エリザベス・ホーリー発言

3度目のエベレスト登山で敗退した後、栗城が著名山岳ジャーナリストのエリザベス・ホーリーの発言を捏造。
3度目のエベレスト登山で敗退した栗城だったが、カトマンズに戻った日に著名な山岳ジャーナリストであるエリザベス・ホーリーに褒められたとツイートした。しかしホーリー女史は栗城と会っていないことがわかり、翌年栗城はそれを事実上認めた。


栗城発言

http://twitter.com/#!/kurikiyama/status/126871396629483520
@kurikiyama 栗城史多 2011年10月20日
ナマステ。先程、ヒマラヤの記録会社のエリザベスホーリーさん達からの記録取材で
僕が登ったサンス・クロワールは、アンカーが取りずらく、ほとんど人が入ったことがなく、
「カラス事件はあってもアルパイン・ソロでそこを登ったのは凄いから胸を張りなさい」
と久しぶりに褒められた。
Namaste. Elizabeth Hawley of the Himalayan Database
(the company keeps records for all expeditions that have climbed in the Nepalese Himalaya)
gave me a compliment saying that I should be proud of myself having being able to climb South Couloir route
as a solo alpine climber, even with the crow accident. Most people never went to that route,
since it’s hard to get strong anchor points.

ホーリー女史のコメント

ホーリー女史にメールで質問を出し、返信が来た後に許可を取って公開(94スレにて)。
質問文はさらに下を参照。

47 名前:826 ◆myWYSfjEU6 [sage] 投稿日:2011/10/27(木) 13:02:49.45
Dear Mr.

I have never met Mr. Kuriki. When He has come to Kathmandu to climb, he has always been met by one of my assistants.
Therefore any claim that I told him anything or praised him in any way is not correct.
Furthermore, we do not endorse any climbers' claims. We record them only.

My assistant met him a few days ago on Mr. Kuriki's return from Everest.
He told me that he did not say that the Everest route Kuriki said he followed to 7,800m. had never been used before but asked for a picture of the route.
The route does not follow a couloir; Kuriki said he did not, as almost all climbers do, go around to the right of the Geneva Spur.
We await the picture.

My assistant tells me that Kuriki never used bottled oxygen. But he told Kuriki that his climbs were not solos.

Regards,

Elizabeth Hawley

(翻訳) 読みやすくするため敬称略
拝啓

私が栗城に会ったことは一度もありません。彼がカトマンズに来たときに会うのは
いつも私の助手の一人です。
なので、私が彼に直接何か話したかあるいは賞賛した、という彼の主張は正しくありません。
それに私たちは誰であっても登山者の主張を支持したりはしません。
ただ記録するだけです。

私の助手は栗城がエベレストから戻ってから数日後に会っています。
助手は、栗城が7800mまで登ったと言っているルートが前人未踏だとは栗城に
言ってはいませんが、そのルートの写真を見せてくれるよう頼みました。
栗城のルートはクーロワール*1を通りません。ほとんどの登山者はジェネバスパー*2
右側を回っていきますが、栗城は自分はそうしなかったと言っていました。
写真を待ち望んでいます。

私の助手は栗城は決して酸素ボンベを使ってはいないと教えてくれました。
でも、助手は栗城の登山は単独ではないと彼に伝えています。

敬具

エリザベス・ホーリー

(※) 栗城帰国は10月22日、メールが返って来たのは24日(90スレの826)

ホーリーと会っていなかったことを一年経ってようやく認める

上の発言から約一年後の4度目のエベレスト登山の直前に、栗城がホーリー女史のアパートを訪問。
そのときに栗城自身が前年にホーリーと会っていなかったことを認めた。

キャラバン前にヒマラヤの記録を集め続けるエリザベス・ホーリーおばさんに2007年ぶりに会ってきました。
「お前達の計画はクレイジーだ」(良い意味で)と秋季の厳しいさ西稜の風強さ、色々話して来ました。
成功したらマジ凄いよと。タクティクス(予定日)は問題が、
問題は風とホーンバインクロワール(氷と雪の溝)の雪崩だよと言ってました。
まさに山との対話で状況判断が必要です。

栗城の発言によると、2007年にホーリーと会っていたがそれ以降は会っていなかった。
なお、2007年に会っていたという出典はこの発言のみで、他にソースは見つかっていない。
(当時の本人の記録にはホーリー女史の話は全く出てこない)


ホーリー女史への質問文

2011/10/20、87スレのときに質問メール送った(レス番472、397~398を修正)。
91スレで再掲された質問文 http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/out/1319455616/

548:826 ◆myWYSfjEU6 [sage] 投稿日:2011/10/25(火) 17:47:41.84
Dear Miss Elizabeth Hawley

I am an ordinary Japanese sutudent loved nature and enjoying the mountains around the world.
Every year I see that you record in your database,I am very happy to be able to see the change of style and Himalayan environment.

I would like to ask you a few things of a Japanese climber"Nobukazu Kuriki" you had interview some days ago.
He says on twitter 20 October 2011,
"Namaste. few minutes ago I got an interview by Hawlie's, the Himalayan investigation company.
She told me that Sans Couloir* where I climbed up is hard to anchor so that the most of the climbers haven't gone in.
Even if you coulnd't make it because of Ravens, it's still great to solo climb in alpine style. You can proud your self."They Praised me.
Really did you say him so?
 *(I don't know where is Sans Couloir)

His marketing title is "Soloclimbing without oxygen and Share the adventure"
I think it isn't true because he told lies meny time

"Lies in his climb, He has not arrived to the pole" he said on twitter to 79000folowers last year.
He still did not correct their mistakes.
The same situation"Mr,Reinhold Messner climbed by a blood doping"he said on twitter.
Saying untrue information is not gently and not Fair. I'm very ashamed as a same Japanese climber.
Especially in this falls attack died a photographer, I can't feel a respect for the death from Mr,Kuriki.
That's why I really wonder his mountaineering style and I can't trust what he says.
I'm afraid of increasing young climber with an sutupid entertainment like him too.

Added the URL of Youtube videos Mr.Kuriki uploaded.
He has no securing equipment and ropes.
http://www.youtube.com/user/kurikiyama

So,I want to ask you about interview situation, and climbed route to South Col.
Did he show some pictures for evidence?

I am looking forward to your reply.

Best regards,

551:826 ◆myWYSfjEU6 [sage] 投稿日:2011/10/25(火) 17:49:04.31
和訳:

拝啓 エリザベス ホーリー様

私は平凡な山と自然が大好きな日本の学生です。
貴女が毎年発行しているデータベースの記録によってヒマラヤの歴史の変遷が分かりありがたく思っています。

貴女にここ数日の間にインタビューした栗城史多という日本人登山者についていくつかお伺いします。
彼は2011年10月20日のツイッター上でこのように発言しています、
ナマステ。先程、ヒマラヤの記録会社のエリザベスホーリーさん達からの記録取材で僕が登ったサンスクロワール(*は、アンカーが取りずらく、
ほとんど人が入ったことがなく、「カラス事件はあってもアルパインソロでそこを登ったのは凄いから胸を張りなさい」と久しぶりに褒められた。
本当にこのようなやりとりがあったのですか?
 *) サンスクロワールなんて聞いた事もないんですが。

彼は日本国内のスポンサーに対し「単独無酸素登頂・冒険の共有」と言って資金提供を受けているが
彼は今まで何度も事実と異なる発言をしているので私はこのマーケティングタイトルも事実ではないと思っています。

去年アメリカのエリック・ラーセン隊に対して「彼の言っているのは嘘だ、彼は登頂していない」とツイッターのフォロワー79000人に対して発言、
そしていまだに自分の間違いを訂正していません。
同じく「ラインホルト・メスナーは血液ドーピングをしてエベレストに登った」とツイッターで発言。
事実でない情報を発言するのは卑怯です。私は同じ日本人として非常に恥ずかしく思っています。
特にこの秋の挑戦では写真家が1人亡くなっていますが、彼の態度からは死者への敬意が何一つ感じられません。
これが彼のスタイルに対する不審と彼の発言が信用に値しないと感じる理由です。
彼と同じようなふざけたエンターテイメント気分のヒマラヤ登山者が増える事を非常に危惧しております。

彼がアップロードしたYoutubeの動画のURLを添付いたします。
彼は安全器具もザイルも持っていません。
http://www.youtube.com/user/kurikiyama

そこでお聞きしたいのは彼へのインタビューの状況と、登ったとされるサウスコルに至るルートについてです。
彼は証拠となる写真を提出をしましたか?

返信お待ちしております
敬具

(※) 後にサンスは"サウス"の誤記と判明 (上記栗城ツイートなど)
エベレストのサウスクーロワールという地名は日本語・英語でも全く検索に引っかからないため、
栗城の造語か、あるいは一部の人(シェルパ?)が使っている呼び方と思われる。

参考

470 名前:826 ◆myWYSfjEU6 [sage] 投稿日:2011/10/27(木) 15:17:35.33
 >>443
はい、 最初の質問はHimalayanDatabase.comに対して送信し、返信がhimarayantrust.orgから来ました。
公開許可はhimarayantrust.orgに返信しました。
返信主の名前は常にホーリー女史です。

その他のメールはホーリー女史個人のアドレスでやり取りしました。
以前も書きましたが個人的な感情の入った文面なので公表はできません。

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最終更新:2023年02月12日 09:07
添付ファイル

*1 couloir(クーロワール)は通常「急勾配の狭い谷」のことを指す。栗城が登ったルートは幅が広くてcouloirでは無いという意味だと思われる。

*2 ジェネバスパー(Geneva Spur)はC4サウスコルの下にある岩稜帯