用BGM・無敵BGM」
作中でのアクションシーンの挿入歌。ある意味作品のテーマ曲である。
ぶっちゃけこれが流れたら勝ち。
メインのアクションシーンでかかる曲なので人気も高い。
他にも三作全てに
久川綾が出演している……なんて共通項もある。
余談だが監督のお気に入りなのか、三部作以外の作品でもよく出演している(.hackやTV版Phantomなど)
追記・修正があったらどーぞ
最終更新:2025年04月08日 21:34