ここではアポラ星系国際連盟(星連)の軍事関係の情報について述べる。

凡例

◆宇宙軍…1692年のジーラン級から

星系情報時代

時期:1653年→1705年
 星系情報時代は
◆ジーラン級宇宙艦

星系間通信時代

時期:1705年→1740年
◆パシュト級宇宙艦

高度ロボティクス時代

時期:1740年→1780年

植民地解放(シャグマ=ラゴン)戦争時代

時期:1780年→1798年
◆エルト級宇宙艦

ファルトクノア内戦時代

時期:1798年→1809年
◆マンマール級宇宙艦

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星連宇宙軍

 星連宇宙軍は大宇宙連合会議に現在接触したのちのシンテーア暦1708年に設立された。2000年現在全6艦隊によって構成されており、第Ⅰ~第Ⅳ艦隊は各星系の護衛を、第Ⅴおよび第Ⅵ艦隊は星系の護衛および侵攻のための部隊として転用可能なように設計されている。代表的な艦船には星連最大の軍艦である戦艦「アポラ」が存在する。
 宇宙艦パシュトは、アポラ星系国際連盟で初めて長さが2000mを超えた軍艦であり、宇宙艦の艦種再区分の前に建造された唯一の「宇宙艦」級である。各パーツは星連それぞれの分野の大手の企業が製造しており、エンジン系はランディオン社、シールドおよびデフレクターなどはラスト社、兵装はフォーヴィヘイル社、通信系はサフュト社が担っている。これらの企業は今後の軍艦のパーツの設計も担うこととなる。
 パシュト級は1720年代ごろから銀河諸国の軍事力に対して微力ながらも追いつこうという意向から建造されるに至った。実際のところ国威発揚のために建造され、実戦投入はしない予定だったがマーカス内戦にパシュト級の軍艦が派遣されるなどした。アポラ動乱では軌道降下のための惑星揚陸に使われたり、最後まで戦ったパシュト級の宇宙艦である「フィルシュア」はアンドロイド帝国の巨大機甲兵器と激しい戦いを見せた。

第2世代軍艦(18世紀後半)

第3世代軍艦(19世紀前半)

第4世代軍艦(19世紀後半)

宇宙戦艦「アポラ」

 星連最大の宇宙戦艦アポラは187X年に竣工し、188X年に進宙した。隣国マーカス連邦や元経済的宗主国であったファルトクノア共和国などの影響を強く受けた結果、宇宙戦艦アポラは星連の持つ艦隊の中でもとびぬけて高い威力を持つ軍艦となった。星連のできる限りの技術の粋を詰め込んだこの戦艦は現在でも改修と強化が行われており、現役である。

幻の0番艦「シュローフ」

 星連本部である「シュローフ」と同名の設計予定の戦艦が0番艦として存在している。星連の見解としてこの軍艦は過去に実際に設計予定だった軍艦の計画が破棄されたものとしており、公式にそのシュローフの設計案などは既に公開されている。しかし、破棄された原因などは明らかになっておらず、歴史的な経緯としても軍艦としての計画が破棄されて間もなく、こんにちの星連の首都である惑星間宇宙ステーションの方の「シュローフ」の計画が発足するなど、ある種の都市伝説としてもてはやされている。
  • 以下、星連最高評議会より
    星連の現状の首都であるシュローフは、国家の存亡の危機に瀕したときには軍事転用し、すぐにでも銀河諸国の最大クラスの火力を誇る巨大兵器として使用可能である。区分としては一般的に「ZHL兵器」としてあつかわれる点からまさに諸刃の剣ではあるが、神の一手として残しておくことは星連最高評議会においても非常に有効な手段だと認識している。銀河諸国がこの事実には気づくことはないだろう、少なくとも銀河一般には兵器ではなく「星連の融和の象徴でもある首都機能を持つ場所」として知れ渡っており、当然のごとく偽装もしているからである。

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最終更新:2019年10月04日 19:17