#ref(kevin.jpg,,left,float,width=240,,title=キーーーーーーーーーーック!) &br()&br()&br()&br() &font(18,b,i,purple){「……カール…待ってろ、} &font(18,b,i,purple){ ウェンデルの光の司祭に、生き返りの方法、聞いてくるから…} &font(18,b,i,purple){ オイラの大事なトモダチ……カール…} &font(18,b,i,purple){ ……獣人王…、あんなヤツ、父さんじゃない!} &font(18,b,i,purple){ だから、母さんも、逃げ出した……} &font(18,b,i,purple){ 母さん…どこかで生きているだろうか?……会いたい……」} [[出身国>MUGENキャラクター出身地別一覧]]:獣人の国ビーストキングダム 性別:男性 [[年齢>MUGENキャラクター年齢別一覧]]:15歳 身長:170cm 体重:73kg 武器:グローブ・爪 #clear スクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたアクションRPG『聖剣伝説3』に登場する[[主人公の1人>アンジェラ]]。[[公務>ケビン・ライアン]][[員>ケビン・ストレイカー]]や[[人工生命体>kevin]]ではない。 『チェインクロニクル』などの他作品にコラボ出演した際の担当声優は[[逢坂良太>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:逢坂良太|]]氏。 日中は人間と同じ姿だが、夜になると[[人狼に変身>ガロン]]することが出来る種族「獣人」の少年 (ただし母親は人間なので、正確に言うとケヴィンは獣人と人間のハーフである)。 常夜の「月夜の森」に獣人国家ビーストキングダムを築き、粗暴な獣人達を統べる「獣人王」を実の父に持つ。 王と言っても獣人王の立ち位置は国王よりむしろ[[覇王>ラオウ]]に近く、 ケヴィンも王子というよりは[[獣人王の奥義の伝承者>ケンシロウ]]といった扱い。 しかし彼は争いを好まず心優しい性格であるため、実力ではなく血筋で伝承者に選ばれたとして[[不満を抱く者>ジャギ]]も少なくない。 人間と接するのが苦手で言葉を話すのも苦手なため、人間から誤解されやすい。 &s(){そんな彼を雇ってくれたジャドの道具屋のおじさんマジ良い人} 幼い頃に母親がケヴィンを置いてビーストキングダムを去って以降、獣人王から冷徹な戦闘マシーンとして鍛え上げられていたが、 ちびウルフのカールと出逢ったことで優しさや愛情に目覚め、それ以来彼を無二の親友としている。 いつものように月夜の森でカールと遊んでいたある日、突然カールが狂暴化してケヴィンに襲いかかってきた。 追い詰められたケヴィンは野生の血が沸き上がって獣化し、衝動を抑えきれないままカールを自らの手で殺してしまう。 だが実はそれが獣人王と謎の男「死を喰らう男」の策略であったことを知り、 怒りのまま獣人王に拳を向けるも、実力の差は歴然であったため返り討ちにされてしまった。 失意と自責の念に駆られる中、死を喰らう男から「聖都ウェンデルの光の司祭なら生き返らせる方法を知っている」と聞き、 時を同じくしてウェンデルへの侵攻を開始した獣人軍に先んじるべく、独り月夜の森を旅立つのだった。 この旅立ちの場面、他の主人公(当初からウェンデル近くにいる[[シャルロット]]除く)はちゃんと船でウェンデル近くの港まで渡るのだが、 彼だけはなんと&b(){海を泳いで}港に辿り着いてしまう。それも世界中をぐるっと迂回した上で。 他にも&b(){[[人間大砲>シン(北斗の拳)]]による長距離移動}の衝撃に1人だけ両足で耐えようとするなど、人間を遥かに凌ぐ彼のポテンシャルの高さを窺わせる。 ---- **ゲーム中での性能 強い。とにかく強い。 肉弾戦が得意で、格闘技を中心に戦う。防具の性能はあまり良くないものの、全キャラ中最高の体力とHPで補っている。 攻撃力そのものは[[デュラン]]や[[リース]]の方が上だが、ケヴィンは[[2回攻撃可能>ホークアイ]]なので合計ダメージで勝る。 [[必殺技]][[ゲージ]]の溜まりも速いのでガンガン使える。レベル1必殺技「夢想阿修羅拳」も2ヒットするため強力。 素の状態でもかなり強いのだが、夜の戦闘では獣化して攻撃力が大きく上がり、リーチも少し伸びる。 おまけに獣化状態で1度でも攻撃を喰らうと自動でパワーアップの魔法が発動し、高い攻撃力が更に跳ね上がる仕様。 夜のケヴィンは[[&b(){存在自体がバランスブレイカー}>シタン・ウヅキ]]と言っても過言ではない。 [[エフェクト>ヒットエフェクト]]中に[[時間停止>時よ止まれッ!]]する上に反撃のトリガーを引いてしまう魔法や特技よりも 通常攻撃が物を言う本作において、間違いなくゲームシステムの恩恵を最も受けているキャラクターである。 &s(){もう全部ケヴィン1人でいいんじゃないかな} 更にケヴィン限定のバグがあり、武器を交換するかレベルアップするまで&b(){カンスト攻撃力}(最終クラス以上)を維持出来る。 他の主人公5人に比べてどこまで優遇されれば気が済むのか。 光クラスでは[[自分の攻撃力を上げる「秘孔」>トキ]]と、味方1人のHPを回復する「ヒールライト」を覚えられる。 闇クラスはクラス3になるまで特技も魔法も全く覚えないが、光クラスよりも攻撃力が高い。 またケヴィンのみ、クラス2とクラス3でそれぞれ2つの必殺技(うち1つは敵単体への[[投げ技>コマンド投げ]])を使えるようになる。 ただし2つの必殺技は思い通りに撃てる訳ではないし、これに対してカウンターを使ってくる敵もいるので、 ぶっちゃけレベル1必殺技で十分だったりする。 敵全体への必殺技を必ず使えないという意味では、辛うじて他キャラとのバランスが取れていると言えるかもしれない。 なお、セイバー系をかけるとパワーアップの効果が上書きされてしまう仕様となっているため、 パワーアップしつつセイバー系の恩恵を受けるという事は出来ない。 よって、獣化ケヴィンに敵の弱点属性でないセイバー系をかけると逆に攻撃力が下がってしまう。 #region(最終クラスの解説) -[[ゴッドハンド>ジーン]](必殺技:白虎衝撃波、スターダストボム) 光→光の最終クラス。味方1人の必殺技ゲージを最大まで溜める魔法「オーラウェイブ」を覚える。 しかしレベル2以上の必殺技が一部の敵の反撃対象になる点、単体版がある点、ケヴィン自身のゲージ溜め性能が高い点から少々活かしにくい。 開幕で自分に使って一撃で倒せるか反撃しない敵を手早く一掃するか、 ゲージが溜まりにくく火力が高いデュランやパワーアップを自己付与できるヴァナディースのリースに使うのが主になるだろう。 攻撃力は闇クラスにこそ劣るものの、「秘孔」「オーラウェイブ」による自己強化で充分なフォローが可能。 また単体対象とはいえ、「ヒールライト」による回復役もこなせる。 ボス戦でも強いが、どちらかと言うとザコ戦で本領を発揮するクラスと言えるだろうか。 公式イラストでは何故かデルヴィッシュの防具である朱雀シリーズを装備している。 -ウォーリアモンク(必殺技:玄武百烈脚、ブローインパクト) 光→闇の最終クラス。味方1人の攻撃にMP回復効果を付与する魔法「リーフセイバー」を覚える。 回復量は微々たるものだが、味方キャラの最大MPが99しかない本作においては充分すぎるほど有用。 また、「ヒールライト」を全体化出来るようになるため、HP・MPの双方でパーティの回復の柱として頼りになる。 一方で攻撃力は4クラス中最低、レベル3必殺技が2つとも単体対象など、攻撃性能は控え目。 と言っても「ケヴィンの最終クラスの中では」という話で、前述の通りケヴィン自体が高性能なのであまり問題にならない。 攻めて良し、守って良し。どんなパーティに組み込んでも機能する万能クラスである。 &s(){唯一の欠点は必殺技の見た目がなんか間抜けなこと。他クラスの技がカッコいいだけになおさら} //攻略本の表記順ではデルヴィッシュが先ですが、ゲーム中の表示順を尊重してデスハンドを先に記述しています。 -デスハンド(必殺技:青竜殺陣拳、デッドクラッシュ) 闇→闇の最終クラス。味方1人の攻撃のクリティカル率を上げる魔法「エナジーボール」を覚える。 が、そもそも本作にはクリティカルという概念自体が存在しない。つまり「エナジーボール」には[[何の効果もない>死に技]]。 クラス2でも魔法や特技を何一つ覚えないため、実質このクラスは己の肉体一つで勝負することになる。 しかしデスハンドには「最終4クラス中最高の攻撃力」という大きすぎるアドバンテージがある。 ただでさえ強いケヴィンの中でも最強のクラスなのだから、相手に与えられるダメージは計り知れない。 [[力こそ最強>範馬勇次郎]]、[[小細工など不要>花山薫]]、といったストイックな性能に魅力を感じる愛用者も多いとか。 -デルヴィッシュ(必殺技:朱雀飛天の舞、ベリィトゥバック) 闇→光の最終クラス。味方1人の攻撃にHP回復効果を付与する魔法「ムーンセイバー」を覚える。 ダメージを与えなければHPを回復出来ず、回復量もそれほど多くないため、メイン回復手段にするには心許ないが、 火力が高く手数も多いケヴィン自身の攻撃兼回復手段として使う分にはかなり有用。 魔法防御力(光属性除く)が最終4クラス中で一番高く、「ムーンセイバー」による回復も含めて打たれ強い。 単純な攻撃力もデスハンドに次いで高いなど、総じてプレイヤー操作向きのクラスと言える。 デルヴィッシュはイスラム神秘主義の修道僧のこと=ダルビッシュ。 ちなみにプロ野球のダルビッシュ有選手(本名:ダルビッシュセファット・ファリード・有)の苗字「ダルビッシュセファット」は、 「修道僧みたいな人」という意味。 必殺技の「朱雀飛天の舞」を敵の獣人に使われて全滅させられたプレイヤーは多く、一種の通過儀礼とも言える。 #endregion #region(リメイク版におけるケヴィン) #image(Kevin_ToM.jpg,width=250,title=顔付きが少し凛々しくなっている気がする) リメイク版となる『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』(通称「ToM」)では流石に強すぎたのか、敵側の獣人達と共に弱体化。 バトルシステムが一新され、他のキャラ達も連続攻撃が出来るようになったり、&s(){ぶっちゃけ使いづらかった}投げ技も廃止された。 と言ってもケヴィンは使えないぐらい弱体化したわけではなく、全キャラ最強クラスの物理攻撃力は健在。 瞬間火力こそ終盤のアンジェラに劣るが、ケヴィンはMPを消費せずに攻撃&獣人化で更に火力アップ出来るため、序盤から高い安定感を誇る。 ただオリジナル版のもう一つのウリだった体力は大幅に弱体化。具体的に言えば、&bold(){初期最大HPがアンジェラよりも低い}。 また防御力も下方修正されて油断すると大ダメージを喰らいやすくなり、総じてテクニカルなキャラクターとなった。 そしてリメイクに際してケヴィンの特長となったのが&bold(){必殺技の回転率}である。 敵を倒すとSP(要は必殺技ゲージ)にボーナス加算されたり、必殺技使用時にSPの一部を還元するアビリティを修得、 他のキャラよりも必殺技が発動しやすくなっている。 光のクラス、特にゴッドハンドとなるとその傾向が顕著になり、SP上昇率を上げる効果に変更された魔法「オーラウェイブ」をはじめ、 戦闘中自動でSPが上昇したり、「秘孔」を使うと同時にSPが増加したりする等のSP増加アビリティをこれでもかと修得。 必殺技の白虎衝撃波の使い勝手が少々悪いが、それを差し引いても連続で必殺技を放ってザコを短時間で殲滅できるという他キャラに無い魅力がある。 ウォーリアモンクもリーフセイバーの消費MPを増やす代わりに攻撃力を上げるアビリティや回復効果を上げるアビリティ、 さらに回復魔法に確率で状態異常解除を付与するアビリティを修得、「戦えるヒーラー」としての存在感を増した。 必殺技の玄武百裂脚も格段にカッコよくなった。[[ドラドラ>オラオラ]]ラッシュはある意味必聴。 闇のクラスはオリジナル版と変わらず安定した破壊力を誇り、パーティーのメインアタッカーとして変わらぬ存在感を持つ。 特にオリジナル版にはなかったクリティカル率が導入され、 最終4クラス中最高の攻撃力を持つデスハンドだけが覚える「エナジーボール」による爆発力は脅威。 さらにデスハンドではクリティカルダメージの増加や、クリティカルで敵の防御力を確率で下げる、 毒などの状態異常を起こした敵に対して与ダメージがアップする(確率で敵を沈黙状態にするスキルをクラス2のバシュカーで修得可能)、 さらにはHP30%以下の敵への与ダメージを上げる…と、とんでもない攻撃特化アビリティばかりを修得。 オリジナル版を遥かに凌駕する、&bold(){敵を殴り殺すためだけの超攻撃特化クラス}と化した。 一方デルヴィッシュは、全てのステータスダウン効果を無効化したり、状態異常を喰らうと逆に攻撃力が上がるアビリティを修得。 また、デスハンドのクリティカルで防御力を確率で下げたり、クリティカルダメージを増加するアビリティはこちらでも覚えてくれる。 総じて攻撃と防御をバランスよく兼ね備えており、こちらもこちらで自己完結した強さを持つ。 「ムーンセイバー」が使えるため、自前で回復が可能なのも強み。 必殺技の青竜殺陣拳、朱雀飛天の舞ともに[[超広範囲の円状攻撃>天のゼオライマー]]のため、ザコの群れが一瞬で消える。 &s(){一方で敵が放ってくる機会が大幅に減ったためトラウマ感は薄れた} 余談だが、前述の人間大砲による長距離移動の衝撃に1人だけ両足で耐えるシーンがあるが、オリジナル版では耐え切れずその場で倒れてしまうが、 リメイク版では&b(){最後まで倒れずに踏み止まった。}流石は獣人王の息子である。 クラス4解放イベントはなんと父・獣人王とのタイマン勝負である。 &s(){この親子リメイク版ではますます[[刃牙>範馬刃牙]]・[[勇次郎>範馬勇次郎]]親子と化している感がある} #endregion ---- **MUGENにおけるケヴィン 他の『聖剣伝説3』主人公達と同じく、dkn氏製作による原作風格ゲーアレンジのものが存在する。 [[通常技]]はリーチは短いものの発生が早く2ヒットし、他の攻撃に自由に繋げられるため、隣接すると強い。 原作で修得する必殺技や魔法・特技は全て実装。原作で[[死に魔法>死に技]]だった「エナジーボール」にもちゃんと効果がある。 「白虎衝撃破」は[[ダークエンジェル>ヴェノム]]のような性能に、「玄武百列脚」は打撃に対する[[当身技>当て身投げ]]に、 「青竜殺陣拳」は[[全画面攻撃>全画面判定]]に、「朱雀飛天の舞」は全画面割合ダメージ技になっている。 投げ必殺技も全て使用可能だが、掴みモーション中のキー入力で派生する1ゲージ技(+[[通常投げ]])となった。 もちろん獣化もバッチリ搭載。残り[[Life>ライフバー]]300以下でスイッチが入り、攻撃力が原作同様1.33倍になる仕様。 #region(特殊[[カラー>カラーパレット]]解説) -4P(ゴッドハンド)カラー 獣化中に限り常時ゲージMAX。 -5P(ウォーリアモンク)カラー 「ヒールライト」の回復量アップ&詠唱時間半減、常時リーフセイバー状態(攻撃ヒットで相手のゲージ減少)。 -6P(デルヴィッシュ)カラー 「朱雀飛天の舞」が動作中完全無敵、常時ムーンセイバー状態(攻撃ヒットで自分のLife回復)。 -7P(デスハンド)カラー 「青竜殺陣拳」が動作中完全無敵、常時エナジーボール状態(非ゲージ技が1/3の確率でダメージ1.5倍)。 -12P(ゴールド)カラー 常時ゲージMAX、4P~7Pの能力を得る、「ヒールライト」でLife全回復、攻撃力アップ、 獣化条件変更(Life0で[[リザレクション]]+獣化)、被ダメージ1/2(最大Life以上のダメージは無効化)、 「夢想阿修羅拳」中は相手の当身を無力化、「玄武百列脚」の設置技化&打撃以外でも当身成立、 「青竜殺陣拳」「朱雀飛天の舞」がガード不能。 #endregion &nicovideo(sm16549570) ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ケヴィン],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ケヴィン],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ケヴィン],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:逢坂良太|,主人公,狼,獣人,褐色