「よもや妾が、この姿を晒してしまう事になろうとは……!」
九狐
イラスト |
メインデータ |
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名前 |
九狐 |
種族 |
不明 |
分類 |
現地人 |
異名 |
燐火絢爛 |
役職 |
トブの大森林管理者 |
住居 |
トブの大森林 |
サブデータ |
性別 |
女 |
所属 |
ナザリック |
登場 |
オバマス |
声優 |
末柄里恵 |
概要
九狐とは、イベント「
異形夜行譚」で登場した狐のそれと似た九本の尾を持つ童女である。一人称は
妾。
リ・エスティーゼ王国周辺からは相当距離の離れた異国の出身。本人の証言では生まれた時は普通の狐で、長い時間を生きたせいか、あるいは森で見かけた「奇妙な形の果物」を口にしたせいか、ある時から今のような外見の種族に変わってしまったらしい。
紆余曲折あってナザリックの支配下に入り、ハムスケや死の騎士と共にトブの大森林にある罅の監視、及び発生する
混沌獣への対処を任された。
遠方の森に隠れ住んでいた異種族の姫「
クゥ?」という偽装身分を持っている。
経歴
元はただの狐だったが、長く生きたせいか、森で見かけた「奇妙な形の果物」を口にしたせいか、気が付くと普通の獣から人間に似た姿を得てしまった。
姿の変わったことで森の仲間からは仲間外れにされ、以降は人間の暮らす小さな村で守り神の真似事をしていた。村の子供らと遊んだり、気まぐれに村人の困り事を解決したり、それを続けている内にありがたがられ、奉られ、気づけば村の守り神になっていたとの事。しかし、時間の流れと共に村は少しずつ廃れていき、九狐と社に訪ねてくれる者がいなくなり、孤独に耐えかねた九狐は共に生きる長寿の仲間を探しに旅に出る。
旅に出た九狐だったが、半端に人の形をしているせいか、人に似た種族に拒まれ、異形の種族には時に食糧にされかけ、受け入れてくれる者とは出会えないまま故郷に似た雰囲気のあったトブの大森林に流れ着く。そこで見かけたハムスケが他種族と分け隔てなく接している姿を見て、話しかける機会を窺っていた所、ナーベラルの辛辣な対応からハムスケが虐められていると勘違いしてしまい、
異形夜行譚での襲撃に繋がった。
その後、ナザリックに返り討ちに合うが、襲撃による被害は無く、貴重な存在であったため罰も無くナザリックの配下に加えられた。現在はトブの大森林でハムスケや死の騎士と共に罅の監視及び発生する混沌獣への対処を行っている。
種族
種族不明。
キャラクターとしては獣種。精神系魔法を多用し、肉体能力に優れる獣形態と、魔法能力に優れる人型少女形態の二つの姿を持つ。ナザリック第八階層にいるウカノミタマと似た特徴を持つが、同種であるとは明言されていない。両者の差異として、ウカノミタマは獣形態で魔法が一切使えなくなるが、九狐は火の玉出したり、不可知化したり、障壁を張ったりしている(実は九狐もスキルだったりするのかもしれないが)
ちなみに、九狐にとって伝承を通じて名前を知っていた「ウカノミタマ」は全狐にとっての神様のような強い憧れの対象。出会った際に貰ったお面は家宝として、一生大切するとテンション上げていた。
強さ
生け捕りのため手加減する必要があったとはいえ、プレアデス、アウラ、マーレ達全員を相手にし、少しとはいえ手こずらせたほど。
獣形態では肉体能力を武器に高い身体能力やスキルを駆使して戦闘を行う。作り出した霧に紛れ、大きい身体に見合わぬ素早さと勘の良さで攻撃を回避し、ナーベラルの《二重最強化・連鎖する龍雷》をも耐える魔法障壁で魔法を防ぐ事が可能。
人型形態では魔法詠唱者として戦う。精神系魔法に似た魔法を使用し、自己支援を行いながら、回避してもなお強い熱を感じさせるほどの火力を持つ火の玉を放った。
能力
身体能力を武器として戦う獣形態、魔法を武器として戦う人型形態に変化できる。
姿を変える。刀など依り代を用意することで、通常の変化よりも高精度かつ長時間の形態変化が可能となる。ただし、どのように化けても尻尾は残る。形態変化の延長?
人型形態で使用。精神系魔法に似た魔法を振るう事ができる。火の玉を生み出して攻撃に用いる他、エントマの「符」に当たるエフェクトを兼ねた火の玉を飛ばし、本人を強化など支援効果を発生させることも可能。
九発の火の玉を打ち出す。最後の球を放った際に隙が生じる。
九狐本気の一撃。詳細不明。
【燐火絢爛】九狐のアクティブスキル3《狐火》は使用する際にも『燐火絢爛!』と言って放つ。モーションとしては一度に9個の火の玉を生み出したのち、対象に向けて弧を描きながら放ち着弾後爆発させる。モーションだけ見ると《えんぎょく/焔玉》の方が近く、ただ言ってるだけ説はある。
エネミーとしてのみ登場する獣形態の姿でも同様のモーションで同じスキルを使用する。
刀身に火を乗せる事で刀の扱いに不慣れな部分も上手く隠す際「狐火を浴びせるつもりで振りぬく」という表現が使われた。
霧を生み出す。獣形態時に発生し、人型形態で霧が晴れた。獣形態時限定なのか、魔法なのかスキルなのかは不明。
獣形態で使用。ナーベラルの《魔法二重最強化・連鎖する龍雷》の威力を減衰させた。
獣形態で使用。アウラですら何となくしか感じ取れるないほどの隠蔽を可能とするが、《完全不可知化》の看破能力を持つルプスレギナによって破られた。一応《完全不可知化》と本人が明言したわけではないので類似能力の可能性あり。
【燐火絢爛】九狐の奥義。人型形態から獣形態に変身。口から火炎ブレスを放つ。火炎ブレスはストーリーで未使用。
幻術を使って水着を見た目だけでも再現しようとしていたらしい。
精神系魔法と思われる、人の形に似た「符」を操るようにして使用する魔法。幻術でそう見せているのか、そういった特性を持つ「符」なのかは不明だが、操った「符」を敵へぶつけて攻撃もしている。ストーリー内では未使用。
【水衣の霊狐】クゥのプロフィールでのみ語られる。
出身
リ・エスティーゼ王国周辺からは相当距離の離れた異国の村。日本由来の文化が根付いた場所と思われる。
九狐が村の守り神として社で奉られていた。
作物の収穫が終わったあたりの時期になると、子供達と一緒にススキと団子を持って月を眺めていた。
- 「武の者と分かる者」という要望に沿った変身が鎧武者
「この世界にもこういう恰好はあるんだねえ」とアウラを驚かせた。
村の近くの山奥にも湯の湧く場所あったとのこと。病や傷によく効くと言うので、村人たちが時々足を運んでいたらしい。
アイテム
九狐の社に落ち延びてきた武人から預けられた形見のようなもの。クゥに変化するための依代であり、武器としても使われている。
ウカノミタマから貰った狐のお面。家宝として大切に扱っている。
昔の友達から預けられた衣装。
豊穣祈願の装束が入っていた葛籠。九狐の毛で作られた刷毛を使っている。柿渋と漆が塗られているため虫やカビに強い。
その他
未編集
主人公から文字の読み書きや敬語を学んだり、「ごんぎつね」を読んで慄いたりしている。
キャラクター
関連項目
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最終更新:2025年02月19日 00:05