PLH-32 ヘリコプター2機搭載型巡視船「あきつしま」


第三管区横浜海上保安部所属の巡視船。実在する
2017年12月現在、海上保安庁公式HPのTopページを飾っている巡視船が本船である。

※出典:海上保安庁ホームページ (http://www.kaiho.mlit.go.jp/soubi-yosan/sentei/ship.html

あきつしま(本項) しきしま(一番船)
就役期間 2013年~現在 1992年~2024年
全長 150.0m
全幅 17.0m 16.5m
総トン数 7,355トン 7,175トン
速力 25ノット
航続距離 20,000海里(18ノット巡航時)
乗員 110名+航空要員30名
兵装 ボフォースMk.3 40mm単装機銃 エリコン 35mm連装機銃 2基
JM61-RFS 20mm機銃
搭載機 EC.225LPヘリコプター AS.332L1ヘリコプター 2機
レーダー 無し OPS-14 対空捜索用
JMA-8303 対水上捜索用
JMA-3000 ヘリコプター誘導用
JMS-1596 航海用
※本船は二番船という位置づけであるが、完全に同型ではなく「準同型」であることがわかると思う。(後述)

概要


領海や海賊問題等に対応するべく、しきしま型のネームシップ「しきしま」以来21年ぶりに増備された二番船である。また、海上自衛隊・海上保安庁を通じて第二次世界大戦後始めての「御召船」である。
(※ただし、書籍版では転移が2015年01月の為御召船にはなっていないものと思われる。転移が二年早いWeb版も同様。)

一番船の「しきしま」の竣工から20年近く経過しているため、「しきしま」の設計を参考としつつ能力を強化した「準同型」となる巡視船が三隻建造されることとなった。その一隻目が本船である。
武装は「しきしま」よりも充実してあり、各国海軍のフリゲート駆逐艦にも採用されているボフォース社製 トリニティMk.3に換装されている。
その代わり、「しきしま」と違い対空監視装置を省略されている。これは「しきしま」がプルトニウム輸送の任務についていたのに対し、本船はその任務に付く予定がないためである。

現在建造中の同型三,四,五番船も同様であろうと思われるが、覇権国家の多すぎる召喚世界に於いても省略されるのかは不明。
もっとも、本船の機関砲は対水上対空両用であり、3Pと呼ばれる時限信管付き榴弾の4点バーストで照準用のレーダー、光学センサーも装備している他、20mm機銃用RFSも最新型を搭載している為、対空戦闘ができないというわけではないが、同時対応数は当然劣る。

しきしまの活躍からPM以上に増設の可能性は十分あるが、他にも造らねばならない物が多すぎる都合どうなるかはやはり不明である。

作中での活躍


ムーに初めて日本の外交官が訪れた際に使用。Web版ではどの巡視船か不明だったが、書籍版にて本船であることが判明。

本船が帆船ではなく魔力も探知できない機械式であること、ワイバーンではなく航空機を軍艦ではない大型警備船が搭載していたこと、しかもそれが、ムーの持たない回転翼機であったこと*1は、ムーの外交官及び技術陣を驚かせた。

パーパルディア皇国戦時、ムーが観戦武官を日本に送る決定をする際に、軍部を説得するため、護衛艦「みょうこう」と本船及びその搭載機「あきたか1号」の、隠し撮りされた写真を使用している。

随時加筆可
関連項目
兵器(?)海上保安庁しきしまムーマイラス

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過去のコメント
  • 本人(?)も知らない間に日本とムーの架け橋になっていたのですね。 -- 名無しさん (2017-12-24 18:20:11)
  • ちょっと登場の仕方が地味すぎる「かも」 - 名無しさん (2020-03-05 20:54:50)
  • 典型的な平和ボケ艦である為、バーソルフ級カッターに準じたレーダーや電子戦・ 対抗手段の搭載が必須。 - 名無しさん (2020-03-07 09:45:37)
    • バーソルフ級カッターって調べてみたらデコイ発射装置積んでるんだな。主砲は57mm砲でCIWSまで積んでるし。 - 名無しさん (2022-03-12 01:12:34)
      • (追記)ただ転移後の世界ではそこまで必要ないと思う。GAと対戦したら(しきしまより善戦するかもしれないが)負けるけど。 - 名無しさん (2022-03-12 01:15:26)
    • 良くて前装砲を装備した帆船だから現状で充分過ぎるよ - 名無しさん (2022-03-13 19:25:15)
  • あと対潜ソナーも欲しいところ - 名無しさん (2021-03-26 23:20:09)


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最終更新:2022年07月24日 13:36
添付ファイル

*1 ムーにはそれまで回転翼機の発想が無かった。しかも彼らの技術では、回転翼機の実用化に必要な軽量高出力のエンジンは製造出来なかった。