Wavetable LFO

Wavetable LFO


Wavetable LFOは、ウェーブテーブルを元に周期的モジュレーションができるLFO Modulatorsです。


機能説明

波形ディスプレイ
選択したウェーブテーブルとインデックス位置の波形を可視化します。
モーフィング中の形状変化をリアルタイムで確認可能です。
モジュレーション出力
クリックしてリモートコントロールのルーティングを行います。
Rate
現在のタイムベースにおける周波数設定をします。
タイムベース
Rateで使用する単位を設定します。
Hertz/Kilohertz(自由周波数)、Bars/Beat(拍単位)、Pitch(ノートピッチ基準)、Hold(保持)から選択します。
  • `Pitch`モード時、LFOレートが現在のノートピッチに連動(例:C4=261.63Hz)
ウェーブテーブル表示
現在読み込まれているウェーブテーブルを表示します。
ここをクリックするとポップブラウザが表示され、読み込むウェーブテーブルを指定できます。
Table Index
ウェーブテーブルのインデックスを指定します。
  • インデックスを変更すると、ウェーブテーブル内の形状が連続的にモーフィングします
  • これにより別のLFOでインデックス自体をモジュレート可能です
インデックスインターポレーション無効
インデックス変更時の形状遷移をスムージングを無効にします。
Amount
モジュレーター信号の強度を指定します。
± (Bipolar)
有効にすると、出力信号が -1.0〜1.0となります。
Trigger Mode
ノートONでのトリガー時のモジュレーターリセットの挙動を設定します。
Free
  • モジュレーターがノートやトランスポート(再生ヘッド)の影響を受けず、「自動で」独立して動作し続けます
  • これは通常のLFOのような動作で、常に自由に進行します
Note
  • ノートオン(MIDIノートが押されたタイミング)でモジュレーターがリセットされ、再び最初から動作を開始します
  • これにより、ノートごとにモジュレーションが同期されます
Sync
  • トランスポート(再生ヘッド)の位置に基づいて動作します
  • 再生ヘッドがどこにあるかによってモジュレーターの進行状況が決まるため、グローバルなタイミングと同期した動きをします
Grv
  • トランスポートの位置を基準としつつ、さらにプロジェクト全体のグルーブ設定(例えばスウィングやシャッフル)に基づいて動作します
  • これにより、リズム感やタイミングにニュアンスを加えることができます
  • ただし、このモードではポリフォニックな制御(各ノートごとの独立したトリガー)が無効化される場合があります
Rand
  • ノートオンのたびにランダムな位置からモジュレーターがスタートします
  • 同じノートを繰り返しても異なるモジュレーション効果が得られるため、バリエーションを生むのに適しています

φ Phase
LFOサイクルの開始位置を0~360度で調整。グローバル同期時はDAWの再生位置と連動します
POLY
利用可能な場合、ポリフォニック動作によって、ボイスごとに異なる響きや変化を与えます。

Tips

独自のウェーブテーブルを追加したい
初期プリセット以外のウェーブテーブルを追加する方法は以下のページに書いています。
Wavetableを追加する方法

関連ページ

最終更新:2025年05月05日 21:50