「終端記号」シリーズ(理:akrapt fon lususal)は、ファルトクノア映画庁によるマルチメディア連動企画。初作である映画「終端記号」から、数十年もの間大宇宙全体で親しまれる名作として知られるだけではなく、再始動企画や各地の作品とのクロスオーバーなども盛んであり、勢いは衰えていないとされる。
沿革
端緒
ファルトクノア内戦後、復興のための政府再編においてファルトクノア映画庁は国家産業行政庁への再編を計画されていた。しかし、国家産業行政庁は財務省管轄であり、内務省管轄であったファルトクノア映画庁のキャリアは牙城を崩されかねないと大きく反発した。また、元映画庁の部署として計画されていた国家産業行政庁映像芸術局の予算は当初の六分の一に縮小されることが計画されていたことが、現場の映画庁職員や映画製作に関わったファルトクノアの映画監督、脚本家、果ては俳優にまで反感を抱かせた。
ファルトクノア映画庁管財管理部長は、内務省のツテを使って政府再編における統合を「最後の作品」の完成まで待つように言質を得た。管財管理部長は映画庁長官にこれを叩きつけ、これが後に大成功となる「終端記号」シリーズの成立に繋がることになる。
初作映画「終端記号」
最終更新:2021年08月27日 15:19