本項ではロマプルスにおける政治を解説する。


概要

 エープリースタの政治は、その民族が経た歴史の影響により複雑であり、またディアスポラしていることで多国間に跨ぐことやネーション概念が熟成しなかったために一定しないことで広い多様性を持つことが特徴である。
 エープリースタの政治的派閥は、1)エープリースタ・プルス共和国時代に遡るエープリースタ民族の団結を目指す民族主義者、2)各種族の利益を重視する種族主義者、3)それぞれの居住国の利益を優先する共同体主義者、4)大宇宙連合会議規模の国際調和をエープリースタに必要なものと看做す協調主義者の四つに大きく分けることができる。

各主義者

エープリースタ民族主義者

 民族主義者はエープリースタを一つの統一体として捉え、エープリースタ・プルス共和国の時代を再現することを企図する。このため、プルスティアを非常に好意的に見ている一方で、過度なナショナリズムやプルスティア原理主義の傾向もあるため、プルスティア自身からしてみると必ずしも歓迎される存在ではないとされる。
 大宇宙では、エープリースタ評議会を安定化する代表者として捉えられ、支援も厚い一方で介入しようとする国による種族主義者への支援に辟易している。

エープリースタ種族主義者

 種族主義者はエープリースタの九つの種族のいずれかの利益を重視する主義である。このため、実際には種族主義は九つ(以上)存在している。ある種族主義者が別の種族主義者に対して協調をするとは限らず、特に天稟(リーヴノーサ)種族にはその傾向が強い。
 民族主義者とは常に対立関係にあり、お互いを牽制している。

エープリースタ共同体主義者

 共同体主義者はエープリースタ民族が住む国家や共同体を支持する者たちであり、彼らの殆どは該当国家などの恩恵を強く受けているか、社会的な制約の中に置かれている。ロマプルス政治の内部では非常に力が弱いとされている一方で、虐げられている真のエープリースタであるという見方もある。

エープリースタ協調主義者

 協調主義者はプルスティアの平和主義を継承し、大宇宙連合会議規模での国際協調を必要視する。

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最終更新:2021年12月18日 03:09