「誓いの時は来た!今わたしはあなたを超える!!」
「さあ、宿命の幕を閉じよう、ラオウ!!」
+
|
担当声優(Wikipediaより引用・改変) |
-
土師孝也
- TVアニメ、『世紀末救世主伝説』、『激打』シリーズ(『3』以降)、AC版など
-
鳥海勝美
- TVアニメ(少年時代)
-
木村雅史
- 『パンチマニア』シリーズ
-
佐藤晴男
- 『激打2』
-
田中秀幸
- 『新・北斗の拳』
-
堀内賢雄
- 『真救世主伝説』シリーズ、セガサミー関連(パチンコ『ケンシロウ・ラオウ』以降)
『Fit Boxing 北斗の拳 ~お前はもう痩せている~』、各種外部出演作品など
- 太田哲治
- 『真救世主伝説 ラオウ伝 殉愛の章』(少年時代)
-
東地宏樹
- 『ラオウ外伝 天の覇王』
-
岡本信彦
- 『ラオウ外伝 天の覇王』(少年時代)
-
関智一
- 『北斗無双』シリーズ、『DD北斗の拳』シリーズ
-
諏訪部順一
- 『イチゴ味』
-
咲野俊介
- 『北斗が如く』
咲野氏は『北斗が如く』の原作『 龍が如く』シリーズの登場人物・柏木修を演じており、「主人公から慕われる兄(貴分)にして実力者」という共通点がある。
+
|
ボイス比較 |
土師孝也氏(PS版)
|
堀内賢雄氏(LEGENDS ReVIVE)
|
|
|
漫画『
北斗の拳』に登場する北斗4兄弟の次男。
ラオウの実弟、
ジャギと
ケンシロウの義兄である。
また
後付け設定の為特に語られてはいないが、ラオウの実弟である事を考えると、修羅の国編に登場するカイオウの実弟、サヤカの実兄でもあり、
ラオウと共に北斗宗家の血を継いでいる筈である。
なお、兄弟姉妹序列順は「カイオウ > ラオウ > トキ > サヤカ」の順との事。
劇中屈指の人格者であり、兄弟の中では最も紳士的な雰囲気を漂わせている。
その風貌は
イエス・キリストそのもので、得意技の有情拳や弱者救済のエピソードなども、これに準じたものと言える。
ただ、初めて存在が明かされたときはデザインもはっきりしておらず、画像を見ての通り現在はウェーブがかかった髪になっているが
ジャギの回想ではストレートヘアで、黒髪の
シンに見えない事もない見た目だった。
カサンドラに幽閉されていた事もあって口の周りに髭を生やしているが、これも回想シーンなどでは生やしていない。
なおTVアニメ本編やゲーム版においては白髪であるが、死の灰を被る以前や、
ラオウやケンシロウの昔の回想シーンでは髪の色は「黒(もしくは黒に近い焦げ茶色)」となっている。
ただし、アニメ『北斗の拳2』でのジュウケイの回想シーンなどでは白髪となっている。
白髪と髭のせいで結構な年齢と思われる事もあるが、作中での言及はないものの、ケンシロウ達の事を考えると30代半ばぐらいだと思われる
(アニメ版のDD北斗では29歳の設定だが、そもそもパラレルであり、また、バットやリンの年齢を考えると原作では恐らく上記の年齢)。
また
レイなどと同様細身な印象が強いが、身長188cm、体重95kgと現代人から見ればかなりの大柄。
痩せたな…トキ…?まあケンシロウより背は高いものの、体重はやや軽いのでケンシロウと比べれば細身だが。
背中には修行中のケンシロウを庇った事による大きな傷が付いており、
アミバはこれによってトキに成り済ましている。
名前は鳥の「トキ」が由来との事。
原作から30年近くが経った2017年、
あるアニメにおいて、
名前の由来となった鳥を擬人化した女の子が話題になるとは誰も思わなかっただろう。
ラオウやケンシロウの拳が闘気を前面に押し出した、いわば激流のごとき「剛の拳」であるのに対して、
流れるような動きで相手の攻撃を受け流し、その隙を突く静水のごときトキの拳は「柔の拳」と呼ばれる。
「剛の拳」を食らうと激痛の後絶命する事が多いが、トキは苦痛を与えずに相手を葬る「北斗有情拳」を使う。
特にトキの有情拳にかかると天国すら感じると言われ、トキが劇中最初に見せた有情拳(
北斗有情破顔拳)では、
二人の敵が、腕や脚が妙な方向に勝手に曲がっていくのを目にしてもなお、
「あは~ いい気持ちだ~~~ ちにゃ!!」と快感を覚えながら破裂していった。
このように、「北斗有情拳」はどんな悪党に対してでも、必ず憐れみを持って葬り去る拳で、ケンシロウを上回る優しさを持つ彼ならではの持ち技である。
ただ、有情拳はトキの代名詞的技ではあったが、ケンシロウが
サウザーに止めを刺す際に相手に情けをかける技として「北斗有情猛翔破」を使った。
この事から有情拳は、「柔の拳」特有のものではなく、北斗神拳の拳技か奥義の一つと推測できる。
病に冒されながらもなおその力は衰えておらず、ケンシロウ曰く「北斗二千年の歴史の中でもっとも華麗な技を持つ男」。
病さえなければラオウやケンシロウをも上回る実力を持つとされる男である。
病に冒されていても衰えていないと言いながら、病さえなければ二人を上回っているだなんて矛盾してるだと?気にするな!
補足すると、トキの病による影響は技の精度やキレよりも、体力的な衰えによる所が大きいと思われる。
事実、2回に及ぶラオウとの戦いでは、序盤の技の競い合いでは有利な展開を見せるものの、病による体力の消耗が原因でラオウに勝つ事ができなかった。
+
|
劇中での活躍など(ネタバレ含む) |
心技体に優れ、伝承者となるのに相応しい人物であると周囲からも(あのジャギですら)認められていたが、
核戦争勃発の際にケンシロウとユリアを核シェルターに入れるため、
自ら犠牲となって死の灰を被った事で死病を患い、伝承者争いから脱落する。
+
|
核シェルターのシーンに関する余談 |
原作版ではシェルターが既に子供達で満杯で定員オーバーになってしまうため、となっているものの、
絵の上では子供達の頭上にまだスペースがあったため(それどころかケンシロウが膝をつく程度のスペースすらあった)、
「ケンシロウとトキが子供を抱き上げれば全員入れた」とか、
「実はあのババアは南斗の刺客で、南斗シェルター拳の使い手」とか、様々なネタが飛び交った。
この為か他メディアではより無理のない理由付けがなされている。
アニメ版ではシェルターのドアが故障した為、自らの力で外側からドアを閉め続けるという描写になっている。 それはそれでとんだ欠陥構造だ
トキ外伝ではシェルターへのエレベーターの定員で、それ以上人が乗るとそれが動かないという描写になった。
OVA『トキ伝』では核戦争以前から難病にその身を冒されており、ケンシロウの北斗神拳伝承の意志を揺るがせぬために、
自ら死の灰を被ったように改められている。
だがしかし、『真・北斗無双』では原作に準したため突っ込み所満載の南斗シェルター拳再びとなった。
しかも子供の数が原作より明らかに少ないので余計酷い事に。
あと何故かシェルター拳の使い手の女性が原作より若かった
ギャグ外伝『北斗の拳イチゴ味』では、このシーンで 強引に入ろうとすると中の女性が発するオーラのようなものに阻まれてトキが弾かれ、
女性は延々と同じ台詞を言うという形で南斗シェルター拳がネタにされている。 ローラ姫かよ
本作を実写ドラマとしてその撮影現場を描いたという設定のスピンオフ『北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝』では、
当初は扉内部のレバーが壊れているため外から閉めるというアニメ版準拠の脚本だったが、
遠足でスタジオに来た子供達が手違いで北斗の現場に来た事から、希望する子供達(と引率の先生)を撮影に参加させる事を現場で決定。
その結果、大量の子供達で部屋が埋まってしまい、さらに役者ではない子供達なので抱きかかえる事も拒否されてしまったため、
「いっそ説明を省いて人数オーバーってことで通してしまおう」となった事から原作のあのシーンが生まれた、という展開で描かれた。
なお、扉を閉める瞬間のトキの微笑みは、この状況を面白がったトキ役の俳優がつい笑ってしまったために生まれたとされた。
|
拳法家としての人生を断念した後は、残された時間を、かねてからの夢でもあった北斗神拳(秘孔術)を応用した、
医術の道に捧げる事を志し、「奇跡の村」などで医療行為を行っていた。
その他劇中では、命を捨てて実の兄ラオウと戦ったり、ラオウに 秘孔新血愁を突かれ死が近い レイの寿命を僅かとはいえ引き延ばしたり、
ケンシロウに進むべき道を指し示したりといった、ストーリー上重要な役割を一手に引き受けている。
ケンシロウが素直に尊敬していたであろう数少ない人物で、彼とトキの一瞬の戦いも、憎しみや怒りの無い正々堂々とした勝負となった。
+
|
トキの最期も含めた、より詳しい説明 |
幼い頃リュウケンと出会ったときにリュウケンが
「ラオウとトキを崖から突き落とし、登ってきた方どちらかを養子にする」とした所、
ラオウが脚を負傷して動けないトキを片手で抱え、残る片手で崖をよじ登ってみせた為、二人ともリュウケンの養子となったというエピソードがある。
当初はあくまで伝承者候補ではなく、ラオウがその面倒を見るという条件での養子入りであったが、
リュウケンとラオウの稽古を覗き見しながら拳法を体得、
愛犬のココを殺した悪党をフルボッコにしてしまうほどの天与の才を発揮し、彼自身の希望もあって伝承者候補となる。
こりゃあ、アミバの天才ぶりとは比較にならないから「どいつもこいつもトキ!」になるのも当然か。
少年時代のラオウは「もし自分が道を外れた時には、トキの手で自分を倒してくれ」と話し、この言葉をトキは終生忘れなかった。
「その野心さえなければ、ケンシロウも私も喜んで伝承者の座をラオウに譲っていたであろう」と涙した事もあった。
その為、死の灰を浴びた後は生涯を医療行為に捧げるつもりだったトキだが、実兄ラオウの野望を阻止する為に立ち上がる。
しかし、病に蝕まれた体で長旅はできないと確信したトキは、あえてカサンドラに囚われの身になって、ケンシロウとの合流を待っていた。
なおラオウは、部下にトキとケンシロウが合流する事を阻止するよう厳命するほど、トキの拳を恐れていた。
また、彼の「柔の拳」はあくまで彼自身の才能で体得したものだが、トキ自身はむしろラオウの如き「剛の拳」を望んでいた。
それ故、病を背負った身体でラオウに挑む為に、最終決戦では自らの残命を縮めても生を呼び覚ます「秘孔・刹活孔」を突く自治で一時的に剛力を得る。
+
|
秘孔・刹活孔について |
左右の太ももの内側にある秘孔。
一瞬の生を呼び覚まし、短時間の間剛力を得られるが、代償に命を縮めてしまう。
その後、アニメではラオウも第一部終盤におけるケンシロウとの最終決戦の前に使用している。
また「修羅の国」編の序盤にて、ケンシロウが金色のファルコに対して使用した。
これはケンシロウとの戦いで受けたダメージが残っていた上に、義足が外れてしまった為、
無名修羅(通称「砂蜘蛛」)に敗れてしまったファルコが砂蜘蛛との再戦を強く望み、
その際「北斗神拳にある、一瞬だけ生命力を呼び覚ます秘孔」の使用をファルコに頼まれたためである。
残りの生命力を一気に引き出す事で、立っている事すら困難なほどの重傷を負っていたファルコを一時的に甦らせた。
決してファルコを弱らせる為に放ったモノではない。念のため。
戦いの後はトキ、ファルコ共に生命力を使い果たした事で著しく衰弱、ファルコはそのまま命を落とした
(トキはラオウ戦後に、リュウガから受けた傷が致命傷となった)。
原作文庫版での読み方は、トキが使用したときは「せっか
っ
こう」、ケンシロウが使用したときは「せっか
つ
こう」である。
アニメでの読み方は一貫して「せっか
つ
こう」。
|
こうして死を覚悟してラオウと同じ 「剛の拳」で対抗し、「天翔百裂拳」でラオウに膝をつかせるまで追い詰めたが、
「刹活孔」を突いて徐々に弱っていく拳では悉くとどめを刺すに至らず、ラオウの涙と共に繰り出された拳により敗北した。
このラオウ対トキの決戦は、ケンシロウの関わらない戦いの中では『北斗の拳』のベストバウトの一つとも評価され
後の格闘漫画で多くリスペクトされる事になった「 せめて奥義で葬ろう」の言葉は、元々この決戦においてトキがラオウに発したものだった
(アニメ版でラオウが ジュウザに対して用いた印象が強い為か、「敵側の強敵が一抹の情けをかける台詞」として用いられる事が多かった)。
決着の後、ラオウは「拳王を目指した男トキは死んだ。此処にいるのはただの病と闘う男トキ」
とトキの命を取らず、「体を愛(いと)えよ」と告げ、立ち去る。
トキも「刹活孔」を突いてからは、最早余命も僅かで病の進行は著しいものがあり、村人達への医療活動すらも苦しい状況だった。
そこに追い討ちをかけるかの如く、天狼星のリュウガ(ユリアの実兄)に襲われてしまう。
しかし病んでなお眼力の高いトキは、リュウガの真意を読み取ると自ら甘んじて致命傷を受け、リュウガの居城へ連れて行かれる。
危急の知らせを聞き駆け付けたケンシロウが、真の怒りを覚えリュウガと闘い、止めを刺さんとする際に、
ケンシロウに「哀しみを怒りにかえて生きよ」と諭し、既に自らの腹を割り自害していたリュウガを腕に抱え、最期は立ったまま世を去った。
ラオウが遂に見抜けず、ケンシロウも一度惨敗して二度目の戦いの中でようやく気付いたサウザーの身体の秘密も、
密かに察していたほどその才は図抜けており、病さえなければ…とラオウとケンシロウの両雄からも繰り返し惜しまれた拳士だった。
ことにラオウの彼の宿命への憎悪は、常人では計り知れないものがあった。
「トキよ おまえの命を奪うのはおれではなかった すでに病がおまえの命を奪っていた!」
「ありあまる才能がありながら 北斗の男が病ごときにすべてを」
+
|
しかし…… |
上述にある様に「本来ならばトキが伝承者となる筈だった」とケンシロウは口にしているのだが、
トキが本当に伝承者になるかどうだったかについては、実は疑問点が一つある。
それは、彼がケンシロウに「北斗神拳を医療として使いたい」と話している場面にあるのだが、
この時にトキは「お前には分かってもらいたい」とケンシロウに対して発言している。
これはつまり、ラオウやジャギは勿論として、「リュウケンにも医療に北斗神拳を使う事を分かってもらえなかった」
という意味にも取れるのだ。
そもそもリュウケンは、ラオウの拳が「暗殺拳」ではないと言っている事からも分かる様に、
暗殺拳としての北斗神拳伝承者を育てていたのだから、トキの言う医療としての北斗神拳には反対した可能性は十分にある。
また、OVA『トキ伝』でも(戦前から病に冒されていた為とはいえ)ケンシロウに自ら伝承者の座を明け渡している事を考慮すれば、
彼は元々自分が伝承者には相応しくないと考えていたのかもしれない。
尤も、ジャギは論外として、強すぎる野望を持つラオウを伝承者にする訳にはいかないとも口にしているので、
もしもケンシロウが未熟な身であったならば、やはり彼自身が北斗神拳の伝承者になっていただろう。
それに影響されてか、コーエーの『北斗無双』では平穏を望むユリアとケンシロウのために伝承者の座を引き受け、
サウザー率いる南斗の軍勢に立ち向かっていくというストーリーがある。
|
+
|
トキの故郷について |
実は、トキとラオウに関しては設定にある有名かつ致命的な矛盾がある。
それは二人の生まれ育った故郷についてである。
前述のラオウとの決戦に際し、トキは「自分とラオウが生まれ育った地」をその場所に選び、
そこには二人の両親の墓と、そして死後に備えた二人自身の墓が用意されていた。
また、上述にあるリュウケンに崖から突き落とされる回想シーンは、両親が死亡した直後らしき描写であった…… が。
修羅の国編にて、実はラオウとトキの故郷が 修羅の国であるという事になってしまった。
しかもこの後、彼等の母は火事になった寺院からケンシロウとその兄ヒョウを助け出した際に死亡したという回想まで付いてしまった。
言うまでも無いが、この寺院があるのは当然修羅の国である。
これにより、ラオウとの決戦時に口にした台詞の真偽が分からなくなってしまった。
両親に関しては日本に来てからの養父母で説明が付くし、「故郷」というだけなら別に生まれた場所でなくてもいいのだが、
残念ながら彼は 生まれ育った場所とはっきり口にしている。
トキ……お前の生まれ育った故郷はどこなんだ……? 病でボケたのか?、ケンの実兄のヒョウのように記憶を封じられたのか?
言うまでもないが、 後付け設定による弊害である。
一応この事についてだが、
一部ファンの間では「ケンシロウに修羅の国の存在を教えないため」「墓は修羅の国から分骨で持ってきた」という説が囁かれている。
確かにそう考えれば、割と無理はない……というよりそう考えるくらいしか納得できる理由もないのだが。
ちなみに、トキとラオウは死後、ケンシロウとユリアの手で上記の墓に埋葬されたようである。
|
|
|
ラオウやジャギ、レイと同じように、トキにも『銀の聖者 北斗の拳 トキ外伝』というタイトルで外伝が発行されている。
奇跡の村に到着した頃からラオウとの決着までのストーリーで、アミバの他に雲の
ジュウザやジードといったキャラとの接触がある。
前半はオリジナルの展開だが、後半は本編で語られた物語をトキ視点で追うため目新しい情報は無い。
しかし、本編では僅かに触れられていたのみの彼のユリアへの想いや、
レイの生き様へ与えた影響などが丁寧に掘り下げられており、
それまで一貫して聖人として描かれていたトキが一人の男として迷い悩む、いわば人間臭いトキの物語が語られている。
前述のシェルターの定員やアミバの非道に関する描写など、それまで説明不足気味とされていた要素も、
整理や補足を加えて自然な形となるよう描かれており、ながてゆか氏の画力も合わさり外伝作品としての評価も高い。
『北斗無双』では
病人という設定を反映し、一部の動作の後に咳こんで硬直する事があるというバッドステータスを抱えている。
それらはジャンプ
キャンセル、キャンセル投げ等して、アクションを最後まで取らせなければ発生しないため、
キャラクター強化においては、真っ先それらを取得する事は必須と言える。
が、IFストーリーとなる「幻闘編」では
占い師が教えてくれた秘孔で病を克服するという設定の根幹を揺るがす事態に発展。
もちろん「病を克服した黒髪のトキ」も使用可能である。しかも前述のバッドステータスもなし。
だが、それ以上に本作のトキのはっちゃけっぷりは本作を語る上で欠かせない話題であろう。
あぐらのまま空中に浮かぶ有情破顔拳に、闘気の刃で切り裂きながら進んでいく有情断迅拳はまだしも、
上空に飛んで闘気のビームを両掌から下に向けて放ちそのまま回転して周囲を攻撃するオリジナル技「北斗有情
鴻翔波」のインパクトは絶大。
『ガンダム無双』における
ウイングガンダムゼロのローリングバスターライフルのモーション流用と言われるが、真偽は不明。
そのため、付いたあだ名が
「北斗有情ローリングバスターライフル」。またAC版のネタから「グルングルントキィ」とも。
また、本作ではステージによってバイクを拾う事ができ、一部のキャラはそれに乗って移動できるのだが、
その「一部」にトキもしっかり入っている。原作には存在しない「バイクに乗るトキ」はそれだけでも新鮮だが、
当然ながら
このまま普通にモヒカンどもを轢き殺す事も可能。
さらにさらに、
ドラム缶や燃料タンクを投げて爆殺したり、柱を振り回して撲殺したりと戦闘スタイルはとても幅広い。
どこが有情だよ!っていうかもはや拳法ですらねーよ!?
まあ、『北斗無双』のキャラはトキに限らず皆はっちゃけているのだが、トキは「人格者」「有情拳」「病人」という原作での本来のイメージと、
ゲーム中の描写とのギャップが他のキャラと比べてあまりにも凄まじい上に、
後述するAC版が原因で(特にニコニコ動画等では)原作とは無関係なネタ要素も非常に強いキャラとなっている為か、
本作におけるネタ要素も非常に際立って見えているという事もあるだろう。
ちなみにネタにしか見えないような奥義の数々だが、北斗無双の技及び動作は原作者の考案である。
つまり有情破顔拳も「グルングルントキィ」も原作者が考え尽した上でのアクションなのだ…。
良くも悪くも『北斗無双』というゲームがどういうものか、その象徴となっていると言えるだろう。
無印『北斗無双』幻闘編では、ザコが有情拳で死亡しても普通に破裂している(ただし「気持ちよすぎる」などといったセリフが聞ける)が、
インターナショナル版と『真・北斗無双』では有情拳で死亡した時の演出がとんでもない事になっている。
尚、幻闘編ではそのステージで死亡するキャラはラオウだろうが関係なく北斗神拳で爆散したり南斗聖拳で切断される。
公認パロディギャグマンガ『DD北斗の拳』では、(核戦争が起きなかった為)原因不明の病気に冒されており、
その病気の為他の兄弟と違いバイトにありつけず完全に無職。
常識人かと思いきやサンタの存在を本気で信じたり、モチーフであるキリストを自分に重ねたり、
「見守る愛」としてユリアにのぞきを行っていたりと何かしらずれたキャラとなっている。
アミバになったりはしないが。
北斗神拳を医療に役立てる道は金と免許がないため断念している。
アニメ版DD北斗ではちゃっかり伝承者の座をもらおうとしたり、バイト正式採用権を獲得するために結構姑息な性格を見せたり、
妙に
仕草やセリフがナルシストっぽくなっていたりとますます原作からかけ離れている。
というか
世紀末の基準で見ても明らかに非常識。兄ラオウからも「姑息な性格」と言われる始末である。
『北斗の拳 イチゴ味』でも登場するが、極端なキャラ変更がなく原作のキャラとほぼ同じ。
サウザーの秘密は
こむらがえりの治療でサウザーに触れた事で知った。原作とは違いアミバとの仲はそこそこ良好。
また、
マミヤの村に戻る際、マミヤのバイクの後ろに乗せてもらい、マミヤと密着して顔を赤らめていた。
『北斗の拳』が実写ドラマ作品として製作された世界を描くスピンオフ『世紀末ドラマ撮影伝』では、トキ役の役者として
大石博典が登場。
自身にとっての初悪役であり、既に場数を踏んだベテラン俳優、かつ現場での評判も上々なので順調に撮影が進むかに思われたが、
手下が殴られるシーンを見て失神した事で
「いい人過ぎてグロNG」というまさかの弱点が発覚。あと高所恐怖症。
前途多難な状態で撮影が始まるも、医療ドラマに出ていた経験を生かす形で脚本が調整されグロNGを克服。
その後も過去回想や人質役を抱えたワイヤーアクションでスタント顔負けのアクションを披露、
トキ編終盤で急遽
一人二役を演じた時は
周囲に幻影が見えるレベルのパントマイムを披露し、本来は細かい調整が必要な合成前提の撮影で一発OKを貰うなど、
本作の中でも指折りの成長を遂げた人物として描かれている。
……が、紆余曲折を経てレギュラー入りを果たすも早々に足を怪我してカサンドラ編のアクションシーンが不可能になり、
続くラオウ編では監督直々にあるシーンに隠された
秘密をレイ役とマミヤ役に隠すように言われ、
そのせいでデカ…くなる前のババアの下りでしょっぱいNGを出してしまう等々、何かと不運に見舞われてしまう。
+
|
『ぱちんこCR北斗の拳』シリーズにおけるトキ |
サミーの『ぱちんこCR北斗の拳』シリーズでは、ストーリーリーチの中でも高信頼度の「トキVSラオウリーチ」で活躍。
とはいっても大当たりに結び付くのは3~4割程度のため、前予告やチャンスアップの充実が必要不可欠である。
『5【覇者】』ではそれに加え、3・4作目の五車星リーチに相当する「拳王軍リーチ」にも登場。
華麗な動きで拳王親衛隊を(当選・ハズレに関係なく)打ち倒す姿を拝む事ができる。
確変中のバトルモードでもラオウ選択時の敵として登場。
危険度は上から2番目。最強のリュウケンよりはかなりマシだが、できれば出くわしたくない敵ともいえる。
『5【覇者】』『6【拳王】』『7【転生】』では、トキが主役のバトルモードも用意されている。
ちなみに選択時にはボタンを2回押して選択する。 ジョインジョイントキィ
『9【闘神】』ではケンシロウ、レイと共に救世主モードにまとめられており、3人の中では中間の信頼度。
トキバトルにおける敵の強さの序列は以下の通り。
- 5【覇者】:ラオウ>リュウガ>サウザー>ウイグル獄長>アミバ
- 6【拳王】:ラオウ>リュウガ>ウイグル獄長>サウザー>アミバ
- 7【転生】:ラオウ>リュウガ>ウイグル獄長>アミバ
- 9【闘神】:リュウガ>ウイグル獄長
この内、サウザーとアミバは当選確定。
【覇者】と【拳王】では当確を2人も持ち、ラオウ以外には安定した勝利を望める。
…が、そのラオウが問題である。ACの強さはどこへやら、弱攻撃でもかなりの確率で敗北する。
当然だが、10連以降はトキVSラオウ限定になるため、そこまで絶望的な強さではなくなる。
【転生】では仕様変更によりリュウガも強敵になった上に、サウザーが登場しないため、ウイグル獄長の登場が必須に。
一応トキの名誉を守る考察をすると、トキバトル9連までのラオウ戦は、
トキは刹活孔を突いておらず、カサンドラから救出されたばかりの弱り切った状態であり、
ラオウは拳王軍の全盛期、ケンシロウと引き分ける前の脂の乗り切ったラオウだと考えられる。
一方、通常時やラオウバトル、トキバトル10連以降のラオウ戦は、
トキは刹活孔を突いてパワーアップ、ラオウはケンシロウとの傷から病み上がり。トキが上半身裸なのが何よりの証拠。
故にトキ側にも十分勝機があり、ラオウにとっては強敵たり得るのだ。
そうとでも思わなければトキも打ち手もやってられない。
【百裂】系のST(回数制限付き確変)中では、出玉なし確変当選時に登場。
北斗天帰掌でSTの残り回数を元に戻してくれる。
終了間際で来てくれれば助かるが、まだ十分残っている時に出てこられると物凄く損をした気分になる。
ちなみにそこからラオウが登場すると出玉ありの大当たりとなる。
|
…と、後述のAC版含め、アミバ等とも絡めたいろいろなネタが存在する為、ニコニコ内外問わず北斗キャラの中では特に人気。
AC版北斗の拳におけるトキ
+
|
ジョインジョイントキィ |
ジョインジョイントキィデデデデ ザタイムオブレトビューション バトーワンデッサイダデステニー
ナギッペシペシナギッペシペシハァーンナギッハァーンテンショーヒャクレツナギッカクゴォ
ゲキリュウデハカテヌナギッナギッゲキリュウニゲキリュウニミヲマカセドウカナギッカクゴーハァーンテンショウヒャクレツケンナギッハアアアアキィーン ホクトウジョウダンジンケン
K.O. イノチハナゲステルモノ バトートゥーデッサイダデステニー
セッカッコーハアアアア キィーン テーレッテーホクトウジョーハガンケンハァーンFATAL K.O. セメテイタミヲシラズニヤスラカニシヌガヨイ ウィーントキィ (パーフェクト)
このキャラで乱入された時の最短で2ラウンド連続パーフェクト負けする様子を端的に纏めると、このようになる。
乱入から対戦終了まで50秒。その内演出Loading他が約半分。
|
言わずと知れた、AC版『北斗の拳』の最大の戦犯。
格ゲー史上トップクラスといっても良いほど理不尽な強さを誇る
プレイアブルキャラ。
あまりの強キャラっぷりから「剛の拳よりストロングな柔の拳」とも言われている
(一発の拳で相手を圧倒する剛拳が
コンボゲーで表現しにくいというのもあるが)。
+
|
トキの強さ簡易まとめ |
- 判定が強く固め、暴れなどに便利な2A、発生が早く対空に使える2C、北斗最強とも言われる通常技2D他、
あらゆる状況からナギコン、時にはバスケに持っていく事のできる汎用性の高い通常技の数々
- スキほぼ無し・弾数制限無し、ダウン追撃も可能のユダ様も真っ青な飛び道具(原作では単なる呼吸法)「闘勁呼法」
- 浮かし効果ありで4発ヒット、高速発生なおかげで低空にて最速で出せばも9Fの中段となり、
基本コンボの繋ぎからバスケの繋ぎ、果ては崩しまで狙える高性能空中技「天翔百裂拳」
- 当たり判定極小・超高速・裏周り可・キャンセル通常技可・通常技キャンセル可・移動技キャンセル可の移動技「北斗無想流舞」
- 中段・下段・空中・飛び道具の全てにそれぞれ対応する発生1F・リターン極大・空振り時リスクほとんどなしの「神の1F当身」
- 出掛かり無敵、オーラガードすら不可能なので空中の相手に確定ポイントを作れる高性能対空技「北斗砕覇拳」
- 多段ヒットのためダメージ減少補正がかかりにくい上バスケの繋ぎに重宝し、長い演出の間に大量自動回復&大量蓄積「北斗有情断迅拳」
- 暗転後ガードが間に合わず発生自体もそこそこ早く(8F+0F)、暗転前無敵、ガードされてもトキ有利、
スカしても隙皆無、通常当たりでも☆2つ、カウンターで☆3つ奪取&壁コン可能という壊れた性能を持つ切り返し技「秘孔・刹活孔(相手)」
- 様々な状況から確定を取れる、ダウン追い撃ち可能、超高速超広範囲ビームの一撃必殺奥義、「北斗有情破顔拳」
- 相手の各種コンボを安定させない、ドットに比べ妙に小さい当たり判定
- 2Dが刺さった所からノーゲージ安定で2割ダメージ+☆2つ奪取、ゲージ使用で10割ダメージ+☆3つ奪取、
投げ始動なら始動位置、ゲージ量問わずに即死させる事ができるコンボが存在するほどの極めて高いコンボ性能
|
+
|
トキの技についての詳しい性能 |
+
|
6D |
上半身無敵の避け攻撃。ゲキリュウニミヲマカセドウカスル
背筋を伸ばし足を揃えて前進しながら水平に手刀を繰り出す。
中段だが、 ラオウと ハート様以外のしゃがみに当たらない。
特殊技だが、カウンターヒットさせると星1つ取れる。
上半身無敵、というか、 キャラによってはしゃがみ小パンすら空振るので厳密には膝から上が無敵となっているので、
対空に使えるなどの用途があるが、トキは 他の技が異常に高性能なためあまり使われない。
だが、特殊技で最低ダメージが保証されているので壁コンに組み込まれるため、そこで頻繁に見る事になるだろう。
また、前述の2キャラには崩しに使うと非常に見え難く、ナギキャンからの小足との n択として重宝する。
|
+
|
6B |
足元無敵の回し蹴り。ヤメテオケッ
6Dと対っぽい性能で、あまり使い道はないがこちらもカウンターヒットで星1つ取れる。
その為、開幕ブースト6B→カウンターヒットしたら 北斗有情破顔拳という舐めプレイも。
一応、ブーストがある2ラウンド目以降は多くのキャラで開幕ブー小足で突っ込むという択があるため、それに対する択にはなっている。
もっと他に確実かつ強力な択があるのにわざわざコレという点で、舐めプであるのは変わらないが。
ニコMUGEN的には、後述のほむトキパッチの製作や大会動画の投稿で著名な、トキが好きすぎる人ことヤメテオケ氏の名前の由来でもある。
|
+
|
通常投げ |
トキの火力を支える主力技の1つ。あまり話題にならないがバグ性能筆頭技の1つでもある。
他キャラにはない特徴として、追撃すると相手が壁バウンド状態になる。
(北斗の壁コンは相当な火力であり、バスケ以外の即死コンボは大抵壁コン始動)
ただ壁コンになると言っても、投げてすっ飛んでいく相手に追撃を当て、
そしてそれが壁に到達して跳ね返るまでにもう1回相手に追い付かないといけないので、
他キャラだったらブーストを多量に消費する高コストコンボになっていたはずのもの。
でもトキはナギッのせいで画面どこで投げてもノーコストで簡単確実に追い付けます。
このせいでノーゲージ状態からでもオーラ・ブーストが1本溜まり、それを使えば即死コンボ完成。
そしてトキはナギッのせいで相手を投げやすい。これは酷い。
また、地味ながら他キャラには無い点として、「レバーと反対方向に相手を投げる」という点がある。
これがどういう事かというと、 画面端で固めてる最中にガードを仕込みながら画面端に投げる事ができる。
そしてそのまま即死である。こういう細かい所まで隙がないのもトキのトキたる所以である。
なお、 兄も同じくガードを仕込みながら、逆に相手を画面中央へ投げて比較的簡単なバスケを決めてきたりする。
|
必殺技
+
|
北斗無想流舞 |
ナギッ
- 623+ABCDで前方・斜め前方×長短の4種(Aで斜短、Bで前短、Cで斜長、Dで前長)
- 421+ABCDで斜め後方・後方×長短の4種(Aで斜短、Bで後短、Cで斜長、Dで後長)
- 地上で236+Aで真上
- 空中で236+Aで真下
計10種の移動技の総称。
ちなみに、ナギッ(ゆくぞっ)というボイスは降下・前方・前斜めだけ。上昇・後方・後斜めは「捉えられまい」。
「捉えられまい」の方は動作が遅く、基本的に使わない。とはいえ上昇版は例外で、発生直後からの長い無敵時間と距離を活かし
壁際の固め脱出や ダムに対する逃げに使える他、1F目から空中判定となるため、リバサで逃げの選択肢としても使え,降下版とのセットで撹乱もできる。
だがここでは使用頻度が高いナギッの方を主に解説する。
ナギッの強い点
- 通常技・特殊技
を
キャンセル可(必殺技なので当然だが)
- 通常技・特殊技
で
キャンセル可。つまり1.と合わせて延々ループできる
- 「北斗無想流舞」自身をキャンセルして出せる
- 速度がバニなどの吹っ飛びよりも速く、追いかけて追撃可能
- 投げや当身成功後の硬直もキャンセルでき、6~10割コンボに直結
- 前方版の食らい判定が足元にしかない
- 降下版に着地硬直がない
- 移動方向が分かりづらく、移動中は姿が見えない
- 相手をすり抜け、全体硬直も短いため表裏二択が容易
- 壁にぶつかると即座に停止。つまり壁に引っかかって移動アニメのまま静止する事がなく、距離を見誤ってもほぼ隙無し
「 阿修羅閃空」も真っ青な神の技。恐らくプレイヤーが使用可能な格ゲーキャラの中では最速最強の移動技。
一応 御名方守矢の歩月(バグ使用)や ジェネラルのワープには無敵判定において負けるが、
あちらは空中降下や上昇といった機能がなく、空中戦または 起き攻めによるn択の多様さも考慮すると優劣は微妙。
と言うか、 バグ技・CPU専用の隠しボスと比較される時点で間違っている。
扱いやすさもナギが安定する。
トキが 「存在自体がバグ」と言われる所以である。
他キャラはブーストゲージを消費してコンボ・奇襲・移動・切り返しなどを行うのに対し、
トキはこれをナギッでほぼ代用できる (むしろナギッの方が速い)と言えば、いかに壊れているか理解できよう。
本作がバグ満載の 世紀末状態でなければ トキ一強になっていたであろうバグ技。
その速度とすり抜ける性質を活かして 立ち回り、通常技をキャンセルしてナギッ、 そのナギッを通常技でキャンセルして固め、
技を出すと見せかけてナギッて相手の攻撃をスカし、長短を使い分けて裏表の崩し、そして2A>2D>ナギッで裏回ってコンボ。
この技のおかげで、トキは 立ち回り=崩し=固め=コンボとなる。まさにバグ。
このゲームでは、各種技の攻撃判定において「接地判定があるかないか」がかなり重要視される。
接地判定とは文字通り判定が地面にくっついているかどうかであり、
接地判定が無い場合は地面との間にいくばくかの隙間があるということ。
そんなことがしつこく気にされる原因の9割は、接地判定がある技以外全てすり抜けてしまうこの技のせいである
(残りの1割はユダの地雷処理)。
また、上述の通常技>ナギッ>通常技による固めは理不尽なまでに強力。
2Aと2Dは連続ガードではないものの、間に2Cを挟む事で直前ガードしない限り連続ガードになる。
一応2Dナギ2Aの間のガード硬直は、最速でも 2フレームほど間隔があるので無敵技で割り込まれるが、
全体的に技の発生が遅い北斗では この状況での反確は殆どない。 暴力はいいぞってレベルじゃねーぞ!
更にこれは距離を調節するとBナギ表・Dナギ裏という大惨事な2択を迫れる。
更に ガーキャンする時も、タイミングを間違えると裏からカンチョーが襲ってくる。
そして相手がダウンしたら トキのターン!
相手の起き上がりに合わせて各種ナギッを駆使した撹乱は 人間には捉えることはできん!……いや、本当に。
表・裏・中・下・投げ・当身・超必と7択で揺さぶる(小足の発生が遅い、当身はあまり使われないためまだ救いはある)。
リバーサルで返そうにも、裏回られるとレバー方向が逆になるため非常に厄介。
かといって、変に暴れれば当身・刹活孔で返される。北斗はコマンドが認識されにくいため、
違う技が 暴発してカンチョーが刺さり バスケ、テーレッテーなんかはよくある事。
足元の判定を狙って小足を振ったら空中からトキが降ってきて蹴られ、そのままバニ>壁コン>即死とかよくある。
大人しくガードしていたらトキに 投げ捨てられ、即死とかよくある(トキは投げから ノーゲージで即死も可能)。
もし死ななくても、大抵相手はダウンするため起き上がりに合わせてナギで揺さぶり……無限ループって怖くね?
また、壁吹っ飛び技を当ててナギッで追って壁に着いたら裏回って6Dを当てて…とする事で、
永久ではないものの、お手軽コンボ(激流運送)ができる。
ユダを初め、上記の仕様で往復できる攻撃があるキャラでも似たような事は可能(ただしトキはノーゲージでも可)。
この動きを極めればこんな事もできる。
(13分20秒あたり)フォーザーキーン
|
作業用ナギッ
|
本作では他キャラも即死コンボを持ち、トキ側のミスからひっくり返せる事を考えると、北斗がバグゲーで良かったのかもしれない。
実際、バスケ発見前は今よりもトキゲーだったと言われる。「トキの強さの半分はこの技」と言っても過言ではない。
他キャラと1コンボのリターンが違いすぎる以上、そうなるのも自明。コンボ職人のクソル氏曰く「この技が無かったら弱キャラ」との事。 *1
…喰らい判定の小ささ、強力な各種通常技、ふざけた性能の当身、凶悪な各種ゲージ技、最強クラスの一撃必殺技と、
他に強い要素が揃っていても 移動技1つ抜いたら弱キャラ扱い*2というのも恐ろしい話。流石は世紀末。
欠点らしい欠点といえば、非常に暴発しやすい事か。
人操作だと北斗特有の癖のあるコマンド入力仕様と相まってBナギが刹活孔に化けやすい。
コマンド自体は難しくないが、1試合に何十回と使うため結果的に暴発が多い。
コンボの途中や隙皆無の刹活孔(相手)に化ける分には大きな痛手にはならないものの、
近距離の睨み合いで刹活孔(自分)が暴発すれば多大な隙を晒し、最悪即死。
逆に、コンボ中に刹活孔(相手)が暴発したにも関わらず、再度ナギッで何事も無かったかのように追撃する事もあるが。
他にも流舞中も足元だけは判定が残っているので、ユダの地雷などが置いてあると一気に振り辛くなる。
斜めや垂直のナギッにはまったく関係ないが、それでも固めに使えなくなるのは大きい。
トキの小足は発生が遅く近付いて潰すと隙ができるので、破壊に飛び道具を使う必要がある。
ちなみにナギッにブーストをかけると、地雷の反応速度すらも超える移動速度になり潰せる。
Q. ところで、どうして「ナギッ」て呼ばれてるの?
A. ボイスが「ナギッ」と聞こえるから。
ボイスだけでは本来の「ユクゾッ」だが、空を切る効果音やゲーセンの騒音と合わせて初めて「ナギッ」となる。
なので動画やPS2版でしか見たことが無い人にとっては実感が湧かない可能性が高い。
|
+
|
神の1F当身 |
トキの 当身技の通称。
壊れ性能の技ばっかのトキの中でも「柔の拳」としての再現度は中々のものだが、4種の当身全てが 発生1F。
同ゲームのキャラと比べると、ケンシロウとハート様の当身の発生が4Fと5F。
ただし、発生1Fの当身自体は他作品にも存在する。
真のヤバさは発生速度ではなく、そのリスクリターンの良さ。成功すればナギッでキャンセルしてコンボに移行可能。
特に「北斗破流掌」「北斗翔輪脚」が成功したら最大7割~10割のダメージ。
その上、単発高威力の当身技ではなくコンボでダメージを伸ばすため、オーラ・ブーストゲージも回収できるオマケ付き。
またコマンドも214+ワンボタンと簡単。メリット多すぎ。
一方外した場合のデメリットに関しては、持続自体が長い(某動画では 当身見てから小足余裕でしたと評されるほど)上に
持続が切れた 直後に再行動可能で、強攻撃1発分程度の総動作時間しかないという、先述の巨大なリターンの割に破格の低リスクを誇る。
また、このゲームはガーキャンが全体的に性能が高くなく発生が遅いため、
相手がガーキャンの動作を取ったのを見てから当身で取る事が可能。
もちろん予めガーキャンを読んでおく、当身にキャンセルできない行動を取らない等の準備は必要だが。
とはいえ、上下や投げを読み間違えれば刺される上、ガーキャンのような例を除いて「見てから当身」は常人には無理。
乱用すれば投げられたり当身できない技で攻撃され、最悪10割。
強攻撃1発分程度の総動作時間しかないといっても、相手にブーストゲージがあれば反応して小パンを差し込む事もさして難しくは無い。
世紀末の恩恵を受けたのは自分だけではないというゲームバランスを垣間見せられる。
成功時のゲージ効率に関してはやはりトキが有利なのは十分な強みだが、ナギッと通常攻撃を織り交ぜて撹乱した方が安全。
そういった事情に加え、地上で使う場合はゲージがあれば刹活孔(相手)という更にリスクの少ない選択肢があるため、
相手が流弧陣未警戒の場合以外は見る機会の少ない、「狙いすまして使う技」に分類される。
というか、この性能でリスクがあるから使われない本作はやはりおかしい。
ちなみに、ブーストと複合入力で技を出す事で、当身をしながら前進していく事が可能。
トキに限った話ではなくケンシロウ等でも可能なテクニックだが、
上下両方に対応した当身を持っており当身自体の発生も早いトキでは特に際立つ。
…トキの総合性能からしたらそれでも舐めプの範疇になってしまうのは変わらないのだが。
1.北斗破流掌
「激流では勝てぬ……ナギッ(ry」
神の技・上中段版。相手の攻撃を華麗に受け止め、顔面に裏拳を叩き込む。
ヒットすると壁吹っ飛びになり、ブースト不可だがナギキャン可能なため何の問題もなく壁コンで特大ダメージが入る。
ケンシロウの北斗龍撃虎と違いガーキャンすら取れる。
当身攻撃を外しても大した隙がないので相手が攻撃を躊躇すれば五分のまま。
さすがは北斗における柔拳の匠。当身においても右に出るものはいない…。
極少量のゲージがあれば当身から即死も余裕です(11:25~)
|
2.北斗酔舞撃
「激流を制するは静水ナギッ(ry」
神の技・下段版。こちらはうつぶせた姿勢で構える。フンッフンッ
相手の足を両手で受け止め、体で押し返し相手を跳ね飛ばす。
ヒットすると相手が天高く跳ね上がる上に、空中受身不能いうアホ性能。
このためどこからでもナギキャンしてコンボに繋げられる。画面端なら5割以上。
壁コンには持ち込めない為、破流掌よりは多少有情なものの、ゲージがあればバスケルートには当然いける。
そもそもトキを相手にする場合、ナギッ対策のために小足が重要になるため、当身を取る機会は上段版より多い。
3.北斗翔輪脚
「これぞ柔の拳ナギッ(ry」
神の技・空中版。動作は空中 サマーソルトキック。ただし どう見ても当たらない角度にも命中する。
2ヒット技で、相手が地上にいる場合2段目に壁吹っ飛び判定。端ならそこから垂直ナギッ着地で壁コンに移行。
中央だと追撃が間に合わなかったり、相手が空中にいる場合2段目は通常ヒットになったりするが、その場合でも垂直ナギッから前ナギッで起き攻め可能。
ちなみに、失敗しても 着地硬直なんてものはない。それどころか空中で持続が切れた後でもダッシュできる。
そんなわけで、トキ使いにすれば 「飛んだら取り敢えず当て身」で割と安定。
相手は対空技で落とせず、 着地にも差し込めず、一方的にトキのターンが続く事に。これは酷い。
特にこれを用いた画面端での すかし投げは、 暴れて当身からの即死級のコンボか、固まって投げからの即死級のコンボかという、
理不尽極まりない2択を迫れる。何だソレ。とはいえ、さすがに 究極奥義や飛び道具は当身できないので
(もし取れたらバグどころの騒ぎではない)相手のゲージや位置関係次第では普通に落とされる可能性はある。
ちなみにトキの固めに対するメジャーなガーキャンポイントとしてジャンプ攻撃にガーキャンをするというものがあるが、
そのガーキャンをこの当身で取る事ができる。ただ取っても当身の攻撃も当たらない事が多いため、完全な舐めプである。
4.北斗流弧陣
「激流に身を任せる」
神の当身・飛び道具版。球状のバリアを発生させ、 相手の飛び道具に星取り能力を付加し、鏡の如く反射する。
他の当身とは違いなぜか終わり際まで1発分の スーパーアーマー付加。
更に反射後はトキの体がしばらく(ムックによると 72F)青いオーラを纏い無敵になる。その無敵中に行動可能。
専用ではないが、反射付き当身があっても立ち回りで不利なケンシロウとハート様の事を考えると、明らかにやりすぎである。
発生1Fなのでうっかりトキ相手に起き上がりに飛び道具を重ねた時には形勢逆転。
サウザーVSトキが詰みと言われるのはこれが原因。サウザーの遅い飛び道具は立ち回りや崩しの要なのに、
反射→無敵中に接近されて触られる→ ガードクラッシュという最悪の相性となっているため。マミヤも同様。
ラオウの北斗剛掌波(地上)やケンシロウの天破活殺など、ビーム系の技は流石に跳ね返せない…。
が、 無敵は付加される。しかも何故かそのままナギッで接近して攻撃を当てると星が一つ取れ、4割+☆3に。
研究により流弧陣の無敵は打撃、飛び道具のみで投げは通る事が判明(鳳凰呼闘塊天状態なら反射された南斗爆星波が届く前に投げられる)。
しかし、 投げられた後も打撃無敵が続くためそれ以上の追撃が不可能。闇が深すぎる……。
ところで何故原作から出ている飛び道具反射技の二指真空把を差し置いて(ケンやラオウにもない)、オリジナル技が採用されているのだろうか?
|
究極奥義
+
|
北斗砕覇拳 |
トキの究極奥義。通称「サイハ」。「 砕破」は誤り。
「我が兄の剛の拳!!」という台詞と共に、オーラを纏った強烈なアッパーをくりだす。
元ネタはラオウとの決戦で自らに刹活孔を突いたトキが使った「剛の拳」。
この技を受けたラオウの頭上にはトキと同じく 死兆星が輝いた。
技名はゲームオリジナル。また、原作と違い自分に刹活孔を突かなくてもゲージがあれば使える。
ヒットすると星を1個奪え、カウンターヒットならさらに1個奪う上に追撃すら可能。威力も高く、通常ヒットで2割。
横へのリーチこそ短いものの発生は非常に早く(6+3F)、出がかりに長い無敵&発生保障がある。
おまけに空中オーラガード・直前ガード不能という 究極の対空性能。
しかも対空技だが地上の相手にも当たり、相手の技に割り込めるなど全体的に超高性能。
この性能なのに、 他の究極奥義の使い勝手が良すぎて殆ど使われない。
実際、コンボの〆には長距離を一瞬で移動する「北斗有情断迅拳」の方が使いやすく、 低空ダッシュや 詐欺重ねには、
暗転返し不能・ガードされても有利・CHで星3+壁という狂ったリスクリターンを誇る刹活孔(相手)が最適。 *3
そもそも究極奥義を使わずとも、半端な飛び込みなら判定の強い2Cで落とせるし、
中段や低ダが見えているのなら当身で7~10割持っていける。
ただ、原作同様にガーキャンで出せたら使う機会も増えたかもしれない *4。
この技をガーキャン狩りに使う事もできるが、当身の方がリターンが大きくコマンドも簡単。
もはや、高飛び撃墜用の技と化している。
ちなみにこの技で最後の星を奪うと特殊演出に入り、「天を見よ! 見えるはずだ…あの死兆星が!!」の台詞と共に天を指し示す。
この場合はカウンターヒットでも一部例外を除いて追撃は間に合わない…と思われていたが、
実は全キャラに小パンが間に合うため2C2Cor2Dから破顔拳に繋げられる事が判明した。
9:11から特殊演出
|
カウンターヒットのダメージ参考動画(16分30秒から) 飛び回る水鳥撃墜の図。紙でもない彼の体力を2割5分減らし、 更に追撃。これはひどい。
|
有志による家庭用北斗を用いての攻撃判定の検証動画
|
|
ところで、この技の名前は実は「北斗覇砕拳」が正しかったらしい。
ゲーム内では「ほくとさいはけん」と叫んでいるのでまさか 誤植とは思われていなかったが、
後になって別のゲームで「北斗覇砕拳」の名で登場。
そちらのスタッフに拠れば、正しい設定資料では覇砕拳であって、このゲームが間違いだったとの事……。
|
+
|
秘孔・刹活孔 |
「私の中に流れるラオウと同じ血は、私にこの拳を会得させた!!」
AC版北斗の拳におけるトキの究極奥義。
こちらはゲーム版トキの発音の仕方から「セッカッコー」、または 「激振孔」と通称される。
自分に使ってパワーアップするものと相手の秘孔を突くものの2種類がある。
「刹活孔! はああああぁ!」
刹活孔(自分)は剛の拳系の技(天翔百裂拳・闘勁呼法・北斗砕覇拳)の威力が上がり、
流弧陣以外の当身および天翔百裂拳の星取り能力が1つプラスされる。
その代償として 体力が自動回復しなくなる。
こちらは、ほぼ忠実に 原作を再現している。
基本的な立回りの中で使われる事は少なく、下段当身が化けて暴発する事が稀にある程度。
最も多いのはBナギが化けてこれが出るパターン。
2D6236Bと入力すると確実に暴発するので、きっちり3で止める癖を付けないとトキを使うのは厳しい。
ただ、自分版は後述する相手版と同様、 暗転中に動作の大半が終わるため、かなり隙が少ない。
相手が近距離で行動可能でブーストゲージがあれば反撃を喰らう事もあるが、
2DBナギが化けた場合は2Dのガード硬直のおかげでほぼ反撃不能。 ふざけんなし。
主な使い道は一撃狙い。2Dキャンセル刹活孔からナギッで追いかけノーブースト☆2一撃を決めたり、
1オーラ1ブーストからの☆3一撃を決めるのに用いる。トキはバニコン、投げコンに行かない限り☆3一撃が非常に難しいため、
安定して一撃に行けるこの技は重宝する。また裏技的使い方として、暗転を利用して状況確認したり、
闘勁呼法を放った直後に発動して チートダムならぬチートセッカツしたりできる。
「刹活孔! はああああぁ!」
そして、相手版は本作有数の 問題児。「パワーアップする秘孔を対戦相手に使ったらまずい」という理由 ではない。
普通にダメージがあり(しかも普通に減る)、空中ガード不能(オーラガードは可能)で発生も速く、暗転前8F+ 暗転後-17F。
つまり暗転中に攻撃判定が出るため、 暗転返しどころか見てからガードすら出来ない。
入力から無敵、ガードされても トキ有利、通常で星2つ奪取、カウンターで星3つに壁バウンド。
カウンター時は吹っ飛んだ相手をナギッで追えば即死級のコンボが入る。
…というか、星が無くなっていたら特別なコンボをしなくてもそのまま余裕をもってあぐらビーム即死。
さらに、追加効果として相手を一定時間自動回復不能に追い込む。こんなとこだけ再現しなくても……。
しかし、更に恐ろしいのは絶望的なまでの隙の無さで、バクステなどですかしても反撃はほぼ無理。
というのも、前述の自分版と同様に、動作の殆どが暗転中に行われるのが原因。
恐らく 無想転生同様に、自分版の動作が隙だらけになってしまうのを防ぐために、自分版の動作を殆ど暗転中に終わらせるようにした所、
間違って相手版も動作の殆どを暗転が解けるまでに完了させるようになったのだろう。
トキの全体的な調整の甘さから見て、恐らく 納期などで硬直の追加も間に合わなかったと思われる
(トキの「はあぁ~!」というボイスと同時に相手が動けると仮定すると、発生も硬直も常識的な範囲に収まる事が分かる)。
コンボムービーでは ロマンキャンセル代わりに使われる事がある始末。
主な使い方としてはコンボに組み込んでの星取り、リバーサル等の切り返し、そして 適当にぶっぱが挙げられる。
トキは例の固めのおかげでゲージが溜まりやすく、隙のなさとリターンの大きさを生かして刹活孔をガンガンぶっぱなせる。
『闘劇'06』をも制したこのぶっぱ刹活孔は、通称 「ブッパッコー」と呼ばれ恐れられている。
固められたら、睨み合いになったら、暴れ潰しに、困ったら取り敢えずブッパッコー。
星3つ以下でカウンターヒットしようものなら即テーレッテー。
更に星取りとしても、コンボの〆に使って星4取るなど極めて優秀。
その上相手の牽制にブーストで突っ込んで撃ったりもできる等、驚異的な汎用性を誇る。
ちなみに、壁バウンド状態で接地した敵にぶち込むと、 壁バウンドが持続したまま相手が吹っ飛ぶ。
そして隙など皆無で大抵の技で追撃可能。2Dさえ当てれば余裕で北斗有情破顔拳が繋がる。
つまり、条件が揃えば 星4つから即死。 そういうゲームだからこれ!!
名前こそ「刹活孔」だが本来のパワーアップ効果が無く、バッドステータスを与えるだけの技となっている。
原作でケンシロウがファルコに突いてやったのとはえらい違いである。これが「アミバ」だの「激振孔」だの言われる要因だろう。
簡単に纏めると、刹活孔は入力から攻撃判定出現までは無敵で、それからは無敵が無くなっている。
ただ、判定が強いため潰され難いようだ。
+
|
上の検証動画にて予想される攻撃判定 |
これだけを見ると対空として強くなさそうに見えるが、ジャンプ攻撃は地上対空との掛け合いで下方向に弱いものが多い
(そのため、足元の判定が薄いレイの J2Bなどには判定で負けるので潰される)。
|
そして互いの攻撃判定と喰らい判定がかち合った場合、攻撃レベル1の小技等では潰されない。
攻撃レベル2以上の技だと、一定の法則で勝ち負けが決まる。(攻撃レベルについては こちら)
+
|
勝ち負けの法則について |
- 体力が低い方が勝つ
- 体力が同じなら取得ラウンド数が少ない方が勝つ
- それも同じなら五分
|
|
一撃必殺奥義
|
「
阿修羅閃空」も真っ青な移動技「北斗無想流舞」(通称「ナギッ」)で画面を所狭しと飛び回り、2Dから10割など日常茶飯事。
一度ダウンしたが最後、ナギッで永遠に
n択を迫られ、あっという間に崩される。
ワイヤー速度が地上ナギッと等速以下なので、他キャラがブーストを使わないと追撃できない場面でもノーゲージで追撃可能。
固めや奇襲にもブーストが必要ない(地上の移動は全てナギッで代用可能)ため、他キャラに比べてブーストは余りまくる。
そのブーストはコンボ後の百烈からの、あるいはブー天翔~ドリブルからのバスケに使われたりする。
星が無くなればダウン追い討ちすら可能の一撃必殺奥義「北斗有情破顔拳」(通称「スマイルビーム」「あぐら」)が飛んでくる。
見ているだけなら笑える強さだが、リアルで体験したプレイヤーは言うまでもなくちっとも笑えない。されて台バンなんて日常茶飯事だった。
異常なのは攻撃面や
立ち回りだけにとどまらず、防御面にも及ぶ。
まず、トキのキャラコンセプトなのかほぼ全部のモーションの食らい判定が意図的に小さくされていて、それでいて上記の通り脅威的な判定の強さを持つ。
(具体的には拳での技では肘から喰らい判定がほとんどない)よって牽制で異様に負けにくい。
それの一環なのか仰け反っている時も食らい判定が妙に小さいため、
コンボを決められにくい。
他キャラには安定して入るが、トキには入らない、安定しないというコンボがいっぱいある。
しかもトキに安定するようなコンボは大抵コンボ難易度が高い。
また、切り返しとして使える
究極奥義がやたらと高性能で、
秘孔・刹活孔(相手版)は隙のなさ、発生の早さ、判定の強さ、効果の高さから
リバーサルとしてもド安定だし、
北斗砕覇拳は発生が早い上に判定内の空中にいる相手では絶対に防ぎようがないため、確定ポイントが取れるという有様。
更にトキ自身の強さではないが、彼のステージでは処理落ちが起きやすくコンボミスが結構起こる。
具体的にはステージ左側半分で滝が画面内に入っていると処理落ちが起こる。
そしてこのゲームでは自分と相手の選択キャラのステージのどちらかが1/2の確率でランダムに選ばれるため、
少なくとも自分がトキを使っている限りは常に1/2でこのステージになる。
コンボを失敗する可能性があるのはトキ側も同じだが、トキはコンボに失敗しようとその立ち回りで挽回は容易なため、
「ステージをも味方に付けている」とすら言われている。
他キャラに
リアルファイト即開始級のバグが発見された際も
それらのバグを無力化できる事が判明。
「バグに耐性とか、もう格闘がどうこうって次元で戦ってない」とまで評された。
検証勢の働きにより解明されたトキの喰らい判定がこちら (動画の後半)
|
重ねて言うが、彼はボスキャラでも隠しキャラでもCPU専用でもなく最初から選べる
プレイヤーキャラクターである。
稼動初期には明らかに別ゲーのレベルで強いキャラとして、
大会やローカルルールで使用禁止だった事すらある。
意図的に強く調整されたレイとは裏腹に、製作者の意図しない方向に行ってしまったキャラと言えるだろう。
「見えるはずだ…あの
死調整が!!」
+
|
参考動画 |
これらのコンボを叩き込まれたが最後「抜け出す方法はリアルパンチのみ」とまで言われている |
|
|
|
|
Tool-Assisted-いつも通り
|
|
|
手軽な最強キャラとして猛威を振るった為に印象に残っている方も多いだろうが、
お手軽最強完全無欠キャラに近いトキにも一応弱点はある。
弱点の1つは、
気絶値が最低であるためコンボを食らってしまうとすぐピヨる事
(ちなみに病で余命幾許もないという設定のくせに、体力値は標準。
聖帝…)。
前述のとおり、食らい時の当たり判定がおかしいのでコンボが決まりにくいのは事実だが、
たとえ操作が難しくともトキ対応の安定コンがある事も事実である。
そのため、起き攻めを防ぎきれず少しでも蓄積が乗ってしまった場合、
2コンボ目にしてピヨる事も十分有り得る
(気絶値が普通以上のキャラも2コンボ目でピヨる事がないわけではないが、あちらに比べてはるかに短い蓄積コンボでピヨる)。
シンやジャギあたりの比較的短い蓄積コンボの蓄積でも簡単にピヨり、
特にケンシロウなど技の気絶値が高いキャラからコンボを食らった場合は言わずもがな。
もう1つの弱点は、ゲージがない時の切り返しにやや乏しい事。
トキの通常技は全体的に発生が早かったり判定が強かったりするものが多く、
同様に切り返しに乏しいサウザーらに比べれば遥かにマシであるが、
それでも通常技は通常技であり、無敵やアーマーといったものは当然ない。
通常技に避け攻撃はあるがそこまで頼り切れず、強烈な性能の当身も人間が使う都合上、
読み違えて棒立ちに近い状態になる事も十分有り得る。
それ故、開幕に攻め立てられて立ち回りのアドバンテージを握られた場合、ゲージが溜まるまでは切り返すのに非常に苦労する。
最悪、最初の起き攻めを凌げず蓄積と気絶値の低さが噛み合ってピヨり、1ラウンド目を献上してしまう事だって有り得るのだ。
この仕様のおかげで、トキが最も苦手とするのは四強面子よりも開幕ガン攻めの強いシンと言われる事すらある
(シン側蓄積コンボ→シンの起き攻めでガークラしてピヨるといったトキVSサウザー張りの光景をされる事も)。
そういった弱点を突かれ
ジャギに完封されてしまった試合
がある。
また、前述の目だった弱点以外にも、下段技の性能が悪くて一部キャラに弱い、
ナギッを駆使しなければ火力も固めも伸びないキャラ故に、
コマンド精度によって強さが大きく左右される事(特にBナギッを出そうとして自分刹活が暴発すると、そのままフルコンから
死な安が多々ありすぎる)。
上級者はナギッによる攪乱を
目で見て反応できる(にわかには信じがたいが)等々、
上位プレイヤー同士の戦いだとトキは必ずしもぶっちぎりの一強キャラでは無いという意見が定着している。
現在はなんと、様々なバスケルートが開発されたレイ相手には微不利、ストライカー絡みの連携が確立されたユダにも明確な有利とは言えない、
とまで言われている。
ゲームの解析が進んだ現在、ワンチャンスからの即死コンボなどがどんどん見つかり、彼ら以外のキャラも強くなり、
また使用人口が多い故に、仮想敵としてトキ相手に研鑽を積むプレイヤーも増えたため、少なくとも絶対的強者とは言えなくなっている。
トキに対する研究を重ね、ワンチャンスを諦めない心があり、他のキャラでも打ち勝てる下地は十分に出来上がっているのだ。
このあたりは
戦国時代の
一強状態に比べて、
「ひどいレベルでバランスが取れているように見える」段階まで、プレイヤー側の情熱と攻略への姿勢が成熟した証と言えるかもしれない。
初心者の内はその高いキャラ性能を操れるようになるとあっという間に上達したと思い込みがちだが、
中級者以上が相手ともなってくると慎重な立ち回りが要求され、
油断するとバスケされる自キャラトキをぼんやりと眺める羽目になる程度には、ゲーム研究が煮詰まっている。
「熟達した動きができるようになったMyキャラで、にっくきトキを倒してやろう」と息巻くプレイヤーが跋扈する中、今のトキ使いも結構苦労しているのだ。
……とはいえ、有情になったというのは
ほんの少しの話である。
なにせ研究が進んで強くなっているのは
トキも同じ。
トキ側のキャラクター対策も進んでおり、しっかり対策を積んできたトキはまさしく脅威そのもの。
上述した弱点も、あくまで「比較的弱い部分」で、付け入るスキが少ないという点では突出したキャラである
*5。
よって、「レイ相手には若干の不利ではないか?」と言われつつも、やろうと思えば全キャラに対し徹底して冷たくあしらい、
特に中堅以下に辛い相性を押し付けることが可能なため、全体の総合ダイヤグラムでは不動の一位を保っている。
プレイヤーとして有名なのは、中野TRFにおいては忘れた頃に発動する、孔明の罠に定評のある孔明氏、
メルブラ勢から転身し僅か一年で、闘劇出場を果たしたディムロス氏(後にシンでも結果を出している)、
2008年に突如「北斗無想流舞」を封印すると宣言し、那戯無闘鬼(なぎなしとき)を名乗りだしたファンタジスタ・クソル氏。
ラオウから転向した口プレイ全一、ライブラ氏。
目押し精度とアドリブ、魅せコン、さらには地雷処理全一なKA氏。
K.I退職後にサプライズ入荷された未来の見える天才、エジ氏などがいる。
TRF勢以外では
トキの国関西における最強とされるトキ使いで、闘劇06では覇者、08準覇者となった紅の豚氏、
それに並び立つと言われる関西最高峰とされる実力者・ラストノート氏が有名。
MUGENにおけるトキ
トキの強さは伝説(ネタ)の域に達しているため、MUGENでもトキは人気者である。
格ゲー史上最も華麗な拳を持つプレイヤーキャラという肩書きを引っ下げ、
今日も尋常でないアレンジキャラ達を相手に
ビームを放っている。
特にニコMUGEN動画では、いかにもトキらしい立ち回りを見せて勝利すると、
「この動きは…トキ!」というコメントが付く一方、
負けた場合は
「なんだアミバか」といった類のコメントと共に結果が黙殺される事で、無敵のトキ伝説が守られて(?)いる。
本来コンボゲー出身のキャラは、様々な喰らい判定を持つ敵がゴロゴロ群がるMUGENに放り込まれると相対的に弱くなり、
更に原作におけるトキの強さは流舞による"人間の目には"捉えられない見えない攻めであるため、視覚情報という概念のないAI同士の戦いでは通用しにくいのだが、
トキは当て身やぶっぱも強いため原作ばりに
凶キャラ(AIによっては狂キャラ)の一角を担っている。
そして、MUGENにおける強壮体質
「病人」(異論は認める)の頂点的な地位に位置付けられており、
今日もどこかで「
お前のような病人がいるか!」と
義弟ばりに言われ続けている。
もうやだこの元気な病人共……。
MUGENにおけるトキは、以下のものが存在。
現在ではサイト削除になった練り茶氏製作のものを始め、幾つかが入手不可となってしまっている。
+
|
練り茶氏製作 |
平成㌢氏の AI+改変パッチが公開されていた頃、それを適用した状態のトキが動画では主流だったのでそちらを解説する。
通称 「鬼畜トキ」。
どこからでも4~7割は持って行き、神の1F当身とナギッを駆使した立ち回り、おまけにバスケもどきまで搭載されている。
(正確にはバスケではなく、AIはドリブル進行中で必ず落とす)
2コンボ決まれば大体の敵は倒せる、その強さは正に鬼畜。ちなみに、 テーレッテーはアニメ版になっている。
そして2008年1月、平成㌢氏によりAIパッチが更新され、AILv12のトキが使用可能に。
北斗神拳究極奥義「無想転生」を会得したトキ、もはや一片の隙も残ってはいない…… 「ケンシロウ、暴力はいいぞ!」
そして数々の猛者を葬りさったトキの奥義「北斗有情破顔拳」はほぼ 全画面判定
(画面下半分をほとんどカバー、しかも両側にビームが出る)、
タッグ戦では相手側を2人まとめて殺す事が出来る為、MUGENでも猛威を振るっている。
ただしAC版と比べると随分と有情な性能になっており、動画内でも「原作に比べればかわいいもの」とか言われたりする。
また、AIがすでに3年以上前に作成されたものという事もあり、MUGEN全体のAIインフレも相まって、
凶クラスというよりは強大会で見かける方が多くなってきている。
+
|
AC版との相違点 |
- 生命線であるナギッの出が遅く、スピードも目で追えるくらい遅い。また原作より当たり判定が大きく、トキの腰くらいまである。
さらに空中発動に完全無敵が存在しない。
- ↑の結果、フレーム有利のため本来なら割り込み不能の(カンチョー>ナギッ)×nでの固めができなくなっている
- 及び、トキの本来の強みであるナギッによる画面制圧がし辛い
- 使い勝手のいいアレンジ技だが、ダメージを受けると解除されてしまう無想転生
- 北斗有情断迅拳の当たり判定が原作と比べて狭く、持続も短いためコンボに組み込むとキャラによってはスカる
- 一撃必殺技の「北斗有情破顔拳」は、技を出した瞬間に全ゲージが0になる(本来は外した時にしか0にならない)
- 原作と違ってコンボ補正が大きくなっている
- ガードゲージが常時存在する(トキはガードランクが普通のため、本来は相手がシンかハート様の時にしかガードゲージが表示されない)
- ヴァイタルソースが存在しない
|
まあ、ブーストいらずのコンボで一気に 星を削り取り、神の1F当身からスマイルビームでちにゃ!させる姿はやはりトキであるし、
腐っても流舞は流舞、 プレイヤー操作でのトキ戦では、人に見える訳のない起き攻めから飛んでくるカンチョーが驚異となる。
また投げが1Fになっていたり、断迅拳のダメージが大変な事になっている(コンボの締めだと2割弱だが生当てで 5割弱)他、
無想転生による強化ナギッ習得、等原作よりヤバくなっている部分も存在する。
参考動画
|
流舞無しでは弱キャラと言われるトキだが……?
|
誰も俺に勝つ事はできん!
|
|
※ボタンの表記はMUGEN準拠。
レシピ |
備考 |
何か→北斗有情破顔拳 |
繋がりそうだと思ったら撃つ。見えたら撃つ。時はまさに世紀末。ヒャア!我慢できねえ!ビームだ!ちにゃ! |
秘孔・刹活孔(CH)→北斗有情破顔拳 |
「闘劇06」決勝戦を再現。その瞬間、会場は悲鳴とため息に包まれた。紅の豚さんありがとう!星3。 |
6A(CH)→ブースト→2B→北斗有情破顔拳 |
開幕2秒でやっつけてやる!5様御帰宅なされますので皆様拍手で御送り下さいませ!星1。 |
2X×2→2Y→グレイヴ→空X→空Y→空B→天翔百裂拳→2X→2Y→グレイヴ→空X→空Y→空B→天翔百裂拳→バニor秘孔・刹活孔 |
那戯無闘鬼の基本コンボ。だが、相手の喰らい判定や重力によっては入りにくい事があるかも。ちなみに画面端でのみ、〆ずにコンボを続けているとなんとそのままバスケに行ける。おれは天才だ~~~っ!!星2~3。※1 |
2X×2→2Y→グレイヴ→空X→空Y→空B→天翔百裂拳→2X→2Y→2Y→2B→北斗有情断迅拳→2X×2→秘孔・刹活孔 |
↑の発展形。ダメージの割にゲージの消費が激しいのが欠点か。星4。 |
2X×2→2Y(→近B)→遠B→バニ→ブースト→近Y→グレイヴ→低空天翔百裂拳→北斗無想流舞→2X×n |
2X連打に入ったらもうノックバックしないのでお手軽永久完成。世紀末ってレベルじゃねーぞ!星2。 |
2B→北斗無想流舞→2Y→2B→北斗無想流舞→2X→2Y→グレイヴ→空A→空Y→天翔百裂拳(2HIT)→北斗無想流舞→2X→2Y→2Y→2B→北斗有情断迅拳 |
2B(カンチョー)ヒット確認からの基本コンボ。トキのコンボは地上、空中共にある程度融通が利くので、相手によって少しずつレシピを変えると良い。星2。 |
通常投げ→北斗無想流舞→2X→(2Y→近B→6B→北斗無想流舞)×3→2B→6B→北斗無想流舞→2B→北斗無想流舞→2Y→ブースト→バニ→ブースト→グレイヴ→空B→北斗無想流舞→2Y→グレイヴ→空A→空B→天翔百裂拳(2HIT)→北斗無想流舞→2Y→2Y→2B→北斗有情断迅拳 |
始動技は投げに限らず、バニや北斗破流掌など壁吹き飛びを誘発するものなら何でもOK。ブーストバニに若干のディレイをかけるのがコツ。ブーストバニとブーストグレイヴは順番に入力するよりは同時押しに近い。星3。 |
通常投げ→2X→2Y→2B→6B→2X→2Y→グレイヴ→低空天翔百裂拳→2X→2Y→2B→6B→昇り空A→下り空Y→2X→2Y→2D→北斗有情断迅拳or秘孔・刹活孔 |
画面端限定、那戯無闘鬼の壁コンボ。これもかなり融通が利く。ダメージは約7割。星2~3。 |
~→バニ→6→北斗無想流舞(B版)→(裏周り)6Bor6A→(E+北斗無想流舞(B版)→6Bor6A)×n→~ |
フォーザーキーン やる意味が無い。3回以上繰り返すと6Bでは相手がすり抜けてしまう事がほとんどなので6Aにシフトしよう。星がなければそのまま一撃を決められる。星1~ |
※1
実はこのトキ、グレイブから天翔百裂拳を当てると ノックバックが全く無くなるため、
画面端では グレイブで上げた後落ちてきた相手にタイミングよく2Xを連打するだけでバスケにいける。
汚いな流石トキきたない
|
+
|
ドロウィン氏製作 |
現在はフリーティケットシアター終了によるリンク切れで入手不可。
こちらもオリジナルと多少性能が異なる。 ただし動画に出演する際のトキは、ケンシロウやサウザーのAIで有名な、
モヒカン氏のAI&性能改変パッチを当てているのが殆どなので、下記変更点は大体原作基準に修正されている。
+
|
変更点 |
- 北斗無想流舞のスピードがオリジナルに近く、練り茶氏verより数段速い。むしろオリジナルより速い。
そのため壁を背負っての当て身から地上Bナギッ3回で相手に追いついてそのまま壁コンとかも余裕。
- 2Bの前進距離やリーチが練り茶氏verよりやや短い。
- 攻撃を当てた時、ガードされた時の硬直時間が非常に短いので普通は硬直中に押し戻されて届かないような壁コンもモリモリ入る。
(よってコンボ時の入力タイミングも練り茶氏verとかなり違うので両方導入してる人は注意)
- 北斗破流掌(立ち当て身)がなぜか下段も取れる。取り敢えず当て身置いとけば何とかなっちゃう。
しかも本来下段当て身のはずの北斗酔舞撃が逆に上中段を取れる。 相手のジャンプ攻撃をこれで取ると相手はその場に落ちるのであんまり意味は無い?
- 壁コンの〆の北斗有情断迅拳や秘孔・刹活孔]で星が奪えないなど、本来取れるはずの星がとれない場合がある。
(ドロウィン氏の他の北斗キャラも同様のバグあり)
- 刹活孔(自分)使用時に当て身を取るとなぜか星を2つ取れる。(成立時に1つ、攻撃ヒット時に1つ)
また、刹活孔(自分)使用時は上記の効果だけでなく天翔自体に星取り能力追加(原作同様)、攻撃力増加などの効果も付く。
- 天翔百裂拳のゲージ回収率がむちゃくちゃ高い。4Hitで0.8ゲージは上昇するため
エリアルはノーゲージ状態からでも高確率で1ゲージ溜まり、〆の奥義でゲージが足りない事はほぼ無い
といった性能となっている。
|
モヒカン氏のAIパッチ(最新版は恐らくVer20120319)を当てると、全体的な挙動が原作に近くなる。ただゲージ回収率に関しては原作よりも低くなっている。
特に壁コン中のブーストゲージが低くなっており、原作では壁コン中に1.5本は溜まる所が0.6程度しか溜まらなくなっている。
他には 原作再現風のバスケを搭載し、上記の各種バグや仕様(?)が修正される。
最新更新版では、技の性能や動き、 エフェクトがより原作に近付き、オーラガード、
アジリティーディフェンス等が搭載され、バスケも原作に限りなく近いドリブルルートが追加された。
加えて自分刹活時当身成立での星取りや、破顔拳時の無敵フレーム等細かい部分が修正され、より原作チックに。
残念な事に那戯無闘鬼モードでの発光は無くなった
攻撃判定が強く、カンチョーのみならず大抵の通常技はかち合っても打ち勝ててしまう場合が多い。
硬直が長い為、ナギ固めの有利時間も長めになるので(2X>2B>ナギッ)×nの固めが普通にガードしているだけでは抜けられない。
AIもこれらの技を自重せずに使い、 ガン待ちから当て身・刹活孔等でフルボッコにするか、
ガン攻めから崩してフルボッコにするかの理不尽すぎる二択を押し付けてくる。
このため上記の鬼畜トキ以上に鬼畜な強さになっている。
具体的に対AI用のレベル3では凶上位とされる グスタフや ヨハン、コンボゲー殺しの デス=アダーに勝ち、
狂キャラ 審査員の エルクゥや マスターギースと互角の勝負をする程なので、
通常の大会等に出すときは動きが非常に多彩で 超反応も無い対人用のLV2か、
ナギッを封印したいろんな意味でネタましい那戯無闘鬼のLV4がお勧めである。
上記動画においてガチ狂キャラの オメガゲーニッツを一対一で破っている。
もはや原作再現プレイヤーキャラとして超えてはいけない一線を越えたようにも思うが気のせいだろう。
また、koikoi氏のAIも公開された。こちらはあまり性能には手を加えていない。
一時期onedriveのデータ消失により入手不可だったが現在はyahooboxに公開先を移転しており入手可能。
「基本ネタコン、ダンジン・破顔ぶっぱ、コンボミス多い、星取り超重視」との事だが、コンボに ブースト挑発を組み込んだり、
牽制&割り込み破顔拳したり、激流運送したり、 それなのに結構強いと視聴者が破顔する動きを見せてくれる。(相性にもよるが大体強上位前後ぐらい)
しかも、前述の性能に手を加えた部分が 空を飛ぶ不思議な病人再現の為の「グレイブ→チェイスジャンプ→ブースト」 だけというのがなんというか…。
ついでに 勝利台詞がデフォで「 命は投げ捨てるもの」で切れるようになる。
他のドロウィン氏製北斗キャラ同様、ニート運送氏によるヒットエフェクトと効果音を原作風にするパッチが氏のサイトで公開されている。
また、MUGEN関係うpロダのup0032に微改変ボイスパッチ(ニート運送氏のパッチ対応)が公開されている。
これを導入すると、一部の台詞が途中で切れる仕様となる(例:「 命は投げ捨てるもの」)。
こちらは 暁美ほむら風になる魔法少女パッチ。
時間停止と見紛うナギッを使い、星が溜まればメザメタコー。
通称「ほむトキ」。世紀末魔法少女シリーズの幕を切って落としたパッチである。
現在軒並み公開停止になっている他の魔法少女パッチとは違い、このパッチだけは現在も入手可能となっている。
※ボタンの表記はMUGEN準拠。
レシピ |
備考 |
2X×2→2Y→2B→北斗無想流舞→2Y→グレイヴ→空Y→北斗無想流舞→2Y→グレイヴ→空X→空Y→天翔百裂拳(1HIT)→北斗無想流舞→2X→2Y→2Y→2B→北斗有情断迅拳or秘孔・刹活孔 |
製作者のドロウィン氏が取扱説明書に記載したコンボ。練り茶氏作のトキが使うものと大体同じ。やっぱり3~4割は固い。星2~3。 |
通常投げ→北斗無想流舞→(近Y→近B→遠B→6B→北斗無想流舞)×4→北斗有情断迅拳or秘孔・刹活孔 |
超お手軽コンボ。始動技は壁吹き飛びを誘発するものなら何でも良い。相手によっては途中のループが5回入るかも?ダメージはおよそ5割。バグで星が取れないので、〆はダメージを稼げる北斗有情断迅拳がおすすめ。星1。 |
通常投げ→北斗無想流舞→(近Y→近B→遠B→6B→北斗無想流舞)×4→近Y→近B→遠B→北斗無想流舞→近Y→近B→ブースト→バニ→ブースト→グレイヴ→空Y→北斗無想流舞→2Y→グレイヴ→空X→空Y→天翔百裂拳(3HIT)→北斗無想流舞→2X→2Y→2Y→2B→北斗有情断迅拳 |
壁コン中にバニを当てると、通常吹っ飛びになるので押し戻しがなくなる。ブーストで押し戻しを無理やり突破してバニを当てたらまたブーストグレイブでエリアルへ…ドロウィン氏がアーケードで感銘を受けた必死さがウリ。ブーストゲージに余裕がなければバニへつながずそのまま断迅で〆よう。ちなみに秘孔・刹活孔(自分)中にこのコンボを決めると12割である。暴力はいいぞ!星3。 |
レシピ |
備考 |
(2X→)2B→Bナギ→近B→グレ→空Y→空B→下ナギ→2Yグレ→空Y→空B→下ナギ→2A→2Y→グレ→空X→空B→天翔百裂拳(4hit)→下ナギ→バニ(→ブースト→刹活孔or断迅拳or破顔拳) |
基本コンボ。またこのコンボに限らないが、コンボはある程度融通が効くので、相手や状況によって一部を変えるとよい。ブースト&ゲージが溜まっているなら究極奥義に移行しよう。星重視なら刹活孔、ダメージ重視なら断迅拳、倒し切りたいなら破顔拳。星2~4、威力(3)4~5.5割。 |
バニ→ブースト→(近B→遠B→6B→Bナギ→)×2→グレ→天翔百裂拳(1hit)→下ナギ→2B→6B→Bナギ→(2X→2B→Bナギ→)×n→〆め |
壁コン。始動のバニは当て身等のワイヤーダメージを誘発するものならなんでもいい。最初は威力の高い技を当て、10hit位稼いだら小技を刻む。〆めはバニ、刹活孔、断迅拳、破顔拳など。星2~4、威力8~10割。 |
壁コン→バニ→ブースト→グレ→基本コンボ |
ブーストが1ゲージ以上溜まっている時に使用可能。壁コン中にバニを当てるとワイヤー状態がなくなるので、相手が落ちないうちにブーグレで拾い直す。ブーグレはC+Y+Bを同時に入力してもよい。 |
色々→空中6hit目→2X→2Y→2Y→空X→空A→空Y→空B→天翔百裂拳(4hit)→ブースト→空A→天翔百裂拳(3hit)→(ブースト→天翔百裂拳(3hit)→)×2→下ナギ→断迅→2X→ダッシュ2X~ |
モヒカン氏がreadmeに記載したバスケ以降までのドリブルルート。もちろん10割(タッグや時間切れを除く)。また、バスケに移行する際は最初から小技を刻んでhit数を稼ぎ、途中にバニ&溜めバニをはさむ等の工夫をした方が星やゲージ回収上有利。ちなみに、百烈はまだ未搭載との事。 |
通常投げ→Bナギ→2B→Bナギ→近(遠)Y→近B→6B→Bナギ→近B→遠B→6B→Bナギ→近B→6B→Bナギ→グレ→天翔百裂拳(1hit)→下ナギ→立X→2B→6B→Bナギ→(2X→2B→Bナギ→)×8→(2B→Bナギ→)×4 |
通常投げからのコンボ。画面端以外に投げた場合はBナギを一瞬遅らせる必要がある。最後あたり入力が非常にシビアながらゲージ使わないのに相手は死ぬ。ありえん(笑)。10割。ゲージがたまってるなら〆め、ブーストが溜まっているなら上のブーグレに繋いだ方が遥かに楽。断迅ならどんなにコンボ補正が掛かっていても1.5割は減ります。ちなみに途中のグレ百裂は星をとるためのもの。あとでブーグレに繋げるなら壁から剥がしたあとで星をとった方が大分楽。 |
通常投げor(2Xor何か適当な技→)2Bor基本コンボor壁コンor各種当て身(→各種ナギ)→破顔拳 |
破顔拳に繋がるもの。この他にも物凄くたくさんあるが、取り敢えずこれだけ覚えとけば何とかなると思うよ。 |
|
+
|
Ts氏製作 |
原作再現を目指して作られているトキ。
フリーティケットシアター終了によって公開場所が消滅したが、現在はnameless氏のOneDriveで代理公開されている。
飛び道具をそのまま反射する「北斗流弧陣」、光線が当たった相手にだけ衝撃波が当たる「北斗有情破顔拳」等、
各種技の性能や判定、壁コン時の挙動などの他にレイやジャギの通常投げへの対応等、MUGENのトキの中でも原作再現度は最高峰である。
当身の仕様や各ゲージの初期本数など、細かい設定の他にもアレンジモードやブラック、ゴールドカラーも搭載。
アレンジモードでは無想転生が使用可能になったり、各種打撃当身の性能が変化。
さらにもう一つのdefファイルを選ぶ事で、アミバモードで使用可能。
アミバモードでは北斗無想流舞が使えないが、それ以外はトキと同じ性能となっている。
こちらのアレンジモードでは一撃必殺奥義が「鷹爪三角脚」になる。
高速の突進技なので確定ぶっぱできるポイントもあるが、判定がかなり弱く、小技であっさり潰される事もある。
このへんも実にアミバらしい性能である。
かつてはnameless氏がAIが製作していた。
「なるべく原作での動きに近づけた」との事で、流舞を巧みに利用してガードを崩してきたり、
そこからのバスケを決めて見事完走したり、状況によっては裏周りを利用した壁コンを決めてきたり等、非常に強力なものに仕上がっている.
更にバスケだけではなく投げ10割コンや当身から10割奪うコンボも搭載し、実際に繰り出してくる。
その強さはAIレベルを最大にすれば、 エルクゥや ジャスティスといった狂下位と互角に戦える程。
現在は氏もトキを製作・公開した事により、AIの公開は終了している。
|
+
|
シュウ氏製作 |
練り茶氏のトキに世紀末体力ゲージ(ただし原作とは違い空中でも回復するようだ)を再現され、
原作ゲージと強化モードを追加された改変版トキ。
他制作者にはあまり見られない七星ゲージ消滅時のアニメーションや死兆星点灯時のアニメーションが完全再現されている。
練り茶氏のよりは搭載AIの関係上入手しやすい。氏曰く、氏の 博麗トキと同じ改造を施したもの。
また、AIも新技やモードに最新版㌢氏のAIを対応・改良した物が入っている。
家庭用の隠しモードである 「指先一つでダウンモード」()常時死兆星点灯)やシルバー・ ゴールドカラーに始まり、
果てには 拳王モード、AIコンフィグに 破顔拳ぶっぱスイッチまで搭載している。両方ONにした場合、何かと破顔を狙う。
酷い時には 開幕2Dから破顔なんて惨状を引き起こすためご利用は計画的に。
拳王モードは漆黒氏のラオウのように性能のパワーアップが施されるのだが、
- ブースト、オーラが自然増加。
- 全ての当身が0Fに。
- 一度敗北するかドローをした後のラウンドでピンチになるとリザレクションをする。
(ただし一撃必殺を喰らったり、コンボ等でダウン状態にしなければ発動しない) リザ後はブースト・オーラ・ガードゲージが全快し、刹活孔(自分&相手)・無想転生が付き、相手の死兆星が輝く、 テーレッテーが流れ、超剛掌波が出せるようになり、金用の防御力を受ける。 ちなみに、ラウンド終了後に超剛掌波以外の恩恵は解除される。
- 特にこの超剛掌波がありえない性能で、
一度リザれば何時でも使えるようになり、並キャラをガードさせて10割、おまけに星が全て溶けるという拳王も真っ青な性能になっている (漆黒氏のラオウの場合12P以降じゃないと超剛掌波に星が全部溶ける性能がつかない。)
この拳王モードではマスターギースやエルクゥ相手に勝つ事ができるので、狂下位クラスの実力があり、大会に出す際は注意が必要である。
また前述のモヒカン氏AIには不利が付くが、ゲージ増加やリザレクションに球を飛ばす反射当身、
強化流舞に無想転生などでモヒトキが苦手な投げキャラや格ゲーをやめた相手に勝つ事が出来るので、大会によって使い分けると良いだろう。
「わが兄の剛の拳!」
「シルバーカラーはオーラが無限になるだけ。ゴールドカラーは以下のように強化される。
- オーラ自然増加
- ブースト無限、
- ガードゲージ減らない
- 常に自分刹活孔・無想転生状態
- 防御力飛躍的アップ
- 星取り制限解除(但し同じ技による☆は取れない)
- 攻撃ヒット中スーパーアーマー
- 一部の行動中完全無敵(ナギッ、闘勁呼法)
- 1ラウンド毎に一回だけ条件を満たせばリザレクションできる(テーレッテーなど即死を喰らうと発動しない)。
- 歩き、ダッシュ速度2倍、バックステップ、空中ダッシュ・バック、ジャンプ1.1倍、ナギッ(垂直上昇&降下)が高速に。
この性能になると技のほとんどを無想でかわされ、気が付いたら星が光っていてテーレッテーなんて事も。
また迂闊に体力を減らすと、リザ発動→直後に超剛掌波→二ラウンド目に星が光ってテーレッテーという事も
(ただし、後者はただの拳王モードでも起こり得るからたまったもんじゃない)。
さらには、スイッチで12Pカラーをさらに強化できるようにもなっている。
その内容は、
- 投げ抜け&防御特化(体力がほとんど減らない、減っても一瞬で回復する)
- 超剛掌波がすぐ出せる(代償としてリザ不可)
- 4200F(70秒)後に攻撃力が9999倍になる。
などとなっており軽度ではあるが即死耐性まで付く。
強化12pは狂キャラどころか 準神相手とやり合える性能になるため、動画に出す場合はランクに気を付ける事。
おおよその目安としては強化スイッチなしの12pが狂中位から上位手前、スイッチオンだと狂最上位から準神クラスと思われる。
なお、下記のしもつき氏改変の「銀の聖者」と勘違いする人が多いのでそこも注意されたし。
一部のキャラをバニなどでダウンさせた時、キャラが起き上がらないというバグがある。
また、このトキの名物に 刹活孔回避がある。
シュウ氏のトキは攻撃動作中に射撃技を受けると直前の攻撃を繰り返す作りになっている。
たとえば北斗流弧陣の最中なら、ひたすら射撃技が来なくなるまで当身をし続ける事になる。
厳密に言えば刹活孔だけではなく砕覇拳でも可能だが、AIが発生が非常に速い刹活孔を多用するため、
セッカッコー!!セッカッコー!!セッカッコー!!と狂ったように刹活孔を乱れ打つトキを見る事ができる。
しかも刹活孔の無敵が持続する中で次の刹活孔を連発し続けるため、
狂ランクの東方勢の 弾幕だろうが ワーロックのデスポンデだろうが無傷で回避してしまう。
視聴者から 「それ回避技じゃねーから!!」と突っ込まれる事もしばしば…。
ある意味この刹活孔 グレイズがシュウ氏トキの最大の特徴になりつつある。
「見えるはずだ…あの死兆星が!」
現在は公開先が変わり、同氏製作の シエスタ410の動画からダウンロードできる。
|
+
|
way-oh氏製作 |
ドロウィン氏のものの改変で、氏恒例の エヌアイン完全世界風。
氏の ソルカイに続く 「アークが作ったエヌアイン」シリーズの一角(?)である。
神の1F当身は攻性防禦となり、必殺技はお馴染みナギッと闘勁呼法、加えて砕覇拳が入っているが、天翔百裂拳は削除(空中投げの演出として使用)。
下段技は2Cのみで、原作6Dにあたる6Cと6BにあたるB煉鎖の締めはどちらも上段判定など崩しは弱く作られているが、流舞による機動力の高さは健在で、
ワイヤーダメージになるC煉鎖(そこからダッシュ攻撃が繋がる)・壁誘発で相手を大きく飛ばし必殺技キャンセル可能な攻性防禦など、
相手を押し込む能力は非常に高い。
なお、刹活孔は特攻版闘勁呼法の代わりに入っているが、単なる強化技で相手版はない。
通常技・必殺技の数々は エヌアイン完全世界のキャラとして見れば結構アレな部類なものが多いが、
如何せん元がバグキャラ、これでも結構ぬるく見えるのが恐ろしい。
なお、最終特攻は有情破顔拳が搭載されているが、生当てで3.5割程度。
更にヒット数が少ないためコンボに組み込むと使用上酷くダメージが減る。
その代わりに、 最初のビーム部分の発生が本家より早い。
即死ではないばかりか3ゲージとしても結構微妙な威力の破顔拳というのは、
北斗を見慣れたプレイヤーにはかなり新鮮に映るかもしれない。
まあ、エヌアイン仕様で即死とかあっても困るのだが。
ちなみに完全神殺は 北斗有情断迅拳となっている。確かにそれらしい、かも。
AIは未搭載だが、ワープスター氏の外部AIが公開されている。
また、 エフェクトはway-oh氏が自作したものとの事。
製作工程も動画で紹介されている。
|
+
|
なだげつ氏製作 |
Ts氏のトキを改変したもの。
原作ゲームのシステムやコンボゲー要素を排除し、普通のキャラで戦えるようになっている。
通常技は刹活孔(後述)で強攻撃を強化しないと心許ないが、反面ゲージ技は無敵が長めで強力な物が揃う傾向にある。
ただし通常技はヒットさせないとゲージが増えない(空振りやガードではダメ)。
無想流舞はキャンセル不可で前後のみ、当て身は発生が遅くなり飛び道具反射能力削除。当身は3種とも成功時のゲージ増加量が多い。
不離気双掌(カンチョー)が必殺技、秘孔・新たん中(ヘヴィーストライク)、天翔百裂拳が超必殺技に格上げ。
逆に砕覇拳は必殺技に格下げされている(一応ゲージを消費するが)。
なお、砕覇拳をラオウに当てた場合、特別な演出に移行する。
刹活孔は自分のみで敵には使用せず、通常技の強攻撃を強化する。
強化後は判定やヒット硬直などが向上し、地上強攻撃は当てると真上に吹っ飛ばすようになるので、
ここから砕覇拳や天翔百裂拳に繋いだりできる。
ただし、空中の相手はほとんど浮かせないのでなるべく地上で当てるように。
北斗有情破顔拳は万能のビームではなく当て身になり、
使用条件も「自分と敵の体力が一定以下」という形に改められて体力全快から即死という技では無くなっている。
打撃無敵だが投げや飛び道具は通る。
「当て身など守りに使える技に充実しているが自分から攻めるのはイマイチ」
「相手の攻撃を捌いたり避けたりしてゲージ稼いで超必で反撃」
との事なので、ある種の「原作漫画版の再現」とも言えるだろうか。
AIは搭載されていないが、外部AIの製作は自由。
|
+
|
腐った発酵食品氏製作 クレイジートキ |
2013年10月公開。
リードミー曰く元々は友人同士の公開だった要望に応じての公開であるそうな。
仕様としては一見原作仕様に見えるが、性能は完全な別物…というかぶっちゃけてしまえばネタキャラである。
紹介動画において投げ技までも当身でカウンターをぶち込み、 断迅拳から砕覇拳へ繋げたりして10割したりとカオスを振りまき、
果てには 殺気が強過ぎる相手を イントロ中に破顔拳で抹殺するという暴挙に走る。
挙句ユリアに似ているとのたまう等色々と酷く、バスケまでも完備している。
ただし、バスケは相手キャラによっては安定せず、入らないキャラの方が多い。
尚、操作は不可能のため、実質鑑賞用キャラとなっている。
デフォルトでAIを搭載しており、12段階まで調整可能。
8~9あたりまではまだまともかもしれないが、それ以上は完全に格ゲーではない、との事。
性能は当身が全画面判定の上、上述の通り投げすら取ってしまう始末。
とはいえ何も無い所で挑発したり、テーレッテーをキャンセルして不発させたりする事もあるため、負ける時は格下でも負ける。
|
+
|
しもつき氏製作 銀の聖者(saint of silver) |
- しもつき氏製 銀の聖者(saint of silver)
ドロウィン氏のトキを改変して作られた凶悪キャラ。
顔ドットも全て手が加えられて、髭やシワが無く若々しい顔つきになっている。
公開停止だったが大幅に強化されて再公開された。
旧版の銀の聖者より幅広く戦えるようにされておりキャラランクは「凶~神」と幅のあるキャラクターになっている。
1~4Pはリメイク前は刹活孔で体力全快するなどかなりアッパーな性能だったが、
現在は通常のトキと同レベルの強さになり、 バスケが可能になった。
また、ゲージ、ブーストの回収効率が全体的に高く、相手体力にもよるが、
バスケに移行した時0だったブーストがKO時に2本以上溜まっている事が多い。
そのため、MUGENの北斗キャラの中でも比較的バスケを多用するキャラである。
他にも自分刹活孔が体力4割回復+自動減少なので最初から当身で星が取れたり、北斗流弧陣がバリアになっている、破顔拳の衝撃波が青色などの違いがある。
5~6Pになると攻撃力2.5倍、防御力2倍、相手の防御力をある程度無視した攻撃が可能になる。
6Pから無想転生の仕様が変化し発動後7秒間完全無敵になり、ガンガン抜けてくるので要注意。
また断迅拳が全画面攻撃になり、砕覇拳も攻撃範囲が拡大される。
7~10Pになると攻撃中は攻撃判定から発生から数Fまですべての技に無敵付与に加え、相手の防御力を無視したダメージを与える事ができる。
7P~8Pは砕覇拳が無敵貫通効果を持っていたり、破顔拳に強めの即死技術が搭載されていたりと、かなり強めのキャラになっている。
+
|
大会ネタバレ |
レアアクマ被害者の会 第二回大会に7pで出場。
高いバランスと能力で強敵を撃破しジョーカー枠のオロチグスタフを殴り倒す、悟空と高速戦闘を繰り広げる等の活躍を見せた。
最終戦果は10勝4敗と上位勢として活躍した。
ちなみにリズム感にも優れているらしい。
|
9Pからは一部の攻撃に相手の無敵解除効果が追加され、破顔拳がゲージ技になり、不離気双掌が一撃技となる。
なおこの不離気双掌は全画面に強力な即死を放つのだが、これで倒せない場合自殺してしまう。
これは氏のアレンジレイの断己相殺拳と同じであり、不離気双掌が原作でラオウに放った最後の技である事から、一種の 原作再現でもある。
11Pはなんと上から無数の北斗キャラが降って来る、通称親方!!空から漢の子が!!モード。
空から落ちてくるトキに攻撃を当てればライフ減少、他のキャラに当てるとライフ回復となっている。
これだけならただのネタだが、最強モードである12pに匹敵するクラスの即死耐性を持っている。
即死自体は可能だがダメージ条件が特殊なため、AIでの撃破は非常に難しい。
人操作かつSTG系のキャラなら撃破はできるので、暇があったらやってみよう。
更新で一気に体力を減らせるボーナスタイムのアミバモードと、一気に大ピンチに陥るトキ流星群モードが追加された。
ちなみに、このカラーは本来神クラスだと死亡フラグになりがちな「アレ」で即死させる事が出来る数少ないキャラ
(そのため後述の12Pが汎用でセルフ撃破出来る)。
12Pになると、神クラスの即死の激流すら静水の如く受け流し耐えてしまう驚異的な耐性を得て、神キャラと呼ぶに相応しい性能に仕上がっている。
というかこの銀の聖者、即死耐性がおぞましい程に高く、耐性は準論外級であり即死させるのは非常に難しい。
しかし、聖者の最大の特徴として、通常の攻撃が効く上にタイムアップ回復もないので、理論上は並キャラでも勝てるという変わった神キャラとなっている。
早い話、聖者は即死無しで普通に殴ってる方が効くのだ。
かといって殺傷力が決して低いわけではなく、親変更などはないものの高い殺傷力を持っているので、その点は注意するべし。
また自分刹活孔をした後強力な即死などを解禁するが、体力が減り続けていくので必ず決着が付くキャラクターになっている。
そのため実力もあるが安定せず、予期せぬ相手に負けたり、大金星を挙げたりと面白いキャラになっている。
余談だがリメイク版の銀の聖者、カラーが上がると奥義のエフェクトが変化するのだが、中々シンプルでかっこよかったりする。
|
+
|
(笑)氏製作 超鬼畜トキ |
2013年6月12日公開。
koikoi氏AIパッチ入りドロウィン氏トキを超鬼畜風+α改変した狂キャラ。
SAMSARA氏の 超鬼畜政宗にインスパイアされ製作したんだそうな。
1P~3Pカラーはそうでもないが、4Pカラー以降は怒涛の如くカオス化していく。
全カラー常時 ゲジマユ、オーラゲージ及びブーストゲージも常にMAX。
北斗有情破顔拳が 即死攻撃のみならず 味方殺し技にもなっている。
上位カラーはストライカーでアミバ、ケンシロウ、ジャギ、ラオウ、ハクレイムが出現し、各自フリーダムに即死攻撃を放つが、
これまたその大半が味方殺しとなっており、シングル・タッグ戦いずれにせよ非常に厄介。
koikoi氏AIパッチが元なので勝利セリフはもちろん「 命は投げ捨てるもの」。
|
+
|
humi氏製作 激おこジョィンジョイン・トキィ |
- humi氏製作 激おこジョィンジョイン・トキィ
koikoi氏AIパッチ入りドロウィン氏トキの改変キャラで、ひたすら北斗有情破顔拳をぶっぱする。
最初にロックする闘気は排除されており、衝撃波を何発も出せる。当たらないとあぐらのポーズまま宙に浮き、ステージ外に出てしまう事も。
コンボをする事もあるが途中で破顔拳に繋げる。
なお、koikoi氏AIパッチ入りなのにも関わらず、何故か勝利セリフが「命は投げ捨てるもの」で途切れない。
|
+
|
nameless氏製作 |
Ts氏が更新停止していた時期に、nameless氏によって補完される形で改変されたトキ。
Ts氏の原作再現志向を受け継いでおり、Ts氏のものと並んで原作をプレイした人には馴染みやすいトキだろう。
改変箇所もアレンジモードの強化を除けば、概ね原作再現系のものである(Readmeによるとゲージ回収量は原作より多くなっている模様)。
氏の強力なAIもしっかり搭載されており、その強さは健在。
モヒカン氏のAIや練り茶氏のものと比べると、
AI戦におけるリスクを減らすためか流舞による撹乱や固めが少なく受け身な、所謂「待ちトキ」になっている。
2Aの判定がTs氏のよりも大きくなった関係上、こちらの方がバスケはしやすい。
しかし、全体的な判定は原作準拠or僅かに広いといった所なので、落としてしまう事もしばしば。
また、スイッチ式で金カラーを更に強化できるようになっている。
オンにすると無敵の無想流舞で翻弄し、投げ以外の超必殺技もとれるようになった当身で敵を屠るトキを見る事ができる。
なお、元々はAIパッチであったため誤解しやすいが、独立したキャラである。
導入の際には注意したい。
2021年6月7日にはralhorn氏による改変パッチが公開された。
nameless氏がユダ以降に搭載した攻撃判定の拡大が追加されており、これによりコンボをミスすることも少なくなった。
また、一部のバグも修正されている模様。
|
+
|
ワーグナー氏製作 ゴーストキ |
ドロウィン氏トキの改変キャラで、緑のカラーやエフェクトが基調の幽霊になった(という設定の)トキ。
やけに素早い上に頑丈で、おまけに打撃や投げ技が無効という厄介な特性を持つ。
|
+
|
SuperMario193281氏製作 ファニートキ |
- SuperMario193281氏製作 ファニートキ
nameless氏のトキ改変。トキボイスとアミバボイスが混じったり、勝利演出などが勝手に出たりする。
カラー次第で狂最上位とも戦える。
|
+
|
MUGENにおけるトキの技についての詳しい性能 |
通常技・特殊技
+
|
6D |
6D
MUGENでは練り茶氏トキのものは特に目立った変更点も無いが、 ドロウィン氏トキの方は何故か 動作中ずっと投げ無敵。
上半身無敵も併せて、これを連発するだけで間合いに入った瞬間投げようとする AIや、打点の高い技で狩ろうとするAIを封殺できる。
ちなみに、 天才ボイスパッチを当てると 「我慢しろぉ」という台詞になる。
これがまたいい感じに キモい(褒め言葉)。
㍻㌢氏のAIは壁コンでこれを多用し、ナギキャンでコンボが継続するため音声が途切れる。
延々とその声に聞きながらコンボに身を任せていると、本当に頭がどうかする事請け合い。
なお、ドロウィン氏の 桜咲刹那もこの台詞を吐く。攻撃の格好もトキそっくり。所謂パロディ。
さらに七星ゲージが溜まると、「見るがいい、あの(ry」の台詞も。
刹那の声は原作とは違い、ネット声優の立華紅葉さんが担当している。数多くの台詞、ご苦労様です。
|
必殺技
+
|
北斗無想流舞 |
北斗無想流舞
MUGENのトキのAIは原作と違い現在の研究結果が反映されており、当たり前のようにナギッを使う。
MUGENにいる3人のトキの場合、Ts氏トキのナギッは一部キャンセルができない以外は 原作再現。
練り茶氏トキは「食らい判定が原作に比べ大きく、速度低下」などかなりの弱体化。
ドロウィン氏トキは逆に「移動速度が大幅に向上しており、硬直も少ない」。
正直、下の動画のように「 DBでやれ」と言われるレベルに調整・改造しなければ、ナギッは「原作を超えた」と言えないのかも知れない。
…ナギッ以外の部分もおかしいのはスルーで。
上の改造トキ動画を作ったpoikre氏製作の Mr.師範も「不破無双流舞」という技を使う。
移動方向は前方・前斜め上・後方・斜め後方にそれぞれ長短2種。後方移動はさほど速くないが、前方移動はすごい速度。
漢気ゲージMAX状態や凄い漢モード限定だが、AIはその状態になるとこの技を使いまくる。
モードの関係であちこちに師範の残像が残りまくる。すごい邪魔。前方版のボイスは 「戯け」なのでタワタワうるさい。後方版は「わからんのか」。
そのため、 タワタワ動画(ββ)のタグが付く事も。
ADA氏が改変したジャギ様もこの技を使うように。
オリジナル技「水影心」発動中のみだが、その性能は元からしてアレなので普通に強くなる。
|
+
|
神の1F当身 |
神の1F当身
MUGENでも相変わらずの高性能であり、AIも多用する。
特にAIを超反応ありに設定すると、 トキの硬直に攻撃を差し込まない限りほぼ100%取られる。
さらに失敗時のリスクが世紀末よりはるかに低いため、原作以上にトキの強さに大きく貢献している。
どれくらいやばいかというと、 待ちガイルを逆3択に追い込めるくらい。
また、原作と性能が異なるものもある。
銀の聖者の当身は刹活孔(自分)に関係なく命中すれば星を奪う。
1.北斗破流掌
特に変化無し。勿論そこから半分以上もってかれるので、トキに下手に技を振ると死ぬハメになる。
2.北斗酔舞撃
練り茶氏トキは原作とは動作が異なり、ナギッのような動きで相手の周囲を回り、その後相手を吹っ飛ばす。
3.北斗翔輪脚
「ホクト、ショウリンホクト、ショウリンコレゾジュウノホクト、ショウリンコレゾジュウノケン!」
上のセリフはこの動画にて サイクバーストに対し全段当身を取った時のもの。
どうやら練り茶氏トキでは無敵が切れる前に再行動可能になるらしく、サイクバーストを当てようとすると上のようになる。
更にそちらは 二段目をブーストでキャンセルできるため、相手が地上にいる限りどこからでも壁コン可能。
ドロウィン氏トキは(この技に限らず)原作より壁ダウンの時間が長く、ナギが速い上に 空中でも壁ダウン誘発。
このため、 本当にどこからでも壁コン可能。ひ、ひでぶ!!
しもつき氏銀の聖者は空中の相手のみ吹き飛ばす。
Ts氏トキは原作と変わらないため他2つよりは有情…… ん、間違ったかな?
4.北斗流弧陣
MUGENにいる4人のトキはバリアを張る所は同じだが、
MUGENの仕様上飛び道具をそのまま反射できないため、各作者独自のアレンジが施されている。
- 練り茶氏トキは飛び道具に当たると、バリア自体に星取り能力を付けて真横に飛ばす。
- ドロウィン氏トキはそのままだと何も起こらない。
モヒカン氏AIを導入すると飛び道具に当たった際に、星取り能力を付加した闘剄呼法を放つ。 こちらは何故かアーマー中に受けた打撃のダメージを吸収する意味不明な仕様のため、 禊やらギャラクティカファントムを当てると死にかけていたのに全快していたなんて事も。 しかも動作終了まで何発食らってもアーマーが解除されない。そしてこれはモヒカン氏AIでも変わらない。
- Ts氏トキは、条件によるものの長年無理だと思われていた飛び道具反射を再現。
それにしてもすごい作者だ。
- しもつき氏銀の聖者は周囲にバリアを張り飛び道具を短時間無効化する。
アーマー有り無敵付加は原作どおり。無敵中に行動できる所も同じ。 弾幕もこれ連打で凌げてしまう。グレイズ? 何それおいしいの?
また、遠距離でこの技を打ちまくり、痺れを切らした相手が近距離にきたら他の当身やカンチョー、
2Cや砕覇拳での対空からコンボに持っていく「待ちトキ」なるものがある模様。
流弧陣連打の使用例
|
そして、この4種の当身を極めた(?)末に行き着いたのが此方。
|
もはや彼を止められるものは誰もいない……。
|
究極奥義
+
|
北斗砕覇拳 |
北斗砕覇拳
こちらも当然使えるのだが、原作通りの事情に加えてアジリティディフェンスや、
MUGENオリジナル技の無想転生などの存在から滅多に見かけない。
しかし、たまに先述の特殊演出が入ると(演出の見栄えの良さも相まって)、視聴者に その後の展開を予感させて大いに盛り上がる。
ちなみに人操作では死兆星を輝かせて特殊演出が入った後も 普通に破顔拳が繋がる。
概ね原作通りだが、モヒカン氏のAIを導入すると割り込みや対空で積極的に使用する。
こちらも死兆星演出後にコンボが繋がり、更にAIも普通に繋いでくる。
ちなみに、ドロウィン氏の桜咲刹那も北斗モードで「我流告白拳」というほぼ同一の技を使う。
|
+
|
秘孔・刹活孔 |
秘孔・刹活孔
原作の複雑な仕様をMUGENで完全に再現するのは極めて難しく、各作者共に原作とは少し性能が異なる。
特に相手版の ヴァイタルソース回復不能の再現は殆ど相手に依存している。
なお、way-oh氏、なだげつ氏のトキには相手版は存在しない。
自分版は原作とほぼ同じだが、 全ての技の攻撃力が上がる。平成㌢氏のAIを入れると、
ゲージが余った時にこの技と 無想転生をよく使う。その無茶苦茶な攻撃力は正に剛の拳。
相手版は暗転が解けてから突くため見てからガード可能で、若干隙が多い。ただし、攻撃判定出現後まで無敵が続くため、発生保障がある。
MUGENにおいては「自動回復を止める」のが困難なため、代わりに「トキ側のガードゲージが減らない」仕様に。
練り茶氏トキはゲージを拾い 北斗有情断迅拳とパワーアップ刹活孔に使う事が多いため、この技はほぼ使わなかった。
だが、平成㌢氏の度重なるAI更新によってコンボの〆や割り込みなどで効果的に使うように。
しかし、殺しきる寸前に刹活孔で追加星取りなどをしないため、原作よりはマシとの声も。
自分版は全ての技の攻撃力が上がり、更に原作より星取り能力が上がる。
具体的には当身で攻撃を受け止めた時に1つ、トキの攻撃が当たった時に1つで計2つ減る。
これを使い攻撃力が上がった状態で壁コンに持ち込むと、最大12割減らせる。
相手版は暗転が解けてから発動し、更に攻撃判定発生前に無敵が切れるため切り返しには少し頼りなく、原作より有情。
また「体力回復が止まる」代わりに「体力回復すると一瞬痺れて止まる」効果が付く。
このため常に体力が回復するキャラだと、セッカッコー>起きると同時に麻痺>コンボ>また麻痺…とえらい事に。
モヒカン氏のAIを組み込むと刹活孔の性能も変わる。相手版に練り茶氏と同様に発生保障がつき、更に無情に。
しかし、真に恐ろしいのは自分版。こちらは攻撃力こそ上がらないものの、ドロウィン氏製に輪をかけて星取り能力アップ。
(グレ→天翔百裂拳→下ナギッ)×3で星が2、1、1個、合計4個減る。しかも、上手くやると星取り制限に引っかからなくなるため、プレイヤー操作なら、
刹活孔相手(CH)→(ナギで追いかける、壁コンでゲージ回収)→刹活孔自分→(グレイブ→天翔百裂拳→下ナギッ)×3→北斗有情破顔拳で、
オーラが2本弱あれば、ブースト0でも星がいくつあっても、ブッパッコーから即死。世紀末ってレベルじゃねーぞ!
AIが自分版を使わないのが唯一の救いか。そして度重なるAI更新の結果、更に原作に近くなり、
暗転まで無敵・暗転後無敵なし・相手と攻撃がかち合った場合ランダムで勝ったり負けたりするようになった。モヒカン氏マジすげぇ…。
Ts氏トキの他の技と同様にこの技も原作とほぼ変わらない。
しかし、厳密に暗転中ガード不可にするとAIがガードできなくなるらしく、対AI時のみに暗転中ガードが可能。
発生保障もある模様。また、ヴァイタルソース不回復(の代わり)は未搭載。
アレンジモードでは刹活孔の効果時間中は鳳凰呼闘塊天のダメージ補正を参照するようになり、上手く追撃できれば大ダメージが与えられる。
発生が遅く、当てて五分か若干有利と隙が大きくなっている。
しかし発生時に無敵があるため打ち合った場合一方的に勝つ事ができる。
ニコMUGEN動画内でよくブッパッコーと言われてはいるが、
コンボの〆・割り込み・その他超反応・高レベルAIでたまに見られる無想転生による回り込みからのセッカッコー……。
これらは正確にはブッパッコーではなく、ナイスセッカッコーとでも称するべきものである。
脈絡無く突然または適当に、あるいは追い詰められて苦し紛れに、そのような一撃で戦況を引っくり返してしまうからこそのブッパッコー。
見てる側、相手をしている側からして「えっ、何でこんな時に?」と思うくらい突発で、解らないタイミングでぶっぱなし、
そして戦況をいきなり変えてしまうセオリー無視の返し方、それがブッパッコーたる所以である。
見たければAIレベルを下げたトキと戦ったり、トキ慣れしてない人に無理矢理使わせてガン攻めしてみよう。
きっと素敵なブッパッコーを見せてくれるはず。
なお、自重しないAI+ ゲジマユでは、下の動画のような酷い事に。
セッカッコーハアアアア!セッカッコーハアアアア!!セッカッコーハアアアア!!!
|
|
|
+
|
大会ネタバレ |
トーナメント大会においてはその強さから大将級の位置にいる事が多い。
とはいっても、その強さから通常枠から外れた扱いになっているが、 完璧兵士や ラスボスよりはマシ……なのか?
トーナメント優勝は何度か経験している。
さらに、MUGEN北斗キャラ限定の 北斗杯において、モヒカン氏AIのドロウィン氏製トキが予選も含め全勝で優勝。
なんと数多の北斗キャラを薙ぎ倒し決勝戦で上記両製作者のトキ対決が行われ、ベスト4にトキが3人進出している。
くっ!トキ!トキ!トキ!どいつもこいつもトキ!当然と言えば当然だが…。
また同氏AIのトキは続編の 第二回北斗杯ではくじ運に恵まれず惜しくも敗れるが、
大会後では現存全ての北斗キャラ&AIに野試合で7:3以上付けるという事実が発覚。
視聴者からMUGENに現存する北斗勢最強キャラと評された。
- トキが無想転生でスレイヤーの攻撃を躱しつつブリジットの背後へ
- 刹活孔でブリジットを毛利元就へパス
- 勝手に飛んできたスレイヤー及び飛ばされてきたブリジットに毛利元就が一撃発動
- 直後にトキが一撃必殺を発動
- スマイルビームで捨て駒8名及び髭鰤コンビがテーレッテーされる
- 毛利元就の光輪がヒットしてトキは画面中央へ
-
全>∩(・ω・)∩<滅
このあまりにも完璧な合体攻撃に毛利元就も大満足した様子。 試合には負けてるけどな!
+
|
さらに強靭になった体! |
また、カオスに定評のあるpoikre氏の 某大会では、ボイスの一部がアミバとなっており、
ブッパッコーを繰り出しまくり、自身にセッカッコーで何故か体力回復&攻撃力上昇という酷い仕様。
極め付けには北斗有情破顔拳を何度も放ちまくって 相方諸共テーレッテーさせ、カオスな勝利ポーズと合わせて視聴者を破顔させた。
|
+
|
自ら望んで選んだ(マスコット)道、躊躇いもない… |
|
|
ストーリー動画におけるトキ(?)
やはりと言うかストーリー動画における出番も非常に多く、医療繋がりで
ファウスト、北東の拳繋がりで
ハクレイムとの競演も多い。
ゲーム中での壊れっぷりや
彼に最も近い天才のおかげで、ヤブでも視聴者から文句が出ないと言う希少な存在であり、
シリアス・カオスどちらでも存在感を放っている。
一方で、
世紀末MUGEN伝説のように原作準拠の所謂「
きれいなトキ」の活躍が見られるものも少数ながら存在する。
基本的には主人公達の目上の存在、例えば学園系で有れば教師などに配置される事が多いようである。
「命は投げ捨てるものではない!」
出場大会
+
|
一覧 |
+
|
【トキ】 |
【トキ】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
|
+
|
【銀の聖者】 |
【銀の聖者】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
|
+
|
【超鬼畜トキ】 |
【超鬼畜トキ】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
|
|
出演ストーリー
プレイヤー操作
その他
関連項目
「せめて痛みを知らず、安らかに死ぬがよい…」
「い…い…いでぇ!!」「ひい!! いってぇ!!」
おまけ
*1
以前、実機でこの「弱くなっているであろうトキ」(別名トキver1.01、病に冒されたトキ他)の研究、および実戦使用をかつてクソル氏が行っていた。
+
|
那戯無闘鬼(ナギ無しトキ)の参考動画 |
やはり立ち回り面からコンボまであらゆる行動の基点であったため、一撃の繋ぎ以外はほぼ全く違う動きとなる様子。
一部の動きはブーストで代用できるものの、無尽蔵には使えない。ナギ便利すぎ
だが、他の技も決して弱くは無く、氏の技量も高いためそれなりの強さを持つ事が証明された。
あくまでナギッなしだと「お手軽にそこそこ戦えるようなキャラ」ではなくなるとの事。
クソル氏に感銘を受け、MUGENにおいても猛者が現れた模様。下の動画は練り茶氏トキ。
|
*2
ただし、ナギッを封印すると他の技にも支障をきたす。
例えば2Dは本来非常に隙が大きく、ガードされると反確であるが、これをナギッでキャンセルする事で手軽に振れるようになる。
しかしナギッ封印だと闘勁呼法・当身・刹活孔などでキャンセルするしかない。
他にも各種当て身はナギッで追いかけられず高いリターンがなくなる。
主にリターン故に神の1F当身と呼ばれるので、ナギッの無い当身はそれほど怖くない。
精々少しのダメージで追い払われる程度。対して攻撃が当たればはかなりのダメージを奪える。
ナギッ無しではリターンが全く釣り合わないのだ。あればあったで釣り合わないが。
*3
この技は「刹活孔」と違ってガード又は避けられると隙が大きく、反撃されるリスクがある。
また、失敗時にフォローができず、その上地上で何もしていなければ暗転見てからガード余裕なのも辛い。
え?「無敵技は隙があって当然」って?こいつバグキャラなんで……。
対地なら(低ダなら対空でも)やはり刹活孔の方がリターンもリスクも勝っているので、
わざわざこちらを使って不利という状況が好ましくなく、HJへの対空一点読みや愛好家以外はあまり使わないのが現状。
ただし、こちらは刹活孔と違い相手の技とかち合っても必ず勝てるので、どうしても潰されたくなければこちらの方がよい。
ちなみに、刹活孔をジャンプで避けた相手に硬直の短さを利用して、無理矢理砕覇拳をブチ込むという、
あんまりな連携がたまに見られ、「
隙を生じぬ二段構え」などと呼ばれたりする。
*4
原作ではラオウの攻撃を腕で受け止め、この技で反撃した。
*5
例えばノーゲージの切り返しにやや乏しいと述べたが、実際はどうだろうか。
トキの暴れに使われる通常技である2Aは発生が速く判定が強く連打可能と素でも優秀なのだが、
それに加えて
連打可能な小パンでありながら攻撃レベルが2と高めに設定されている。
おかげで暴れ潰しのB攻撃を出されても相殺が発生して助かってしまったり、
最悪の場合
暴れ潰しが暴れで潰されるという意味の分からない現象が起こり得る。
しかも姿勢が低く打点が高めなせいで対空としても相当に強い。
某覇者曰く、
「トキは暴れが強すぎて相手が怖気づいてしまい、固めや崩しといった連携の際に隙間ができて、
トキ側はその隙間ですぐ飛んで逃げる事ができてしまうため、トキ使いは
自分で頑張らなければ防御テクニックが身に付かない」
との事。
…ここまで来ると、本当に弱点と言えるかどうか疑わしいものである。
最終更新:2024年07月07日 22:42