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グノーシスについて - (2013/05/08 (水) 10:38:33) のソース
1ページ目 #region 『グノーシスについて』 《グノーシス》……それは、 &bold(){七耀脈の上に咲く}という&bold(){伝説の植物}、 《プレロマ草》を原料とした秘薬である。 その調合方法は&bold(){《D》と共に伝わり}、 服用することで身体能力と感応力を高め、 さらには潜在能力すら引き出す効能を持つ。 &bold(){だが、それらは単なる布石に過ぎない}。 &bold(){この薬の真の力は別にあったのだ}。 《グノーシス》は、&bold(){服用者}の&bold(){精神}を &bold(){《D》}の&bold(){御心}に&bold(){接続する為の}薬なのだ。 #endregion 2ページ目 #region &bold(){《D》}は&bold(){服用者}の&bold(){精神}を&bold(){統合}することで &bold(){知識}を蓄え、&bold(){成長}する性質を持つ。 いずれその&bold(){知識}が&bold(){《叡智》}に至ったとき、 &bold(){《D》}は&bold(){復活}するのである。 さらに《グノーシス》には 改良の余地が残されていた。 &bold(){服用者の能力を限界まで引き出せれば}、 &bold(){より多くの知識}を&bold(){《D》}に&bold(){供給できる}のだ。 それから&bold(){500年もの間}、我が教団は より効果の高い《グノーシス》の研究…… いわゆる ”儀式 ”を繰り返してきた。 #endregion 3ページ目 #region そうして、&bold(){500年前の}の&bold(){発足時}とは &bold(){比較できないほどの速度で} 《グノーシス》は完成へと近づいたが、 今一歩のところで誤算が生じてしまう。 実験の規模を大きくしたことで 遊撃士やその他の勢力に存在を感づかれ、 各ロッジ、及び教団そのものの壊滅に 繋がってしまったのである。 誠に愚かな事であると言わざるを得ない。 &bold(){《真なる神》}の&bold(){復活}のためには 多少の犠牲は付き物だというのに…… #endregion 4ページ目 #region 私は、壊滅したロッジから 実験のデータを秘密裏に回収し、 この&bold(){起源}の地クロスベルへと至った。 《グノーシス》の材料である 《プレロマ草》は&bold(){クロスベル南部}の &bold(){湿地帯}に&bold(){群生}しているため、 &bold(){材料の調達}に困ることはなかった。 また、この《太陽の砦》の深層は &bold(){中世}の&bold(){錬金術師}の&bold(){築いた}研究施設であり、 数々の高度な設備を備えている。 こうして私は恵まれた研究環境を手に入れ 遂にこの秘薬を完成させたのである━━。 #endregion