まいらす・るくれーる
フルネームは
マイラス・ルクレール。
ムーの統括軍所属情報通信部の情報分析課技術士官、後に将校。初登場時に上官から「ムー軍随一の技術士官」と紹介されている。
ムーに
日本国外務省の国交交渉使節団が派遣された際、
マイカルのアイナンク空港へと呼び出される。
使節団が空港まで使用したヘリコプター「
あきたか1号」に驚いた外務省上層部が、交渉時の判断材料にするため、軍に
日本国の技術水準把握を依頼したためである。
任務を受諾したマイラスは、会議開始まで使節をもてなす接待係を装ってマイカル各所を案内し、日本側の反応や会話の端々から日本の技術水準を推測する。
ムーで初めて日本人と本格的な話し合いを持った人物で、過去のムーと日本の浅からぬ関係を知った最初のムー人である。
国交樹立後、日本と
パーパルディア皇国が戦争状態になると日本に
観戦武官として派遣され、
フェン王国の戦いを観戦したことがきっかけで、ムーきっての日本通となる。
本人としては、単に日本の高い技術力に興味を惹かれ、調査から得た知識から科学的かつ客観的に判断しているだけなのだが、周辺からはムーきっての日本贔屓と認識されている。
優秀な人物であるのだが、自国の技術を過小評価しがちな面があり、自国の技術力を低めに見積もった分析をしている節がある。
バルチスタ沖大海戦の後では、
空中戦艦パル・キマイラの驚異的な性能と、それを日本が(誘導弾で)撃ち落とすことができるという推論を展開。さらには日本が魔素を感知できず初動が遅れるという弱点を見抜いている。
その後、グラ・バルカス帝国の
ムーへの侵攻の頃には少佐に昇進して登場。所属も情報通信部から軍備総監部へと変わっている。
キールセキ近郊の
エヌビア基地に赴き、現地のパイロットに対して、援軍として飛来する航空自衛隊の戦闘機について説明する。
コミック版には、推定20代後半のボブカットの髪をした男性として登場。体つきは鍛えた印象だが、顔立ちは中性的。
というかまんまブチャラティ。
日本の巡視船が軍艦でもないのに艦載機を搭載していること、その機体が水上機ではなく陸に降りられることに驚いていた。逆に、コミカライズ版では外務省の面々はその異質さに気付いていなかった。
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〔最終更新日:2025年07月22日〕
最終更新:2025年07月22日 08:31