乗員 | 3名 | |
全長 | 6.85m | |
全高 | 2.59m | |
全幅 | 2.97m | |
重量 | 24.95t | |
エンジン | カミンズ VTA903 水冷4サイクルV型8気筒ターボチャージド・ディーゼル | |
出力 | 507馬力 | |
最高速度 | 64.3km/h | |
行動距離 | 480km | |
武装 | 227mmロケット弾×12 ・M26クラスター弾 ・M31誘導弾(GPS) | |
有効射程 | 30km以上(M26) 70km以上(M31) |
関連項目 |
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兵器|陸上自衛隊|99式自走155mm榴弾砲 |
*1 陸自では1個大隊あたり18輌が定数
*2 これはサッカー場14面に相当する面積だが、小説版では計算間違いのため狭くなっており、コミカライズ版で訂正されている
*3 射程70km以上の単弾頭式GPS誘導弾。2022年に勃発したロシアによるウクライナ進攻において、M270と装輪式発射機であるM142HIMARSから運用されてロシア軍に対して猛威を振るい、その有用性を明らかにしている
*4 本来の「上陸作戦中の制圧攻撃」に加え、新たに「輸送艦に艦載し、敵上陸部隊・占領する敵部隊への洋上からの精密射撃」「上陸作戦を試みる敵艦艇への対艦攻撃」といった任務が追加された。実際に2014年にはおおすみ型輸送艦に搭載して模擬射撃訓練を行った他、2016年には地対艦誘導弾と共同して敵艦艇の排除を行うデモンストレーションが実施されている。
*5 ちなみにアメリカやロシア、それにウクライナは(2023年10月現在)批准していない。ただし、アメリカは国内でも批判があるため、子弾の不発発生率10%未満と独自規定を設けており、M77子弾のような緩降下弾は撃発信管が作動しない恐れがあるため使用中止となり順次処分されている。アメリカのクラスター弾は不発率3%以下となっている。ロシアのクラスター弾不発率は30%近いそうな……
*6 なんで日本が批准したのかと言うと平和主義という話もあるが、そもそも日本の防衛ドクトリンは「海で沈める」なので、陸自は開戦劈頭に辿り着いた敵第一波を追い払うことが主要な存在意義となる。従ってこの条件で自国本土にクラスター弾をバラまくリスクに対してメリットが薄いのである。NATOにおいてアメリカと並ぶ、或いはそれ以上のタカ派であるイギリスも、同じように自国本土が島国なので批准している。
*7 漫画版ではFH70 155mm榴弾砲がこの役目を取って代わっている
*8 ちなみにこれは作者サイドがHEAT弾頭ではなくHE弾頭だと勘違いしていた故の描写ミス、本来なら最も守りが薄い上面装甲にHEAT弾頭が降り注ぐので、第二次世界大戦レベルの戦車・装甲車が耐えられるようなものではない
*9 勘違いされやすいが、クラスター弾禁止条約で問題になったのは殺傷力ではなく、子弾の不発弾化率が高く、不発になった子弾が民間人に対する地雷と化してしまうためである