登録日:2011/07/05 (火) 04:46:08
更新日:2025/03/24 Mon 02:07:31
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貴様の策とやらが叶わなかった時は、このティーゲルが先に立つ!
CV:堀秀行
概要
「ダークビーダ」の四天王の一人。自称「戦闘のティーゲル」「力のティーゲル」。
ドラーケンに続く第二の四天王として登場。
四神の内の一体、白虎をモチーフにした「銕白虎」を駆る
銕白虎
儂が銕白虎で出る!あの忌々しい小僧共を一気に叩き潰してくれるわ!!
ティーゲルの愛機であるダークアーマー。
虎の頭を模した胸部と額にメタルビーダマ発射口がある独特のデザイン。
- 胸部の口「タイガーバイト」に内蔵された大型メタルビーダマ発射口「メタルビーダマ・プライマリ」
- 額に搭載された通常サイズの発射口「メタルビーダマ・セカンダリ」
から繰り出す高い攻撃力が売りで、肩の鋭利なフック「バリカットクロウ」による格闘戦も得意。
必殺技は2門からメタルビーダマを発射する「ダークメタルカノン」。
戦闘力は申し分ないのだが、パイロットのティーゲルがエネルギー残量など考えなしに暴れるためあっという間にガス欠を起こしてしまい、結果として短時間しかまともに戦えないのが最大の欠点。
人物
その名の通り力押しの戦法を好み、己の戦闘力に絶対の自信を持ち、自分の力を誇示することに拘る猪武者。
また策を練った頭脳戦や策謀を「己に自信無き者が弄するもの」と見下す非常に短気な性格で、兎に角キレやすい癇癪持ち。
「俺はこういうチマチマしたのが1番嫌いなんだァァァ!!!!」と叫びながら銕白虎のコクピットのコントロールパネルをブッ叩くのはよく見られた光景だった。
そのため参謀役のダークグンシを鬱陶しく思っている節があり、彼の忠言を無視して暴れ出す事も少なくない。
もっともダークグンシもダークグンシで、ティーゲルを「頭の足りないご主人」呼ばわりして内心軽蔑しているためお互い様といったところ。
ティーゲル自身もそんなグンシの本心には薄々勘付いているようで、「何が足りんのかもう一度言ってみろ」と凄んだ事も。
また同じ四天王でもシュリンゲと特にソリが合わないようで、彼女からは面と向かって「力バカ」呼ばわりされている。
しかし、くろボンを誘き出すために「自称」くろボンのフィアンセのピンクボンを人質に使えると判断するなど、ただの脳筋馬鹿と言うわけではないのかもしれない。
またキレさえしなければ普段の言動は冷静かつ律儀であり、そもそも自分の酷い癇癪持ちであることがコンプレックスであるかのような言動も見られ、キレ散らかして暴れてしまい冷静になってそのことを悔やむというのもよく見られた。
アニメでの活躍
初登場は14話
敗北したドラ―ケンに代わり、ビーダシティ侵略の任に自ら名乗りを上げる。
アイドルボンの絶大な女性人気を利用してビーダエネルギを集めようとするダークグンシの策であったが、失敗したため自らが出撃。
タワーや建物を壊し、瓦礫の下敷きになっても起き上がると、銕白虎の圧倒的な力を見せつけた。
やーいティーゲル、力だけのティーゲル!
力だけしかないもんやからダークビーダも、だぁー、クビだぁ……!!
うう、くだらねぇ…くだらねぇ…!
くだらねぇぞォォォッ!!!!
ハッ!やってしまった…いつもいつも俺って奴はァァァァァッ!!!
しかし短気な性格が災いし、エネルギー切れを起こし撤退する。
しろボンは集めたビーダエネルギーを撃たせて誘爆に巻き込ませる作戦を立てたが、それを行うまでもなく勝手にガス欠で戦闘続行不能になるというあっけない幕引きであった。
これ以降ブチ切れた結果撃ちまくってエネルギー切れを起こすのがネックとなり失敗を重ねる。そのためドラーケン同様、皇帝に目を付けられる。
最後のチャンスとダークグンシの策に賭ける。
だがそれは「しろボンたちのアーマーは列車もろとも爆破して始末し、ティーゲルと銕白虎には直接的な戦闘をさせず、脱出の足としてのみ使うという」というまさかの作戦であった。
ここまで部下に信用されてない悪役も珍しいだろう……
そして、ここでも癇癪を起こし一人暴走。
自らグンシの仕掛けたトラップにかかり、列車に固定させられ最終的に列車ごと吹き飛んだ。
くろボンを除く主人公側のビーダアーマー4機を一気に破壊することに成功という大戦果を挙げたが、唯一自滅した四天王ともなった。
機体を失う羽目になったのもひとえに部下との信頼関係のなさが原因である。
もし、作戦内容を仔細に伝え、ティーゲルもそれに納得できるような仲であったならば無傷でしろボンたちのアーマーを殲滅できたであろう。
その後、一度は牢獄に入れられたがプリンス殿下の恩赦で幽閉から解放される。
意外に義理堅い性質だったのか、自分を釈放してくれた殿下には真っ当に恩義を感じていた。
再登場時には殿下から「我慢」を覚える事を命じられ、なんとビーダシティの市民とともにボランティア活動に勤しんだ。
孫悟空の緊箍児のごとく、暴走しようとすると頭を締め付けるダークリングで怒りを制御させられたティーゲルは、ガラにもない善行に従事させられていた。
なぜ急に改心したのかとしろボンたちに尋ねられた時には「エンジェルボンの金粉を浴びた」というどう考えてもバレバレな嘘をでっち上げて、本人もこんな話で騙せるはずがないと内心で自らにツッコミを入れた。
そして、この与太話をどういう訳かあっさり信じたしろボンたちにもツッコむなど、この回では妙に常識的な側面を見せている。
ティーゲル「オレンジの羽募金に御協力を~」
地道な募金活動、汚い川の清掃、
着ぐるみを着てきいろボンと漫才、
幼稚園の先生と様々な仕事をこなした、
ここで地味にオルガンが上手い事が判明。
だが、彼にとっては辱めも同然なチマチマした仕事の数々に我慢は限界を超え、結局キレた。
しかしこれこそが殿下の狙いであり、真の目的は我慢を覚えることでなく、怒りのエネルギーを貯め込むこと。その貯め込んだパワーを一気に放出することで飛躍的にパワーアップした。
だがシュリンゲと手柄を争い作戦は破綻、くろボンにあっさり倒される。
仮にも敵幹部の1人が市民に混じってボランティア活動を行うというシュールな絵面が繰り広げられるこの回と、翌週の四天王再登場の話はなかなかカオスな話なので是非見ていただきたい。
ちなみに彼の正体は「トラロン」である。
専属の部下
ティーゲルの右腕。
その名の通り軍師として作戦立案を担当し、ティーゲルを補佐する。
しかし上記の通り、後先考えず力任せに暴れ回る事を好むティーゲルには疎まれており、はっきり言って折り合いは良くない。
もっとも彼も彼でそんな上司を「頭の足りないご主人」と陰口を叩き、また「暴走されると面倒だ」と言ってティーゲル抜きで打倒しろボンを狙ったりするので割とどっこいどっこいだが。
「鬼に金棒」「一石二鳥」など諺をよく引用する。
地味ながら変装の技術も優れており、アイドルボンのマネージャーや鉄道の責任者であるレールボンに化けている。特に後者はしろボンたちにも気づかれることがなかった。
その知略は決して侮ることはできず、彼の作戦によってホワイトゲイルII、ブルースナイパー、レッドバスター、イエローシューターの4機がまとめて葬り去られたのは事実である。やはり信頼関係のなさが敗因といえるだろう。
敗北後、連帯責任とばかりにティーゲルと共に投獄された。再登場もしなかったので去就は不明。
まあ、後半は作戦立案や指揮はダークプリンス殿下自ら行うようになったので、釈放されても恐らく出番は無かっただろうが。
ダークグンシが招聘したビーダエネルギー集めの専門家。
平兵士ながら長年ダークビーダに所属していたベテランで、だからなのかモミテボンに「先輩」と呼ばせようとする。
大の酒好きだが酒癖が非常に悪い。これまで幾度となく作戦の途中で飲酒したせいで失敗を繰り返してきた模様。
銕白虎に補充するエネルギーを確保するべく、大量のシラサギロンを捕まえまくり、作戦成功まであと一歩……のところまで迫るが、油断して途中で酒盛りを開く。
やめた方がいいというモミテボンの忠告を無視して飲みまくり、調子に乗って小躍りまでさせたが、
その隙にしろボンとカゼマルにシラサギロンを取り返された挙句、自身は洞窟に閉じ込められてしまった。
その後上司であるグンシに助けを求めて電話するも、酒をやめるという約束を反故にして酒盛りをしていたことに激怒されて「ずっとそこで頭を冷やしてなさい!」と救助を断られる。
逆ギレしてやけ酒を飲もうとしたが既に飲み切ってしまっており残っていなかった。
ティーゲル「追記・修正? 俺はこう言うチマチマしたのが、一番大嫌いなんだぁ!」
- ダークビーダを、だー、クビだ~!! -- 名無しさん (2013-06-19 20:43:52)
- 我慢を1万回数えなかったことを責めるより3千回数えられたことをほめてあげるべき -- 名無しさん (2014-08-23 01:04:55)
- 一応、何だかんだ言いつつもアーマー戦で負けてないんだよね。エネルギー切れしなきゃ押し勝ててたろうに -- 名無しさん (2014-08-23 01:25:18)
最終更新:2025年03月24日 02:07