「SS195」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

SS195」(2011/03/02 (水) 23:54:35) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

//>>454 投稿日:2011/03/02(水) 12:22:53 なあ、律。 私はお前と出逢わなければ、苦しまずに済んだのかな? なあ、律。 私達が生まれてこなかったら、私は痛みを知らずに済んだのかな?―――  季節は夏。煮えるような熱が降り注ぐ。  この暑さは皆に平等なのに、なんで痛みは平等ではないのだろう。 律「おっはよ!みぃお!」ドンッ!  背中に柔らかい衝撃、愛しい体温。 澪「わわっ!もう、暑いから離れろよ」  嘘。何なら一生離して欲しくない。 律「ちぇーっ澪しゃんったらつれねーの!」  仕方ないじゃないか。素直になれないんだ。 澪「ほら、行くぞ?遅刻しちゃうよ」  ああ、この時間がずっと続けばいいのに―――  教室はいつも通りの賑わい。わいわい、がやがや。  だけど私の心中は少し違う。いらいら。むかむか。 律「おっはよー!皆の衆!」ガラッ  律は元気いっぱいに、私にとっての地獄の門を開ける。 モブA「おはよ、りっちゃん」 律「おう!おはよ!」ニカッ モブB「秋山さんも、おはよう」 澪「ああ、おはよう」  律は皆の中心。笑顔を振りまくのは当然。もう慣れた。  問題はここから。 律「ゆーいー!おっはよー!」  あぁ 唯「むぉっ!おはようごぜーます!りっちゃん隊員!」ビシッ!  つらい 律「苦しゅうないぞ!唯隊員!」ビシッ!  皆への挨拶を済ませると、いつも律はあの子のもとへ行ってしまう。       「赤」い糸で結ばれたあの子のもとへ  何度もその糸を断ち切ってやろうと思った。  でも敵わなかった。糸は強かった。 紬「おは…澪ちゃん?どうかした?」 澪「ん…なんでもない。おはよう、ムギ」 唯「ふふっ!おはよう!みおちゃん、ムギちゃん!」 律「そーんな怖い顔してると可愛い顔が台無しでちゅよぉ~?」ケラケラ 澪「うるさい!」ポカッ  「あはははは!」    ああ、はたから見れば私が律と一番近しく見えるだろう。  でも、違うんだ。  私と律の間にあるのは、「青」い糸なんだ。  涙の青、悲しみの青。   勝ち目などなかったのだろうか  でも…でもいつか、お前たちの「赤」い糸を切り裂いてやる  そして、私の「青」い糸を紅く染めてやる  なによりも真っ赤に。私にはその義務がある     だって、私の方が律を見てるもの    待ってろよ、律。  私があの忌々しい糸をほどいてやるからな。  愛してるよ……律 //初短編です。律澪じゃねーしヤンデレでもねーしで微妙な駄文になっちゃった☆てへぺろ // //一応、元ネタは「恋路ロマネスク」って曲です。すいませんでしたっ #comment
//>>454 投稿日:2011/03/02(水) 12:22:53 なあ、律。 私はお前と出逢わなければ、苦しまずに済んだのかな? なあ、律。 私達が生まれてこなかったら、私は痛みを知らずに済んだのかな?―――  季節は夏。煮えるような熱が降り注ぐ。  この暑さは皆に平等なのに、なんで痛みは平等ではないのだろう。 律「おっはよ!みぃお!」ドンッ!  背中に柔らかい衝撃、愛しい体温。 澪「わわっ!もう、暑いから離れろよ」  嘘。何なら一生離して欲しくない。 律「ちぇーっ澪しゃんったらつれねーの!」  仕方ないじゃないか。素直になれないんだ。 澪「ほら、行くぞ?遅刻しちゃうよ」  ああ、この時間がずっと続けばいいのに―――  教室はいつも通りの賑わい。わいわい、がやがや。  だけど私の心中は少し違う。いらいら。むかむか。 律「おっはよー!皆の衆!」ガラッ  律は元気いっぱいに、私にとっての地獄の門を開ける。 モブA「おはよ、りっちゃん」 律「おう!おはよ!」ニカッ モブB「秋山さんも、おはよう」 澪「ああ、おはよう」  律は皆の中心。笑顔を振りまくのは当然。もう慣れた。  問題はここから。 律「ゆーいー!おっはよー!」  あぁ 唯「むぉっ!おはようごぜーます!りっちゃん隊員!」ビシッ!  つらい 律「苦しゅうないぞ!唯隊員!」ビシッ!  皆への挨拶を済ませると、いつも律はあの子のもとへ行ってしまう。       「赤」い糸で結ばれたあの子のもとへ  何度もその糸を断ち切ってやろうと思った。  でも敵わなかった。糸は強かった。 紬「おは…澪ちゃん?どうかした?」 澪「ん…なんでもない。おはよう、ムギ」 唯「ふふっ!おはよう!みおちゃん、ムギちゃん!」 律「そーんな怖い顔してると可愛い顔が台無しでちゅよぉ~?」ケラケラ 澪「うるさい!」ポカッ  「あはははは!」    ああ、はたから見れば私が律と一番近しく見えるだろう。  でも、違うんだ。  私と律の間にあるのは、「青」い糸なんだ。  涙の青、悲しみの青。   勝ち目などなかったのだろうか  でも…でもいつか、お前たちの「赤」い糸を切り裂いてやる  そして、私の「青」い糸を紅く染めてやる  なによりも真っ赤に。私にはその義務がある     だって、私の方が律を見てるもの    待ってろよ、律。  私があの忌々しい糸をほどいてやるからな。  愛してるよ……律 //初短編です。律澪じゃねーしヤンデレでもねーしで微妙な駄文になっちゃった☆てへぺろ // //一応、元ネタは「恋路ロマネスク」って曲です。すいませんでしたっ - ネタ元は恋路ロマネスクか -- 名無しさん (2011-03-02 23:54:35) #comment

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
記事メニュー
目安箱バナー