クロン・シャヌ・シャーヴァ・マズンサンヌ・セ・ルジャンニオン・ル・スロアイエ・ニザントア
Klнs'sinne Caiva Maissensenne Sait-legzintgieнe Les'euinнs Les'Cloihier Giessantoier
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王朝 |
ルジャンニオン朝 |
在位期間 |
1530 - 1612年 1621 - 1642年 1659 - 1677年 1696 - 1785年 |
生年月日 |
シンテーア暦1506年 8月11日 |
出生地 |
レーウス エルトリア王国 ニュトー |
出身校 |
聖エルトア女子大学 |
居城 |
セ・テルエヌザン・ルジャニオン・クロンゾン・ネール |
称号 |
ルジャンニオン朝の生ける中興の祖 |
王家 |
ルジャンニオン家 |
ツァイヴァ3世は
エルトリア王国の第71代、第74代、第76代、第79代女王(暫定)。
エルトリア王国の代表的な人物であり、優れた内政手腕で知られる。
資産家としても知られ、
大宇宙長者番付では第2位。
大宇宙連合会議を代表するセレブであり、自身がデザイナーを務めるファッションブランド
Klнsн-Cais-Feaurの代表であり、大宇宙最高権威のファッションショー「
エルエン・コレクション(通称:エルコレ)」の主催を務める。
これまで4回女王として復位しており、エルトリア女王の中では最も多く復位した人物である。
生涯
レーウス星のニュトーで当時求心力を失いつつあったルジャニオン家の子女として生まれる。
学生時代は聖エルトア女子大学で外国語学部に所属し、
エミュンス語を専攻していた。そのため、シンテーア人とはほとんど問題なく意思疎通ができるようになった。
第71代エルトリア女王
1530年、長らく不安定な王権が続いていたエルトリア女王にルジャニオン家の王位継承者第一位として推挙され即位した。
1535年、
エルミア帝国の脅威に対抗するため
レーウス協定国に参加。王権と体制は従来のまま維持された。
1537年、
第一世代不死技術がシンテーアで発明され、ツァイヴァ3世と超一流貴族らが購入。
1570年代になるとクラエン教を宗教改革を開始。ツァイヴァ3世は色々な意味で汚いものが嫌いなので政教分離を規定し、教会の汚職・腐敗を取り除いた。1578年にはツァイヴァ3世主導の第一次新時代改革が行われた。ツァイヴァ3世による「上からの革命」により汚職官僚(特に徴税官)をまとめて処刑し、資金・土地・勲章の贈賄を禁じる法律を制定。また、決闘の八百長も違法とした。
その後は1580年代にカーラネとの領土問題が発生するも全面的な戦争を対話で回避し、安定した王権の実現に努めた。その一方で公然と非難声明を出すこともあり、1601年のレーウス各国がジエールのエルナー・ゲリテーン併合では「
伝統軽視の統治はちょっとどうかと思いますわ」と非難。レーウス協定国が解体され、より緩やかな連合体として
第一次レーウス連合が発足すると、エルトリアは原加盟国となる。伝統を重んじるエルトリア人としてのアイデンティティから1580年代には伝統保護政策の基盤がツァイヴァ3世の中で形成されつつあった。
退位
ツァイヴァ3世は「不死技術でしようと思えば永遠に即位できるでしょうけど、わたくしは独裁者を目指しているのではありませんわ。 国事の舵を切れる政治家を増やすために他の王位継承者に王冠を譲りますわ」とコメントし、1612年に生前退位した。
最初のバカンス
退位後、ツァイヴァ3世は「
バカンス」と称してレーウスの冷涼な森林地帯である
ヌ・スロアイエンヌでデザイナー業や自著の執筆に専念する傍ら、ヌ・スロアイエンヌの再開発を行った。
また、たまにエルエン宮廷に出向いて政治のアドバイスを行い、
ドロアール12世が開いた貴族サロンで知識人と議論を重ねて造詣を深めた。
ツァイヴァ3世とよく比較されて苦しんでいた後任の
ブランタンヌ1世を励ましたり、ツァイヴァ3世にライバル心を燃やす
ドロアール12世の売り言葉を買いながらヒントを与えたりしていた。
貴族サロンでの議論でヒントを得たツァイヴァ3世はエルトリアを宗主国とした伝統保護・観光業開発を重点に置いた植民地開発体制を考案した。サロンのメンバーたちに
ツァイヴァ主義と呼ばれたこの思想は1794年に
ヒューヴル王国を獲得すると本格的に活用されることとなる。
人物
- 「香水の匂いがキツい」と噂されている。
- そのせいで飼育していたすらんちくんが死んだとか死んでいないとか。
- 実は一流のエルトリア貴族はそんなに香水をつけないらしい。
- 「香水をジャブジャブつけるのは下品な下級貴族のすることでしてよ。一流のエルトリア貴族は生まれながらにして高貴ですから、そんなにたくさんつけなくても大丈夫なのですわ(本人談)」
- ゲームを趣味として嗜む。戦略眼はそこまででもないが、圧倒的な幸運の持ち主であり、ランダム性が強いゲームでは滅法強い。
- ルジャニオンクロンゾンネールという宮殿が自宅である。
- 敷地が非常に広く、周辺には城下町がある。
- 一般向けに開放しており、入場料を払えば見学できる。
- 宮殿内にカジノがある。カジノチップは入場料と別途購入する必要がある。
- 両替所では金融省(と王立エルトア銀行)の協力で大宇宙全国の通貨でチップが購入できるようになっている。
- 宮殿内の公式パンフレットには「たまにツァイヴァ3世本人が現れ勝負を挑んでくることがありますが、相当なギャンブラーでもない限りやめておいた方がいいです」と書いてある。一般人が挑むと大抵の場合ひどい負け方をするからである。
- 室内プールが湖レベルの広さであり小型潜水艇で潜ることもできる。水深の浅い子供用プールも完備。
- 併設された動物園は王立ツァイヴァ3世動物園と呼ばれ、大宇宙各地の珍獣を見学することができる。
- 1714年に全シルア労働者連盟と国交樹立した際に贈られた4頭のシルア象を動物園で可愛がっていた。
- 私生活はちょっとアレなところがある。
- 一時期側近の大臣が全員元愛人または愛人だったことがある。
- 「女王陛下のペット」というお抱えのマゾヒスト
変態集団がいるらしい。ちなみに男女混合。
- 1689年にジエール・サーヴァリア戦争のサイバー攻撃で愛人リストが流出するも、本人も国民もそんなに驚かなかった。愛人たちは大変だったらしい。
- 1699年にはディガイナのラジオ放送に愛人リストが投稿され再び彼女の醜態が明らかになった。やはり本人も国民もそんなに驚かなかったが、キレた愛人の一人がエルトリア政府(エルエン宮廷)に潜んでいた投稿者を探し出し決闘を申し込んだ上で勝利した。
- アヴァイトラールに別荘が10軒ある。
- 好物はヒューヴル産のオーガニックフルーツシェイク。
- ヒューヴル王国を観光国家としてプロデュースしたのはツァイヴァ3世。
- 理由はリゾートが欲しかったから。「ずっと宮殿の中にいたら脚がむくんでしまいますわ~」
- とはいえ、大宇宙屈指の観光国家として弱小国家ながら存続できているのは彼女のおかげ。
- 徹底的な伝統保護と観光開発は「ツァイヴァ主義」と呼ばれている。
- ヒューヴルの都市ごとに一つツァイヴァ3世の像が建っている。
- ゴルギアの時代が終息した1660年、ツァイヴァ3世主催ゴルギアおつかれさま会という大規模な晩餐会を開催し、その展示会で実行委員会の人物が誤ってジヒラート8世のへその緒を展示してしまうという事件が起こった(へその緒騒動)。
- シンテーアの文化ではへそはアレなので相当ヤバイ問題になってしまった。
- ツァイヴァ3世はジヒラート8世の電話会談で
嫌々ながらお詫びにルジャニオンクロンゾンネール宮殿の無料宿泊券と食べ放題飲み放題・宮殿のカジノチップ200万のオプションをつけて贈ることになった。しかもジヒラート8世の家族全員分を用意したらしい。
- 実行委員会は国内外から批判の嵐が飛んできたので「今からパンツ一丁でエルエンの旧市街地を馬で一周ぐるっと回ってきたら許してあげますわ」と言って本当にやらせたらしい。しかもそれで本当に許しちゃったらしい。
- エルトリア貴族らしく語学堪能であり、母国語のエルトリア語以外にもエミュンス語、ヴァルエルク語、サーヴァリア語、エルミア語、マーカス語が喋れる。
- メロアセレブの女性たちはツァイヴァ3世のことを親しみを込めて「お姉様」と呼んでいる。よくセレブパーティーに招待されている。
- 親しい人と話す時はお嬢様言葉を使わない。オンとオフで口調が全然違う人物と言われている。
- 昔、バラエティ番組の企画でニッテン総統をデコったことがある。
- 銀河SNSグラメクのアカウントのフォロワー数がトップクラス。
- 1766年3月に寝ぼけたまま「fqrrcclûsreorcaiet(fqrr光s宇宙)」と投稿してしまい、伝説の投稿として注目され、大宇宙中のユーザーから530億個の★がつけられた。
- 本人は「何を投稿しようとしていたかすっかり忘れちゃいましたわ」とコメント。
- 一部の陰謀論者が好き勝手に解釈して「エルトリアの時空ZHL兵器の開発と大宇宙の滅亡を予言している」とみなされた。
ツァイヴァ3世語録
誰も「普段の陛下の生活はどうなんですか?」と尋ねる者はいなかった。
身の程をわきまえてらっしゃって随分結構ですこと。
伝統軽視の統治はちょっとどうかと思いますわ ――
ジエール帝国連邦のエルナー・ゲリテーン併合を非難。
みっともありませんわ ――1760年代、国内の好景気でパリピセレブが大量発生して
こんな言葉をご存知? エルトリア騎士道では美学なき戦いは戦いではなく殺人 ――
ギゼヴトラ・ZHL条約批准の際に
交友関係
学生時代の友人。
話す時にお互いにタメ口になるらしい。
よく「ヤバいじゃ~~ん!…ですわ!」と言う。
一度シンクトレアヴェントに訪問した時、酷暑のあまり「あ゛つ゛い゛て゛す゛わ゛~゛」と言ったとされる。
シンクトレアヴェントはレーウスでは比較的寒冷な方であり、雪国出身のエルトリア女王らしいエピソードである。
ルニアス2世と会った際に、ツァイヴァ3世に「ツァイヴァおばちゃん」と言われて笑顔が凍りついたことがある。
彼女のことを生意気な小娘だと思っており、度々キレそうになっている。
自身の提唱したツァイヴァ主義に感銘を受けて尊敬されている。
あまりに尊敬の眼差しを向けられすぎてツァイヴァ3世はちょっと困惑しており、買いかぶり過ぎと本人に伝えたいが、それはそれで夢を壊しそうで言えず、なんだかんだカッコつけてしまう。ゆえにすごく疲れるらしい。ハァ~……ですわ~。
痩せマッチョな肉体に惹かれている。男らしさや野性味もエルトリア貴族の御曹司からは摂取できない成分で、度々お誘いをかけている。
しかしヌポラは野生の本能でマジで危険な女であることを察知(看破)しているため、なるべく近づかないようにしている。
ツァイヴァ3世はルジャニオン本家、
ドロアール12世は分家のコーリオン・ルジャニオン家出身であり、遠い親戚同士の関係。
そのこともあってか、ドロアール12世は一方的にツァイヴァ3世とは永遠のライバルだと思っている。当の本人は同じルジャニオン家同士仲良くしたいと思っている。
ツァイヴァ3世と会う機会があるとドロアール12世は彼女に色んな自慢話をするが、毎回「すごいですわね~!」と褒められるだけなので悔しい思いをしている。「もっと悔しがらせたい!」という本音が顔ににじみ出ている。
ドロアール12世が素直になれれば和解の日は近いが、素直になれるかどうかという問題があるのでその日は遠そうだ。
ドロアール12世はメニーファとプライベートでも一緒に過ごすほどの仲であり、メニーファのことをよく知りたいと思っているツァイヴァ3世は実は彼女のことを羨ましく思っているがドロアール12世はそれに気づいていない。
公の場では何回か対談している。舞踏会に参加した時も軽くお話したことがある。
ツァイヴァ3世の陽キャっぽさのせいでメニーファは少し近寄りがたいと感じているが、ツァイヴァ3世はミステリアスな雰囲気のメニーファのことをもっとよく知りたいと思っている。特に香水の銘柄が知りたいらしい(実はメニーファは自分でブレンドしたお香を炊いている)。ツァイヴァ3世がドロアール12世と喧嘩したら仲裁役をやりそう。
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最終更新:2022年11月28日 10:11