犬猫の腎不全における「適蛋白」の量は
犬で1日当たり2~2.5g/kg、猫で3~3.5g/kgとされているそうです。→URL
犬で1日当たり2~2.5g/kg、猫で3~3.5g/kgとされているそうです。→URL
療法食の一日のタンパク質摂取量も
4kgの猫さんでだいたい11〜15g前後に調整されています。
4kgの猫さんでだいたい11〜15g前後に調整されています。
4kgの猫さんの療法食の一日の摂取量目安
★タンパク質:11〜15g (最小9.6g〜最大18.9g)
★リン:0.13〜0.25g (最小0.095g〜最大0.35g)
★ナトリウム:0.15〜0.2g (最小0.093g〜最大0.38g)
★リン:0.13〜0.25g (最小0.095g〜最大0.35g)
★ナトリウム:0.15〜0.2g (最小0.093g〜最大0.38g)
4kgの猫さんのウェット療法食の一日の摂取量計算
ウェット療法食 | 体重に応じた給与量 | 水分 | タンパク質 | 乾燥重量 | タンパク質摂取量 | P摂取量 | Na摂取量 |
k/d | 175g | 73.5% | 8.4% | 31.6% | 14.7g | 0.175g | 0.158g |
k/d チキン | 199g | 77% | 7.6% | 33% | 15g | 0.199g | 0.159g |
k/d チキンパウチ | 238g | 79.5% | 4.9% | 23.9% | 11.6g | 0.095g | 0.131g |
g/d | 231g | 78% | 8.0% | 32.5% | 18.4g | 0.277g | 0.161g |
腎サポ パウチ | 160g | 77% | 6.0% | 26% | 9.6g | 0.128g | 0.192g |
腎サポ トレイ | 160g | 77% | 8.01% | 34.8% | 12.8g | 0.128g | 0.192g |
腎サポ パウチ fish | 220g | 82% | 4.8% | 26.6% | 10.5g | 0.198g | 0.176g |
スペシフィック FKW | 135g | 71,1% | 9.9% | 34.2% | 13.3g | 0.189g | 0.108g |
アイムス 腎臓アシスト | 165g | 78% | 7.96% | 36.1% | 13.1g | 0.314g | 0.231g |
アニモンダ ニーレン | 200g | 78% | 8.5% | 38.6% | 17g | 0.34g | 0.38g |
(各社製品とも、3kgの猫さんはこの数値に×0.8、5kgの猫さんはこの数値に×1.2で目安量が計算できます)
4kgの猫さんのドライ療法食の一日の摂取量計算
ドライ療法食 | 体重に応じた給与量 | 水分 | タンパク質 | 乾燥重量 | タンパク質摂取量 | P摂取量 | Na摂取量 |
k/d | 58g | 10.0% | 26.2% | 29.1% | 15.2g | 0.261g | 0.133g |
腎臓サポ | 55g | 8.5% | 21.0% | 22.9% | 11.5g | 0.17g | 0.127g |
腎臓サポスペシャル | 55g | 8.5% | 24.0% | 26.23% | 13.2g | 0.237g | 0.192g |
スペシフィック FKD | 49g | 7.5% | 23.5% | 25.4% | 11.5g | 0.206g | 0.093g |
キドニーケア fish/チキン | 57g | 10% | 24.0% | 26.6% | 13.6g | 0.171g | 0.114g |
腎臓アシスト | 45g | 10% | 28.0% | 31.1% | 12.6g | 0.225g | 0.203g |
アニモンダ | 50g | 8.0% | 22.0% | 23.9% | 11g | 0.2g | 0.1g |
腎ケア | 70g | 10% | 27.0% | 30% | 18.9g | 0.35g | 0.245g |
(各社製品とも、3kgの猫さんはこの数値に×0.8、5kgの猫さんはこの数値に×1.2で目安量が計算できます)
アニモンダは他療法食よりタンパク質高めだけど大丈夫なのかな?
926 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/08(木) 08:20:16 ID:67AuGLiJ うちの猫は療法食はアニモンダのウエット以外だめだったんですが アニモンダっていろんなサイト見るとたまに準療法食に分類されてることもあって 与え続けて大丈夫か心配です。 たしかにタンパク質は療法食のなかでは高めだし… 一般食と混ぜてでも腎臓サポとかkdをあげたほうがいいんでしょうか? アニモンダはストレートで食べますが、 他は一般食と半々ぐらいで混ぜないと食べてくれないんですが(´・ω・`)
933 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/08(木) 21:24:56 ID:i38P3yWn >>926 うちもアニモンダしか食べませんが、自分は混ぜものするより、 そのまま食べてくれるのならアニモンダでいいと思ってますがどうなんでしょう? ちゃんと計算してみてないけど 例えばタンパク質が6.0%の腎サポに普通10%の半々混ぜしたら 結局タンパク質もPもNaもアニモンダと似たような数値になりませんか? 参考までにですがアニモンダの療法食は他社の療法食に比べて そんなに低タンパク質じゃないけど大丈夫なのかと問い合わせたら あまり低タンパクにしすぎると、長期的にはやはり問題が出てくるそうで 他社ほど下げてないんだそうです。腎不全になるのは高齢猫が多いので 療法食はそれほど長期間使用することを前提に作られてはいないそうな。 そういえばEU系の療法食はスペシフィックもそんなに低タンパクでもないし… スペシフィックの数値みると、タンパク制限はそこそこ でもPもNaはちゃんと抑えて、P:Ca比も適正値にって感じだから 欧州圏の療法食はそういう考え方なんじゃないですかね >926さんの猫さんが何キロなのか分かりませんが、標準4kgだとして 心配ならば一食分をトレイの半分〜8割ぐらいにしておけば 朝晩2回の食事でタンパク摂取量は適切な量になる計算になりますよー。
943 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/08(木) 23:23:20 ID:5X0a3K9K >>926 >>933 http://www.pet-hospital.org/cat-hospital1.htm 横ですが、ここの73を見てください。ちょっと古い研究でも 同じことが書いてありました。 療法食は食いつき悪いんで、食欲低下--->足らないカロリーを 自身の筋肉や脂肪を分解して補う--->BUN上昇ってことが手元の 文献には書いてあります。 ナトリウム・リンを制限するのはやはり有効らしいですけど、、、 未だに蛋白制限した療法食主流なのは腎疾患を区別しないで対症療法 してるからじゃないかなーと個人的には思ってます。 蛋白尿だしてたりしたら制限は必要だろうしね。
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