シルキン・ユノア
Silkin Junoa

P.J.C.Q.D.時代の筆頭人物。

生年月日 Sint.1722年
出生地 アポラ星系国際連盟、オセレア連邦共和国、ナヴィヘイン
没年月日 Sint.????年
死没地 --
出身校 --
前職 --
称号 イェスカの意志を継ぎし者、イェスカの子(いずれも自称)
配偶者 --
親族 --
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 シルキン・ユノア(ロトン語:Silkin Junoa)は、アポラ星系国際連盟の政治家。P.J.C.Q.D.時代の立役者の一人であり、アポラ・イェスカ主義行動党(A.J.V.F.)の創設者でもある。


略歴

誕生・幼少期

 ユノアはSint.1724(Lape.3709)年、アポラ星系国際連盟のオセレア連邦共和国、ナヴィヘインにて生まれた。しかし生まれたばかりのころに遺棄され保護施設にて保護された。幼少のころはきわめておとなしく、他人の言うことはしっかりと守りぬくタイプだった。

学生期

 その後ユノアは初等学校に入学したものの、そのおとなしい性格と人と話すのが苦手な性格が合いまった結果、余り活発に交友関係を築けていなかった。入学ししばらくたったある日、彼女は図書館でネインシュ・ファヴィンと出会う。以降二人はたびたび図書館において交友を発展させ、互いに本を読み聞かせあうなど、仲良い友人として過ごしていった。
 その後中等学校に二人は入学した。しかし、ユノアは入学式当日に寝坊をし、遅刻してしまう。この時にシェレン・ミレナーに出会った。ミレナーの陽気な性格とコミュニケーション能力に巻き込まれるようにユノアは中等部の雰囲気に溶け込み、それまでと異なり交友関係を広げるようになった。また、このころからユノアは次第にファヴィンに恋い焦がれるようになる。ユノア、ファヴィン、ミレナーの三人組はやがて生徒会として学校において活躍し、それまでの学校の封建的なスタイルを刷新するなど、強いリーダーシップを発揮するようになっていった。
 やがて進路を迫られる時期になるとユノアはファヴィンに告白し、二人は恋愛関係を持つようになる。しかし、ともに入学しようとしていたリモアにある星連大学にはユノアのみが合格してしまい、二人は離れ離れになってしまった。ファヴィンは星連政府の政治家となることを強く目指していたために、大学に不合格となってしまったこの時に心を強く病んでしまう。一方のユノアはファヴィンについていくつもりで受けた学校に自分だけが受かってしまうという状況となった。ユノアの家族は彼女が名門校に合格したことを大いに喜んだ一方、彼女自身は複雑な感情に飲まれることとなる。
 ユノアは家族の意向に逆らえず入学、それからしばらくの間学校が忙しくファヴィンとの交友を絶ってしまった。そしてSint.1742(Lape.3748)年のある時、かつての友人だったミレナーとファヴィンが仲良く二人で歩いているところに遭遇してしまう。これを浮気現場と思ったユノアは二人と揉めてしまう。しかし、実は二人はユノアの誕生日も近いこともあり、ユノアに誕生日プレゼントを渡すことを決めており、プレゼントを選ぶために二人で歩いていたのだった。

動乱期

 数週間後のある日、ユノアは学校の寮内で鳴り響くサイレンにより目覚めると、外は暴走したアンドロイドにより地獄絵図と化していた。世に知られるアポラ動乱が始まった。学校の指示により彼女は身動きが取れなくなった一方、心の内ではファヴィンとミレナーの二人のことを心配していた彼女はニュースにて衝撃の映像を見ることとなる。



故 郷 が 燃 え て い た の だ 。




 ユノアとファヴィンとミレナーの共通の出身地であったナヴィヘインはオセレア共和国の首都で、先端技術産業の工業都市だった。それが悲劇を招いたのだった。暴走したアンドロイドにより都市は壊滅し、故郷の映像には形容しがたい血痕が至る所にあったのだった。彼女は後悔し学校から飛び出そうとする。しかし、学校長に見つかり引き留められてしまうのだった。学校長室で事情を話すと校長は彼女が故郷へ混乱の情勢の最中行くことを承認。校長はユノアの意志を汲み取り個人的な資金援助までしたのだった。
 ユノアがナヴィヘインに到着すると、そこには荒廃した故郷だった都市の廃墟があった。数日間彼女はアンドロイドに襲われるかもしれない環境下でファヴィンとミレナーを探し続けたが見つからなかった。情勢が刻一刻と悪化していく中で、彼女自身もついにリモアへと戻るように星連政府から要請を受けることとなる。後悔だけが残る中彼女は指示に逆らえず、リモアの大学へと戻ったのだった。
 リモアに戻った彼女の寮の部屋には、出発前にはなかった箱が置かれていた。何かと思い開封すると、そこには一通の手紙と三人組が映った写真の入った写真たて、そしてアンティークなダイヤ型のペンダントが入っていた。この日は彼女の誕生日だった。

混乱期

 無情にも時は流れ、動乱は誰も救われない形で終わった。民衆は不安に包まれ、社会も闇を深めていた。ユノアもその後はリモアにて懸命に行動を積み重ね、二人と中等学校時代に約束した「みんなが幸せに生きられること」を目指し、そういった社会を取り戻そうと決意した。この頃から彼女の中に政府の人間になるという目標が芽生えた。同じころ、アポラ星連に支援していたファルトクノア共和国について興味を持ち、文献を調べるようになった。中でもファルトクノアの思想であるイェスカ主義に感化され、やがて彼女はターフ・ヴィール・イェスカに強い憧れを持つようになり、親もいなかったことから、彼女を勝手に自分の母親だと呼ぶようになる。そしてイェスカがユエスレオネ連邦の「革命の姉」と呼ばれるように、自身もこの国を改め、アポラの「革命の姉」になると誓った。

波乱の留学、ファイクレオネへ

 イェスカ主義を最も効率よく理解していくには、留学が必須であると考えたユノアはファルトクノアへ掛け合った。しかしファルトクノアには高等教育機関が存在しなかったため、ユノアは惑星ファイクレオネにあるイェスカの出身学校であるヴェフィス国立研究院大学の大学院を薦められた。動乱後の混乱のさなかのアポラとファルトクノアよりも遠いWP次元の向こう側にあるヴェフィス共和国の接点が当時にあるはずもなく、彼女の留学手続きは難航した。特に入学資料の送受信が当時のWP次元転送は未成熟であったため時間がかかり、一刻の余談も許さなかったユノアはWP転送事故を顧みることなく転送に同意、ファイクレオネに向かった。
 到着先はphil.2026のファイクレオネで、情勢は比較的安定していた時期だったためユノアが政情不安に巻き込まれることにはならなかった。しかし、彼女が大学に向かうとアポラの学位がヴェフィスにおいて認められないことにより、学部からの入学を提案され、それを一旦持ち帰って考え直すことにした。彼女の中ではアポラの政情不安を一刻でも早く是正しなければという考えが根底に存在したため、彼女はなるべく早くイェスカ主義の核心を得られる大学院に行かなければならないと心に決めていた。そして彼女はこの現状を打開するためにとんでもない行動に出る。

学会乱入事件と研究

 なんとユノアはイェスカ哲学学会の学会発表に殴りこんで発表するという暴挙に出たのだ。このユノアの電撃的な論文発表で学会は大混乱に陥った。その混乱する学会の中で、旧ユエスレオネ人民解放戦線に所属していたターフ・ユーザフィスが彼女の発表を聞いていたのである。ユーザフィスは彼女の強い意志を認め、彼女の大学院への入学を了承するように周囲に働きかけたのであった。その後、無事にユノアは晴れてヴェフィス国立研究院大学、大学院に入学したのである。
 彼女はここでイェスカ主義の神髄に触れ、引き続き研究を進めた。

【ここから先は編集中です、まだ完成していません!!】
  • これより先はファルトクノアの人物と接触させたいところ。要相談。

P.J.C.Q.D.期

政界引退

思想(未完)

 思想的観点から見ると、ユノアの主張したイェスカ主義はアレス・デュイネル・エレンによる武力革命論に強く結びついており、イェスカ主義アポラ派、または彼女の名を冠してユノア・イェスカ主義と呼称される事もある。

人物・トリビア

 容姿に関して言えば、実はユノア自身はあの見た目が本来の姿ではない。目の色、髪の色は自らの意志でイェスカに寄せたものであることが本人の供述で明らかになっている。本来は暗い橙色の髪と目をしていた。

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最終更新:2021年08月01日 01:27
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