+ | それぞれ画像を並べて見たい方向け |
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+ | 詳細な原作設定 |
実家は人間の里の大手道具屋「霧雨店」で一人娘であるが、魔法の道具を扱っていない事に何かあったとかで勘当されたらしく、
魔理沙自身も実家に関わるのを避けていて絶縁状態にある。つまり「家出不良少女」。 金髪金眼なのに日本人名である理由は不明。 食事は和食派で、『香霖堂』では森近霖之助宅でちらし寿司や味噌と香の物を作る姿が見られる (紅魔郷でレミリアとの会話で本人も「私は和食ですわ」と言っている)。 キノコの生い茂る魔法の森で「霧雨魔法店」を営みながら一人暮らしている。
魔法使いであり、外見も魔女のステレオタイプ。服装や箒は魔法使いとしてのイメージを重視したもの。
作中でも時たま「黒いの」と呼ばれるように黒と白の二色のカラーリングが特徴だが、作品によっては青みを帯びている事も。 帽子に色々マジックアイテムや酒などを入れているようだが、特にこの服装である必要性は無い。 『茨歌仙』での衣装のアレンジも、変化の少ない霊夢に比べて顕著。 寒がりなのか厚着する方だが厚着時は多少弱体化する。腋を出している霊夢と対照的。 箒なしで飛べるのかは明らかでないが、弾幕アクションでは「箒にのって登場」するのに「飛翔時は箒なしで飛んでいる」他、 天界へはウルトラマンみたいなポーズで飛んでいったり。途中まで本気を出してなかった『妖精大戦争』でも箒なしで飛び、 「ブレイジングスターのような鬼ごっこ」などスペルカード時も箒なしでありスピードも遅め。
『求聞史記』によれば、食事と睡眠が必要なくなる「捨食の魔法」を習得する事で人間から妖怪の魔法使いとなり、
更に人の体内で寿命を減らす虫を殺す「捨虫の魔法」を習得すれば完全な「魔法使い」となるらしい。 これは道教における天帝にその人間が行った悪事を報告し、天罰で寿命を減らされ、 その人間が死ぬ事で体内から早く出たがっている三匹の虫「 三尸 」が元ネタと思われる。
彼女は年端も行かない少女だが*1、その魔法を習得可能かどうかは勿論、妖怪化する意思があるのか定かではない。
魔界には「魔法使いとして」行きたいと言っている。 姿も中身も変化が無い霖之助を羨ましいと言っており、長生きという点から仙人にも興味がある様子。 というか『妖々夢』時点での目標が、飲むと不老不死の仙人になると言われてる「丹」を作る事。 実際作ったが飲み込めなかったようだ。 『永夜抄』でも不老不死に興味を示している(一般的に妖怪は「不老長寿」であって「不死」ではない)。
本人の知性は高く、英語を話したり植物に詳しかったりするなど一般的な勉学の知識は豊富。
本人曰く「本を読み、魔法を磨く、それが日課だから知識を増やす事は勉強に値しない」。 頭が良い人物とされるが、周囲が妖怪や超人ばかりであるためか知恵を働かせる描写は少ない。 妖々夢では結界の解き方が分からなかったり、緋想天では犯人の居場所を推測したのに緋色の雲の意味には気付かなかったり、 地霊殿では意味も判らないまま地下に向かわされたりと、周囲に振り回される立場が多い。
原作者に、
「魔理沙は、我々に近いレベルの人間がいないと誰も話についていけないので、って理由でいるような感じ。脇役だしね」 「具体的に言うとアレだけど、サブキャラ」 などと言われる事からも、人外だらけの幻想郷では一般人に最も近いと言える。
言葉使いから無鉄砲で力任せに捉えられがちだが、実際は霊夢や妖怪に対してのツッコミ役になる事も。
綿月依姫を前にしても一番ビクビクしてたり、死神が来ると不安になるなど一般人っぽさが出ている。 この辺りが上記の「我々に近いレベルの人間」の感性の表現のようだ。
彼女の魔法の破壊力は既に人間の中では最高クラス。
ミニ八卦炉による所も大きいが、独自の方法で化け物茸を魔法の燃料にするなど努力の賜物でもある。 但し様々な魔法を自在に使える訳ではなく、光と熱の魔法が得意な一方で、物を破壊する以外の魔法は苦手。 魔法の触媒は術者によって異なるが、彼女は自宅周辺の森に生えるキノコを使う。 霖之助が言うにはキノコに関する知識は誰よりも豊富だとか (食用になる物や毒キノコも把握している…が、気分が陽気になったり、 軽い幻覚作用のあるヤバいキノコをお土産に持っていったり、基準は相当アバウト)。 それらの実験結果はお手製魔道書(これには魔力はない)にマメに記されている。 その成果の一つが彼女の代名詞である極太レーザー「マスタースパーク」。なお、過去に風見幽香が似た技を使っている。
妖怪退治を生業にしている訳ではないが、よく霊夢を模倣して勝手に異変解決に赴く。
本業は霧雨魔法店という何でも屋だが客は来ず(そもそも普通の人間が気軽に行ける場所ではない)、働く姿は確認されていない。 面白そうな事なら何にでも首を突っ込むため、異変を解決したい他の妖怪などに体よく利用される事も。 霊夢とはケンに対するリュウのような関係。 空気のように翻弄する天才肌の霊夢に対し、魔理沙は圧倒的な力と技でねじふせる戦い方を好んだり、 努力を殆どしない霊夢に対し、魔理沙は強化アイテムや研究など強さに貪欲な所も対照的と言える。 設定上では体術は苦手。 あと普段は霊夢にパシリにされる事もあるようだ。
作中では「何処に行っても迷惑がられるが、実際に迷惑な行動も多い」とされ、『萃夢想』で伊吹萃香や八雲紫の反応が冷たかったり、
『緋想天』で小町から「決して主役にはなれない」と言われたりするなど、割と酷い扱いである。 『東方地霊殿』の魔理沙の設定には「魔法使いのため、魔法を使う妖怪と相性が良い。ただ、あまり好かれてはいない」と書かれ、 魔法を使う妖怪とはアリスとパチュリーの事と思われるが、ゲーム中ではさほど険悪な様子は見られない。 『非想天則』ではチルノに負けた後、彼女を間欠泉センターへ行かせ「あいつには熱すぎるだろう、ざまあみろ」と
手癖が非常に悪く、紅魔館の図書館や永遠亭等に忍び込み目ぼしい物を勝手に持っていく。
でも香霖堂ではしっかり物々交換してる模様。 本人曰く、人間の自分より妖怪の方が遥かに寿命が長いので「盗む訳ではなく死ぬまで借りるだけ」との事だが明らかに詭弁。 しかも本人は蒐集欲を満たせれば満足なのか、盗品自体にはさほど興味を示さず家の中に雑然と貯め込んでいるからタチが悪い。 お陰で周囲からはすっかり厄介者扱い (意外にも咲夜はそんな魔理沙をもてなしたり匿ったりしている。そのせいでパチュリーにどやされた事もあるが)。 泥棒自体は霊夢や咲夜もやっているが、頻度の差がそのまま印象の差になっているようだ。 おかげでパチュリーから直々に「お前に貸す本は無い」と怒られる始末。 『鈴奈庵』ではスカートの中に本を入れて持ち帰ったと思われるコマが描かれている。
Win版以降の整数ナンバーの作品ではタイトル画面は霊夢、起動アイコンが魔理沙となっている。
書籍作品での出番も多く、一部の作品では霊夢以上に目立っている。 『三月精』や『香霖堂』の主役組と関連が強く、『The Grimoire of Marisa』では彼女の主観によるスペルカード考察本という体裁をとっており、 『求聞口授』では対談の司会を担当している。 ちなみに各作品で多くの彼女の偽物が現れており、夢の中の災厄だったり、霊夢を騙そうとした狸だったり、宴会に紛れこんだ狐だったり、 寺子屋を訪れた霊夢に話しかけた何かだったり、魔理沙顔のペコちゃん人形もどきだったりする。
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+ | 二次創作での扱い |
背が低いものの口調が男の子っぽく、そしてゲーム中に男性キャラがほぼ登場しない(書籍や設定上は登場する)ためか、二次創作ではカプ相手は最多級。
旧知の友orライバル意識を抱く相手として描かれる霊夢の他、作中で組んだアリス・パチュリー・河城にとり、 家出前から関係がある森近霖之助(香霖)、紅魔郷や花映塚のEDで魔理沙に甘い咲夜、 更に作中で多少の関わりを持っただけのフランドール・スカーレットから好かれたりする。 あと、旧作以来の師弟関係で魅魔様とは親子のような絆を芽生えさせていたり。
カプ物では「攻め(所謂「棒」役)」となる場合がかなり多い一方、
魔理沙の受け属性的なイメージも段々広まり「受け」も増えた。相方が咲夜や霖之助の時は殆どがこのタイプ。 珍しい男女カプの相手となっている霖之助との関係の理由は、ミニ八卦炉、星の魔法、蒐集癖、実家関係など、 魔理沙を構成する要素に深く影響している他、食事を作りにきたり、花びらで飾って宴会に誘いにきたりなど、 魔理沙の方から色々と干渉する場面が多い事から。 通称通い妻(霖之助は滅多に店を出ないので「魔理沙の出番=自分から来る」となるのは自然な流れである)。
その他には極度のキノコマニアで、食べたキノコで巨大化したり(18禁な作品では下半身が男になったり)、
他者(主にアリス)に無理やり食わせてはその反応を楽しむ等、魔理沙が騒動の元凶になる事が多いが、原作で異変の黒幕になった事はない。
二次創作で犯しやすいミスに「一人称が俺の俺魔理沙(完全にネタ)」
「口調や性格が男過ぎる(こちらは非常に多い)」などがある。 ネタ以外でやってしまうとファンから顰蹙を買う恐れがあるので気を付けよう。 不自然に身長が大きかったり、見た目が違っても中が魔理沙なら一人称は「私」。これ重要。 ![]() |
+ | 『東方萃夢想』での性能 |
有名な「弾幕はパワーだぜ!(原作は「弾幕に頭脳?馬鹿じゃないのか?弾幕はパワーだよ」)」の台詞通り、
威力とスピードに秀でた直線的な射撃が特徴。但し実戦で強いのは遠Bのナパーム。弾速の遅さ・相殺時の爆風が嫌らしい。 攻撃力も高く対空技や突進技を備えており、初心者でも扱いやすい。グレイズ攻撃が殆どなく使い辛いのが玉に瑕 (ただ、DAにグレイズがあったバージョンは相手にまともに射撃を出させない圧倒的性能だった)。 ナパームをまきつつ相手のグレイズをDAやJBで狩りながら接近戦に持ち込むのが基本。 画面端の固めや連続技は強烈で、受身を取られたら受身狩りからもう1セット。 欠点は、搦め手に乏しく自分から攻めにくい事。
スペカは壱符はグレイズ無敵で空中でも出せる「スターダストレヴァリエ」が主流。
代名詞でもある「マスタースパーク」も使えなくは無いが使用後に割れるのが痛い。「オーレリーズサン」は忘れて結構。 二符は3大狂スペカの一角「オーレリーズソーラーシステム」一択。 装着の手間はかかるものの、放ったビットがどこぞの傘のように戻ってくる上、中攻撃から連続ガードに。 そして、画面中央で射出ビットをガードした時点でクラッシュ+削りで1000前後のダメージが確定。 勿論起き上がりにはビットを再装着して起き攻め。 ここで打撃をガードしたらループ、食らえば3000+起き攻めという悪夢の連携が組める。 「ファイナルスパーク」は無敵や発生こそ優秀だが、マスパ同様に必ず割れてしまい、 更に全ゲージ消費の上ゲージ消費量と威力が釣り合わないため、ロマン技。 ニコMUGENではひき逃げとも言われる「ブレイジングスター」はミアズマから確定ヒットし、霊力削りが多く容易に割れるなど優秀ではある。 総合的には咲夜と並び2強とされる。 |
+ | 『東方緋想天』での性能 |
↓↘→で飛び道具、→↓↘で無敵対空、↓↙←で突進技と分かり易いため、魔理沙を使う初心者も少なくはないだろう。
前作同様パワータイプで、格闘・射撃ともに様々な選択肢を持つ。 全体的に隙が少なく、何も考えずに反確技を振らない限りは大して不利にならない。 スペルには「オーレリーズサン」を除く全てに無敵がある。 通常技・必殺技共に高性能で、特に6Cはキャンセルタイミングが複数有るのに加えてキャンセルしなくても技後硬直が極小、 更に空中だと移動慣性が残り、グレイズからの反撃を受けにくい、J6Aから確定したり地上で当たればマスパ等が確定するので便利。
他にも共通中段の6Aは、全キャラ中最速の発生・入力から下段無敵・着地前後の隙を必殺技キャンセル可能と高性能。
キャンセルグラウンドスターダスト空中発動+発動前着地キャンセルで隙無し。6Aの持続部分を当てればむしろ有利。 グラウンドスターダストは慣性が残り射出が遅いので、撃たずに着地=6Aの軌道で着地キャンセルする事になり、 霊力消費せずに隙だけ消すというこれ以上無い運び性能。 また、他キャラの似た技がキャンセル不能且つ硬直大な物が多く、魔理沙を「常時蒼天」と呼ぶ人も多い。 因みに天候の「蒼天」では、無敵昇竜がキャンセル可能になり完全無欠の対空切り返しになる。 また、スペカはコストの割に高火力且つ高性能なものが多い。 固めの性能も申し分無く、画面端コンボに移行できればそのまま3割コースにも入れる。 反確だがデフォルト昇竜は入力から完全無敵なので相手を安易に暴れさせず、固められても拒否できる。 更に昇竜カウンターヒット時はブレイジングスター等で追撃可能。それ故ピンチがチャンスになってしまう。 空中使用可能1コストスペルの「メテオニックシャワー」があればどこからでも割りにいける。 霊力削り性能、ダメージ共に最強の1コストスペルである。地味に無敵があるので切り返しに使えなくもない。 ゲージとカードがあれば、「エスケープベロシティ」なら簡単なコンボ〆に使うだけで3.9割。「スターダストレヴァリエ」で4.2割。5コストなら5割も可能。 キャラ限定ではあるがデフォルトの状態でループコンボが存在し、これを利用すると手軽に4000以上奪い、ガードされても固めに移行。 全体的にlimit値が低い技が多いのも長所。 欠点は中央でのコンボが乏しい(バスキースウィーパーがあれば補える)、必殺技・スペカ共にガード後の隙が大きいものが多い(但し追撃されにくい)、 そして大概のキャラに言えるが、地上で通常技を空中ヒットさせても碌な追撃ができない事。 全キャラへの固めから抜ける事の出来ない割りルートがない事(そもそもそんなものはアリスにしかない)。 以上の点から、弱点はこのキャラにしか出来ないという芸当が魔理沙にはない事だが、 100点満点中120点の物が無いだけで、全て90~100点で収まる器用万能性能のため弱点になっていない。 キャラランクは文・妖夢・レミリアと並び4強に位置している。
天候は「霧雨」で「スペルはパワー程度の天気」
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+ | 『東方非想天則』での性能 |
本作では大半の強キャラが弱体化された。
魔理沙も例外ではなく、猛威を奮った6C・J6C・ナロースパークの各レーザーは発生が遅く、画面端まで一瞬で到達しない他キャンセルすると途切れるように。 更にsmash補正がかかり相殺強度が激減した。 おまけにJ6Aのワイヤーダメージが削除され、レーザーのお餅化と合わせ中央空コンが失われ安定したダメージが取れなくなった。 またB射の弾速が速くなり端コンの難度が激増、そしてキャラ限に。代わりに中央で高火力コンボを得たが、こっちも高難度かつキャラ限、しかも立ち限定。 この修正で理不尽なABループはほぼできなくなった模様。 6A(尻)は無敵無し・飛距離減・必殺技キャンセル不可となり、無闇に出すと反撃される普通の打撃となった。 また先攻入力が失われた事でDA,DBから固められなくなった。まぁこれは元々高性能すぎた。 レイラインは発生が遅くなり、レベルを上げればキャンセルできるように。 ミアズマの無敵・判定も弱くなり、打撃と相討ちになる程度。射撃を重ねられるとまず負ける。 空中版グラウンドスターダストは下に投げるモーションが削除され、その場で停止して山なりに投げる。 あと溜めが追加されC版を最大まで溜めると画面外に飛んでいく。因みに空中で起爆はしない。 そしてスペカもLimitが増加するように。
新技は何とも言いがたいものが多く、マジカル産廃な技(誇張ではない)も追加された。
ただ悪い事ばかりではなく、B・C射の追尾性能が上がり、更に全体的にスキルカードのLVアップの恩恵が大きくなった (というより強すぎたのを高LV遵守、弱かったのをLVアップで強くした感じか)。 緋ではネタ技だったグリーンスプレッドも制圧力が増し、実践レベルに。 また、高LV版ステラミサイルが魔理沙を覆うほど大きく、ステラ→その中でラジアルストライクなどとやると、 視覚的にも弾速的にも見えない状況が出来上がる。 以上の点から緋よりもスキル、システムカードによりかなり戦略の変わるキャラとなった。 他キャラの弱体化もあるとはいえ、強キャラの地位を支えていた大部分が修正されて中堅辺りに収まると当初は思われたが、 グリーンスプレッドを筆頭に、一部のスキルのLVが上がった時の性能の上がり方が異常に高く、 それらの性質から、前作のようなこちらから差し込むような動きではなく、技を置いて相手が崩れたり無理に押し返そうとするのを待つ戦法が有効となり、 デフォルトの状態が強かった前作と変わってスキルの書き換えやレベル上げをして、地盤を整えて戦えば本作も最強争いに加わる事が出来た。 しかし、1.10にて強かったスキルのLV上昇の恩恵の弱体化だけでなく、龍魚の羽衣の発生一律化によってシステムカードでの切り返しが鈍化するなど、 大きく強みを削られる事となり、最終バージョンで黄昏作品で唯一最上位争いから外れ、中堅に収まる性能となった。 |
+ | 『東方心綺楼』での性能 |
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本作では空中戦という新仕様に則り、箒に乗って戦うというより原作STGに近い戦い方をする(まぁその箒で殴りつつその場に浮いたりしてるが)。
そのため他のキャラより喰らい判定が横に大きく、機動力は高いがダッシュ直前にほんの少し溜めがあり小回りが利き辛いなど、 前作ほどシンプルなスピードキャラというわけではない。
そんな魔理沙だが、同じく体験版時点から先行参戦していた他二人が色々とインパクトが強かったせいもあって、初期では微妙に影が薄かった。
その後も箒などのある種ネタになるようなぶっ飛んだ事にはあまりならず、そのため数々のバージョンアップにおいても致命的な弱体化はほとんど免れており、 一輪共々「基準」にするという発言もあって安定した性能というイメージが強いが、 実際は1.10辺りから現在に至るまで、ほぼ一貫して最強~準最強キャラの地位を維持し続けている影の豪傑である。
性能としては、速いスピードと長いリーチで差し込みを狙っていくやや立ち回り重視のキャラ。
特に打撃の性能の良さが目立ち、中でも最速の発生を持ち、打点もちょうど良い位置に出る最高クラスの小パンのA、 全通常技でも最長クラスのリーチを誇り下にもやや判定が伸びた打撃技B、発生・判定に優れ上方向から来る打撃は大抵追い返せる対空技8Bの3つは、 魔理沙にとって主力となる技。
射撃性能も決して低いわけではなく、特にX射撃はどの信仰でも発生が早く強度が比較的ある上に、隙が少ないため主力になる。
ただ魔理沙の象徴でもあるY射のレーザーは、『心綺楼』というゲームがあまり射撃戦を重視しないゲーム性なためそこまで強いわけではなく、 特にほぼ射程が無くなり近距離技になる仏信仰ではかなり影が薄い。 スキルの中では、上空から弾を雨のように降らせるどう見ても某悪魔狩人のアレな「ストラトフラクション」が立ち回り用として非常に優秀で、 守り・連係・上空迎撃と色々使える。 前作では名実共に産廃だったボムも「パワフルドラッグ」としてそこそこ使いようがあるスキルにちゃんと生まれ変わっている。
固有システムとして実装された特技の「三度目の粉飾魔」は、Y射撃及び必殺技を使う度に画面の星ゲージが点灯、
星が3つ点灯した状態なら一回だけY射撃や必殺技を強化した性能で出す事が出来るというもの。この強化状態の技は俗に「粉飾○○」という風に呼ばれ、 基本的にかなり高性能になるのでありがたい能力なのだが、全く気にしなくても立ち回り上問題ない霊夢や一輪と比べれば、 多少癖があると言えなくも無い固有システムである(それでも一部キャラに比べれば全然少ない方だが)。
魔理沙のもう一つの長所でもあるスペルは、前もって宣言する事で高い火力を叩き出す「マスタースパーク」、
一度画面から退避し無敵かつ超高速で突っ込む高火力切り返しの「ブレイジングスター」、 使用時にビットが設置されコンボ用として独自の道を行く「サテライトイリュージョン」と、3種どれもそれぞれの強みがあり高水準にまとまっている。 また、魔理沙はA連の性能の良さ(多少軸がズレていてもほぼ確実に最後まで繋がる)から、スタンだけ取りスペルに繋げるというのが容易であり、 他のキャラ以上に「生宣言→A差し込みからA連コンボ→スペルで5割」という超お手軽な逆転劇が起こりやすく、実践値の高さに拍車を掛ける事になっている。
ラストワード「サングレイザー」は、最初に箒で大振りの打撃を繰り出してヒットすればダメージ演出に移行するロック技。
初段は前斜め下から後ろ斜め上までとかなり広範囲をカバーしており、案外適当にぶっ放しても引っかかりやすく、当然コンボにも組み込めるので、 割と使いやすい部類のラストワードと言える。
弱点は、固めに向く技が無く防御システムがかなり強い本作では、増長しなければほとんど脅威にならない事と、
スペル無しでの火力自体は十分にあるが、コンボが少し安定し辛く立ち回りからのリターンが安くなりがちな事、 そして全体的に下方向に対する攻撃手段が乏しい事などか。 しかしそれを踏まえてもなおトップクラスの立ち回りの強さを持ち、使う者が使えば他を寄せ付けない強さを誇る上、スペル性能の高さ、 そして「牽制射撃で動かし打撃で狩る」というシンプルで分かりやすい行動指針から、抜群の実践値の高さも併せ持つ。 このため心者から上級者まで幅広くオススメ出来る、霊夢とは違った意味で主人公らしい性能と言える。 |
+ | 『東方深秘録』での性能 |
まごう事なき最強キャラ。
歴代の魔理沙らしく火力が高く機動力も高い。それでいて全キャラ体力根性値同一なのも一緒。
しかし直進的な動きが多くそこまで立ち回り性能が高くない事が多いのに対し、本作では立ち回りも恐ろしく強い。
核となるのは空中JAと6B。 JAは俗にいうジャンプ小パンチのような技だが、前にも下にも非常にリーチが長く、一部の強攻撃では勝てないほど判定が強く、当然発生も速い。 さらにJAがどこでヒットしても超高火力コンボに移行でき、着地硬直もまったくないのでスカされてもガードされてもほぼノーリスク。かなり出し得。 6Bは前方にレーザーを発射する魔理沙の代表的な射撃技だが、他キャラのレーザーに比べると明らかに発生が速く、距離次第で高火力コンボに繋がる。 また発動時に後ろに下がるために相手の空対空を狩れるし、万が一読まれてグレイズされても射出時間を切り上げて、 ジャンプ逃げ(8方向)・キャンセルHB(発生早い・大きくノックバック・隙ほぼ無し)・そのまま射出の逆択をかけられる。 このJAと6Bをとりあえずブンブンしておくのが実に強い。 それ以外にも時間差爆発する射撃や打撃突進技など、立ち回りでの幅を広げる粒が揃っている。
そして魔理沙の真価とも言えるのが起き攻め表裏2択である。
このゲームは無敵技がほぼ皆無、ガードキャンセルなどの防御システムも皆無、壁バウンド技を使うと画面端コンボでも少し壁から離れた位置でダウン、 頭上空中ダッシュ待機からそのまま打撃とバックダッシュ打撃の超高速表裏…と、非常にめくりが凶悪なゲームである。 その中でも魔理沙は表裏択どっちからでも超高火力コンボを決められ、さらに表裏どちらからのコンボでも再度同じ表裏択を仕掛けられるのだ。 そのため魔理沙のコンボは期待値がワンコンボノーゲージで7割と言ったレベル。 さらにガードされてもそのまま固めに行ける。理不尽。 その他スペルカード活かした確定ガードクラッシュもあり、魔理沙相手に一瞬で体力を10割減らされる事は日常茶飯事。
他にも見逃せない点として4Cがある。
このゲームはバリアガードというアドバンシングガードシステムがあるのだが、そのコマンドが「ガード中に4C」、つまり後ろ必殺技の入力と被っており、 相手に攻撃をすかされるなりディレイを掛けられるなりすると必殺技が暴発して隙を晒してしまう。 そんな中で魔理沙に関しては4Cが発生の早い打撃技となっており、半端なすかしは逆に4Cを食らってフルコンにご招待。 おまけにガードしても隙なし…と暴発しても安心な設計。 殆どのキャラは隙だらけ、強くても射撃なのだが何故か魔理沙(と聖)は強力なのだ。
その他ガン逃げに使える設置技、ジャンプを狩れる打撃択…などなどおおよそなんでもできるぐらいのものが揃っており、
あらゆる点が強いオールラウンドな強キャラである。
なお、本作の魔理沙は体験版から数えて3回も弱体化されている。
うち1回はバグ修正+魔理沙だけ弱体化パッチというほどなのだが、それでもまだ最上位キャラクターなのだ。 昔の魔理沙がどれだけ恐ろしかったかはもはや語るにもおぞましい…。 あまりにも強いので次にパッチが出れば当然弱体化すると思われていたのだが…。
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+ | とま氏製作 萃夢想+α |
古くから存在する魔理沙。最終更新日は2005年8月3日。
infoseek無料HPサービスが2010年11月に終了し代理公開サイトが削除されたが、ファイルはトクトクに残っているのでアドレス指定でDL自体は可能。
原作仕様とは言っても初期体験版仕様なので現verとはかなり異なり、特にオーレリーズは現verとは別物。
スペカ宣言の制限時間無し、霊撃が回数制でなく0.5ゲージ消費かつ自動ゲージ回復があるためミアズマキャンセル霊撃を多用できるなど、アッパー性能。 『GUILTY GEAR』のようにロマンキャンセルを搭載している他、オリジナル技として、 5ゲージ技の「瞬弾殺」とストーリーモードのラストスペル・終符「レーザーオブアイリス」がある。 前者は空中の相手にも当たる、コンボに組み込める、生当てで6割5分、補正がほとんど(全く?)掛からない、 出かかり無敵、瞬獄なのでもちろんガード不可と、使用ゲージ数の多さに見合った高性能を誇る。 後者は耐久スペルなので食らい判定が無く、制限時間を耐え切れば勝ち。
AIをデフォルトで搭載しているが先述の通りストーリーモードを実装しているので、大会に出す時はCNSファイルをいじる必要がある。
動画では後述の風見氏AIの出番が多いが、デフォルトAIもなかなか戦えるので一見の価値はある。 ただし風見氏AIほどの強さはなく、並中位から上位程度なので相応の相手をあててやろう。
デフォルトではカットインやオーレリーズが真っ黒、マスタースパークやドラゴンメテオが透明な状態であり、
これを解消するにはMUGEn本体にパッチを適用する必要がある。 但し、このパッチを当てると他キャラ同士の戦いでもマスパのエフェクトや魔理沙のカットインが発生する事がある。
ニート運送氏による五頭身化パッチも存在する。
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+ | gu氏製作 萃夢想仕様 |
現在はHP閉鎖により入手不可。
4段階制のAIを搭載済みで、ストーリーモードやスペカルール・霊撃回数制限OFF版も実装されている。 また、ダメージレベルやガードペナルティを変更可能。 |
+ | 水影氏 緋想天・非想天則 |
現在は入手不可。
緋想天の再現。デッキシステムも完備し、一部の特殊バウンド系等がまだできていない事を含めても完成度は高い。 7Pカラー以降のみスキルカードを使う事で、「デストラクションボトル」というオリジナル技が使える。 水影氏製作の配布データを利用する場合は必ず最新版を使ってください、との事。 リュウセイ氏のAIが存在したが、現在は公開先であったWebFileのサービス終了により入手不可。。
また、これとは別に『非想天則』再現のものが作られており、Sekt氏のサイトで代理公開されている。
こちらには凱氏のAIが公開されている。 |
+ | ふるれ氏製作 緋想天アレンジ |
作者曰く「緋想天をそれなりに再現したキャラ」。
2019年のYahoo!ジオシティーズ終了に伴いサイトが消滅してしまったが、改変・転載自体は自由との事。 現在はhamer氏が代理公開している他、「MUGEN初心者用簡易AI講座」からも入手可能。 天候システムは無く、スペカがコマンド入力で可能なタイプになっており、一部スペカのコストダウンの他、 昇龍が空中でも使えたり、ナロースパークでジャンプキャンセルできないなど、意図的に原作と違う部分も作ってある。 また、霊力割れは存在しないが、相手をボーダークラッシュさせる能力はある。これのON/OFF切り替えも可能(タッグでは強制的にOFF)。
同作者のAIも別途存在し、本体同様にhamer氏及び「MUGEN初心者用簡易AI講座」にて代理公開中。
簡易との事だが中々の強さを誇る。
これ以外のコンボに関しては、本体付属の取説参照。
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+ | gu氏製作 アレンジ仕様 |
PS2版『テイルズオブデスティニー』風のシステムを採用している。
チェイン・キャパ(CC)を霊力、ブラストゲージをスペルゲージで代用している。 AIは搭載済み。難易度やシステムカードが設定変更可能。 現在は公開されていない。 「狂以上のキャラと戦わせることは禁止です」の動画使用制限有り。 |
+ | Kohaku氏製作 アレンジ魔理沙 |
氏お馴染み、原作での弾幕は捨て去り格ゲー風にアレンジされた魔理沙。
アリスとパチュリーをストライカーとして呼べる。 ファイナルスパークの演出は、これもまたKohaku氏お馴染み声付き。 12月25日の更新で大ポトレが変更になり、新技としてミスティカルチェインが追加された。 sekt氏がAIパッチを製作していたが、現在は公開停止されている。
現在はshao氏のAIが公開中。
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+ | Felicity氏製作 SF魔理沙 |
12Pはあるお方がストライカーになり、301f後に301のパワーゲージを吸収するパンチを出す>>301や、
合体攻撃なドラマチックコンボもある。 製作者曰く「真面目に作ったネタキャラだからか、12P強いかなと思ってたけど目安にしてたマスターリュウに及ばない」との事。 |
+ | Rel氏製作 UMVC3アレンジ |
現在はムゲぎこ氏によって代理公開されている。
2014年9月に公開された、『UMVC3?』仕様に定評のある氏によるもの。 一部にDr.ドゥームと類似した技が見られるのが特徴。 着地前に行動可能になるウィッチレイライン、ダウン拾いが可能なグラウンドスターダストといった 仕様に合わせたアッパー調整がなされており、Xファクターも搭載済み。 デフォルトでAIが搭載されており、始動次第だが2コンボで1ラウンド終了→Xファクターで10割コンボという凄まじい試合展開を見せる事も。 |
+ | Zero-Sennin氏製作 アレンジ仕様 |
新MUGEN専用で、4ボタン式のアレンジ仕様。
萃夢想での使用技をベースにした、シンプルな格ゲーといえる仕上がり。
デフォルトでAIが搭載されている。
調整の際は、MUGEN本体の難易度を変更されたし。 |
+ | ShangW氏製 ShW Marisa |
心綺楼ドットの魔理沙。
カラーによって強~論外まで幅広く強さが変化する。 2015年3月の更新により、簡易的なAIが搭載された模様。 |
+ | 風見氏製作 魔理沙S |
スタープラチナが発現した魔理沙。
魔理沙は主人公・パワー・スター タンデムは未搭載。投げ・アドバンシングガードは今後も搭載される予定はない。 AIについても同様だが、「作りたい人は勝手にどうぞ」との事なので、外部AIの登場に期待しよう。 |
+ | G-sho氏製作 暴走魔理沙 |
現在は入手不可。
人呼んで「森の中キノコを食べてラリる魔理沙」。
アフロン氏作のヤミノナカオロチノチニメザメルレオナを改変して作られた魔理沙。
所謂画像差し替えキャラで、名無し氏によるレオナ用AIパッチも同梱されているが、病んだ表情や姿勢がよくできており、主に目が怖い。 ちなみに「アイスラッシャー」はゆっくりに差し替えられている。 |
+ | 夏恵氏製作 霧雨星凪 |
一番の特徴は1ゲージ消費のギアチェンジで、繰り返し使う事で一部超必の解禁や攻撃力上昇等の恩恵が得られる。
超必を超必でキャンセルするコネクトアーツ等、同氏作の射命丸颯と同じシステムを搭載。 これらを全て活用するためのゲージは、素直な挙動の技による立ち回りとゲージ回収率の高さでカバーしたい。
なお、技名はうどんげ以上に読ませる気が無い模様。素晴らしき厨二臭。
また、狼のエフェクトやパワーゲイザー系の超必等、テリー・ボガードを思わせる演出が多い。 デフォルトAIは搭載されていないが、Lion氏による外部AIが氏のTwitterで公開されている。 また、2017年3月21日にshao氏からも外部AIが公開された。
ストーリー動画でいじられキャラとして扱われるのを除き、悪意を感じさせる動画の投稿は禁止との事。
また、ストーリー動画以外の動画での12P性能の運用も禁止されている。
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+ | 霧雨翔氏製作 魔術劇 |
メルブラ風にアレンジされた魔理沙。1~5、6、7~10、11、12のカラーごとに性能の違いがある。
当初AIはなかったが、更新で一応仮設のものだがAIが搭載された。 マスタースパークやドラゴンメテオ等原作を意識した技や、十七分割、ゲフェーアリヒシュテルン等の他キャラの技を持つ。 更新で十七分割を決めた後に専用勝利ポーズを取るようになった。
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+ | Deoxgigas氏製作 流星の魔理沙 |
MUGEN1.0以降専用。『心綺楼』以降のスプライトを使用。
システムは地上戦メインの『緋想天』風のものになっている。 技性能はかなり強化されており、コンボ性能が高い。 デフォルトでAIが搭載されており、流星の名に違わず突進技の類を多く用いたガン攻めを行う。
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+ | piyo氏製作 GW魔理沙 |
「普通の人間」というイメージからか、長らく神の世界に踏み込まなかった魔理沙に、ついに製作された神キャラアレンジ。
名前は「ゴールデンウィッチ魔理沙」の略。12pは準論外レベル。 「魔法使い」ではなく、「魔 砲 使い」のイメージで作られている…のだが、ゆっくりがビッグボディしたり、 モンスターボールや霊夢の大御札をぶん投げたり、ミズチが降ってきたりしてご乱心気味。見ていて面白い。 |
+ | 軟骨カレー氏製作 S魔理沙 |
ふるれ氏の魔理沙を改変したもの。
Sは「シューティングスター」の略。上記の「魔理沙S」「SF魔理沙」とは一切関係ないので注意。 ふるれ様製作の魔理沙を元に狂クラスに改変したアレンジキャラ。裏上位カラー(10P~12P)では準神~神下位に。 原作の雰囲気は残しつつも凶悪なオリジナル技を中心としたアレンジとなっている。
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+ | sudara13氏製作 非道魔女 |
ワープで相手の攻撃をかわしつつ、設置技で弾幕を張る戦闘スタイル。
どこかで見たような技が多いが、ロボミズチや友人を使った技も存在する。 9Pカラー以降は性能が強化され、12Pは殺傷力、耐性共に神上位クラスとなる。 AIはデフォルトで搭載されており、1P~8Pは強~凶(AIレベルで変わる)、9P~11Pは狂下位~狂上位、 12Pは先述の通り神上位。 |
+ | sudara13氏製作 非道魔女V2 |
1歳年を取り21歳になった非道魔女。
見た目は変わらないが、「戦闘スタイルに飽きが来た」という理由で戦闘スタイルががらりと変わった。 弾幕を張るスタイルから一転、MVC風のコンボキャラとなっている。 友人2人も呼ばなくなったが、ロボミズチはストライカーとして出番がある。ただし扱いは変わらず。 こちらもカラーにより性能が変化する。 デフォルトのAIでは1P~5Pが凶下位、6Pが凶中位、7P~12Pが狂下位~狂上位となる。 |
+ | GGG氏製作 美しい魔理沙 |
GW魔理沙に次ぐ2体目の神キャラ。ライフバーは常に減らず、下のゆっくり魔理沙の表情で表している。
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+ | 黒巻氏製作 禍雨心傘 |
「まがさめ みかさ」と読む。
比那名居戀子や風流衣玖を製作した氏が、凶悪技術に挑戦するべく製作したキャラクター。 常に悪巧みをしているような顔が特徴的。黒巻氏のキャラクターの看板娘的存在。胸がすごく大きい。 攻撃重視の黒カラー(デフォルトはこっち)と防御重視の白カラーを切り替えて戦うキャラ。 モードによって使用出来る必殺技・超必殺技が一部異なり、通常技も一部変更される。 元と同じ光線や星に加えて闇や神聖魔法をメインに据え、火炎や氷魔法も扱える。 魔法だけではなく怪力で、相手を掴んで何度も叩き付ける様は完全にオトコマエそのものである。
旧版にはデフォルトAIは存在せず、優希氏、nomucoke氏による外部AIが存在していた。
2015年12月15日の更新にて本体にも自重あり・自重なしの2種類のデフォルトAIが搭載された。 自重ありでは通常版ではコンボ重視の凶~狂下位向け、自重なしでは撃破重視の狂中位~狂最上位向けと殺傷力も大きく変化する。
カラーによってアーマーの有無・強度を始めとして性能が大きく変わり、オプションでは設定項目も豊富に用意されているため、
相手や目的ランク帯に合わせた調整が光る面でもある。 例えば自重ありAIの1Pや2Pではパワーゲージを消費した喰らい抜けこそあるが怯んでくれるので凶の範疇、 3P以降や自重なしAIではアーマーが付いて狂に足を踏み入れ、11P以降でアーマーが壊れなくなり神の入り口が見えてくる、といった具合。
2016年11月に禍雨心傘GxRv(Gene X Reassembly Version)として大幅なリメイクが行われた。
この更新で今までの禍雨(Magasame,MagasameEX)は動画使用禁止となった。 デフォルトAI・演出・全技を含め、全体の9割を再度作成し直したとの事。
大幅なスプライト加工や追加が行われ、殆どのモーションで禍雨特有の悪巧み顔に変更され、黒禍雨状態では指抜きグローブを装着している。
既存の技の演出が更に強化され、必殺技や超必殺技では更に迫力のあるものへとリメイクされた。 また、新しいシステムとして魔力を開放して異形の黒い身体と化す「深淵化」、白禍雨状態での相手を氷漬けにする「氷結付与」等が加わった。 それぞれの状態での性能やAIの攻撃重視・防御重視がより明確になり、戦いのスタイルも一目で分かるようになっている。
HPが半分以下になったり、気分で発動したりする黒白モードチェンジ時にバリアが貼られるようになった。
新しいバリアは多段感知システムが搭載されていて、連続攻撃を受けたり垂れ流し等を受けると、バリア自体が硬くなって破壊が困難になるという曲者。 一度破壊すると再度展開された時にバリアの最大耐久力が下がるので、高密度の攻撃をしなければ以前のバリアよりも戦いやすくなった。
オプションも性能に関する調整項目が多く用意され、この項目の調整具合で狂中位~狂最上位まで使い分ける事が出来る。
ただし、新MUGENで動作しなくなったので注意。 以前と同じくランク、性能調整の腕の見せどころでもあるかもしれない。 rion氏による新規カットインも多数追加され、禍雨の超必殺やイメージを引き立てる役割を担っている。
現在はGxRvバージョン(狂上位~狂最上位版)とMftバージョン(凶上位~狂中位版)があり、
目的ランクにあわせてバージョンを変える事で幅広く戦える。 GxRvバージョンは黒による大技の威力や削り、高度な即死攻撃が売り、白ではステートを奪われない耐久性と削り攻撃を武器に戦う。 特に大技のDeepDeepDeepは即死技術も演出も狂ランクでは一級品である。 Mftバージョンは旧禍雨と同様にコンボを主体とした、低めのランクで戦う事を意識されたバージョン。 黒は攻撃性が高く、積極的に近寄っては投げやコンボを狙い、白は近接戦もできるが基本は遠距離攻撃を得意とする動きで戦う。
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+ | 混沌の理氏製作 キラキラ魔理沙 |
ふるれ氏の魔理沙を改変したもの。星をコンセプトに製作された。
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+ | 交差氏製作 マイム・ハイドロリック・ソーサレス |
交差氏による水属性の魔理沙改変。本来の魔理沙の魔法の適性が五行でいう所の水属性であった事が改変の動機となっている。
悪町龍千氏の書いた設定によると、孤児であったが貴族に拾われ現在は当主になっているとの事で、原作の魔理沙とは逆の人生を歩んでいる模様。 また、交差氏のキャラの中では唯一直接的にガンドロイド・ルイスと関係を持っている。
水属性でありながら元の魔理沙改変キャラらしいパワフルな攻撃を繰り出しつつ、たまに小細工を弄していくキャラとなっている。
技の名称はほとんどがポケモンからとられており、 その中でも雷を落とす「あまごい」は、コンフィグで落とす場所をランダムか相手の場所をサーチするかを選ぶようになっている。 無論、氏のキャラ特有のペネトレイトや覚醒ゲージといった共通システムも完備。 後に更新で折笠愛女史のボイスも追加された。 AIはデフォルトで搭載されており、ランクは狂下位?~狂最上位との事。
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+ | プレート氏製作 ジョブチェンジ魔理沙 |
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突如、格闘の波動に目覚めた魔理沙と言う名の何か。弾幕を全て廃し、拳で相手に応える……そんな魔理沙(製作者談)。
スピードを生かして一気に近付き、多彩な投げや接近技で攻めるキャラ。 更にプレート氏製作のJCキャラがストライカーとして現れる。 なんだか超必に禊やらレイジングストームやら他人から どこからでも永久を狙える凶キャラレベルの強さ。AIは性能をフル活用するわけではないため、総合的にはそこまでいかないが。 |
+ | 吠×2氏製作 D0霧雨魔理沙 |
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D0完全手描きオリジナルドットで製作された魔理沙。
システムは『CVS』風となっており、6ボタン仕様で緊急回避やガードキャンセル、ゲージ溜め等を搭載。 他に空中ダッシュ、ダウン回避、ジャンプ回避を持つ。 超必殺技は消費ゲージで演出・威力が変わるようになっている。 2012年5月23日の更新で必殺技4種&超必殺技2種が追加。 3ゲージ&空中前ダッシュ限定だがアリス&パチュリーを召喚しての同時攻撃「メイガスナイトコンビネーション」も追加され、 攻めのバリエーションが格段に増えた。 切り札に瀕死時限定3ゲージ超必「ファイナル・マスタースパーク」もあり、総じて非常に出来がいい。
オリジナルのボイスパッチも別途公開されている。
声を担当するのは同人ゲーム「東方スカイアリーナ」でも魔理沙を演じている相沢ぴか氏。 「メイガスナイト~」で登場するアリスも相沢氏が、パチュリーは彩月ねね氏が担当している。
AnimugenZ氏がKOF XI風に改変したものが公開されている。
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+ | RUsans氏製作 SZ姉貴 |
「イタズラ心に火がつくな」
元ネタは東方ボイスドラマ『霊夢と魔理沙のチョコレート★ハート』にて魔理沙役を演じた声優、※すず。氏(通称SZ姉貴)。
脚本での魔理沙のズレた行動や糸目の立ち絵からの連想でサイコパスキャラが確立され、
MUGENキャラに採用されたのはその流れの中で作られたチェーンソーで遊ぶBB素材。 そのため名義も「チェーンソーSZ姉貴」となっている。
前進と3種類の斬り技しか行えないが、それぞれが異なる一部の攻撃属性に対して無敵状態かつ一瞬で10割余裕な攻撃力を持つ。
試合中は強制的に背景が黒一色になり、闇に紛れて接近し、チェーンソーで血飛沫を大量に飛ばす様はシンプルながらホラー。 その上で喰らい抜けや長いコンボを感知すると発狂し、攻撃がちゃんと通るまで完全無敵状態が続くようになる。 戦わせるなら「怒らせた方が悪い」がまかり通るランクに限定されるだろう。
この他、虐待おじさんを制作したGustab_M氏による大人SZ姉貴も存在する。
普段よりも頭身が上がったBB素材を使用しており、徒手空拳で戦う。 完成版ではあるが、敵の投げ技で一部の必須スプライトを指定されるとkfmが表示されてしまう為、動画使用の際は相手を選ぶ。 |
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