極奥神座

きょくおうしんざ

Dies irae PANTHEONの用語。

よりもさらに奥深く、誰も気付くことができなかった場所。
この空間には背景は極彩色に輝く鉱物のようにも見える何かが広がっている。
刹那はこの空間を円卓セフィロト曼荼羅など様々な形で認識した。

既に死んだ筈の覇道神が気付けばこの空間に囚われていた。
歴代の異なる神座覇道太極が同時に存在するという異常事態。これはあの波旬でさえ例外ではない。
本来、覇者は一つの時代に一柱のみ。何故自分達は生きているのか、何故同時に存在し得るのか、黄昏の覇道共存を思い浮かべる者もいるが、この場に集められた覇道神達にはその理屈を理解することはできない。
確かなことは一つ、神よりも上位の法を敷く者がいるということ。
それは“ナラカ”。覇道神をこの異質な空間に囚えた原因と目される者。これは大が小を支配するという神座世界の法則と同じだが、ナラカはそういった理屈に当てはまらない。

波旬が他者が存在しながらも滅尽滅相を開始せず、大人しくしているのは異質に過ぎるナラカを探すことに躍起になっているからで、周りにいる神に気づくことができていないから。

水銀はこの状態を「大枠ではナラカが生き返らせたという表現でいいが、復活と呼ぶには違和感を覚える」「察するに最初からこういう仕組みだった」としている。
また覇道神ナラカに生殺与奪を奪われており、負傷も勝手に再生するため自決することが出来ない。
この場で黄金自滅因子の業から解き放たれ、座を握ることも無かった刹那と共に架空の神座を手にしている。

異なる太極(覇道神)が同時に存在しているにもかかわらず、鬩ぎ合いが発生していない。神々の視点では自分が神のままで、黄昏の覇道共存を思い浮かべている者もいるため、太極を閉じたりしているわけではない様子。
神々が人に戻ったわけではなく、覇道が強制的にぶつかるわけでもない、結果、この場においてのみ覇道神達は(実際は神/太極のままだというのに)能力がONOFFを効くかのように行使しているように見える。

神なる座に列し伝わる救世主では覇道神達はナラカを打倒しその計画を砕くためにパンテオンを結成した。
この空間の中心核からコウハ観測者アルファからゼータ、ヴァルナとの再接続を行なっている。


黒白のアヴェスター

争いや諍いは起きても決定的な殺し合いにならずさせない黒の七王会合(ガーサー)はこの場所で起きていることと非常に酷似している。
アフラマズダの予想によると、これは真我によるパンテオンに臨む神々のシミュレーションであり、黒の王の数が七名なのは“零”と戦う切り札が登場するまで神の座が最低六度流転すると想定していたからだという。


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最終更新:2024年10月07日 17:14
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