サンドブロゥ
《革命家》
- 名前と効果の由来はトランプゲーム「大富豪」のローカルルールの一つ「革命」(カードの強弱が逆転する)か。
《※ザキエル》
《※バルベロ》
- グノーシス主義において、最初に欲望を抱きそれゆえに堕天し物質界を生んだとされるアイオーン「ソフィア」の娘とされている存在。
ガウチョ
- まあ、一言で言うならガンマンそのものである。
- 『ガウチョ』の語源は南米のものなせいか、サンドブロゥパーソナリティーにスペイン系人名が見られる。
《荒野のひとつ星》
- ジュリアーノ・ジェンマ主演、『真昼の決闘』『荒野の一ドル銀貨』のスタッフによって製作された『荒野のひとつ星』より。
《夕陽のガンマン》
- クリント・イーストウッド主演『荒野の用心棒』から続くドル箱シリーズ第二作『夕陽のガンマン』から。
- 賞金稼ぎの“名無し”と大佐が、賞金首の強盗団を狙って駆け引きを繰り広げつつ共闘する、というもの。
- のちに「サバタ」シリーズを主演するリー・ヴァン・クリフとの対決は必見。
- 「帳尻を合わせるまでやらねばならない」というのは、恐らく名無しが賞金首の数をかぞえ、帳尻が合わない事に気づき――というシーンからか。
《俺たちの勲章》
- 松田優作、中村雅俊主演の刑事ドラマ『俺たちの勲章』からか?
《ガンマン十戒》
- ジュリアーノ・ジェンマ主演、『怒りの荒野』から。
- 主人公の若者が、リー・ヴァン・クリフ演じるガンマンより教わる心得。以下の通り。
- 他人にものを頼むな
- 決して他人を信用するな
- 銃と標的の間に立つな
- 拳も弾と同じだ 数え間違えば殺される
- 傷を負わせたら殺せ 見逃せば自分が殺される
- 危険な時ほどよく狙え
- 縄を解く前には武器を取り上げろ
- 相手には必要な弾しか渡すな
- 挑戦を受けなければ全てを失う時がある
- 殺しは覚えたらやめられない
- クライマックス、これを唱えながらの戦闘シーンは必見。燃え滾ること間違いなし。
- なおニトロプラスの『続・殺戮のジャンゴ』の広告でもパロディされ、エロゲ版が作られていた。
《ガンマン無頼》
- フランコ・ネロ主演の『ガンマン無頼』より。
- 映画中でネロ演じる主人公は、他の追随を許さない凄腕の早撃ちとして描写され、実際にとんでもなく早い。
《荒野の一ドル銀貨》
- ジュリアーノ・ジェンマ主演の『荒野の一ドル銀貨』から。
- 殺し屋だった主人公は罠に嵌められ、弟と決闘をする羽目に。しかし胸にしまっていた銀貨のお陰で生き延び、復讐を誓う。
- 『ガンドッグ』の西部劇サプリでも採用された特技で、ようは「胸に入ってた何かで命拾い」という描写の元祖的な作品である。
《情け無用のジャンゴ》
- ジウリオ・クエスティ監督、マカロニウェスタンの傑作『情無用のジャンゴ』から。
- 原題『Se sei vivo spara』は「生きていたら撃て!」の意。
- 仲間に裏切られ、瀕死の重傷となった主人公が復讐を行う。フレーバー通り殺しきっておかなかったのが、悪役の失敗だろう。
《バッドアンドアグリイ》
- ドル箱シリーズ三作目、イーストウッド主演『続・夕陽のガンマン』の原題から。
- 正確には「The Good, the Bad and the Ugly」。良い奴、悪い奴、ずるい奴、の意。
- 賞金稼ぎ(良い奴)、隠し財産を狙う者(悪い奴)、賞金首(ずるい奴)の三人が主人公だが、賞金稼ぎと賞金首はグルとなって詐欺を繰り返している為、「良い奴はいない」というのがフレーバー。
《※ガンマン大連合》
- フランコ・ネロ主演、『ガンマン大連合』から。
- クライマックス、理想の下に集った人々が、銃を手にし、圧倒的な政府軍に立ち向かう場面からか。
- やはり男なら「殺っちまおうぜ! 同志達よ!(Vamos a matar, companeros)」と叫びたいところ。
《※荒野の棺桶》
- アンソニー・ステファン主演、『荒野の棺桶』から。
- ただし原題『Una Bara Per Lo Sceriffo』は「保安官の棺桶」の意。全てを捨てて復讐を行った元保安官が、過去と決別する為にバッジを水中に捨てるシーンより。
《※必殺の二挺拳銃》
- アンソニー・ステファン主演、『必殺の二挺拳銃』から。
《さすらいの一匹狼》
- トニーノ・ヴァレリ監督、クレイグ・ヒル主演『さすらいの一匹狼』から。
《墓石と決闘》
《野獣暁に死す》
- トニーノ・チェルヴィ監督、モンゴメリー・フォード主演『野獣暁に死す』から。
- 日本では俳優、仲代達矢が悪役のボスを演じたことから話題になった。
《※怒りの荒野》
- トニーノ・ヴァレリ監督、ジュリアーノ・ジェンマ主演『怒りの荒野』から。
- また、《ガンマン十戒》の出典でもある。
《※殺して祈れ》
- カルロ・リッツァーニ監督、ルー・カステル主演『殺して祈れ』から。
シスター
- 全体的にキリスト教を代表とする一神教がモチーフか。
《洗礼の秘跡》
- キリスト教で行われる「洗礼式」の事。元々はイエス・キリストが洗礼者ヨハネによって「洗礼」された事から来ている。
- 《病者の塗油》等と共に「サクラメント」として扱われ、カトリックではこれら7つの儀式を聖職者しか使えない「秘跡」としているという。ちなみに特技の元ネタになっていない残り2つは「結婚の秘跡」と「叙階の秘跡」。
《告解の秘跡》
- 平たく言うとカトリックの神父が行う「懺悔室での告解」であり、現在の日本カトリックでは「ゆるしの秘跡」と訳されている。
《聖体の秘跡》
- イエスが捕縛前、使徒たちと共に「最後の晩餐」をした時、「パンと葡萄酒」を「自らの体と血」になぞらえたことから来た儀式であり、プロテスタントでは「聖餐式」とされる儀式。
- リアルでは教派によってそれぞれ専用のパンが作られるという。
《堅信の秘跡》
- カトリック等で行われる儀式で、一般には「堅信式」と呼ばれるもの。イエス・キリストが使徒たちの前で起こした「聖霊降臨」の奇跡がベースにあるという。
《病者の塗油》
《祓魔式》
- イエス・キリストが悪霊を払った奇跡を基にした、カトリックの儀式「エクソシスム」から。ちなみにリアルでは「叙階の秘跡」で司祭となったものと、教会から正式に任じられた「エクソシスト」(かつては正式な役職として存在した)しか使用できないという。
《モーセの脱出》
- 旧約聖書『出エジプト記』にて、預言者モーセが神の命によって行った「エクソダス」からか。
デザートフォーク
- ここで、原住民というとネイティブアメリカン等の欧米から見た未開国のイメージか。
- ネイティブアメリカンは遊牧民ではないが、西部劇などで馬を乗り回すイメージが先行して誤解されるところから来ているのだろう。
- ネイティブアメリカン風の民族なら『ワイルドアームズ』シリーズのバスカーの民、『ベティ・ザ・キッド』のシヤマニ、『ガンドライバー』のレッドブラニアン、『テラ:ザ・ガンスリンガー』のオウガが相当するだろう。
《デザートシャーク》
- 砂の鮫というと「メタルマックス2」の賞金首モンスター「スナザメ」か。
最終更新:2023年09月02日 07:53