パーパルディア皇国第1外務局職員。
日本と皇国の戦争が決定的になった際に、
ムーの在パーパルディア皇国駐在大使
ムーゲを訪れるためにムー大使館へ赴いていた場面で登場。
ムーが観戦武官を皇国ではなく、日本に派遣した理由の確認を行っている。
ムーゲからは保密命が出ているため話せないと回答をされながらも、皇国への敵対意志無しと聞いて安堵したが、直後に「なぜ、日本に戦争を吹っかけたのか?」と逆に聞き返され、「ムーには同じことはできない。ムーは日本に対抗する国力を持っていない」との言葉に仰天し、即座に緊急調査報告書を書き上げている。
彼の報告は上司の
ハンスによって
レミール、
エルト、
アルデに伝えられたが、直後に
フェン王国の戦いでの敗戦が伝えられ、そのまま激高したレミールが皇帝
ルディアスに殲滅戦宣言を提言し、認められてしまった。
日本の国力を再認識するチャンスを活かすことができなかったため、結果的には役割を果たすことはできずに、皇国は隔絶した軍事力を持つ相手に全面戦争を仕掛けてしまった。
これ以降には出番がなく、その後の処遇は不明。
コミカライズ版では、ちょび髭が生えたぼさふわな頭の男性として登場。
ムーのムーゲ大使と会談を行い、ムー国はパーパルディアとは対立していないと言う意思を確認する。
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だが、この後にムーゲから伝えられた言葉は小説版より遥かに辛辣だった。(7巻未読のアンチネタバレ派は開くな危険) |
「これから話すことは、“私の個人的見解”としてお聞きください
日本国はムー国を凌駕する力を有しています。これ以上は言えません。
皇国にとってとても厳しい戦争になるでしょう。
よしみのある個人としてご武運をお祈りしています」
小説版ではパーパルディア皇国が何の勝算もなしに日本に喧嘩を売ったことをムーゲが確信するのは アルタラス島の戦いの後なのだが、コミカライズ版ではこの時点で何かを察している様子がうかがえる。当然これを聞かされたニソールの顔面は、一気に血の気が失せていった。
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〔最終更新日:2023年10月06日〕
最終更新:2023年10月06日 13:37