魂魄 妖忌

登録日:2009/06/06 Sat 19:28:28
更新日:2022/07/29 Fri 18:51:06
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東方Projectの設定上にのみ存在している数少ない男性キャラクター。

先代の西行寺家専属庭師兼護衛であり『魂魄 妖夢』の爺であり師匠でもある。
能力は不明だが恐らく「剣術を扱う程度の能力」だと思われ、妖夢の台詞から察するに時間さえも斬ることができた模様。
当然、彼も妖夢と同じく半人半霊である。


◆原作設定

300年程庭師を勤めていたが、ある日突然悟りを開き、まだ未熟であった妖夢に跡を継がせ、行方を眩ました。
妖夢はこれも教えなのだろうと考えている。
また、幽々子と西行妖との関係や、幽々子が死を操る事しか出来ないのを知っており、妖夢にそれらを伝えたつもりで消えたが、
幼すぎた妖夢はその事がよく分かっていなかった。
そのため妖夢は、東方妖々夢で西行妖を咲かせるために春を集めたり、師の言葉を額面通りに受け取って辻斬りを行ったりしている。

頑固で気難しい性格をしていて、主である『西行寺 幽々子』も頼りにすると同時に少し苦手とも思われていたらしい。
妖夢に対しても剣術を手取り足取り教えるのではなく、技を盗む様にさせ、何か聞こうとすると一喝していた。

また、満開の西行妖を見た事があるそうだが「それは凄い桜だったが、もう二度と咲く事は無いだろう」と言っていた。
このことから少なくとも1000年以上は生きていると思われるが庭師をしていたのは300年だけのため、過去の700年は何をしていたのかは不明。

本編には登場しないものの妖夢の口から彼の教えについて幾つか語られている。


「私は……真実は眼では見えない、耳では聞こえない、真実は斬って知るものだと、お師匠様に教えられてきたの。だから、全ては斬らなければ始まらない。
剣が真実に導いてくれるはずなの」

「雨を斬れる様になるには三十年は掛かると言う。お前はまだ、雨の足元にも及ばない」

「空気を斬れる様になるには五十年は掛かると言う。でも、なんだかそんなに掛からなそうな気がしてきたわ」

「時を斬れる様になるには二百年は掛かると言う。……先は長いなぁ」


◆二次設定

公式絵は存在せず、二次創作では白髪の老人として描かれる事が多い。

また東方では珍しい男性+老人(他には玄爺と雲山くらい)というキャラであり、評価の高い西行寺幽々子のバックストーリーと関わる人物であるためか、
同じ設定上のキャラであるレイラ、命蓮、先代の巫女と比べて二次創作での登場が多い。


追記・修正は時を斬れるようになってからお願いします

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最終更新:2022年07月29日 18:51