「まだ、私は……俺は……ッッ!ウォ、オオォ……オオオオオオオォオオッ!!」
ガゼフ・ストロノーフ
イラスト |
メインデータ |
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名前 |
ガゼフ・ストロノーフ |
種族 |
人間種 |
分類 |
現地人 |
異名 |
王国の英雄 |
役職 |
王国戦士長 |
住居 |
王国 |
サブデータ |
年齢 |
? |
性別 |
男 |
登場 |
Web 書籍 オバマス |
声優 |
白熊寛嗣 |
概要
ガゼフ・ストロノーフとは、リ・エスティーゼ王国の戦士長である。平民出身でありながら王国の英雄として名高く、戦力と士気の両面で大きな影響力を持つ。
作中の動向
第一部・第七章『三国会談』で国王のランポッサⅢ世の護衛として会談に参加。王国の力を証明するために開催された御前試合をソーイと共に戦った。
第一部・第八章『消えた英雄』では、第七章でエ・ランテルを襲撃した
混沌獣の出現元の調査を志願。戦士団と共に洞窟に向かうも、生死不明となる。後に救出に向かった
主人公の予想(という体での回想シーン)によると、洞窟の崩落により魔法詠唱者と物資を失い、暗闇の中で敵の不意打ちを受けながらも進み続け、傷を負った者から者から
罅の
瘴気による汚染を受け、時に仲間だった者に手を掛けながらも
罅の前に辿り着き、一帯の封鎖を成し遂げたところで自身も汚染を受けて正気を失ってしまった模様。
汚染を受けた後はシャルティア、ソーイなどによって拘束され、秘密裏に
ンフィーレア・バレアレの元に運ばれる。以降は汚染解除のための研究の被験者として、エ・ランテル魔導研究所で監禁状態となる。
強さ
王国最強の戦士。「英雄」と言われているが『英雄の領域』には及んでおらず、
第一部・第七章『三国会談』で『逸脱者』のフールーダと戦った際は、連戦だったとはいえ子供のようにあしらわれている。
汚染を受けた
第一部・第九章『禍つ闇』ではシャルティアと交戦。王国の秘宝を装備し、汚染により身体能力を限界まで引き出したことでシャルティアをして『なかなかの威力』、『当てられれば、少しは私に傷を負わせられるかもしれません』と言われるほどの力を発揮したが、大技直後の硬直に《魔法最強化・麻痺》を受けてあえなく拘束された。
第一部・第十五章『罅割れゆく世界』以降は
瘴気による汚染解除の副作用で強化された。その実力は汚染されていた時の力を上回る『逸脱者』に近い、或いはそれ以上の力らしく、セバスによると階層守護者に及ばずとも戦闘メイドたちは超えている様子。実際に汚染解除直後にはソリュシャン、ユリ、シズなどを追い詰めた槍型
混沌獣を圧倒する姿を見せた。
能力
現地世界固有の技術。汚染された状態で発動した武技は『可能性知覚(カノウセイチカク)』のように読み仮名がカタカナで表記された。
罅の内側は通常、
混沌適応装備を装備するか、特殊な出自の者以外の動きを停止させる力を持つが、汚染とその解除を受けた者は、例外的に
可能性の海で活動できる。
瘴気による汚染を受けていた時の力。汚染獣などと同様、身体に対するリミッターが外れることで限界を超えた動きを可能とする。他、筋肉の異常発達と損傷、それを上回る速度の再生力を得る。汚染期間が長いほど力が増す。
瘴気による汚染を解除した後の力。汚染されてた時よりも力が増しているらしい。力の行使にON、OFFの概念があるかは明言されていないが、戦闘中などイラストが汚染されていた頃の赤目の双眸になっている。
その他
【王国最強の戦士】ガゼフの奥義。精神統一後、大上段から剣を勢いよく相手に向けて振り下ろす。書籍版9巻を描いたアニメにおける『個として最強の武技』の不発シーンと類似する構図、演出が用いられていることから、これこそが『個として最強の武技』ではないかと予想されているが、詳細は不明。
他の
マイページ会話と同様に
主人公とガゼフの交流が描写される。状況は良く分からないが、主人公はガゼフから戦術や剣を教わっている様子。最後には『村の護りを預けてもいいかもしれん』と言われている。
キャラクター
関連項目
自由コメント欄
最終更新:2025年03月10日 23:53