チビキャラのニッテン |
生年月日 |
Sint.1510年12月7日 |
出生地 |
ノートック1 クファーズ民主共和国 |
出身校 |
不明 |
前職 |
マーカス連邦大統領(初代) クファーズ民主共和国大統領 |
称号 |
時代飛来者、 鉄骨総統、 ルリトヴァー・クルース(連邦の血)、 フークト・スミータル(不滅の監視者) |
配偶者 |
不明 |
親族 |
不明 |
ゼクルース・ウォーラー・ニッテン(磨:DZEKROUZ WAULIR NICTEN)は
マーカス連邦のサイボーグであり、マーカス連邦総統、大統領(初代)、建国者、名誉革命指導者、クファーズ民主共和国大統領、政治家、庭師。
マーカス連邦における代表的人物であり、国内では畏怖と敬意の念を込めて「
ニッテン総統」と呼ばれる。国際的にも数少ないサイボーグ政治家としてよく知られた人物である。
概要
ニッテンは
エルミア帝国に対抗するため、当時優柔不断な政治を続けていたマーカス宙域周辺の諸国を強権でまとめあげ、
マーカス連邦を結成し、同国大統領(後に総統)に就任し
エルミア帝国の脅威に対抗した人物である。
エルミアとの外交戦略によって紛争を最小限に留めつつも、エルミア内部の反乱を支援し、1537年のエルミア革命では革命軍側に軍事支援を行い、
エルミア帝国打倒に協力した(コートン戦役)。
またこの時ニッテンが搭乗していた中型宇宙船アイラムウォート号がエルミア帝国軍の宇宙戦闘機隊に襲撃され大破し、ニッテンは意識不明の重体を負った。この時、当時最新技術だったサイボーグ化手術を受けて一命を取り留めた。
その後の革命連合時代では
マーカス連邦の革命連合加盟を拒否し、独自路線を築き上げた。
略歴
生い立ち
ニッテンは
シンテーア暦1510年にノートック1のクファーズ民主共和国で生まれる。
出生時はヒューマノイドであり、幼少期は引っ込み思案な性格だった。
出世の道
エルミア帝国がゲルデンを併合をするなど脅威が迫る中、ニッテンはクファーズ民主共和国の政治家としてキャリアをスタートした。
強国団結党の党首として活動しており、この時期から
連邦形成構想を掲げた。
連邦形成構想が世の人に広く受け入れられてニッテンはクファーズ民主共和国大統領に大逆転当選を果たした。
技術強国論
大統領になったニッテンは連邦形成構想に従って
マーカス連邦を結成することを強く訴えた。
一方で連邦形成に反対意見もあり、ゲルデンの二の舞論が幅を利かせていた。これに対してニッテンは
技術強国論を唱えた。
ニッテンは国民を納得させるために演説を繰り返し、感銘を受けた人々によってダークト・ヤ・ニッテン運動(「ニッテンに力を」運動、マーカス語:DARX YE NICTEN)が巻き起こった。また、軍国主義国家の筆頭であるアルアック国、コートン公国の指導者や各地の有力者たちもこの意見に賛同し、ニッテンとの協力関係を宣言した。この背景には、裏で行われたニッテンによる辛抱強い交渉があったと言われている。また、それに賛同しない一部の有力者は失脚したり、政治の闇に葬られたりした。
マーカス連邦成立
1540年、
マーカス連邦成立。国民投票によりニッテンは初代連邦大統領に任命される。首相はテルティック・ゴスウォント・コムサル。ニッテンが最初に着手したのは、連邦工業改革法の成立であった。
しかし、連邦工業改革法についてコムサルは乗り気ではなかった。彼はエルミア帝国への脅威から今すぐにでも軍拡を急ぐべきであると主張していた。ニッテンも譲らず、「
我々は未来を正しく予想し、希望のある方へと向かわなければならない」と否定した。その間マーカス連邦では最小限の防衛戦力しか用意できておらず、明らかにエルミア帝国の侵略に対応できるものではなかったため、国民はニッテンを痛烈に批判することもあった。また、この一見で連邦体制に失望したリーエス人共和国の「
ゴールナー民主政府」が連邦脱退を表明。各国は新体制に
エピソード
- 実はこう見えて園芸が趣味。自宅といくつかの別荘には植物園が併設されている。
- 普段は大宇宙のどこかで園芸や植物園の管理をしているが、マーカス連邦が戦争等で危機的な状況に陥った際には緊急帰国し、総統に就任する。そのための法律がある。
- それゆえニッテン総統の存在は“最後の砦”と呼ばれている。
- 自分が総統の座に居続けることでマーカス政界の人材が育たなくなることや連邦の開発独裁化を懸念し、1580年代には政界を引退。その後166年間、リーエスの惑星ランテで植物園の管理者として勤めていた。
- しかしニッテン不在のマーカス連邦で政情が悪化し、1740年にマーカス内戦が勃発。運命の6時間(1747年3月10日)に緊急帰国し国内を建て直した。
- その際、見捨てられたと思っていたマーカス国民は盛大にニッテンを批判し、ニッテンは国民に向けてかなりガチめの謝罪をした。
- 普段はクールでコワモテな印象のあるニッテン総統だが、連邦存続の危機に直面しているときにはそのアツい一面が垣間見える。
関連項目
最終更新:2022年12月17日 19:48