土屋敏男

テレビプロデューサー、映像監督。1979年日本テレビに入社、プロデューサーとして「電波少年シリーズ」「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」など様々な番組を手掛けた。2022年に日本テレビを退社。

栗城とのつながり

日本テレビのVODサービス「第2日本テレビ」内の企画として、栗城初のヒマラヤ遠征となったチョ・オユー遠征をプロデュースする。このとき土屋は「ニートのアルピニスト、はじめてのヒマラヤ」という企画名をつけた*1
その後栗城は、自らを『ニート・引きこもりだった過去から這い上がってきた登山家』と称し売り出していくことになる。そのほか、よく編集された映像ばかり公開する栗城の映像スタイルもこの企画が影響をもたらしたものと思われる。(生中継を売りにしているが、実際には登山シーンの生中継はしたことがない→インターネット生中継栄光の記録一覧を参照)

栗城のインタビュー記事
ある日、日本テレビを訪れた栗城が社員食堂でたまたま隣になったのが、誰あろう電波少年を仕掛けた土屋敏男プロデューサーだった。
「翌日、電話があって現地から動画中継をしたいと。 (中略) そしてスタートした企画が『ニートのアルピニスト、初めてのヒマラヤ』というタイトル。“登山家”とすら付かなくて(笑)」
Faust記事 2010/03/25

過去の印象的な発言

「馬鹿にどう見せるか」

ぼくら地上波のテレビをやっている人たちは、
視聴者を、信じていないんですよ。
見ている人のことを、かなり
ものがわからない人だと想定して、
その人たちにどう見せるかと工夫しているんです。

ものすごく悪い言い方をすると、もう、
「馬鹿にどう見せるか」と、みんな絶対に
クチには出さないけれども、どこかのところでは
みんながそう思っているようなフシがありますね。

「今ならネットでもっと早くバレていた」

本日7月1日、都内にて「祝!電波少年DVD第2弾発売“ダダ漏れ”発表記者会見」が行われた。
この会見は、DVD「電波少年事件簿」が7月23日に発売されることを記念して行われたもの。「電波少年」MCの松村邦洋、松本明子、番組の企画や演出を手がけた「Tプロデューサー」こと日本テレビの土屋敏男、司会として日本テレビ馬場典子アナが登場した。
(中略)
「ユーラシア大陸横断ヒッチハイク」企画の中で猿岩石がこっそり飛行機に搭乗した事件の真相もDVDには収録されている。土屋氏は「今ならネットでもっと早くバレていた」と述懐。松村が「ほとんど詐欺みたいな番組ですよ」と苦言を呈すると、土屋は「バレてるのは2つだけ」と笑顔で反論した。

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最終更新:2023年04月07日 21:56

*1 本当はニートではなくフリーターだった。来歴を参照。