けいおん!澪×律スレ @ ウィキ内検索 / 「短編127」で検索した結果

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  • 短編127
    投稿日:2010/08/09(月) 05 27 23 「劇の練習もあとは通しで細かい修正をするだけだな!」 「ああ、最初は恥ずかしかったけど慣れるもんだな」 そう言いながら苦笑する。 学校から帰ると、最近はどちらかの部屋でクラスの劇について話したり、 二人で練習するのが日課になっていた。 「なあ律、最後の私が死ぬシーンからちょっと練習しないか?」 練習を続けているとはいえ、後半の台詞にまだ不安があった私は律に提案した。 「死ぬのは澪じゃねーだろ」 律はというと私の言葉に突っ込みながら笑った。 うっかり「私」と言ってしまうあたり、我ながら役に入り込んでる証拠だな。 「あはは、ロミオだった。でもずっとロミオ役やってるから変な感じだ」 「それわかるぞー。役に入り込むってこういうことなのかもな!」 素人二人で一丁前なことを言いながら笑い合う。 「それに、澪が死んだ...
  • 澪×律 別荘地 13
    ...オ……あっ」グイ 短編127 「劇の練習もあとは通しで細かい修正をするだけだな!」 トップページ
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  • 澪×律 別荘地 12
    トップページ 澪×律 避難所 12 SS一覧 澪×律 別荘地 12 まとめ1 澪×律 別荘地 12 まとめ2 題 1行目 SS96 紬と二人で遊びに行って以来、律と紬の距離は一層近くなっていた。 短編120 「律、特訓しよう!」 SS97 「律ー?」 短編121 私は冷房の温度をちょっと低めに設定するのが好きだ SS98 外のあまりの暑さに負け、エアコンをつけている私の部屋。 SS99 「りっちゃんってさ、弱み見せないよね」 SS100 私は律に依存しているのかもしれない。 短編122 夢の世界から現実へと引き戻す鐘の音が喧しく鳴り響き、目を覚ます。 Good smell 「だーれかいるかー?」 SS101 いつから友達じゃなくなってしまったのだろう。 トップページ
  • 澪×律 別荘地 14
    トップページ 澪×律 避難所 14 SS一覧 澪×律 別荘地 14 まとめ1 澪×律 別荘地 14 まとめ2 題 1行目 短編128 ロミオ役が澪になった時、嬉しい反面、不安で仕方なかった。 短編129 ――私は見慣れた場所に立っていた。 ここは体育館のステージ裏。 短編130 ライブが終わった。 短編131 作詞が捗らず、気分転換に部屋を整頓していると懐かしいノートを見つけた。 短編132 そろそろ夜も深まってきた頃、律のサプライズ誕生日会はお開きになった。 SS106 8月21日。 トップページ
  • 澪×律 3
    トップページ 澪×律 3 SS一覧 澪×律 3 まとめ1 澪×律 3 まとめ2 澪×律 3 まとめ3 題 1行目 短編1 目の前には両手の自由を奪われた律が澄まし顔で寝ころんでいた 短編2 ああ、今何時?朝……ではないかな。 短編3 「み〜お〜」 髪の長い男の子 私の悪い癖、夢中になると周りが見えなくなる、 短編4 部活も終わり、今は帰ってる途中。 短編5 「み〜お〜こっち向けよー」 短編6 ひとしきり泣いた後寝てしまった。 SS3 女子校だからそういうのがあるのは知っていた。 SS4 …一体なんだと言うんだこの状況は 短編7 今日は一人。一人で寝る。いや、 短編8 「おーいみんなもうすぐ年明けだぞ〜。…って寝てるし!!」 短編9 今日は体育祭。目立つのは嫌なのにアンカーに抜擢されてしまった。 SS5 雨の強い日だった。 SS6 君と私は釣り合わない 短編10 合宿...
  • 澪×律 別荘地 18
    トップページ 澪×律 別荘地 18 SS一覧 澪×律 別荘地 18 まとめ1 澪×律 別荘地 18 まとめ2 澪×律 別荘地 18 まとめ3 題 1行目 SS120 「澪、行くぞ―」 SS121 もう時間は深夜の一時 SS122 今日は大変だった。 SS123 「仲間内で飲み会やるんだけど秋山さんもこない?」 SS124 ん・・・あれ、ここ どこだろう・・・ SS125 マフラーを編んでみようかな。 短編154 私はヒモりっちゃん。 SS126 律が風邪をひいた。 SS127 「私はヒモりっちゃんだ!」 短編155 平穏な日々。 短編156 「せんせー!ちょっと休憩しましょうよー」 短編157 「……澪、なんか、揺れてないか?」 SS128 授業と授業の合間の休憩時間に、私は保健室を訪れた。 短編158 「今日はどっちにする?」 短編159 「田井中ってさ~秋山さんと...
  • 短編120
    投稿日:2010/07/14(水) 08 19 16 「律、特訓しよう!」 いきなり澪から飛び出す提案。急にそんなこと言われて何の特訓かも分からない・・・ と、普通なら思うところだけど 私には、これがなんとなくわかるんだな 「マラソン大会……か?」 「そう!よくわかったな……」 なんだかんだ長い付き合いだし、二学期入って何の特訓するかとなったらマラソン大会しかないからね 「でも澪、別に足遅くないし、一位目指したいって柄でもないじゃん?」 「そうだけど……ゆ、油断したら最下位になって……学校新聞で大々的に……」 心配性というか、なんとも豊かな想像力をお持ちで…… 学校新聞でそんな陰湿なことするはずないし、もしなったとしても私が許さないからな。即刻リコールだ これは別に理由がありそうだな……それはズバリ 「……ダイエットか?」 澪が口を止め、真顔になり固まる...
  • 短編12
    放課後 私と律以外誰もいない部室 なんで皆は居ないんだっけ 理由を聞いたのに思い出せない そんな事を考えながら椅子に腰掛ける ぼーっと考えている私に近づいてくる律 その表情は私にしか見せない特別な顔 目の前にきた律のカチューシャを外す それは はじまりの合図 澪視点 放課後の部室で二人だけのささやかな秘め事。 律と目が合う。 その目は私を捉えて離さない。 手を絡ませあうと律が私の足の間に体をねじ込ませ距離を詰める。 二人の吐息が混ざる。 左手を私の肩に置くと、残りの距離を一気に詰める。 私も少しだけ頭を下げ、律を迎えに行く。 唇に感じる柔らかい感触。 触れた瞬間に律の愛情が全身を支配する。 優しく触れるだけのキス。 それは私の思考を麻痺させ、律の事しか考えられなくなる。 律の与えてくれる愛を逃したくなくて、隙間を埋める。 ...
  • 短編124
    投稿日:2010/08/02(月) 03 27 25 「ねえ、澪。」 律が呼ぶ。 その声はなんだか今にも泣き出しそうだった。 律は私のベッドに横になっていて、私はベッドを背もたれに雑誌を読んでいる。 今日は二人で遊んだあと、そのまま私の部屋まで来ていたのだ。 「どうした?」 急に弱々しい声を出すもんだから心配になって振り向くと、やはり泣き出しそうな表情の律と目が合った。 「ねえ澪、こっちきて」 そう言って腕を引っ張るので私はベッドに腰掛ける。 すると後ろから抱き締められた。 ぎゅう、と細い腕を腰に回して身体をくっつける。 「律ー、どうしたんだ?」 私も体勢を横にしながら問い掛ける。 二人とも同じ方向を向いたまま、顔は見えない。 本当は律がなんで泣きそうなのかもわかっていた。 もうずっと前から、私達はお互いの気持ちを知っていた。 その上でごまかし続けて...
  • 短編122
    投稿日:2010/07/29(木) 09 41 05 夢の世界から現実へと引き戻す鐘の音が喧しく鳴り響き、目を覚ます。 あぁ、もう朝か。目覚ましを止めて窓の外を見ると、晴天。……こりゃ、今日も暑いな。 さて、準備を始める前に日課を遂行。 携帯を取り出し、メールを作成。宛先は勿論、アイツ。 もうアイツは準備を終えて、朝ごはんでも食べてるだろうか。 それとも昨日も夜遅くまで起きてから、まだ寝ているだろうか。 何時もこうやってアイツの事を考えてしまうのは、頭の中にそれしかないから。……なんてな。 おっと、いかんいかん。さっさとメールして準備始めないと。 件名は無し、本文はひらがなでたったの4文字。さっと打ち込んで送信する。 ディスプレイに『送信しました』の文字が出たのを確認して、準備開始。 準備を終え、あとは出るだけと言うところで携帯が鳴り...
  • 短編126
    投稿日:2010/08/08(日) 23 47 57 澪「わたしはロミオ……あっ」グイ ロミジュリ始まってまもなくのこと。 私はあの一生忘れないであろう文化祭の時のように、舞台に敷いてあった音響のコードにつまづいた。 しかもそのときの私はバランスを崩していて、客席に背を向けて落ちそうになっていた。 (お、落ちるっ) そのとき。 律「なーにやってんだよ」ヒョイ 澪「り……律う!」 突然舞台袖から律がやってきて、今にも落ちそうな私をひょいっと抱きかかえた。 客席「きゃーお姫さまだっこしてるー」「ひゅーひゅー」 ムギ(舞台袖)「キマシタワー」 律「えーっと…すみません!もっかいイやり直させてください!……いい?」 ムギ「」コクンコクン 律「行くぞ、澪」 律はちらっとムギに目で確認をとると、私を抱きかかえたまま舞台袖へ向かって歩いていった。 澪「り……律ぅ…...
  • 短編121
    投稿日:2010/07/23(金) 02 56 37 私は冷房の温度をちょっと低めに設定するのが好きだ 「おやすみ、律」 「ふぁ~おやすみ~」 半分閉じかかった目をこすりながら律がやっとのことで応えた 律はベッド、私は布団 電気を消して毛布を被る、けど、また寝ちゃダメだ …もぞもぞ ほら来た 「う~…みおー冷房寒いよぉ…」 「私は暑いんだから我慢して」 「うえー、寒い~…くっつかせてー」 「まったく、暑いって言ってるのにしょうがないヤツだな」 律が私の布団に潜り込んで身を縮める ブルッと震える肩を引き寄せ律の体をぎゅっと抱きしめた 夏はこうでもしないと律のこと抱っこしながら眠れないんだもん… 地球に優しいエコじゃなくてごめんなさい 今だけ許して 「…寝た?」 返事がない代わりに安らかな寝息が聞こえた 律の寝顔見ていたいけど、...
  • 短編129
    投稿日:2010/08/12(木) 12 31 25 ――私は見慣れた場所に立っていた。 ここは体育館のステージ裏。 目の前にはセットされたベースやドラムが見える。 そうだ、もうすぐライブなんだ。 私はもう一度鏡を見て全体をセットし、気合を入れた。 ――今回は高校生活最後の学園祭でのライブだから、絶対に逃げない。 そのとき、突然。 律「澪」 後ろから名前を呼ばれた。 私を呼んでいるのは律だとすぐに分かったけれど、いつもとは何だか違う。 怒っているようにも、落ち着いているようにも聞こえた。 澪「何?」 律「澪は、今日からもう軽音部に来なくていいから。 ライブも、ベースはさわちゃんにやってもらうから、帰っていいよ」 律はペットボトルの水を飲みながら、冷静にそう言った。 澪「……はあ!? 何言ってるんだ!大体さわ子先生はベースできないだろ?」...
  • 短編128
    投稿日:2010/08/12(木) 04 04 24 ロミオ役が澪になった時、嬉しい反面、不安で仕方なかった。あんなに美人でファンクラブもある彼女に、またファンが増えるのはもう間違いない事だから。 消えろ、消えろ。こんな嫉妬心。こんなのあたしらしくない。 練習を重ねれば重ねるほど、澪はロミオに入り込んでいった。それはもう見とれてしまうほどに格好良く。前日、澪の家で二人で台詞の確認をした。明日本番だってのに、心のもやもやは消えてくれない。 「あぁ、ロミオ。あなたはなぜロミオなの?」 澪、なんでそんなに綺麗でこんなにもあたしを悩ませるんだ。 「──飛び越えてみせましょう…って、律?」 泣いてるの?そう澪に言われるまで気づかなかった。 「あっ、あれ!?あたしってば名女優だから、ジュリエットの気持ちに入りすぎて……」 「律!」 もう、...
  • 短編125
    投稿日:2010/08/07(土) 02 17 17 澪「なんで律は歌詞を見せなかったんだ?」 澪が唐突に話を切り出した。 律「……な、なんのことかしら?」 澪「実は完成してるんだろ?カバンのバk 律「わーっ!止めろ!止めてくれ!…わかった!見せるから!」 まじまじと歌詞を見つめる澪 恥ずかしいのはギャグが寒いから…よりも澪の事を思いながら「澪ならばどういう歌詞を書くか」を思いながら書いたからだ。 …内容がすごい恥ずかしい……。 澪「律からは考えられないような言葉が多いな」 律「お~っと…今の言葉はどういう意味かな~? で!澪的には?」 澪「すっごいイイ!」.。゜+.(・∀・)゜+.゜. 澪「からっぽの私のカバンじゃ自立出来ないの…いつも貴方を頼りにしてるからよっかからせてオネガイ!」の所とか…… 律「うわーっ!だ・か・ら人前で...
  • 短編123
    投稿日:2010/07/30(金) 23 26 09 昨日まで澪は2泊3日の家族旅行 3日も澪に会えなかったから澪分が足りない。 だから今日はべったべたに甘えてやる。 「みーお!」 「ふふ、なーに?」 イスに座った澪の膝の上に対面して座る。 こうすると必然的にあたしが澪を見下ろす形になる。 「寂しかったぞ、みお」 3日間顔を見ないだけでもう随分久し振りな気がする。 あたしは会ってなかった間の気持ちを埋めるように澪に触れる。 「好き」 髪の毛に口付ける。 「大好き」 仄かに赤くなった頬に唇を押し付ける。 「愛してる」 耳元で囁いて首筋に吸いつく。 「りつ、くすぐったい」 「みおみおみーお」 顔を上げ澪の瞳を見詰めながらひたすらに名前を呼ぶ。 澪があたしのオデコに口付け、カチューシャを外した。 「私も寂しかった」 ギューッと抱き寄せられ、首筋に...
  • 澪×律 別荘地 16
    トップページ 澪×律 別荘地 16 SS一覧 澪×律 別荘地 16 まとめ1 澪×律 別荘地 16 まとめ2 題 1行目 短編138 ○月○日(日) 短編139 気温も下がり、季節はすっかり秋 短編140 「ポッキーゲーム、しようか」 SS110 特に用事はなかったし、拒否権もなさそうだったので渋々ながら律の家に行ってみる。 短編141 りつのかんさつにっき 2ねん1くみ あきやまみお SS111 「い、いらっしゃ……って、秋山さん?」 短編142 部活からの帰り道 SS112 香りのいい紅茶を楽しみながら、特に何をするということもなく、 SS113 澪はああ見えて甘えるということをしない。 短編143 家を出る時にママは言った 短編144 「私達男女だったら付き合ってたかな~?」 短編145 「雨、すごいな」 SS114 本当に今日はついてない SS115 「…ふぁ...
  • 澪×律 別荘地 11
    トップページ 澪×律 避難所 11 SS一覧 澪×律 別荘地 11 まとめ1 澪×律 別荘地 11 まとめ2 題 1行目 短編108 澪の部屋、何時ものように突撃かましてみた。 短編109 「こういうお菓子ってたまに何故か無性に食べたくなるよな」 短編110 「おーっす、澪。ダラダラしにきたぞ」 雨の中かき消された細い声が 「いや~まさか降るとは思わなかったな。」 短編111 「なぁ!律、律っ!聞いてるのか?!」 短編112 学校帰り、律はフラッと私の家に立ち寄ると部屋に入るなりカバンの中からあるものを取り出した。 SS94 いつも一緒に居た。 短編113 あつい、あつい、あつい。 短編114 インターホンがなった。続いて玄関の開く音と共に聴きなれた少し低い声。 SS95 二人きりの時でも、基本的にお互い勝手に過ごしている。 短編115 中学を卒業して、高校に入ったらあ...
  • 澪×律 別荘地 19
    トップページ 澪×律 別荘地 19 SS一覧 澪×律 別荘地 19 まとめ1 澪×律 別荘地 19 まとめ2 澪×律 別荘地 19 まとめ3 題 1行目 SS136 「……澪?」 SS137 ふと、思い出した 短編165 「嫌い!!」 短編166 「えへへ、みーお」 短編167 「りつ……?」 SS138 澪とケンカをしてしまった。きっかけは私。 SS139 澪(人を素直にさせる薬、か…) 19-178 澪の嫉妬は凄い。 短編168 「やめろっ……もう自分で書く!」 短編169 唯の家の隣のおばあさんから、また町内会の演芸会のお誘いがあったらしい。 短編170 私が律の部屋で雑誌を読んでいると、持ってきたお茶を机に置き 短編171 私は澪のベースが好きだ。 SS140 私はヒモりっちゃん SS141 『今日は11月22日! いい夫婦の日でーす!』 短編172 11月2...
  • ジャンル別19
    お祭り 短編163 短編164 SS135 SS136 嫌い SS137 短編165 短編166 澪・律が悪いんだからな 短編167 短編174 11月22日(いい夫婦の日) 短編170 短編171 SS140 SS141 短編172 短編173 SS142 SS143 SS144 短編175
  • 澪×律 別荘地 21
    トップページ 澪×律 別荘地 21 まとめ1 澪×律 別荘地 21 まとめ2 澪×律 別荘地 21 まとめ3 題 1行目 SS153 最近どうも心がムズムズしておかしい。 地獄のクリスマス 12月24日夜。ただいま秋山澪はピンチです。 短編190 唯達に私と律が仲良くなるきっかけとなった出来事を話した日。 SS154 クリスマスイヴ。 SS155 「うぅぅ~/////」 短編191 大学を卒業して一人暮らしを始めた私。 SS156 12月25日。今日はクリスマスだ。 SS157 軽音部でパーティーをするのは、とても楽しい。 SS158 寒さに身震いして目が覚めた。 SS159 クリスマスが終わった。 SS160 その朝、りっちゃんが私のお家に来ました。 SS161 澪「はぁ…」 SS162 ふっふっふ。今日は待ちに待ったねんぷちの発売日。 短編192 後ろから抱きしめ...
  • 澪×律 別荘地 10
    トップページ 澪×律 避難所 10 SS一覧 澪×律 別荘地 10 まとめ1 澪×律 別荘地 10 まとめ2 題 1行目 SS89 出会ってから、ずっと。ずーっと、募っていった想い。 SS90 いつも通りの朝、いつも通りの登校。 短編100 -みお!どっか出かけようぜ-! 短編101 「律、そろそろ寝るぞー」 短編102 本日休み、昨日は金曜日。約束特になし、いつもの自室と・・・ 短編103 少し風が強くて、窓のきしむ音が気になって・・・そんなこんなで眠れない夜 卒業 「いよいよ卒業だな」 短編104 「なぁ。私と組むのは、嫌なのか?」 短編105 澪を慕う人はたくさんいる。ファンクラブもできたり、 夜のりったんみおたん 澪が来るのを待つ夜は、どうしてこんなに胸が高鳴るんだろう。 SS91 すっかり町中が秋から冬への衣替えを済ませた高校三年の十二月初め。 短編106 ...
  • 澪×律 別荘地 20
    トップページ 澪×律 別荘地 20 まとめ1 澪×律 別荘地 20 まとめ2 澪×律 別荘地 20 まとめ3 題 1行目 SS146 木の板と、羽の先の木の実がぶつかる音。 SS147 今日は軽音部のみんな+憂ちゃんで初詣に行ったあと。私の家に集合。 20-198 夜中に、一人ベッドにくるまっている私。 20-200 律が初めて私の家に泊ったのは、私が9歳、律が10歳の時だったんだ。 短編183 『世界を敵に回しても君を守るよ』 SS148 「りっちゃんと澪ちゃんこないねー」 短編184 「澪、私が悪かったよ。」 SS149 ○月△日 木よう日 はれ 20-439 律「澪のやつ日記なんてつけてたのか。…なんか面白そうだからちょっと見てみよっ」 短編186 X月X日 短編187 今日は私の部屋で過ごす。そう決まったのは少し前。 短編188 「プレゼント代かさむなぁ…」 S...
  • 澪×律 別荘地 15
    トップページ 澪×律 別荘地 15 SS一覧 澪×律 別荘地 15 まとめ1 澪×律 別荘地 15 まとめ2 題 1行目 短編133 8月31日・・・いつもならエンドレス・ホームワークを背負い、 短編134 「転校、することになったんだ」 短編135 チュン チュンチュン 短編136 寒いくらいに冷房が効いた部屋。 SS107 アパートのベランダに出る。吸い込めば、肺の中にじんわり広がっていくのが感じられるぐらい SS108 最近、澪がおかしい。 短編137 「律、お昼にするか」 SS109 「澪、キス、しようよ」 あのあと 全部、終わってしまった 朝チュン 今が、きっと一番幸せなとき。 トップページ
  • 澪×律 別荘地 17
    トップページ 澪×律 別荘地 17 SS一覧 澪×律 別荘地 17 まとめ1 澪×律 別荘地 17 まとめ2 澪×律 別荘地 17 まとめ3 題 1行目 短編151 「いいか、ここはテストに……」 短編152 律はその性格に似合わず、得意とするゲームのジャンルは 17-330 「別についてこなくてもいいのに」 SS116 体育祭が嫌いだった。 17-396 「憂ちゃんくれ!」 SS117 なんだか最近の私はちょっとだけおかしい。 SS118 「くしゅんっ」 SS119 今日は10月31日、ハロウィン。 トップページ
  • 短編112
    投稿日:2010/06/26(土) 12 55 43 学校帰り、律はフラッと私の家に立ち寄ると部屋に入るなりカバンの中からあるものを取り出した。 「なあ、これどう思った?」 それは今日ムギから渡された学園祭で演じる劇『ロミオとジュリエット』の脚本だった。 「うん、ほぼ原作どおりだったし、全体的にみてもいいと思うよ。ただ、クライマックスのジュリエットがロミオの後を追う、その直前の……」 「キスシーン、だよな。最初目を通したときはさすがにびっくりしたな」 どうやら律も同じ箇所が気になっていたようだ。 しかし、この脚本を一読した私は律とは少し違うことを考えていた。 「さすがにキスするフリでいいとは言ってたけど、……なあ律」 「ん、何?」 「あのシーン、本当に私にキスしてくれないか?」 「へ?」 突然何を言われたのか理解しきれずに、律はキョトンとした表情を見せている...
  • 短編16
    「いてて…澪大丈夫か?」 今し方階段を上ってる時に足を滑らしてしまい、その時後ろにいた澪を巻き添えにして落ちてしまった。 そんなに高くないところからだったのが幸いだ。 「いたた…大丈夫」 澪が大丈夫みたいで安心した。 冷静になってみて思ったが、この態勢はやばくないか。 私が澪を押し倒してるみたいじゃないか!! 澪の顔が近い。澪、綺麗になったな。 後数センチ近付いたら…って何考えてんだ私は。 何で今この状態で親友に欲情してるんだ。 「お、おい、律!」 「ほぇ?あ、わりー。今のく…」 現在の自分達の態勢に澪も気付いたのか頬を真っ赤にし、目を潤ませながらこちらを見ている。 その顔は今までに見てきた何よりも綺麗だと思った。 私の中で湧き上がった感情が体中を駆け巡り、理性を焼き切った。 「律?!んっ…」 気がつくと澪の唇に自分のそれを重ねていた。 何してんだ?どうし...
  • 澪×律 別荘地 22
    トップページ 澪×律 別荘地 22 まとめ1 澪×律 別荘地 22 まとめ2 澪×律 別荘地 22 まとめ3 題 1行目 SS175 律「みんな来ないなー」 短編198 「みおー」 SS176 澪「ベース? 助っ人?」 短編199 最近の律はバイトばかり。 SS177 澪が熱を出した。 SS178 さて、ここにココアの入ったマグカップがある。 SS179 「澪先輩、首筋何かついてますよ」 SS180 「む…むり!やっぱむり!」 短編200 真っ暗な部屋の布団の中で二人、お互いに求め合う。 短編201 流れ読まないようでゴメン。 SS181 律「デートってもたまには散歩もいいなあ」 イノセント 「律、今何か聞こえなかったか?」 SS182 三ヶ月…。 SS183 今年もやってきましたバレンタインデー。 短編202 私は複雑だった。 短編203 「ひゃんっ」 SS184 ...
  • 短編148
    投稿日:2010/10/07(木) 16 17 37 りつ「みおちゃん今日とまっていきなよー」 みお「いいの?」 りつ「うん!」 みお「じゃあ一回おうちに帰ってくるね」 りつ「ぜんそくりょく!だよ!」 みお「うん!…えへへ」 ――――― [夜] みお「うぅ…ぐすっ…ママぁ…」 りつ「…ん…んぅ?」 みお「さびしいよぉ…ぐすっ…」 りつ「………」モゾモゾ りつ「とりゃ!」ギュッ みお「ふぇ!?り、りっちゃん…ぐすっ」 りつ「みおちゃんいっしょにお話しよー?みんなにはひみつのお話とかさー」 みお「りっちゃん…うん。ぐすっ…えへへ…」 りつ「じゃあなに話そっかー」 みお「んーとね…」 ―――――――――― ―――――― ――― ― グスッ…ヒック… 律「ん…んぅ…」 ――夢、か...
  • 短編1
    目の前には両手の自由を奪われた律が澄まし顔で寝ころんでいた なにがどうなってこうなったかというのは衝動が原因としか言いようがない 私のベッドの上に当たり前のように寝ころんでいた律の腕を、 なにを思ったか、私がそのへんに置いてあったタオルで縛ったというだけのこと 最初のうちは律も多少焦っていたようだが、私の表情を見て何かを悟ったのか、急に落ち着きを取り戻した 「…んで澪、なんかするの?」 「………少しは怖がらないのか」 「別に……知らない奴にやられたってんなら怖いけどさ、澪じゃん」 そうだ。律は私には所詮大したことは出来ないと高をくくっている 実際そうだから腹が立つ。 腕を縛り終えた頃にはもう私の衝動は半分消えていて、今の状態を自問自答していた。 ここで意地を見せないと……律にいつも攻められっぱなしでは私だって気が済まない 私は乱暴な手つきで律の胸を鷲掴みにした 「...
  • 短編100
    投稿日:2010/05/31(月) 08 17 14 -みお!どっか出かけようぜ-! …ったく、お前はノックというものを知らないのか? なんて悪態をつきながらも、毎度ながらの突然の訪問者を前にして私の頬は緩むばかりだ。 律がいきなり私の家にやってきたのがちょうど1時間前。 私たちは電車に揺られている。 特に行きたいとこが思いつかなかったので、とりあえず隣町のショッピングモールに行くことにしたのだ。 しかし、人が多い。 通学は徒歩である私たちにとって満員電車はつらい。 そしてそれは小柄なあいつにとっては、さらにつらいものだった。 「うおー吊り革の野郎、生意気な!」 さっきから必死で背伸びをしてる律がとてつもなく愛しい。 助けてあげたい、けどもうちょっと可愛いその姿を見ていたくて、自然とまた頬が緩む。 …ちょっと...
  • 短編181
    投稿日:2010/11/27(土) 19 13 01 律「澪!?」 私は走っていた 今日は二人で出掛ける約束をしたのに待ち合わせの場所に澪が来ない 家にもいない …どこに行ったんだよ澪! そして車が行き来している大きな橋の下、川岸のところに数人の若い男たちとその中には…澪の姿が! 律「…!!」 私は急いで橋の下に向かった 最初に気がついたのは澪だった 澪「や、やめろ!…いやっ!! …!律!?」 澪の姿はあられもない状態だった だが服は破かれてはいたが、なんとか抵抗していたらしく全裸にはされていないみたいだ 律「澪!大丈夫か!?」 二人の声を聞いて男たちがこちらを向く 男A「ん?なんだお前は、コイツの知り合いか?」 男B「丁度いい、お前も同じようにしてやるよ」 クククッと笑いながら私に話しかけてきた 澪「律!!助けて!律ぅ!!」 男C...
  • 短編156
    投稿日:2010/11/04(木) 01 40 52 「せんせー!ちょっと休憩しましょうよー」 私、秋山澪は家庭教師・・・ごっこのようなことをしている。なんせ律が 『どーせ教わるなら澪みたいなスパルタじゃなくて美人家庭教師がいいよー!』 とか言うもんだから・・・カチンときた私はたまに使うメガネをかけ髪を結い お遊び美人家庭教師デビューしたのであった。 私がこんな悪ノリするなんて珍しいよな・・・自分で言うのもなんだけど 「だめだめ。田井中さんテスト近いんでしょ?」 「んー・・・えへ、にひひ」 んー?何笑ってるんだこいつは 少しムッとしながらおでこをつつくと、ニヤニヤした笑顔のまま 「だって先生にそんな口調されるとくすぐったいっていうかぁ」 少しほっぺも赤くなってる。なるほど、意外とそういうところあるんだな そうか・・・...
  • 短編18
    「いぇい! あたしだよん・・・、寝てんのか」 文化祭開けの学校を澪が休んだ。メールで体調を崩した、と。 ムリないよな。劇で主演を演じて、ほとんど眠らないで ライブでヴォーカルなんてさすがにキツイよな。特に澪には。 というわけで今日は部活を休みにして和のノートとムギのお菓子を持って 来てやったのに澪はこちらに背中を向けて眠っていた。 「熱は・・・なさそうか」 すうすうと薄い唇から漏れるリズムはいつもの感じ。整った横顔を見つめていると きれいだな、とうかつにもぼんやりしてしまう。 「でもジュリエットはあたしが選ばれたんだからなー」 腰を下して背中を見つめながらムギのお菓子をつまむ。 「ロミオが澪でよかったよ」 「澪じゃなかったらジュリエットになりきれなかっただろうし・・・ うんにゃ、その前に断ったか」 「あたしも澪がいないと・・・さ、なんだか気があうっていうか・・・...
  • 短編143
    投稿日:2010/09/27(月) 01 29 14 家を出る時にママは言った 『りっちゃんとなら安心ね』 違うよママ 律とだから危ないんだよ 現に授業をサボってお互いの身体をまさぐっているんだから ママが見たら何て思うかな 叱る?呆れる?縁を切っちゃうかも 「…こういうことするの、やめよっか」 私の胸を赤ちゃんみたいに舐めていた律が顔を上げた 汗で額にくっついた長い前髪を掻き上げてやると色素の薄い潤んだ瞳が現れた あ、律、傷ついてる 「澪…嫌だった?」 「…嫌じゃないよ」 嫌なわけ無いだろ ただ、気を抜くとどこまでも堕ちて行ける今の状態に 一抹の不安を抱いているのも確かだった 「じゃあやめない」 「コラ、律」 仕返しとばかりに律は私の首筋に噛み付いてグッと顎に力を込める ...
  • 短編15
    私と律しかいない部室。 今日はみんな用事があるとかで早々に切り上げて帰ってしまった。 正直、練習する気にもなれなかったのでみんなには悪いけど部活が休みになったのはラッキーだ。 かといって帰る理由もないので、長椅子に座り気だるげに足を投げ出したまま この不快感に耐えている。 律はというと雑誌を読みながら紅茶をすすったり、スティックをカタカタ言わせながらなにやらリズムをとったりと、帰る様子はない。 多分、私が帰ろうと言うまで一緒にいるつもりなんだろう。 あーなんで薬持ってくるの忘れるかな…。 動くのも億劫になってきたのでずっと傍で何かしらの行動をとっている律を観察していた。 そういえば温かい紅茶は生理痛を緩和させるんだっけ。 「りつー私にも紅茶ちょうだい」 あいよー、と返事をしながら律はポットに入っていた紅茶をカップに注いで持ってきてくれた。 ソーサーごと私に手渡すとそ...
  • 短編107
    投稿日:2010/06/15(火) 19 16 07 澪はかわいい つややかな黒髪 黒曜石のような瞳 ファンクラブだってある でも、そんな澪のすべては私のもの 律はかわいい 君は気付いているかな、君を見る下級生たちの憧れの目を 一緒に歩いていると感じるんだ、君を追う人たちの視線をね でも、そんな律のすべては私のもの ちょっと、優越感 律「みおー、今日部活どうする?」 澪「うん、行くよ」 律「じゃあ一緒に行こうぜ!」 下級生A「キャッ、田井中先輩と秋山先輩よ」 下級生B「相変わらず絵になるよね、あの2人。つきあってたりして!」 下級生AB「キャー!」 紬「なんでも、結婚してるって噂よ」 下級生A「えっ、本当!? ステキ!    ・・・えっ?」 下級生B「今の誰だったのかしら・・・」 ムギ様www -- 名無し...
  • 短編190
    唯達に私と律が仲良くなるきっかけとなった出来事を話した日。 部活が終わったあといつものように私と律は私の部屋へとやってきた。 すると律はなぜだか今日は座らずに壁によりかかっている。鞄くらい置けばいいのに。 どうしたんだろうと思っていると律が口を開いた。 「でも澪ってばあんないいかたすることないよなー」 なんて言い出した。 「あんないいかたってなんのことだ?」 「やっぱり私に助けてもらうんじゃなかったとかさ」 なんだその話か。ほんとは私の本心なんかわかってるクセに。それでもそんなこと いってくる律がかわいくてちょっといじめてやりたくなってしまった。 「事実だろ」 「えっ?」 「男言葉教えられたり、たくさん嫌がらせされたり」 「……」 「たくさんちょっかいかけられて、試験前とかだけ都合よく泣きついてこられたり」 「………」 あれ?律が静かになっちゃった。ふ...
  • 短編166
    投稿日:2010/11/18(木) 01 03 05 「えへへ、みーお」  ごきげんな声で言いながら、律がころころとベッドの上を転がってくる。  素肌と素肌がぴたりと触れて、そのくすぐったさに思わず身をよじらせてしまった。 「なんだよ」 「ふふふ、実はさ、澪」 「なに?」 「私、澪のこと嫌いなんだぁ」  律は私の胸元にぐりぐりと頭を押し付けてきて、仔犬のように甘えてくる。  嫌い……ねえ。そんなニコニコして言ってたら説得力は皆無だ。 「酷いなあ。傷ついちゃったぞ、私」  ぎゅうっと律の細い体を抱きしめて髪の毛をくしゃくしゃに乱してやると、  腕の中の律がきゃあきゃあと子供のようにはしゃぐ。 「だってー、ベッドの中の澪こわいんだもん」 「……そ、それは、律が」  律が誘ってくるから……いろいろと抑えられなくなっちゃうんだろ。  そんな文句を返そう...
  • 短編131
    投稿日:2010/08/20(金) 20 19 19 作詞が捗らず、気分転換に部屋を整頓していると懐かしいノートを見つけた。 私の記念すべき歌詞集第一弾。あちらこちらになにやら落書きされているけど、 全部ひっくるめて微笑ましい。頁を捲りながら当時のことを振り返る。しかしどの歌詞も 律のこと一色だ。今でもそうなので思わず笑ってしまった。その笑った拍子に、 折り曲げられた紙切れ落ちてきた。 なんだろう。 その紙切れを拾うと、私は首を傾けてそれを広げた。 ◇  『りっちゃんを下さい/秋山 みお』 今私の願い事が叶うならば りっちゃんが欲しい この背中に 二人だけの 甘い翼 つけてください この大空に りっちゃんと二人 飛んで行きたいよ 誰も知らない 秘密の世界(そら)へ 翼はためかせ 行きたい ◇ 『翼を下さい』の替え歌...
  • 短編110
    投稿日:2010/06/21(月) 04 51 27 「おーっす、澪。ダラダラしにきたぞ」 「よし、帰れ」 部屋に入って開口一番、私の言葉を聞くなり扉を指さす澪。 とはいってもこのまま素直に帰るわけにもいかないのでご機嫌取りの献上品を部屋の主へと差し出す。 「そう言うなって。ちゃんとお土産は持ってきたからさ」 ここへ来る途中に買い込んだお菓子を机に広げる。 ポッキーやチョコボール、クッキー、さらにはやめられない止まらないでおなじみのかっぱえびせんから柿の種まで何でもござれ。 ちなみに合計1189円也。 「これまた大量に買い込んできたな」 「さあ、お好きなものを選ぶがよい」 「偉そうだな。ま、奢ってもらってるんだからそれぐらいいいけど。んー、それじゃこれにするか」 澪はポッキーの気分か。じゃあ私はチョコボールでもいただくことにしま...
  • 短編11
    女1「秋山さん塾の男と最近仲いいんだよ」 律「へぇ〜」 何かむかつく。 女2「いい子だからメールだけでもしてみて」 律「メールだけならいいか」ピッポッパ 律「うわっ返事きたよ。はえぇ」 澪からのメールはなしか・・・ 数日後 律「紹介男と仲良くなって付き合う事になった」 澪「へぇ〜」 いい男「秋山さん、最近顔色よくないけど、大丈夫?」 澪「えっ?大丈夫だよ・・・・」 いい男「秋山さんは笑ってた方が可愛いよ。僕だったらそんな顔させないのにな」 数日後 澪「私塾の子と付き合う事にした・・・・」 律「・・・・」 何だよ澪のやつ。 最近までずっと私にべったりだった癖に。 ピロリロリン 律「メール・・・・なんだ紹介男か・・・」 澪ほんとに付き合っちゃったのかな? ピロリンピロリン 律「今度は電話・・・空気よめよ。無視だ無視」 この気持ちは...
  • 短編17
    「このままでも良いんだけど・・・・・眠くなっちゃったから膝枕して欲しい」 「ん、良いぞ」 澪はあたしが横になりやすいように体勢を整えてくれた。あたしはゆっくりと横になり、澪の太ももに頭をのせる。 「へへっ、澪の足柔らかくて気持ちいぃ」 「お前は変態オヤジか」 こういう状況でもツッコミを忘れない澪だけど、あたしのお腹を撫でる手は優しくて、何より暖かい。 手を繋ぐといつも澪の手は冷たいなぁって感じるのに、なんでだろうな。 「痛みを全部とってあげる事は出来ないけど、和らげる事ぐらいは出来るからさ。また痛くなったら言いなよ?」 「・・・ん、ありがと、みお」 澪のおかげでさっきより全然痛くなくなったよ。でも、ごめん。もうほとんど意識が夢の中なんだ。 起きたらちゃんと伝えるから、それまでちょっと待っててな。 ...
  • 短編174
    投稿日:2010/11/22(月) 22 38 08 まったく、澪が悪いんだ 今朝も澪のせいで遅刻しそうだ 澪が夢に出てきたせいでベッドから出られなくなった 澪にもう一度会いたくて二度寝してしまった まったく、澪が悪いんだ 澪のせいで朝ごはんも食べれなかった 「いつものとこで待ってるぞ」なんてメールくれるから 私の心はウキウキしてもうご飯も食べていられない まったく、澪が悪いんだ 澪のせいで朝から汗だくだ でも澪が待っててくれるって思ったらもう駆け足がとまらない お陰で息も切れ切れだ 「みーおー」 もうすぐ、この坂を上れば澪が待ってる 朝寝坊したのも、朝ごはん食べれなかったのも、朝から汗だくなのも、全部全部澪のせいなんだからな それでも澪が見えたとたん全部吹っ飛んでうれしくなっちゃうのも澪のせいなんだからな 「律ー、おそいぞー...
  • 短編102
    投稿日:2010/06/05(土) 18 12 44 本日休み、昨日は金曜日。約束特になし、いつもの自室と・・・ 土曜の朝・・・いや、もう昼なんだなこれ。重いまぶたをこじ開けて枕もとの携帯で時間確認 「12時・・・」 休日午後の目覚めってそこまで気分のいいものでもない。 とりあえず顔洗って、ご飯でも食べようと思ったけど なぜか私の指はその意思に反し、携帯のボタンをポチポチ叩いていた 「なんだー律。」 「んん・・・おはよー」 「おはよって・・・もう昼だぞ」 電話をかけた相手はもちろん私の自慢の幼馴染です。 予想はしてたけどやっぱり休日も早起きなようで、お勉強してたみたい。 「なあ澪ー、休みの日に勉強に精出すのもいいけどさー、休憩も必要だろー」 「お前は勉強に関しては年中休憩だろ・・・受験生だぞ?」 電話で説教喰らうとは・・・でもこれもいつものこ...
  • 短編19
    「澪、もしかしてスランプ?」 二人だけの帰り道になった途端律が突然切り出した。 「な、なんだよ。急に」 「いやさー、最近演奏しててもなんか納得がいかない顔してるしさ」 うわ。そんなにでてたのかな。 「・・・CDとか楽譜読んでるとさ、私はまだまだだなあって。 いろいろ取り入れてみようと思うんだけどさ・・・うん・・・」 「ふーん」 てくてく。てくてく。 「あっ! そうだなっ、うんっ。ドラムやってみなよ!」 なんでそうなる。 「そんな顔するなよぅ。同じリズム隊だからなんかつかめるかもしんないよ? 景色変われば違うものが見えるかもっていうしさ。 本格的にやるんじゃなくて、みんなの演奏テープを聴きながらドラムを適当に叩くだけだよ」 なるほど。律の意見がすんなり納得できるのはなんかくやしいけど。すぐにできそうだし、何より自分じゃいい考えが思いつかなかったから。 ジャー...
  • 短編10
    合宿の夜、みんなが寝静まった頃私は目を覚ました。 (トイレ行きたくなっちゃった。でも、一人じゃ怖いな)ソワソワ (みんな寝ちゃってるし、起こすのも悪いよな・・・一人で頑張ろう) 暫く悩んだ後、のそのそと布団から這い出て、ドアを開けた。 ガチャ 「んっ、ふぁぁ、澪?」 「ひゃっ!りっ律か。起こしちゃったか?」 「ん〜ん、大丈夫。それよりどこ行くんだ?」 「トイレだよ」 「待って、私も行く」 起こしちゃったのは悪いけど、正直律が一緒に来てくれてよかった。 「みおしゃん一人じゃ怖かったんじゃない?」 「そっそんな事ないよ」 「そっか。まっ、今は私もいるし大丈夫だって」 「怖くないってば」 こいつには何でも見透かされてしまう。 そそくさと用を足し、部屋へ戻ろうとする。 「あぁ、なんか目冴えちゃったね」 「だな」 「ちょっと喋ってようよ」 「そうだな」...
  • 短編14
    「うわ、律、顔色悪いぞ……?」 そう言って澪が顔を覗き込んでくる。 澪は心配そうに眉を下げると、そのまま左手の指先でそっとあたしの頬に触れた。 ひやりと冷たい指先。熱を持った頬には心地良い。 「んー……生理痛……」 「あ、そうなんだ……平気?」 「……じゃない」 「……だよな。顔が真っ青だもん。ほら、律」 名前を呼ばれたかと思うと、突然澪の腕が肩に回され、そのままグイ、と抱き寄せられる。 必然的に澪の肩に頭を預けるような体勢になったあたしは驚いて顔を上げると、 「どしたの、急に」 「しんどいんだろ? もたれてていいよ」 「…………」 「薬は飲んだ? 何かして欲しいことある?」 「…………」 「なんだよ、さっきからじっと見て」 「……へへ」 ずきんずきんと鈍い痛みを抱きかかえながら、不思議そうに首を傾げる澪を見て思わず笑ってしまった。 「あのね、澪」 「...
  • 短編154
    投稿日:2010/11/02(火) 21 23 24 私はヒモりっちゃん。 幼馴染で親友でバンドメンバーの澪と同棲中だ。 ヒモなんだから当然私は働いていない。その分澪が働いてくれてる。 でも澪は何も文句は言わない。 今も出勤する澪を見送ったところだ。 さて、朝食の後片付けでもするかな。澪はいつも私の朝食をおいしいって 食べてくれる。今日だってただのごはんとお味噌汁と焼き魚とほうれん草の おひたしなのにな。ちょろいぜ。 お次は洗濯だ。昨日は澪がちょっとやんちゃしたからシーツも洗わなくちゃ。 やんちゃしたのは澪だぞ。私じゃないからな。 あ、いい天気だしついでに布団も干しちゃおう。 さて、お昼だ。余りもので適当になんかつくるかな。 ドンナニサムクテモ~♪ お、澪からメールだ。何々、今日のお弁当もおいしいだって… 昨日の晩御飯の余りにちょっと手を加...
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