アストリア
暗黒竜と光の剣、紋章の謎に登場する
アカネイア王家に仕える
勇者。
1部では恋人
ミディアを人質にとられ、やむなく敵対しているが彼女の説得で加入する。
FC版及び新暗黒竜では複数の
シューター達がいる13章「
グルニアの木馬隊」にて登場。
FC版から仕様変更でシューターが遠距離攻撃ユニットになった新暗黒竜では、多数の遠距離攻撃の中を掻い潜りながら彼の説得だけでなく同じ章内で加入する
ベックのいる村を
盗賊2体からも守らなければならなくなり難易度が上昇している。
2部では7章~9章、16章と4マップに渡って登場。
このうち7章~9章は完全に敵役。
彼が率いる勇者&
スナイパーたち(作中では傭兵隊と呼ばれている)とは、無策で正面からぶつかると間違いなく被害者が出るだろう。
民家の情報や
マルス達の会話からも分かるとおり、章クリア条件とは無関係だが、マップの難易度を上げる「避けるべき強敵」として存在している。
7章ではこちらから手を出さない限り不動だが、不気味に沈黙を保ったままこちらにプレッシャーを与えてくれる。
8章では、6ターン経過と同時に
ハーディンの号令で襲いかかってくる。
特に9章のカダイン砂漠では、ただでさえ
移動力が落ちているところに追撃部隊として出現するので、プレイヤーは焦ること間違いなし。
ちなみに彼らの出現場所を押さえ込む際に、アストリアの枠だけを残すと「アストリアが現れた!」というメッセージになってしまう。何だかシュール。
最終的に親友
ジュルジュジョルジュの説得で、16章で仲間に加わる。
最初から上級
クラス、特に2部では最強の剣
メリクルソードを持っているので、勇者系のキャラが育っていない時は、代わりに彼を育ててもいい。
が、結局は
オグマや
ナバールを育てた方が強かったりする。玄人向けのキャラといったところか。
新・暗黒竜では紋章で一度消された「おんならしくなったね」が復活。
その一方でマルスとの会話では「万が一、貴公が
ニーナ様のお心を利用しているのであれば容赦はしない」と、マルスを信用しきれていない面を見せる。
結果、暗黒竜の軟派な部分と紋章の頑固な部分を併せ持った人物像となった。
一方で性能の方は今作では不遇な初期上級職加入キャラ(※超成長率の
ウルフ&
ザガロ除く)ということでお察しの通り。
一応FC版・SFC版からHP初期値が2だけ上がっていたりするがそれ以外の能力はそのまま、勇者時の成長率もFC版・SFC版と全く同じ(下がらなかっただけまだマシだが)。
普通に進めていれば加入時期のこの頃にはもう序盤からいるユニット達もそれなりに育っているため、
ジェイガン等のように主力が育つまでの繋ぎとして使う出番も見込めない。
何気に
ウォーリアーor
バーサーカーにするとHP成長率が110%になり、ウルフ&ザガロ以外の上級職の中では唯一1回のLvUPでHPが2上がる可能性がある貴重な存在だったりする(下級職まで含めても他は
オグマと
シーザのみ)が、代わりに速さ10%&守備5%と酷い事になる他、当然初期値の方は低いため
成長吟味しまくらない限り大して強くならず、結局のところウルフ&ザガロ以外の他の大多数の上級職加入キャラ達と同様加入するだけでその後使われる可能性はほぼない。
とはいえどのみちデフォルトの勇者時でも速さ20%&守備10%と大して育たないため、開き直ってHP110%だけでなく力も70%で育つウォーリアーorバーサーカーにしてしまうのも手。
それでも使われないだけならまだマシで、今作では
外伝に進みたい場合に「総ユニット数15人以下(
マルス含む)」という人数制限があるせいで、進む場合には高確率で恋人のミディア共々加入章内の
シューター軍団の攻撃を受ける位置にわざと放置され加入後即座に殺されてしまう事も(無論加入章前の外伝に行くためにミディアが死亡済の場合には敵のまま殺すしかない)。
新・紋章では「元々は傭兵隊の隊長で、騎士団出身のミディアとも最初は不仲だった」という設定が追加された。
出自がわかっていそうでわかっていない人だったのだが、とりあえず貴族ではないらしい。
増援部隊として出現する際にアストリアが戦死していると、アストリアの無念を晴らすべく、追跡してきた台詞を聞く事ができる。
今作では他の大多数のキャラ達と同様に成長率も大幅強化され、期待値では初期上級職Lv5加入ながら全ステータスで初期上級職Lv1加入の前作のものを上回る程に。
ウォーリアーorバーサーカー時にLvUP1回でHP2上がる可能性があるのは前作と同様なうえ、今作ではそのままでもHP成長率100%になりLvUP時に必ずHPが1上がるようにもなった。
ただし、強化されていても合計成長率は並程度&初期値低め&加入時期が16章と微妙に遅めな他、何より数章に渡ってしつこく追いかけてきていたというキャラ自体の印象の悪さもあり、残念ながら過去作同様使われる可能性は低め。
特に難易度
ルナティック等では余程慣れた人以外使っている余裕はないだろう。
SFC版では単なる誤字だったと思われるセリフの「ジ
ュルジュ」が直されずそのまま残っていたり、今作では
ハードブーストがない故に高難易度だと名無しの部下達よりも大分弱い能力の隊長として登場したりと、ネタ要素だけはあるのだが。
実は、アカネイア勢で唯一捕虜にされた事の無い人物だったりする
(
暗黒戦争のジョルジュはドルーア軍に捕らわれた後に脱走し、マルス軍に加わっている。
リンダは英雄戦争で
マケドニア軍に捕らわれている)
最終更新:2025年09月08日 20:36