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謎のヒロインXX/性能 - (2018/09/03 (月) 09:56:36) の編集履歴(バックアップ)


2018年の夏イベント「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」に流星のごとく現れた、3騎目にして星4としては初のフォーリナー。
その名はヒロインXX。謎のヒロインXの水着版である。設定的にはセイバー・ウォーズの後、Xが色々あってこうなった。奔放だった彼女も就職して「秩序・善・星」の落ち着いたレディ(?)となり、仕事のストレスで胸に心の贅肉がついた。
水着サーヴァントの例に漏れず、期間限定のイベントガチャでのみ召喚可能。

ステータスは、HPが11250に対しATK9751とATK偏重型となっている。
カード構成はQ1A2B2のセイバー型。
hit数はQ:4hit、A:3hit、B:4hit、EX:4hit。
NP効率はそこそこ高めで、スター発生率は「コスモリアクター」と全体的なヒット数の多さにより、Q1枚の割には高め。

クラススキルは以下の4つ。

  • 「領域外の生命 D」:フォーリナーのクラススキル。毎ターン2個の星獲得と、気休め程度の弱体耐性を持つ。
  • 「コスモリアクター B」:X時代から引き続き持つ専用スキルだが、若干ランクダウン。スター発生率を底上げする。
  • 「単独行動 A」:新規で獲得。クリティカル威力が上昇。星を吸いやすくATK補正がないクラスのため地味に効く。
  • 「騎乗 A」:X時代から持つ。データ的にはランクダウンしている。Quick性能が若干上昇。

ちなみに「神性」の無いフォーリナーは初。

その他、特性は基本的にXに準ずる(騎乗持ちアルトリア顔アーサー。ただし、弓ギル宝具の特攻対象外)が、何故か「愛する者」が追加されておりブリュンヒルデ宝具の特攻対象。
敵として出た場合は、アルターエゴの手持ちが足りないならブリュンヒルデをアタッカー起用するのもアリ。

スキル

【スキル1】乗着 EX CT:7-5
1Tの無敵と攻撃力アップを得るスキル。
攻撃力アップは30-50%と大きく上昇する。強力な副次効果付きの無敵スキルにも関わらず、CTが非常に短い。
どちらの効果も有用だが、何も考えずに攻撃力アップに使うと宝具を躱せなくなるので、その戦闘でどちらの効果が重要かは考えて使う事。

【スキル2】刑事の直感 E CT:6-4
スターを獲得し、自分のスター集中度を1T下げるスキル。
スター獲得量は最大20個と多い上にCTが短いため、星供給サポートとしては非常に強力。
……しかし、自らアタッカーとしてクリティカルを叩き込みたいXXの仕様とは微妙に噛み合っていない。
スター集中系の効果でマイナス分を相殺してしまうか、サポーターのAクリティカルでNPを貯める等に使うと良いだろう。
ちなみに類似した性能の新宿のアサシンの「天巧星」と違い、こちらはレベルを10にしないとスター集中ダウンが完全には機能しない。フォーリナーの集中度は高めなので、レベルが低いと中途半端にしか下がらない。
仲間(特にフォーリナー統一時か、キャスター・アヴェンジャー)に吸わせる運用なら、なるべく高くしたいところ。

【スキル3】最果ての正義 A CT:7-5
NPを獲得し、1Tの無敵貫通と〔人類の脅威〕特攻を得るスキル。
〔人類の脅威〕については、ブリュンヒルデの「愛する者」同様、傍目には対象となるキャラクターが不明。
現在判明しているものについては下の折り畳みを参照。
傾向としては、

  • クラススキル「領域外の生命」を持つサーヴァント。XX自身は対象外
  • メカエリチャン系列。量産型まで含むかは不明
  • 空想樹*1とその種子

等が対象となる様子。
特攻倍率は30-50%と「魔力放出」系と同等。対象と効果時間が限定される割には倍率は抑え目。
NP獲得量は20-30%と、最短CT5としては使い勝手が良い。
特攻が刺さる場面は少ないため、積極的に切って宝具回転率を上げることを主に考えよう。

+ 〔人類の脅威〕特性持ち一覧
Class Rare Name
4 葛飾北斎
4 メカエリチャン
メカエリチャンⅡ号機
5 アビゲイル・ウィリアムズ
葛飾北斎
楊貴妃
アビゲイル・ウィリアムズ〔夏〕
ヴァン・ゴッホ
ジャック・ド・モレー
5 オベロン
エネミー -
- ゴルゴーン(7章)
- スペース・イシュタル(バトル・イン・ニューヨーク 2019)
- 量産型メカエリチャン
- 空想樹の種子
- 空想樹
- BBホテップ(2018夏イベ敵?)
- BBB(2018夏イベ敵)
- 羅刹王・髑髏烏帽子蘆屋道満
- アルビオンの竜骸
- 魔犬バーゲスト
- 祭神ケルヌンノス
- オベロン
- ダゴン
- 暗黒の仔山羊
- ORT

宝具「 蒼輝銀河即ちコスモス (エーテル宇宙然るに秩序)

A属性の単体攻撃宝具。攻撃力強化を1T得てから、〔セイバークラスのサーヴァント〕特攻の攻撃を行う。
OC効果は攻撃力上昇倍率の強化で、特攻対象以外でも火力が強化される。また宝具後の追撃にも乗る。
特攻対象の仕様は謎のヒロインX〔オルタ〕と同じ。「元のクラスがセイバーだが別クラスに変更されているサーヴァント」は対象だが、 「元のクラスがセイバーではないがセイバークラスに変更されているサーヴァント」は対象外。

総括

スキルはどれもCTが短く、癖はあるが優秀なのでこれらを上手く使いたい。
一方特攻についてはX以上に機能させにくいため、メインアタッカーとしての活躍は微妙にしにくい。
無理に特攻を狙おうとはせず、クラス相性を生かしてバーサーカーまたはフォーリナーに宝具を叩きこむ役、
アルターエゴ以外ならある程度殴って星も出せるArts主体のアタッカー、として運用すると良いだろう。

現状でのクラス相性と特攻については、一覧にすると以下のようになる。

対象 相性
バーサーカー 与ダメージ2倍 被ダメージ0.5倍
セイバークラスのサーヴァント 宝具威力1.5倍
メカエリチャン系列(クラス変更なし) 与ダメージ0.5倍×特攻状態50% 被ダメージ2倍
メカエリチャン、空想樹(狂以外) 特攻状態50%
アビゲイル・ウィリアムズ葛飾北斎 与ダメージ2倍×特攻状態50% 被ダメージ2倍
メカエリチャン、空想樹(狂) 与ダメージ2倍×特攻状態50% 被ダメージ0.5倍

理屈としては「元キャラがセイバーだが戦闘上でバーサーカー扱いとなる、〔人類の脅威〕特性持ちサーヴァント」が敵として出れば最高の性能を発揮出来る……が、〔人類の脅威〕のついたセイバーが現状いない為、完全に机上の空論である。
対セイバー、対〔人類の脅威〕特攻が両方機能するのは、混成編成等でそれぞれ対象がいる場合くらいと見るのが無難。

相性の良いサーヴァント

Artsが主軸で、かつスキルのCTが短く優秀なので玉藻の前と相性が良い。
特に、普通は狙うのが難しい玉藻のAクリティカルが「刑事の直感」によって現実的なものになるため、玉藻の宝具をより回転させやすくなる。
術ギルは、ヒット数の多さを活かして星をより出せるようになり、またXXが持たないA強化を付与出来るのが長所。
水着メイヴは、星出し+クリティカル強化+A耐性ダウンとXXが欲しいところを埋めてくれる上に、自身はNPが勝手に貯まりサブアタッカーとしても動ける。
アントニオ・サリエリは星出し+防御ダウン+A耐性ダウンと、こちらもXXに必要な部分を埋めつつ「刑事の直感」で出した星を吸ってクリティカルを叩き込める。
またフォーリナー仲間であるアビゲイル・ウィリアムズ葛飾北斎とは、共にバーサーカーを一方的に攻め続けられる上、A主体同士、「領域外の生命」で礼装すら使わずに星を得られる、と組み合わせやすい。難点は星の取り合いになることだが、Arts札や「刑事の直感」による星を捧げ、NPを加速させることぐらいは簡単だろう(設定上は宿敵なのはさておき……)。

相性の良い礼装

NP30%を獲得するスキルを持つので、サポーターからNP20%を貰って即宝具を撃てる初期NP50%系礼装と相性が良い。
例を挙げるならA性能と宝具火力を共に引き上げるダイブ・トゥ・ブルー、〔人類の脅威〕持ちに神性持ちが多いことを利用してフォンダン・オ・ショコラ等。
また、熱砂の語らいなどのスター集中礼装を使えば「刑事の直感」のスター集中ダウンを踏み倒す事もできる。