本項においては転写はキリル文字転写を指します。また音声記号はIPA(特記のない限り国際音声協会の2012年版)を採用しています。
ロアニャク語(ロアニャク語:Лоањак)とは、ロアニャク彐卜力国で話される言語の一つ。


概要

 ロアニャク・ウイルスとの共存を選んだ人類だったが、彼らの言語は完全に失われることになった。宿主となったロアニャク・ウイルスたちは、その上で倫理的な決定によって宿主生物である人類を保全するために彼らの主体性を回復できる状況になるまで彼らを保存するために人間の脳内における言語機能の損失を避けるため、言語を再構築することにした。これに関してはそれまでの人類の言語の影響も見られるが、それも猿真似のようなレベルであり、発展するまでに時間が掛かった。

音韻

 ロアニャク・ウイルスは咽頭部に感染する。このため、大きな声が出せず、元々のクリャク人類の言語から複雑な音素や一部の有声音が欠落している。

  • 母音
転写 音声記号
А а [ʌ]
И и [ɪ]
У у [ɯ]
Е е [æ]
О о [o]

  • 子音
転写 音声記号
Л л 語頭・語末[ɬ]、語中[l]
Њ њ [ɲ]
Љ љ [lʲ]
К к [k]
П п [p]
Ҧ ҧ [ps]
П꙾ п꙾ [pˡ]
Ҩ ҩ [ɥ]
Ꚏ ꚏ [ʦʷ]
Ꚗ ꚗ [ʃʷ]
Ӷ ӷ [ʁ]

文法

名詞

名詞文

 ロアニャク語においては、名詞は文構成の最低限の要素となる。等式文においては名詞を単に並列すれば良い。

Лоањак ꚏекаҧ.(ロアニャク語は言語である)

 無標の名詞が三つ並ぶ場合は、「AはCのBである」を表す。

Лоањак ꚏекаҧ ꚗоља.(ロアニャク語は人の言語である)

 ロアニャク語には、6つの格を持つ。格は語尾で標識される。

絶対格(自動詞の主語・他動詞の目的語) 無標
能格(他動詞の主語)
授与者格(~のために) -ҧо
共格(~と共に) -ҩа
欠格(~なしで) -аи
斜格(後置詞格)

後置詞

 ロアニャク語には、後置詞で名詞の文中の役割を示す場合がある。この場合、後置詞に取られる名詞は斜格になる。

ꚗољау ики ꚏекаҧ(人間の言語)

動詞

動詞文

 ロアニャク語においては、動詞は語末に置かれる。
 他動詞はあらゆる語尾で終わるが、自動詞はиで終わることが多い。

ꚏекаҧ ҧиꚏи.(言語は美しい)
ꚗољаи ꚏекаҧ ꚏења.(人は言語を話す)

自動詞の形容用法

 自動詞はそのまま形容詞として使われる

Лоањак ҧиꚏи ꚏекаҧ.(ロアニャク語は美しい言語だ)

時制

 ロアニャク語の時制は現在形と非現在形の二つに分かれる。
 現在形は今まさに起こっていること(過程)を表し、非現在形は1)過去・未来の出来事、2)現在完了的な出来事を指す。
 現在形は動詞の頭にуи=、非現在形は動詞の頭にко=を付けて表す。

ꚗоља уи=ҩаки.(人が走っている)
ꚗоља ко=ҩаки.(人が走った・走るだろう・走っていた)

従属節構文

 ロアニャク語における従属節は名詞を前方から修飾する。
 自動詞は語形変化しないが、他動詞はиを語末に付ける。

ҩаки ꚗоља (走る人)
ꚏењаи ꚏекаҧ (話す言葉)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2022年08月05日 01:51