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短編57 - (2012/04/22 (日) 20:28:01) のソース

//>>274 投稿日:2009/12/23(水) 06:04:32

窓の外からは、ちゅんちゅんと鳴く小鳥の声と、バイクの音が聞こえた
横からは、規則正しい寝息が聞こえる
ああ、もう朝か。
体を起こし枕元の時計を見ると、ちょうど目覚ましのベルが鳴り出したので、慌ててそれを止める
せっかく律がこんなに気持ちよさそうに寝ているのに、起こすなんてとんでもない
それに今日は土曜日・・・・別に早く起きる必要ないもんね。
そう思いながら、横で前髪を乱しながら寝ている律の顔を見つめる
そうしていると何か不思議な感情に駆られ、気付けば律の頬に口付けていた
あれ?何やってるんだ私・・・そうは思うけど、寝起きの脳に自制心がまともに根付くはずもなく
今度は前髪を優しく手ですくい上げ、少し汗で湿ったおでこにキスを一つ
先ほどとは反対側の頬、首筋にも一つずつキスを落とした
まずい・・・このままじゃ起きちゃう。と思っていると、重く開かれたまぶたから覗く律の目と私の目が合った
やばい・・・
「り、律!こ、こ、これはその・・・」
「ん・・・いいよ・・・」
そう言って少し頬を赤らめる律。おい・・・それはもしや肯定か
「・・・じゃあ、もうちょっとしていい?」
「え?」
少し戸惑っているようだったが、私は返事を待たず、今度は鎖骨のあたりに唇を付けた
少し体を震わせながら、吐息混じりに弱く声をあげる律
それがまた私を駆り立て、今度はメインディッシュ、唇をいただいた。
寝起きなのもあり、律は私にされるがまま。だけどその目に否定の色はない・・・多分
「・・・律、しちゃおっか。」
「ん・・・・・やさしくして・・・」
思わず歓喜の声をあげそうになる。
とりあえず優しくしてと注文があったので、ゆっくりとシャツをたくしあげると、
メインディッシュに勝るとも劣らない、美味しそうなデザートが顔を出した。
とりあえず、少し早めの朝ご飯・・・いただきます!


- エロス!!!  -- 名無しさん  (2011-12-19 11:34:14)
- 澪律いただきました!  -- 名無しさん  (2012-01-04 04:05:29)
- いいねいいね〜  -- 名無しさん  (2012-04-22 20:28:01)
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