勇者

勇者

他作品ではロードが勇者のような立ち位置にあるが、同作品での勇者は傭兵が名声を得て昇格した存在となっている。
傭兵ともども非常に多くの作品に登場する。
基本的には傭兵の上級クラスという位置付けだったが外伝、蒼炎、暁は主人公専用兵種、聖魔及び新暗黒以降は戦士からもCC可能など、扱いは多様化している。
ステータス的な特徴はシリーズ内でも一定しており、技が高く、他の能力も平均値以上と高いレベルでバランスが取れている。
主な使用武器は。それに加えて外伝ではが、GBAシリーズ、蒼炎、新暗黒竜以降ではが扱える。
ちなみに武器として勇者シリーズが存在するが、ネーミングが似ているだけで本クラスとはあまり関係なく、ほぼ別枠の扱いとなっている。
主にオグマ系と呼ばれるキャラが就くことが出来、オグマアルムアイクら最強クラスのキャラが多く属する
エースユニットの代名詞とも言えるファイアーエムブレムの花形的なクラス。
作品毎の詳細は下記を参照。

暗黒竜と光の剣

傭兵の上級クラス。使用武器は剣。
基本値が高く、オグマ、ナバールなどの所属キャラも強力なため、エースユニットして活躍出来る。
ただし、その能力の高さ故に敵として出現した場合、FC暗黒竜の必殺率を運で相殺出来ない、追撃は攻速差1以上で成立するという仕様上、
味方にとってもかなりの脅威となる存在。特に終盤に登場する勇者は装備も相まって雑魚とは言い難い強さになっている。

外伝•Echoes

主人公であるアルムの専用クラス。使用武器は剣、弓。
傭兵ではなく戦士からイベントを経てクラスチェンジ(CC)する、魔戦士ほどではないにせよ基本値が高く、アルム自身の能力の高さと弓の使い勝手の良さから常に自軍の中核として運用出来る。
リメイク作のEchoesではレベル20になった勇者アルムをDLC「大いなる覇王の祭壇」(現在は購入不可能)に連れて行く事でオーバークラスオーバーロード」にクラスチェンジさせる事ができる。

紋章の謎

傭兵の上級クラス。使用武器は剣。
CC時の能力値変化の仕様変更(基本値までの引上げ→現在値にプラス)、所属キャラの強化、他クラスの弱体化などにより
相対的に強化され、勇者=エースユニットというイメージを確固たるものにした。
また、特効武器のソードキラー(剣)が登場し、初めて被特効クラスにもなった。
グラフィック面でも優遇されており、使い回しではあるが通常攻撃モーション、必殺攻撃モーション共に2種類ずつ用意されている、後のシリーズでも派手な攻撃モーションを持つ剣士、傭兵系の元祖と言える。

封印の剣

傭兵の上級クラス。使用武器は剣、斧。
勇者としては初めてクラス固有の上限値が設定され、トラキアのマーシナリーを踏襲して使用武器に斧が加わった。
オグマ系のディークをはじめとしてキャラ、クラス性能共に安定した水準だが、歩兵系ではソードマスターが非常に強い。
さらに同じバランス型であるパラディンはシステム的に有利な面が多く、キャラ性能、上限値も勇者と互角のものを持っているため、以前の作品に比べると若干の陰りが見える。
特にハードではハードブーストも影響してかその傾向が顕著。
シリーズ中唯一の女性勇者であるエキドナがいるという意味では特別と言えるかもしれない。

烈火の剣

傭兵の上級クラス。使用武器は剣、斧。
クラス性能自体は封印の剣と変わらないが、所属キャラのレイヴァンハーケンが非常に強く、
斧の命中率と3すくみの影響力が強化され、競合クラスが様々な面で弱体化(上限値、必殺補正)するなど、
仕様変更の多くがプラスに働き、ヘルプ説明通りの「戦場の主役」に返り咲いた。
特に手斧による地雷戦術はかなり凶悪、この頃から剣の存在感が明らかに薄くなっている。
特効武器のソードキラーが斧として復活したが、こちらも斧を持てるため剣士やソードマスターと違い3すくみ補正を避けることが出来る。…当たってしまうと超ダメージなので基本的に避けたほうが良いが。

聖魔の光石

傭兵、戦士の上級クラス。使用武器は剣、斧。
選択式のCCにより戦士からもCC可能になったが、今回も他に目立った仕様変更は無く、GBAシリーズでは希少な事例。
所属キャラはジスト(傭兵)、ガルシア(戦士)、ロス(戦士)の3人。
ジストが勇者になった場合はエースと呼ぶに相応しい活躍が出来るが、戦士2人は能力のミスマッチもあって微妙な強さ(力上限値の差が大きい)、
ジストにはフォレストナイトという強力な選択肢もあるが、能力的には勇者のほうが無駄が少ない。
クリア後も考慮すると烈火より少々出番が減っているかもしれない。

蒼炎の軌跡

グレイルの専用クラス。使用武器は剣、斧。
グレイルはNPCのためPCとしては操作不可。
ただしアイクの上級クラスであるロードが上限値、奥義スキルで勇者と共通しており、実質的には勇者のような扱い。
詳しくは当該項目を参照。

暁の女神

アイクの専用クラス、勇者と書いて「ブレイブ」と読む。使用武器は剣。
奥義スキルの天空は弱体化したものの、アイク自身の高い能力と高性能な専用武器、高い上限値のおかげもあって蒼炎ほど圧倒的な強さではないが、依然として強力。
更に最上級クラスの神将(ヴァンガード)にCC出来る。

新暗黒竜と光の剣

傭兵の上級クラスだが、兵種変更により特定兵種のキャラなら全て就くことが出来る。使用武器は剣、斧。
旧シリーズで傭兵系だったナバールとラディは剣士系になっており、勇者にはなれない。
上限値はGBAシリーズと同じだが、基本値が高くなっている。
特筆すべきは兵種変更した際の補正値の高さ。技、速を中心に基本値が他兵種より高く設定されているため、兵種変更を行うと大体の場合において総合力が強化される。

例えばウォーリアから兵種変更した場合はHP-4、力-1、技+8、速+4、守+2、防+2と差し引き+9。
バーツウザのように元が強力だが、クラスが微妙なキャラには特に恩恵が大きい。
逆にオグマのような生粋の傭兵系は能力の大半を基本値が占めており、勇者以外に変更すると微妙な強さに。

他作品に比べて色々と特殊な部分が目立つがストーリーを進める上ではやはり強力なクラス。
イメージ的に合わない部分もあるかもしれないがバーツ、ウルフあたりの最終クラスとして最適である。

新紋章の謎

勇者自体の仕様は新暗黒と同じだが、手斧の威力低下、バーサーカーの速さ大幅強化、ユニットの成長率上昇、上限値が重視されるようになった環境などが重なり逆風。
さらにハードモードクリア後は、男性キャラは基本的にどんな兵種にもなれることもあり、前作とは打って変わって微妙な兵種となってしまった。
特にルナティックだと上限値でもメディウスに追撃されてしまうのが痛い。

覚醒

傭兵、戦士の上位クラスで、使用武器が剣と斧というのは過去作と同じ。
傭兵素質持ちはマイユニットグレゴティアモ、フラヴィア、ドニ、パリス、アズールと彼らの子供、及びヴェイクの娘。
戦士素質持ちはマイユニット、ヴェイク、ガイアバジーリオ、ドニ、パリス及び彼らの子供、並びにジェローム。戦士素質持ちは男性のみ。
与えたダメージの半分回復可能な奥義「太陽」と直間両用攻撃が可能な手斧系武器、あるいはラグネルを持てば地雷戦法が捗るので強兵種の一角とされている。
傭兵組は武器が長持ちする「武器節約」と合わせると継戦能力に磨きがかかるので、両スキルともぜひ習得しておきたい。

if

ベースは覚醒の勇者と同様だが「ブレイブヒーロー」と名前を変えて登場。
マーシナリー(傭兵)とアクスファイター(戦士)からクラスチェンジ可能。
今作はスキルの発動率をコントロールするスキルが増えたため「太陽」はより安定性を増して強力となり、闘技場でこのスキルを持ったユニットは勝率がグンと上がる。
他にも「斧殺し」のスキルを習得する。

幻影異聞録♯FE(Encore)

ナバールのクラスチェンジ先の一つ。
ソードマスターよりも速さ、守備魔防が高くなるがHPは低い。
覚醒同様太陽を習得し、火炎属性のスキルも強化される。

風花雪月

男性専用の上級職で、要求技能は剣B斧C。兵種スキルは「待ち伏せ」と「剣の達人」。マスタースキルはHP25%以下のとき力+8の「力の覚醒」。
待ち伏せは傭兵をマスターすることで手に入る、剣兵種としてはソードマスターやアサシンと比べて兵種スキル、成長率、兵種補正の全てが微妙なため、敢えてこの兵種になる意義は薄い。そのためか、無双では削除された。

エンゲージ

再び名称が「ブレイブヒーロー」となった。
剣の他に扱う武器を槍か斧か選択できるようになった。
HPが満タン時に自身のチェインアタックが二回攻撃になるスキル「助太刀」を所持する。
太陽は習得しない。

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最終更新:2025年04月15日 06:13