ハミルディン - アルカナアリアwiki

基本情報

【名前】ハミルディン・オドワルソン(故郷名)/ハミールッディーン・イブン=オドワール(メシェレウ名)
【種族】ドワーフ
【性別】男性
【年齢】アルカナ団参加時82歳(ドワーフの寿命は人族の2倍であることを想定)
【所属】アルカナ団『審判』
【容姿】アルカナアリア視点：不明/メタ視点：澄み切ったグレーの瞳、ドワーフにしては線が細く背が高い
【一人称】このハミルディン
【二人称】相手の名。山田太郎は太郎と呼ぶ

概要

アルカナ団幹部。ナッハール教団の開祖にして最後かつ最大の預言者。
カリスマ的人物であったがカリスマの内容はルーカニア=アーモンドなどが持っていた陽性のものとは異なり、神がかり的な言動の中にもどこか脆さや危うさを滲ませる、一種の庇護欲を誘うような陰のあるものであった。

生涯

ゴルヘイム山脈を落ち延びたドワーフの一団で綱紀粛正を担っていた誓約戦士として若年期を過ごした。裁きそのものは公平であったが、肝心の法が部族の慣習と解離していたため孤立、やがて近くを通りかかった立ち上げ期のアルカナ団へと半ば追放のようにして加入させられた。
信仰する神によって部族や個人の格や役職が規定される古代社会にあって唯一絶対の神の元の平等を説く理想主義者で、部族では孤立していた(アルカナ団で溶け込めていたとは言ってない)からである。
完璧主義者で、アルカナ団信仰が浸透し封建制秩序の到来が定まりつつあるマジョリア大陸では己の理想郷を築けないと判断、決別して南のメシェレウ大陸へ去った。
そして現地でナッハール教団を組織、第四軍団《メシェレア》を駆逐し現地の人々からファラオと並ぶ信頼を勝ち取ったものの年々蓄積していた過労により倒れ、唯一神の理想郷を現世に打ち立てるために邁進するよう弟子達に言い残して世を去った。