TOEFL、TOEIC採用大学リスト
- 年々、TOEFL、TOEIC採用大学が増えてる。
- 背景として、専用に試験作んのめんどいし、用意したリーディングの試験で、受験生の差が開くような試験考えんのもめんどくなったってことかな。
- TOEICは、リーディング、リスニングの技能を計る。
- TOEFLは、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの技能を計る。
注1:TOEFL,TOEIC,IELTSのいずれかを受験している者はそのスコア票の写しを提出
注2:PBT 500点またはiBT 61点以上
注3:詳細は2017年3月発表
TOEFL®
現在は
医科歯科くらいだが、かつては
秋田・
鳥取も採用していた
2012年4月入学2年次編入より、
北大が出願要件(PBT530点以上、iBT71点以上)に採用(TOEICも利用可)
どの大学もシビアには考えていない(2010年7月現在、北大は不明)
※
香川:2011年入試が最後(2011年はTOEICと併用)。2012年入試からTOEICのみ。
PBT→CBT→iBT と数年ごとに方式が大きく変わっている。
新方式への移行直後は点数が甘く出る傾向あり
iBTは、リーディング30+リスニング30+スピーキング30+ライティング30=120満点の4時間超の辛いテスト。
リーディングとリスニングは、マークシートのような選択形式。
コンピュータで正解をマウスでクリック。
スピーキングは、質問に対する意見や、会話を聴いて要約するのを45-60秒ずっとマイクに吹き込むのが6回。
形式は決まっているが、点数が伸びにくい。
ライティングは講義を聴いて要約するのと、エッセイ。
要求される単語数に届かないだけで減点対象。
キーボード入力のため、推敲が楽。
タイピング苦手な人は明らかに不利。
フリーソフトを活用するなどして、タッチタイピングを修得されたし。
試験会場は関東と関西に集中。
地域格差が激しい。
香川のある四国には会場が実質ない。
時期によっては、1ヶ月先しか予約が空いてないこともある。
さらに、試験を受けてからExaminee Score Reportが本人に郵送されるまでに、約1ヶ月かかるので注意。
募集要項をよく読んで、Official Score ReportとExaminee Score Reportのどちらを提出を求められているのか、各自確認すること。
Official Score Reportは、試験申込時または試験開始時に大学のInstitution Codeを入力する必要がある。
また、Examinee Score Reportの郵送をする/しない(しない=オンラインでのスコア確認で済ます)という選択肢も受験申込時にあるので注意。
2010年では
医科歯科・
香川とも、Examinee Score Report原本提出を求めている。
これとは逆に、TOEFLをよく利用する米国の大学は、Official Score Reportを要求することが多い。
http://www.cieej.or.jp/toefl/toefl/result.html
http://www.cieej.or.jp/toefl/toefl/scores.html
なお、日本では2010年現在、TOEFL iBTが主流。
TOEFL PBTは主に団体用で、日本の大学が在学生から留学させる人を選別するために使われることが多い。
TOEFL PBTは文法があるため、TOEFL iBTよりスコアが高く出やすい。
個人がTOEFL PBTを受けることは、現在の日本では不可能。
ところが、TOEFL iBT未移行国に海外旅行に行ってTOEFL PBTを受験する猛者も存在するらしい。
TOEIC®
2012年4月2年次編入より、
北大がTOEFLとともに出願要件(680点以上)に採用。
2012年2年次後期入学より、
香川がTOEIC(公開テスト600点以上)採用に一本化。
TOEFLと比較して、受験料が5565円と安い(2011年5月29日162回より改訂)。
試験時間も45分+75分の2時間で短い。
おまけに、speakingも無い。
とっつきやすさはこっちかも。
TOEIC公式HP 受験申込フォーム有り
※
2ch内の参考スレ
ENGLISH板のTOEFL、TOEIC関連のスレを検索されたし
TOEICとTOEFLのスコア換算
北大のようにTOEFL iBTとTOEICどちらかのスコア提出を選べる場合、
留学経験が1年以下の日本人なら迷わずTOEICに対策を絞ったほうがいい。
理由は、TOEICとTOEFL iBTの公式スコア換算表が日本人の特性とかけ離れており、TOEICがTOEFL iBTよりTOEIC 120点分くらい有利だから。
TOEICとTOEFLの公式スコア換算表が、過去にETS(TOEICとTOEFLを主催する団体)から公開されていた。
TOEFLのPBTとCBTとiBTの換算表は、現在でも公開されている。
PBT |
CBT |
iBT |
TOEIC |
420 |
110 |
36 |
350 |
450 |
133 |
45 |
450 |
470 |
150 |
52 |
500 |
500 |
173 |
61 |
600 |
520 |
190 |
68 |
650 |
550 |
213 |
79 |
730 |
570 |
230 |
88 |
810 |
600 |
250 |
100 |
880 |
620 |
260 |
105 |
930 |
650 |
280 |
114 |
990 |
677 |
300 |
120 |
|
特にこだわりがない場合、各大学はこの公式換算表を元にTOEFLのスコアをTOEICに換算するものと思われる。
ところが、この公式換算表が曲者で、TOEICのような文法が得意で、TOEFL iBTのようなスピーキング・ライティングが苦手な一般的な日本人にとって、TOEIC有利に働く。
例えば、換算表ではTOEIC 810点の人はTOEFL iBT 88点と同等という扱いになる。
実際は、TOEIC 810点の日本人がTOEFL iBT 88点を取ることはまず無理で、
TOEFL iBT 79点(公式換算TOEIC 730点)で上出来。
無対策だとTOEFL iBT 68点(公式換算TOEIC 650点)もありうる。
TOEFL iBT 88点を取るにはTOEIC 930点(公式換算TOEFL iBT 105点)の日本人なら大丈夫といったところ。
日本人のTOEFL iBT予想得点は、TOEFL iBT = (TOEIC / 10) - 5 くらいでしょう。
ページ開設日:2011年1月9日 開設から4454日
最終更新:2016年08月28日 20:49