京橋駅ゴキブリ大量発生事件

登録日:2011/09/22 (木) 18:49:26
更新日:2025/06/29 Sun 20:54:13
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※タイトルから分かるように、この項目はかなりグロテスクな表現が含まれております。
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精神的に異常が発生しようが、吐き気を催そうが
一切の責任を負いませんのでご了承下さい。










O K ?
















2006年に起こった事件。場所は大阪府にある「京橋駅」

この駅はJR線と京阪線に分かれており、2つの駅の間には広場がある。乗り換えの為に通ったり、待ち合わせ等に利用される。
だが、一瞬にしてこの広場が地獄へと変貌した。



ある日、利用客がマンホールからちらほらと出入りしているゴキブリを発見。駅員に伝え、係員達がホウキを片手に駆除を開始。
しかし、駆除してもゴキブリはうようよと湧いてくる。

それを見かねた清掃員のおじさんが、殺虫剤を片手に登場。ゴキブリが湧いているマンホールを発見すると…



\プシューーーー!/


マンホールの穴に直接殺虫剤を噴射。
これで一件落着…かに見えた。



しかし、人類は奴らを侮っていた…。



なんと、奴らは殺虫剤の猛威から逃げ出そうと、一気に湧きだした。
殺虫剤が逆効果となってしまったのだ。
始めは十匹程だったが、瞬く間に百匹近くに膨れ上がってしまった。
殺虫剤を吹き付けたところが特に激しかったが、周囲のマンホールからも湧き始めた。
無論、駅構内はパニック状態に陥った。
大きな叫び声をあげ、逃げ惑う人々。
中には勇敢に戦う者もいたが、数が多くて対応しきれない。
まさしくリアル天然戦士Gの世界。京橋駅の広場が真っ黒な絨毯で覆われ、地獄絵図が完成した瞬間だった。
これはアニメや映画の世界ではない、現実に起こった事だ。

この騒動は警察沙汰にまで発展したが、何とか治まった。


とまぁ、文字で表現するのは難しいが、一度見たら忘れられない事件である。
だが、事態は新たな局面を迎えようとしていた。




ネットの住民が動き出したのだ。


誰かがこの騒動を撮影していたようで、動画投稿サイトにアップされていた。
これに目を付けた2ちゃんねるの人々は
『京橋ゴキブリ駆除オフ会』
を開催したのだ。
この呼び掛けには100人以上のネット住民が参加し、中にはコスプレをした者もいた。
(完全に遊び感覚である)

まず、京橋駅広場にあるマンホールの穴を、一ヶ所以外ガムテープで密封。
残った穴に袋を張り付け、殺虫剤で奴らをおびき寄せて退治しようという物であった。
無許可であること、ろくに注意喚起をしていない事など、結果を考えると駆除方法も浅慮に過ぎたなど問題行動は多々あったが、
駆除しようという意気込みは本物だった。

しかし、この作戦は見事に大失敗。
最初の最初だけは上手くいったかのようにも見えたが、
ゴキブリの勢いは留まることをしらず、テープや袋の僅かな隙間から逃げ出すことに成功する個体が現れはじめ、
隙間が大きくなったからか余裕で逃げられるようになったり複数ヶ所から逃げられるようになり、すぐに手遅れの事態と化した。
懸命に始末し続けるも、みるみるうちに追いつかない数がウジャウジャと湧いて外に出てきた為(それも周辺一帯のマンホールから)、再び京橋駅はパニックに陥った。


中にはこの状況をカメラで撮り続ける猛者もいたとか。
この騒動は、リーダー格の人物が警察に厳重注意されるという形で幕を閉じた。


これらの行為は、決して面白半分でやってはいけない。
大多数の人に迷惑をかけるだけでなく、自分の身まで危険になる。
また、あまりにも大量に居付いている場合や目につく場所に現れた場合は問題だが、
海老の様に環境の掃除屋としての働きもしているため完全駆除が色々な意味で難しいという問題もある。



今でも京橋駅にはゴキブリが潜んでいるとかいないとか…


ただし、改札口周辺・駅前の駐輪場、近くの喫煙所にはひょっこり顔を出してくることがある。カサカサカサ…




追記・修正はゴキブリに抵抗感がない人がお願いします


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最終更新:2025年06月29日 20:54