京王電鉄 動物園線・競馬場線

登録日:2009/11/04 (水) 14:09:36
更新日:2024/05/13 Mon 20:24:55
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京王動物園線・競馬場線はどちらも京王電鉄の支線である。


動物園線

京王線の高幡不動駅と多摩動物公園駅を結んでいる。
1960年の多摩動物公園開業による同園へのアクセス線として1964年に開業した。

基本的には線内折り返し列車のみだが、2021年までは新宿方面への直通列車も設定されていた。
現在は多客期に10両編成の列車が線内の臨時列車として使用される。

★駅一覧

●高幡不動(KO29)
京王線・多摩都市モノレール線乗り換え。
一部を除き、ホームセンサーのある1番線から発着する。

●多摩動物公園(KO47)
多摩都市モノレール線乗り換え。
勘が良い方は気づくかもしれないが実は多摩モノレールとは平行している。

尚、多摩モノレールには高幡不動~多摩動物公園間にも駅がある(程久保駅)。
言うまでもなく多摩動物公園の最寄り駅だが、駅前には京王レールランドがある。


☆車両

2002年から専用車両として「TAMA ZOO TRAIN」の愛称を持った編成が運用されている。
  • 7000系
2011年3月末から7801Fが改装され、2代目「TAMA ZOO TRAIN」を名乗るようになった。
又、7802Fが水曜日及び7000系検査時に使われる。
  • 6000系
初代「TAMA ZOO TRAIN」で、5ドア車の6022Fが使用されていた。2011年3月で引退。

競馬場線

東府中駅と府中競馬正門前駅を結んでいる。
営業キロは0.9kmと普通鉄道の中ではかなり短い。

通常は、線内のみの折り返し列車が平日朝ラッシュ時4~5本/時、昼夜間3本/時の間隔で7000系がワンマン運転で運行される。
土曜・休日は3本/時の間隔でツーマン運転で都営車の8両編成で運行。
東京競馬開催日の日中は6本/時に増発され、下りの特急・準特急が東府中駅に臨時停車して同線と接続を取っている。
上り方面は15時52分から17時12分までの間、京王線新宿行きの臨時準特急・新線新宿行きの臨時急行列車と、東府中止まりの各駅停車がそれぞれ10分間隔で交互に運転される(上り列車最大12本/時)。
東府中止まりの列車は東府中で京王八王子・高尾山口方面の各駅停車と接続する(特急・準特急には府中駅で接続する)。
日本ダービー・目黒記念開催時は、薄暮開催のために急行の運転が終了する17時12分以降は、調布・飛田給(同駅臨時停車の準特急に接続)までの各駅停車をさらに増発する。また、上りの特急・準特急も17時以降は東府中に臨時停車する。

★駅一覧

●東府中(KO23)
平日は1番線、土休日は2番線から発車。

●府中競馬正門前(KO46)
3面2線のホーム。ホームがめっちゃ広く、競馬場開催時はかなり混雑する。それ以外はかなり閑散とするが、ホームの広さも相まって虚無感が凄まじい。
かつては1番線のみ降車ホームもあったが利用される機会がまるでなく、雑草がボウボウに生えるだけの終末感漂う空間となっていたためか、2022年の夏にとうとう撤去された。
地元住民はこの駅を使うことはあまり少なく、使うとすれば東府中駅か府中駅を利用する。
映画やドラマ撮影地によく使われる駅でもあり、芸能人が見れたり、このためだけの臨時列車が出たりするのも珍しくない。

☆使用車両

土休日や競馬開催時には京王線用の車両や都営新宿線の車両も使用されるが、本項では線内用の形式について解説する。

  • 7000系
ワンマン運転対応の2両編成が運用に就いている。
  • 6000系
ワンマン(ry
末期には旧塗装にリバイバルされた6416Fも運用されていた。




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最終更新:2024年05月13日 20:24