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月とラブリュス

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詳細情報

イラストレーター
都筑禰己
解説

戦神たるアレスの象徴としての斧が、女神アルテミスの象徴たる月の光でその刃を輝かせる。
古代ギリシャ語ではペレキュス、後にローマや英語圏においてラブリュスと呼ばれる形状の両刃斧は、クレタ島のミノア文明の中で時に象徴的な役割を担っていたと言われ、古代ギリシャの一部地域において貨幣の模様として使われる程であったと言われているが―――アマゾネスの女王たるヒッポリュテもまた両刃斧を用いていたという伝承が、紀元2世紀頃のローマの書物において語られている。

ヘラクレスは戦いに敗れたヒッポリュテの斧を剥奪し、自らと縁のある女王オムパレーに贈り、その斧は長く女王を守護したと同じ書に記されていた。
何故、ヘラクレスがその両刃斧を持ち出したのか、そして何故オムパレーに贈ったのか。その理由は狂戦士ならざる状態の大英雄でもなければ解らぬ事であろう。

だが、その話を聞いたヒッポリュテは静かに微笑む。

「何故、あの斧が然様な旅路を経たのかは問うまい。
 重要なのは結果だ。遠き地であろうと、誰かを護り
 続けたというのであればそれでよい」

「灼熱の輝きではなく、暗闇を淡く照らす月明かりの
 輝きと共に、あの斧は振るわれるべきだからな」

「だからこそ、私はマスターの下でこの斧を振るえる
 事が嬉しいのだ。カルデアにアルテミス様がいるから
 というわけではないぞ? 君の歩みこそが、暗き夜を
 歩む人々を安堵させる月明かりだと、他ならぬ私が
 信じているからだ」

入手方法

性能


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最終更新:2026年04月26日 11:32