神権




神権

イラスト メインデータ
名前 神権
命名 エンヘラ・リード・ガビー
初出 第一部・第十八章『人類の救済』
使用者 エンヘラ・リード・ガビー
主人公

概要


 可能性の海から産まれた一部の者が使用できる能力。曰く「九曜を所以とする神域の権能」や、可能性の海に関する能力の他、単純な基礎能力強化や攻撃も可能。

 レベルに関係なく、出自を自覚して使おうと思えば使える能力とのことだが、主人公エンヘラとのレベルの差か、行使可能な能力と出力が異なる様子。主人公の場合は「可能性の海」由来のものに対する高い理解や掌握の方に真価があると予想されていて、神権を通じて九曜からイメージや声が流れ込んでくるらしい。

 主人公によると神権の覚醒による差は「感覚が拡がったとしか表現できない」らしく、混沌石や世界をより正しく認識できるようになったとのこと。この感覚はアグレシエルら「同胞」と遭遇したことでも、更に拡がりを見せ、同時に行使できる力の幅も向上している。能力の上昇をモモンガは、自身の出自への興味や知的好奇心が理由なのかも知れないと予想しているが事実は不明。

 エンヘラは「神権の覚醒と共に主人公は九曜への信仰に目覚める」と語っていたが、実際には自身の状況からの推測でしかなく、エンヘラの希望的観測だったのか、何か別の要因があったのか、覚醒した後も主人公九曜への信仰に目覚めることは無かった。また、同様に神権を使えると思われるアグレシエル達も、九曜への信仰を否定している。

 全力を出したエンヘラ混沌適応装備に似た、混沌石の輝きに似た光が走った姿を見せた。普通に神権を行使している分には姿が変わるような描写はない。

能力


名前
(正式名称不明)      
効果など 使用者
能力向上 防御力など単純な能力向上。 主人公
攻撃 攻撃に関する神権の行使。エンヘラを主人公が倒した時に使用したものだが、以降コントロールが難しく制御できなかった。アグレシエルらと遭遇した後で神権の性能が向上し、以降は「ある程度」制御できたとのことだったが、咄嗟に遠距離攻撃を行った時は狙いからずれてしまった。 主人公
気配感知 可能性の海」由来の存在に対しての「気配」を感知する能力。混沌獣や「同類」かの判別もでき、曰くシロは「同類」としての気配が薄いらしい。アグレシエルらと遭遇したことで知覚が向上して「良く視える」ようになった。描写から、対象を視界に入れることでより強く気配を感じ取ることができる他、相手が「同類」であれば嘘や敵意などの感情も気配で感知可能。また、模倣体は異質な気配に感じるとのこと。 主人公
罅感知 罅の気配を朧気に感知できる。罅に干渉して制御下に置き、ある種の「神経」を通せばはっきりした感知も可能。 エンヘラ
蘇生 神権による蘇生。エンヘラ曰く『同胞であれば神権で蘇生できる』とのこと。 エンヘラ   
瘴気の操作 罅から出る瘴気の操作する。作中ではエンヘラがエ・ランテルを含む王国、帝国の各主要都市の罅から瘴気を噴出させて都市を覆った。 エンヘラ
罅を創り出し移動 生成した罅に飲まれるように転移による移動を行う。対象の近くに罅を生成することで他者を転移させることも可能。現地世界転移の異常の影響を受けずエ・ランテルからナザリックへの超距離を移動できる。 エンヘラ
伝言(メッセージ)の妨害 伝言(メッセージ)の妨害できるらしい。作中当時のエンヘラ余力では妨害に避けるリソースはなく使用できなかった。 エンヘラ
罅への干渉 罅に干渉する力。罅を通じて隣接するナザリックの管理システムにハッキングするといったことも可能。作中ではマスターソースから知識を吸出し、ナザリックに後述の改変を行った。正月異変など過去起きた出来事からNPCの精神支配などもできるのではと予想されていたが、実際にできるかは不明。可能だとしても第八階層の存在などを支配下に置かず、改変したナザリックの物理的封鎖や初見殺し・即死級難易度の攻略設定しないのは、システム上の制約か割けるリソースが有限でできないからだと言われており、伝言(メッセージ)の妨害に割けるリソースが無かったという話を踏まえると、少なくとも後者は間違いないと思われる。

・ナザリックの改変
①未探査ダンジョンだった頃の同時攻略系ダンジョン近い仕様に変更。
②ナザリック内部⇔外部での連絡途絶
③再現する時期にもよるが本人のそれに近い実力を持つ、ある時点での「誰か」の再現体の作成(喋れるが会話は成立しない)。
④ナザリックの外を含む風景の再現
エンヘラ
対象を宙に浮かせる 主人公に神権の必要性を実感させるために使用。殺すつもりで攻撃する前段階として、主人公を他者が庇えないよう宙に浮かせた。 エンヘラ

関連項目


エンヘラ・リード・ガビー
 使用者
主人公
 使用者
アグレシエル
 使用できると考えられてる
ビリオフィア
 使用できると考えられてる

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最終更新:2025年05月10日 17:56
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