S(エス)ゲッター
永井豪/真ゲッターロボ型メダロット(DYN)
登場作品:
S
機体概要
メダロットSと漫画家「永井豪」とのコラボとして登場したメダロット。
モチーフは真ゲッターロボ。
初出は永井豪氏と石川賢氏、ダイナミックプロが手掛けたTVアニメ「ゲッターロボ號」の漫画版(※)。
その後ゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズへの登場で知名度を上げ、真ゲッターロボを題材としたOVA作品が複数製作されている。
型式番号はDYN02。
その姿は真ゲッターロボの合体形態のひとつ、「真ゲッター1」を、そのままメダロットの頭身に合わせたもの。
ゲッターロボはシリーズを通じて、三機の戦闘機(ゲットマシン)の変形合体で姿と能力が変化することで知られているが、本作では真ゲッター1の姿で固定となる。
コウモリや悪魔を想起させるゲッターウイングは胴体に付いていて。背中の中央にはメダルハッチが見られる。
右手には、後述するカスタムスキンを適用しない場合は大鎌を携えている。
ゲッターロボを知っている方であれば、ゲッター1といえば斧ーートマホークというイメージを持つ方も少なくはないだろう。
コレはOVA『真(チェンジ!)ゲッターロボ 世界最後の日』で、真ゲッター1が使用したゲッターサイトが元となっている。
右腕パーツ名は先述のゲッターサイトが鎌であることを解りやすくするためか、サイス(英:scythe=大鎌の意)に変わっている。
左腕パーツは真ゲッター1の必殺攻撃、ストナーサンシャインに由来する。
脚部パーツは、真ゲッターロボを構成する真ゲットマシンの一機、真イーグル号に由来する。
※石川賢氏による漫画版ゲッターロボ號は、アニメとストーリーに相違点が多く、後年過去の漫画版と統合してゲッターロボサーガが執筆されることになった。メダロットとは、メディアミックスで設定等に相違点が多いという点が奇しくも類似している。
機体説明
メダロットS
メダロットS×永井豪コラボイベント第1週「永井豪コラボ 動け!メダロット」にてエネミーとして先行登場。
その後コラボイベント第2週「永井豪コラボ 新たなる戦い」前半の開催に合わせて、ピックアップガチャで入手出来るコラボ期間限定初期ランク☆3メダロットとして登場。
右腕パーツは
ブレイクラッシュ。
大鎌で全てをなぎ払うイメージからの技選定となった。
同じ永井豪コラボメダロットである
マジンZに続いての、ブレイクラッシュの実装となった。
成功値1181、威力値1282とブレイクラッシュの中では平均的。
充填値699、冷却値685と男性型のブレイクラッシュの中では高い部類。
左腕パーツは本作初出の新技、
ワイドビーム?。
その名のとおり、
全体特性を備えたビームである。
ビーム同様にチャージゲージ最大時に威力三倍となるため、数値上は最大の威力を発揮出来る可能性がある。
機体概要でも触れているが、ストナーサンシャインにちなんだ技選定となった。
成功値は865とビーム系の技の中では平均的。
威力値は全体特性のため、1985と高めに設定されている。
全パーツ攻撃特性が存在するためか、充填値581、冷却値540とビームの平均値よりは低く設定されている。
先述した、全体特性を強化する支援技と脚部特性が、Sゲッターの要となる。
頭部パーツは本作初出の
ホールブースト?。
自身に全体特性を持つ技の成功値と威力値に80%の補正を与える、ホールブーストの
プラス症状を付与する効果を持つ。
コレにより、全体特性を持つ両腕パーツの命中精度と破壊力を高めることが出来る。
全体特性も乱撃特性と同様にダメージが分散するため、有効なプラス症状となる。
支援技としては充填値860、冷却値865と若干低めに設定されている。
そして脚部特性は
ホール?。
全体特性の技の威力を500上昇し、さらに脚部パーツの射耐値と格耐値の数パーセントを威力に加算する効果を持つ。
雑にいえば、
全体特性用のアサルトである。
頭部のホールブーストと脚部特性ホールの効果で、相手の装甲値を削るのみならず、機能停止に至るほどのダメージを与えることすらも可能となる。
特に
純正であれば、
ハイフライや
ダークネスの脚部特性を持ったメダロットにとっては、天敵となる可能性もある。
ランク☆6時の格耐値と射耐値は1481と同値のため、加算される数値も高い。
それだけでなく、898と高水準の充冷値に装甲値4979、回避値1253とバランスの取れたスペックを持つ。
先述した高水準の格耐値と射耐値もあり、攻撃を耐えやすいのも魅力。
浮遊タイプの天敵たる
アンチフロートはもちろん、全体特性にとってのメターー優位に立てる要素となる
コンシールにも注意すべき。
レーダーサイトおよび、それが含まれる複合技を持つメダロットが居ると心強い。
また、ホールブーストは
自身にしか付与出来ないため、支援には向かないのも些細なことながら欠点。
純正運用か、他の全体特性攻撃パーツを装備させて、
全体特性の恐ろしさを味あわせてやるのが一番だろう。
○カスタムスキン
メダロットS×永井豪コラボイベント第2週「永井豪コラボ 新たなる戦い」の開催に合わせて、課金パックとして登場。
全身が黒基調で、ゲッターウイングの翼膜部分が赤く染まった姿をしている。
カラーリング以外では、右腕のゲッターサイトを意識した鎌の代わりに、ゲッタートマホーク(ダブルトマホークランサーとも)を意識した両刃斧を携えるという差異が存在する。
真ゲッター1のブラックカラーはフィギュアでも見られたものだが、カスタムスキンの元ネタとしては、いずれかが考えられる。
ひとつは、「
真ゲッターロボ 世界最後の日」に登場した「
ブラックゲッター?」。
もうひとつは、TVアニメ版「
ゲッターロボアーク」に登場した、ブラックゲッターのカラーリングと意匠を持たされた真ゲッター1である、「
真ゲッターロボタラク」。
登場人物としてのSゲッター
メダロットS
メダロットS×永井豪コラボイベント第1週目、「永井豪コラボ 動け!メダロット」から登場。
シデンが持続可能な宇宙開発を目的とした
ロボトルリサーチ社の研究施設を地上に新設した際に、
マジンKと
デビルヒーロー?と共に発見。
暴走しかかっていたところを止められて、研究施設でデータ取得と安定稼働のために日夜調査されている。
データ取得時や
ロボロボ団の襲撃といった緊急時以外は、基本的に起動を停止させられている。
未知の力を秘めており、「地球環境を大切にしつつも宇宙開発を進めていけるのではないか」と踏んで、シデンは調査を進めている。
マジンK同様、自身が何者であるかは解らない様だが口調は荒く、
カスミからは「ガラが悪い」と語られた。
ロボトルの際には
月すら破壊すると不穏な発言までしており、度々シデンからやんわりと咎められている。
暴走しかかっていた自分達を止めてくれたシデンには恩義を感じており、義理堅い一面もある。
ロボトルリサーチ社の発表会の際に紹介しようとしていたが、ロボロボ団が開発した特殊制御装置を装着されたせいでマジンKと共に暴走してしまう。
コレによって、デビルヒーローが覚醒することとなるのだった。
関連機体
ダイナミック!永井豪コラボメダロット |
マジンZ |
ロボトルフィールドにそびえる鉄の城 |
マジンK |
神を超え、悪魔をも討ち倒す魔神皇帝 |
Sゲッター |
今がその時だ!真のゲッター |
Bゲッター? |
世界を変える風になれ!漆黒のゲッター |
デビルヒーロー? |
誰も知らない、知られちゃいけない悪魔のヒーロー |
属性攻撃、特性攻撃のスペシャリスト |
キャットダンガー |
火薬属性のスペシャリスト 猫サイボーグの合体兵器 |
スチームガンナー |
乱撃特性のスペシャリスト スチームパンクな銃撃手 |
クリアメイド |
火薬特性のスペシャリスト 爆風でキレイにお掃射 |
Sゲッター |
全体特性のスペシャリスト 貴様らにも味あわせてやる、全体特性の恐ろしさをな |
機体性能
アルバム |
謎のデータをもとに開発された、 赤いボディのロボットを思わせる姿のメダロット。 巨大な鎌を操り、莫大なエネルギーを集約して 破滅的な威力を誇る攻撃を繰り出す。 敵対する者は、身をもって その恐ろしさを味わうことになるだろう。 |
※ ステータスはランク☆6Lv100時のものです。
頭部:ゲッターアイズ(DYN02)
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
冷却 |
回数 |
Hv |
スキル |
わざ |
4019 |
- |
- |
860 |
865 |
3 |
- |
たすける |
ホールブースト? |
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
冷却 |
Hv |
スキル |
わざ |
4019 |
1181 |
1282 |
699 |
685 |
○ |
かくとう |
ブレイクラッシュ |
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
冷却 |
Hv |
スキル |
わざ |
3899 |
865 |
1985 |
581 |
540 |
○ |
しゃげき |
ワイドビーム? |
装甲 |
格耐 |
射耐 |
回避 |
充冷 |
Hv |
タイプ |
脚部特性 |
4979 |
1481 |
1481 |
1253 |
898 |
2 |
浮遊 |
ホール? |
地形相性
荒野 |
砂漠 |
山地 |
岩山 |
草原 |
森林 |
市街地 |
アリーナ |
凍土 |
水辺 |
サイバー |
A |
A |
A |
A |
A |
A |
A |
A |
A |
A |
S |
最終更新:2024年04月18日 09:18