「吾は面影糸を巣と張る蜘蛛。
───ようこそ、このすばらしき惨殺空間へ」
『月姫』、『歌月十夜』及び『
MELTY BLOOD』に登場するキャラクター。「ななや しき」と読む。
遠野志貴の悪夢・不安・恐怖が、退魔の一族の長男「七夜志貴」として具現化したもの。
「七夜志貴」は遠野志貴の旧名であり彼のことでもある。そこらへんの事情は
遠野志貴のページを参照。
通称は単純に「七夜」。
「志貴」という呼称はもっぱら遠野の方を指すのでこのページでもこれに準ずる。
志貴の「普段使われていない部分」の具現であるため基本的なスペックは志貴に準じるが「殺人嗜好」が強い。
志貴と同様に短刀で武装し、自身の一族「七夜」に伝わる
変態体術
*1で戦う。
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「七夜志貴」の詳細(原作ネタバレ含む) |
「七夜」は古くから退魔組織に属し、
魔に傾いた混血を暗殺することを生業とした一族。
その過程で人を殺す暗殺者としての技能と肉体を磨き上げると共に、
魔に対する殺意の衝動を持つようになり、志貴もその体質を受け継いでいる。
しかし魔を殺すことを恐れるどころか快楽にさえしてしまう衝動は、
時に志貴の自我を飲み込んで正気を奪い、一歩間違えれば魔のみならず、
人間を殺すことすら厭わない殺人鬼にしてしまう。志貴は月姫での事件を通して、
いつ殺人鬼に堕ちるかも知れない自分に恐れと不安を抱いており、
これを 悪夢やタタリとして投影・具現化した存在が「七夜志貴」である。
つまり遠野志貴と七夜志貴は、
外見や記憶や言動(特に台詞のアレさ)に共通点を持つ別人。
実際に七夜の里で育っていた頃の志貴は、現在の志貴の不安とは裏腹に、
七夜とは全く違う穏やかな性格をしていた。
投影・具現化された「七夜志貴」は具現化した側の影響を受けるため、現在の「遠野志貴」とは違う性格になっており、
また作品ごとに在り方や性格・能力にも若干の違いが見られる。
反転した志貴と七夜が混同されたり、七夜は志貴の別人格であると勘違いする人が多いが、そのようなことは一切無いので注意。
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志貴と七夜のナイフ |
『月姫』冒頭で志貴が 琥珀さんから貰った飛び出しナイフ。正式名は「七夜の短刀」、通称は「七つ夜」。
一応、七夜家の宝刀だが古いだけで価値はない。
頑丈なだけの普通のナイフだがその頑丈さが吸血鬼の攻撃に普通に耐えるほど。
翡翠曰く「見事な刃紋をした、由緒正しい古刀」。
刃をしまった状態で10cm、刃が10cmと大きめ。ポケットに入れるには辛い気もするのだが…。
志貴は普通に持ち歩いているが立派な銃刀法違反である。
なお、よく間違えられるが柄に彫ってあるのは「七夜」であって「七つ夜」「七ツ夜」ではない。
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『月姫』での七夜 |
『月姫』での七夜は、遠野志貴の無意識下に残る七夜志貴だった頃の記憶と人格の残滓。
『MB』や『歌月』の七夜とは完全に別物。
ほぼ昔の志貴と同じ性格だが、一族を滅ぼされているだけありどこか達観している。
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『歌月十夜』での七夜 |
『歌月十夜』では「遠野志貴という人格を殺そうとする、殺人鬼に成り下がった遠野志貴」という悪夢として現れ、何度も何度も志貴を殺害する。
元々疑似人格でしかなく自我は持たないはずの存在だが、何度志貴を殺しても一向に変わらない夢が繰り返される内に自我を持つようになる。
そして、殺人鬼という割には遠野志貴を殺すだけという境遇と、そうさせた志貴に不満を抱くようになり、
「気に食わないだけ」という私怨と感情剥き出しで志貴を殺そうとするようになる。
『MB』でのLAとして知られる「極死・七夜」は本作で志貴との戦いの一戦で使用した技。
七夜の体術の技の一つで公式人気投票の「遠野志貴」の紹介にも 必殺技として記載されている。
ナイフを投げ付けると同時に相手の首の上に飛び乗り首を捩り斬る技で、
高速で投擲されたナイフを食らえば死亡、ナイフを防いでもその瞬間に頭上の七夜に首を捻り切られて死亡という理不尽な二択を迫る技。
大きな隙を晒すと見せかけて必殺の同時攻撃を行う大技だが、
相手が投擲をガードする行動や戦力を読みきる必要のあるあたり、 ロマン技高等技であるのだろう。
本人(七夜)も子供騙しといっており、そもそも暗殺向きではない。
ちなみに志貴は見事に首を捻じ切られた。
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漫画版では |
時系列的に前の話である漫画版『真月譚月姫』では当然登場しない……が、志貴が攻撃時に使う技が、
明確に『メルブラ』における七夜のモーションを意識した物になっているというちょっとしたファンサービスがある。
無印を基にした漫画版『メルブラ』では番外編で登場。
本編での立ち位置は 弓塚さつき(のタタリ)に取って代わられたため、
ワラキアの夜の元に向かう アルクェイドを足止めするために配置された遠野志貴の虚像として姿を現す。
無印七夜らしいといえばそれまでだが、出番は一話こっきりだというのに、
初見の読者が困惑するほど 理解しがたい迷言を連発。また、学ランのボタン全開で色気も増している。
アルクと思う存分戦いたかったらしく、本気になる前は「おいおい、なんだよその打ち込みは?」と余裕を見せていたが、
挑発して本気にさせたらさせたで、一瞬の内に十八分割されて消滅してしまった。
ややアルクの引立て役としての感が否めないが、出られただけマシかもしれない。
え?パンダ師匠?何のことやら?
ドラマCDの『路地裏ピラミッドナイト』のコミカライズである『メルブラX』では本人は登場しないものの、
白レンに「お姫様を手伝ってやれ」と言ってアルクェイドの手伝いをさせるなど、オリジナルの遠野志貴ばりのお人好しぶりを発揮していた。
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中二病? |
「極彩と散れ」「その六銭、無用と思え」「逃げるなら───いや、もう遅いか」など、数々の 迷名台詞から「中二病」を体現する御仁として有名。
だが彼に対しての「中二病」「邪気眼」は 本来誤用である。直すなら───いや、もう遅いか。浸透しちゃってるし。
まあ、ネタや愛称として分かっていて使っている人も多いだろうが。
七夜本人は学生ではないが、遠野志貴の影響により制服を着用している。
台詞の端々に小難しい単語が見られるのは彼が山奥の里で育った(育つはずだった)ため。
加えてメルブラでの七夜はワラキアの影響で大分芝居がかった台詞回しをしている……というかポエマー。
ナイフ+学生服+言葉遣い等の要因が重なり今日の七夜の立ち位置が出来上がったのだろう。
哀れ七夜。もし学生服じゃなかったらここまで散々な言われ方はされなかった……と思いたい。
ぶっちゃけ台詞のアレ度合なら志貴の方だってそんなに負けては……ゲフンゲフン
実際、七夜の有名な台詞の一つである「ようこそ、このすばらしき惨殺空間へ」という台詞の初出は遠野の方の志貴である。
携帯の台詞人気投票では2人のセリフがそれなりに上位に入ったため、看板キャラの「ケータイさん」に2人の台詞をまとめて「シキ語」と認定された。
なおこうしたアレな台詞であることもあって、何と言ってるのか聞き取れないことから、 空耳ネタが非常に豊富。
製作者もそこら辺は分かっていて、ACPS2版ではサバイバルモード21人突破時のキャラ別のおまけ ボイスに 空耳を本当にそう喋ってる台詞が収録された。
「弔毘八仙、無情に服す……!」*2→ 「勝負はハッスル、無性にハッスル!」「斬刑に処す」→ 「アンパンを食す」など。
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公式では「(台詞が)エロいキャラ」扱い。
有間都古はじめ、女性キャラとの会話でその片鱗が垣間見られる。
小さい子との絡みが目立つためしばしばロリコン扱いされるが、七夜がロリコンというわけではない。
しかしロリ以外のヒロインたちには微妙に嫌われ者。
ドラマCDによると彼(というより志貴)の初恋は
翡翠らしく、彼女だけはどうしても殺す気になれないとのこと。
なお、
パンダ師匠なるパンダのきぐるみを着た怪人物との関連性が指摘されるが、詳細は永遠の謎。
背中に「七つ夜」って書いてあったり、漫画版メルブラで明らかに七夜な言動で都古を鍛えていても謎ったら謎。
都古とのタッグ名が「パンダへの長い道」でも謎なのである。
……いつの間にかイロモノに足を突っ込んでいる辺りは
白レンとそっくりである。
ちなみにTYPE-MOONの男性キャラクターの中ではかなりの人気を持ち、TYPE-MOONエースVOL2にて発表されたキャラクター人気投票で、
アーチャーに次いで男性部門2位を獲得した。
公式携帯サイトでの第一回の総合人気投票では18位(男性では4番目)と順位こそ落ちたものの中々の人気で、
他の人気投票企画でも男性上位に入っていることが多い。
列挙すると兄にしたいランキング5位、弟にしたいランキング9位、秋が似合うキャラ芸術部門9位、チョコを貰いたいキャラ男性部門7位。
第二回ガチ人気投票ではシキ繋がりからか遠野志貴や式と仲良く入り口バナーとなっていた。
この人気投票ではまたもやアーチャーに次いで男性部門2位に返り咲いた。
ちなみにその人気投票の着て欲しい衣装にて多かったのが「和服」と「執事服」とアーチャーと見事に被っていた
(ちなみにその後、『カーニバルファンタズム』で本当に執事服を着た。しかも腹チラ状態で)。
10周年人気投票では30位、男性のみで12位とかなり下がったが、『
Fate/zero』放映中かつ誰でも投票可能だったため、仕方ないとも言える。
シエルが29位、志貴が33位と考えれば十分高いだろう。
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近況 |
女体化した。
…というわけではなく、彼女は高校生になった有間都古が主人公のスピンオフ漫画『花のみやこ!』におけるメインキャラの一人、七夜詩希嬢である。
作中の都古が「我流猫熊式八極拳(なんちゃってパンダ式八極拳)」を使っているため、パンダ師匠的な存在はいたのかもしれない。
というか都古の記憶のフラッシュバックで出てきた。
また、過去に アルトリアと戦いボコボコに打ち負かしたことがあり、アルトリアはパンダ師匠の背中にある「七ツ夜」と同じ姓名を持つ詩希と、
彼と同じ流派の八極拳の使い手である都古を警戒している。
フルネームで被るのは七夜(と単行本発売前の美綴綾子)ぐらいだが、苗字だけなら軋間や E・ソカリス、『Fate』や『空の境界』とも同じキャラが結構いる。
尤も、魔法も吸血鬼も無しの月姫ワールドとは関係無い世界なので、出てきても似てるだけの別人とのこと。
なお、茶道の心得があるなどどちらかと言うと志貴の方に近い設定である。
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『MELTY BLOOD』での七夜
初代(無印)
無印の
ストーリーモードでは街に広まる「一年前の事件の殺人鬼が再来した」という噂や、
その「一年前の殺人鬼」に対する誤認から志貴が抱えた「殺人鬼となってしまった遠野志貴」という不安に、
タタリこと
ワラキアの夜が脚色を加えて具現化した「七夜志貴」が登場する。この七夜は「直死の魔眼」を持っているレアな七夜である。
またタタリ本体が変化した物なのでかなり芝居口調だったり、
「殺人鬼なのに誰も殺せないで消えるのは嫌」だと一番手軽に殺せる自分を殺すべく自傷行為に走ったりと、狂人じみた性格をしている。
また戦闘前後で台詞が大きく変貌するが、戦闘後はどう見てもワラキアです。本当に(ry
この一面は以降の作品の七夜に薄まりつつも引き継がれることになる。
『Re.ACT』および『Act Cadenza』
『Re.ACT』のストーリーモードでは白レンがタタリの力で遠野志貴の「普段使われていない側面」を具現化した存在として登場。
「呼び出したモノを殺すだけの存在」であるため、自分を呼び出した白レンを殺害、その後はタタリの夜の終焉と共に満足して消える。
『AC』では具現化がワラキアの夜によること以外は特に変わりないが、消えることに未練を感じるようになり、
『Ver.B2』の白レンルートで最終的に彼女のマスターになり、白レンが具現化させる「悪夢」として、タタリの夜の終焉の後も消えずに留まり続けることになる。
タタリという「幻」にすぎない七夜は、夢魔でありタタリである白レンがその力を持って具現化させなければ短時間で消えてしまい、
使い魔である白レンも主がいると都合が良い、互いに持ちつ持たれつな関係。相性抜群。
もっとも消えることに未練を感じる様になっただけで、「この世に存在し続けたい」と思っているわけではない。
『Actress Again』
『AA』では『Ver.B』で白レンのマスターとなった後の設定で七夜本人、白レン、
軋間紅摩等のストーリーに登場。
白レンの影響か性格が若干変化が見られ、例えば七夜ルートでは軋間に、
「以前は獣と話している気にしかならなかったが。今は、まるで人のようだ」等と指摘される。
一方、白レンルートでは冒頭で白レンを捨ててオシリスに乗り変えるのだが、そのオシリスを物語の裏で殺害して
さり気なく世界を救い
(七夜も消えかかるほどのダメージを負ったが)、その後白レンの力ずくの
逆プロポーズ命令に応じて元鞘に戻った。
EDでは「黒い方は満足してるし手を出すのは考えもの」と今までと比べると丸い言動が目立つ。
七夜ルートでは都古と遭遇した際に
「新手の奇襲か!?」と驚いたりしてるし(でも志貴と遭遇すると相変わらず殺しにかかる)。
それらの変化に合わせたのか新録された
ボイスはかなり爽やかなものになっている。
カットインは目がイッてるが
……まぁ、七夜ルートでは白レンに義理と未練を感じつつもさっくり殺しちゃったりする。白レン、哀れ。
ただ先に手を出したのは白レンで、七夜は「いつか殺すつもりだった」と言いつつもこの時点まで手出しする気がなかったことを思うと、
白レンの愛情が呼んだ悲劇と言えなくもない。
しかも、このルートでは敗北した場合、逆に七夜が白レンに殺されることになるので……やっぱ殺し愛かー
殆どの未練と義理を精算し、最後の未練である「七夜の誇り」を清算すべく最後の戦いへと向かった七夜の結末は…
以上の様に七夜のEDでの彼自身の結末はそこに至る経緯こそ違えど、必ず七夜が消滅するが、
七夜自身は自分を「消えて当然の人でなし」と考えているためか、言動には悲壮感はほとんど感じられない。
『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』
待望のフルモデルチェンジを果たした『MELTY BLOOD』の新作だが、本作はあくまでも『月姫 -A piece of blue glass moon-』の格ゲーであり、
『歌月十夜』やそれ以降のストーリーは含まれていないため、残念ながら七夜は未参戦となっている。
……と思いきや、都古のラストアークにてパンダ師匠として登場。
弟子の都古との連携後、颯爽と去っていくのだが、その際の台詞、モーション、SE共に旧作の『MELTY BLOOD』の七夜の物を流用している。
ナイフ持てないから灯油の入っていないストーブだけどしっかり斬刑に処す
それとは別に
ノエルが主役のボスラッシュモードの没シナリオに「学生服の彼」の名義で登場予定だったことも明かされていたが、
2022年8月19日に上述のボスラッシュモードのシナリオが配信され満を期して登場した。
なお、その内容を見る限りここでの七夜は中二病な言動はあまりしていないので、上記した『月姫』での七夜に近い存在だった模様。タタリ関係無いしね。
本人曰く「『野』でも『夜』でもないレアキャラ」とのことだが…?
まさかノエル先生も都古を助けに来る中二病な台詞を吐く怪しげなパンダの着ぐるみの正体が没になった自分の年下のカレだなんて夢にも思うまい
また、今作の志貴の学生服の色が黒色のため、七夜の学生服はやや青みがかったカラーリングとなっており、旧作とは逆になっている
(旧作では志貴が青い学生服で七夜の学生服は濃い藍色だった)。
『MELTY BLOOD』での性能
シリーズでは志貴の
コピペだったり弱キャラだったりと、長く不遇な時代が続いたが、『Act Cadenza』で大幅に強化された。
『Ver.A』時代は、どんなに
判定の強い技でも真っ向からぶち破るハイジャンプJA、被
起き攻めはバックステップ、
昇龍、その他拒否行動に命を賭ける。
初心者が使っても
コンボも戦法もお手軽で強いため、俗に言う厨キャラであった。
尤も厨キャラというより、JA連打ばかりをする厨プレイヤーが多いキャラ、という感じであったが。
だがそれ以上に強い遠野志貴が
暴走アルクェイドと二強の立場に居たせいで「所詮は劣化のび」と言われていた。
勿論遠野志貴に無い特徴は多く、下位互換というわけではない。固めや前述のJAなど遠野志貴より優秀な点もあった。
「劣化のび」とは、純粋にキャラランク的な意味であろう。
『Ver.B』ではバックステップと主力技が大幅に弱体化したが、まだまだ戦えるキャラではある(ちなみにこの弱体化は某ドラマCDでネタにされた)。
特にガードされても反撃を受けにくいB昇龍SCEX波動の切り返しは強力である。
耐久がやや低めであり、売りの一つである豊富な前進
通常技による固めも多用するとリバースペナルティでコンボ火力が低くなりがち。
そのうえ崩しの手段も投げしかなく、閃鞘シリーズはほとんど
死に技である。ADも
見てからバクステ余裕でしたという完全ネタ技。
3弱に入る弱キャラである。
立ち回りは空中ダッシュが使い物にならないのでハイジャンプで突っ込み、上をとってJC、空対空にJAや空投げが基本。
地上からはスライディングの2Cやダッシュにガードを仕込んで近づく。
牽制にはリーチの長い2Bや2Cを使い、対空には相殺付きの5Bや2C、連打可能な5Aや低空空投げ、上に判定が大きく出る八点衝が役に立つ。
特に2Cは強判定・相殺付き・9
F発生・低姿勢で、固め・コンボ・
ぶっぱ・移動・対空など何にでも使え、『メルブラ』屈指の使い道を誇る。
後述のレモステや唯一使える急降下や各種22を使った起き攻めが強力。
起き攻め出来るのは地上投げを決めた時ぐらいなのが泣けるが…。
レモステとはレモリアというプレイヤーが良く使っているテクニックのこと。
66→4AB→66と入れることで、ダッシュ→バクステ→ダッシュと繰り返し、相手を撹乱しリバサを回避しつつ起き攻めをすることが出来る。
66後にHJや低空急降下や22系を混ぜることでさらに撹乱効果は高まる。ハッフンハッフン!
AADである「閃鞘・迷獄沙門」はAADの中では最高クラスの威力を誇る。
他のAADと比べても頭一つ分抜けており、一撃で体力を半分持っていける。
しかし、
- 初心者でも「見てから余裕でした」と胸を張って言えるほど当てにくい
- 上手くコンボに絡めても補正のため威力は激減する
と、イマイチ使い勝手は悪い。
さらに上述の空耳ネタのせいか「ハッスル」「ハッスルダンス」と呼ばれることもある。
+
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AAD絡みのバグ |
何故かこのAAD、他のものと比べて格段にバグが多い。
まず、ヒット前のスロー中(飛んでる間)に空投げをすると何故か当たる。
これをやるとAADで無音になった BGMを戻す処理がされないらしく、試合終了までBGMが無くなる。明らかにバグなのにずっと放置。
そして二つ目、ダメージが通常ヒットだと5000程度なのが2ヒット目だけを当てると7000程度にまで上がる。
2ヒット目が無印のワラキアの如くコンボ補正前提の威力になっている、かつ非 ロックのためこうなるのだが、
バクステが安定すぎて2ヒット目だけなんて当たらない。おかげでずっと放置。
式のLAと違い防御係数で変動するため、大半のキャラには7000以下のダメージとなるが、 紙はHP満タンでも即死する。
三つ目、こちらは『AACC』1.05限定。
バージョンアップで空中仰け反りをロックするようになったのだが、同時に何を間違えたかガード 硬直までロックするようになったからさあ大変。
もともと発生が早いのもあり前進する技をガードさせてキャンセルすると生当て確定。一転して最強クラスのAADに化けた。
特にF七夜は ゲージが余りやすいのにB四辻2段から確定という手軽っぷり。
抜ける手段は直前の攻撃を直ガして硬直を取られないようにするか、ガーキャンで無理やり抜けるのみ。
ガーキャンはハーフは貴重なゲージを100%(MUGEN的に言うと1本)消費、クレとフルは50%で済むが無敵が短いためタイミング次第では失敗する。
おまけに前述のカス当てのせいで無敵の切れるタイミングによってはダメージが増えるという酷い結果に。
流石にまずいと判断されたのが1.07では修正され、空中仰け反りのみロックとなった。
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LAの「極死・七夜」はその見栄えからLAの中でもかなり人気が高く、威力の方もサーキットブレイク効果は無い物のLAの中では高い方。
しかし投擲されたナイフが相手に当たって初めて攻撃が成立するという技の仕様のため、
相手の近くでEXシールドを取ってもナイフ投擲と七夜の跳躍の間隔が短すぎて、
何をやってるのかイマイチわからない感じになるという欠点(見栄え的な意味で)もある。
まぁLA自体
ロマン技の類なので
気にするな!
+
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『Actress Again』 |
『Actress Again』では、相手の上空後方に跳ぶ「BEB水月(クレセント)」や空中でも放てる飛び蹴り「閃走・一鹿(ハーフ)」などの新技が追加された。
また、六兎がそれぞれ蹴り上げた後、そのまま地面に叩き付ける(クレセント)・そこからjc可能なサマーソルト(フル)と派生できるようになっている。
ハーフは基本的には以前と変わりない。
…が、EX版は名称が二重六兎となり、相手の背後に分身を飛ばし前後から蹴り上げるというぶっとんだものになっている。
体術ってレベルじゃねーぞ! まあAADでも分身してるが
なおクレセントは 中段のBE5Cの エフェクト発生が遅くなった事で見切られ難くなり、苦手だった崩し性能が向上した。
調整版では一部の技が死に技になったが、要となっている技はまだまだ十分以上に強く大きな弱体化も少なかったため、
他キャラの弱体化による相対的な強化で上位ラインに位置している。
しかし固め性能の低下や、相変わらずのAD・AAD・閃鞘A・C、 他キャラの劣化性能な面もあり、使用人口は着々と減っている不遇キャラ。
特にF七夜は技性能があまり良くない、火力がFにしては低い、固め能力が皆無(崩しは良いが)等、プレイヤースキルが求められる。
起き攻めするなら2割、起き攻め放棄ダメージ重視でも4割程度。他キャラは起き攻めにいけて5~7割である。 Fは火力重視の一発屋?詐欺だろ。
しかしF七夜の真の強みは性能にあらず、かっこよさにある。一言で表すとJ2A、J2B、J2Cの時の 悪いね☆
コンボパーツ、めくり、暴れ潰し、奇襲で 悪いね☆。
F七夜が暴れる動画には 「悪いね☆」や 「悪いね動画」などのタグが付けられる。 謝る気ねーだろ
ただ密着でガードされると 反確。
他にも低ダJA、IH(イニシアティブヒート)を絡めたコンボなどを使い、彼が動き出すとゲームのスピードが上がったかのような錯覚を覚えてしまう。
が、やっぱり性能は低めで生半可な気持ちで使うと舐めプレイと思われるので気を付けよう(どのキャラにも言えることだが)。
PS2版『MBAA』ではあまり変化のなかった七夜だが、『Actress Again Current Code』では、
他のキャラは基本下方修正されている中で七夜はクレセント以外 ほとんど下方修正がなかった。
弱体化した点は以前より増して紙になったことのみ。
一番の朗報はやはりフルムーンスタイルの 悪いね☆の降下速度が上がり、B水月から最速入力で出せるようになったことだろう。
また、A版閃鞘・四辻の発生が速くなり固めに2段目まで組み込めるようになった。Ver1.07以降には 悪いね☆にダウン引き剥がし属性が付加、
加えてイニキャンに対応したため、 こいつ相手にも5K以上のコンボダメージが望める様になった。
次にクレセントムーンスタイルだがこれだけ弱体化が少し目立っている。閃鞘・八点衝の密度が低くなってしまった。
ただし、5Aの対空能力が強く(攻撃レベルアーマー廃止)なり、閃鞘・八穿と閃鞘・一風が強化されている。
加えてVer1.05になった際、全キャラ共通で一部 必殺技にダウン引き剥がし属性が付いたため、全体的にコンボの延長となった。
ただし恩恵はキャラによってよかったり悪かったり。七夜はかなり強化された部類に入る。
主な変更点としては、
- BEB水月が十字方向に追加入力でその方向に出現位置を変更可能。4入力で敵の正面上と言った具合
- EX八点に引き剥がし追加。空中受身不可でカス当たりしなくなり、2C八穿と繋いで起き攻めも可能
- EX六兎はCHのみに引き剥がし追加。ハーフは分身の関係か引き剥がしはなし
- 何故か軋間にのみ通常投げから剥がして拾えるため「どっちが投げキャラかわからない」なんて言われるハメに。しかも1.07で修正されず
- EX地上一鹿、EX四辻は引き剥がしがあるものの地上鹿は使いにくい、四辻は強制ダウンで実質無意味
- 八穿が引き剥がし追加、空ガ不可、地上受身不可に変更。生当ても狙えるようになった
- ダウン中に当てると受身不可のため長い有利Fができ、開放や起き攻めが可能
- 使える状況が多いため死に技から一転して壊れ技に
- 一風は八穿強化で択として効果が上がった他、jc引き剥がしでリターンが大きくなった
- 悪いね☆にも引き剥がしが付き一風やADの拾いとして使える。ただし一風に関しては白レンだけ拾えない
- 急降下にリバースビート補正がなくなり火力の向上。F七夜はW昇竜ルートで急降下を挟むため地味に大きい
- 1.07では全スタイル装甲弱体化と閃鎖七夜が上段になったが、クレセントの吹き飛ばしのみJC可能になった
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MUGENにおける七夜志貴
なんだかんだで人気者な彼だけに、MUGENには数多くの七夜が存在する。
再現系
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伊吹川氏製作 無印仕様 |
所謂『無印』仕様。完成度は高く、AI(対人向け)やアレンジ技も搭載している。
同氏製作の遠野志貴との専用イントロもある。
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⑨氏製作 MBAC仕様 |
恐らく最も原作の仕様に近い七夜志貴。
『Ver.B』ベースでバカキャンもしっかり実装されているなど再現度は高く、原作で七夜を使っていた人も違和感なく使える。
そう、 原作再現である。よって彼のADは バッチリガード可能(削り無し)である。
氏のキャラ恒例となった調節可能な強いAIも実装されている。
またフツノ氏によるバカキャンを使用するAIパッチも公開された。氏のAIらしい攻撃的な戦闘スタイルをとってくる。
現在は『MBAA』仕様に移行したため公開停止になっており、2011年12月1日以降の動画での使用は禁止されている
(12月1日より前に開かれた大会での継続使用は許可されている)。
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⑨氏製作 MBAA仕様 |
クレセント、フル、ハーフの3つに加え、オリジナルとしてイクリプスムーンスタイルを搭載。
イクリプススタイルの仕様はズズズ氏製作の物と大きく異なり、また姫アルク基準で作られてるので性能はぶっ跳んでるが気にしない。
⑨氏作の他のMBAAキャラ同様、固有システム・基本行動・必殺技の3種類がそれぞれスタイルを選択できる。
基本的に原作再現で作られているが他の⑨氏キャラ同様微妙なアレンジは効いている。
例えばBLOODHEAT状態でもサーキットスパーク可能(ただしサーキットブレイク状態になる)などがある。
また、ハーフムーンスタイルとイクリプススタイルにはオリジナル技として、一瞬姿を消した後に上空
(A版は自分の後方、B版は相手の後方、EX版はキー入力により変化、イクリプスのEX版は分身して両側)から斬りかかる「閃鞘・八翼」が搭載されている。
2012年3月13日の更新でMUGEN1.0専用になり、同年8月に他のMBAAキャラ共々『MBAACC』移行のため公開停止された。
AC版と違いデフォルトのAIは無いが、フツノ氏と某ロダにupされた匿名の方(通称「螺旋の人」)のAIが存在。
フツノ氏のAIはイクリプスを除いた3種(winmugen版用)、匿名の方のAIは4種の全スタイルに対応している(WinMUGEN版用とMUGEN1.0版用)。
前者のAIは守りが非常に堅く堅実な立ち回りをする。シールドからの反撃が多くLAもよく決めるので見栄えがよい。
そのうえAIレベル設定が可能で対人戦にも向いている。
後者のAIは攻めが強く高機動である。ワンコンボで4~5割持っていき、ダウン状態でも1~2削る上にADを決めてくる。
ゲージ消費が早いため超必があまり見られないが、敵がどんな状況であろうとコンボを決めてくる凄まじいAIになっている。
低火力に定評のあるFスタイルでも常に六兎サマーループ狙うため、対戦してるこちらがゴリゴリ減らされることになる。
しかし、その反面か防御がかなり疎かになっている。…とは言ってもかなりの頻度でジャストガードを狙うため、ゲージ回収を図っているのかもしれない。
とことん攻めを意識した立ち回りである。正に攻撃は最大の防御
また、横入り氏が音質改善パッチを公開している。籠もったボイスが気になる人は導入してみよう。
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⑨氏製作 MBAACC仕様 |
2012年10月25日に上記の『MBAA』仕様がバージョンアップされ、『MBAACC』仕様になり公開された。MUGEN1.0専用。
『MBAACC』における技の性能の変化も搭載され、エフェクトが新規の美しいものになっている。
CC要素が入った結果、各スタイルのとれる戦法やコンボパーツも変わっているので必見。
デフォルトAIは搭載されていないが、上記の『MBAA』仕様と同じく匿名の方によるAIが公開された。
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アレンジ系
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とま氏製作 七夜志貴(弾幕七夜) |
『Re.ACT』風の勝利演出も搭載しており、彼の魅力を存分に味わえる。
来焔眞氏が管理・更新していたがサイトが消滅しており、現在は COHの人こと如月竜人氏が代理公開している。
搭載されているAIが何故か一風と通常投げを多用する様から、一部では 投げ夜と呼ばれているとか。
7P~12Pを選択すると「 弾幕モード」、通称「弾幕七夜」となる。
とま氏製作の七夜と言ったら大抵はこの弾幕七夜を指す。
- ダッシュ、空中ダッシュ、ハイジャンプなどは勿論、各必殺技にグレイズ判定がつく
- コンボ制限がなくなる(永久し放題になる、抜け出せない固めができる)
- 高性能なスペルカードが1ゲージで使えるようになる
- 画面制圧力に優れる射撃が出せるようになる
- 空中投げに補正がかからないため非常に火力が高い(簡単なコンボでも5割余裕)
など。
特に射撃技の一つである「結界出剣」はAI殺しでもあり相手を拘束する時間と弾幕七夜の固め性能から考えて、
かなりのチート技である。
スペルカードも、
- 画面端まで届いて威力が高くガード不能かつ非常にカッコいい人鬼「未来永劫斬」
- 結界出剣をガードされてもたやすく崩せてそのままフルコンへ持っていく時止めこと時符「プライベートスクウェア」「夜の世界」
- 凄まじいリーチ、早い発生、技中グレイズ判定、画面端ならそのまま追撃でフルコン、そして中段の傷符「インスクライブレッドソウル」
- ほとんど全画面攻撃のリーチ、威力増加、そしてガード不能のインスクライブレッドソウル強化版傷魂「ソウルスカルプチュア」
と狂った性能を誇る。
特に傷符シリーズは適当にぶっぱするだけで戦況がひっくり返る。
…ただし人符「現世斬」に関しては発生が遅く範囲も狭くガード可能なので死に技である。
これらの性能を生かせば人操作で凶、狂キャラに勝てなくもない。
が。
実はこのキャラ、AD以上の技にしか無敵がない。
具体的に言うと本来対空や切り返しを担う六兎が全くの役に立たない。
そのため、一度ダウンさせられたりすると相手の起き攻めを捌くことができないのである。
しかも下記のFall.RecoverTimeの点もあって、苦労して決めた六兎やエリアルから即復帰されて反撃されたりと、防御性能も対空性能もかなり低い。
上記の結界出剣や楽々永久と言った尖りすぎた点を除くと、実は原作再現の七夜以下の性能をしている。
弾幕モードでなければなおさらである。
また、通常モードに比べて弾幕モードは以下の点で弱体化している。
- 根性値が適用されなくなる(元々あってもないようなものだが)
- 立ち中追加派生が溜められなくなる
- アーケード時に特定の相手に発生する会話が発生しない
弱体化と言っても強化点が多いのであまり気にならないが。
スペル使用時の動きはしばしば 「光魔法かっこいいポーズ!」と呼ばれる。
なお、弾幕モードでも一部のスペルカードやかっこいいポーズなどCPU専用技を使わずに戦う設定にもできるため、
弾幕モードを通常大会に出したい人も安心である。
AIレベルを13にすると常時BH状態となり、数々の凶悪キャラたちと渡り合う。
よく大会などで見られるAADを連発する七夜はこの七夜である。
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大会ネタバレ |
凶悪キャラグランプリでフルボッコされた時はさすがに可哀そうだと言われた。というか 相手が悪すぎた。
またそのときの散り様が1ラウンド・2ラウンドとも昇天したかのような凄まじいやられ方だったため、
「 葬志貴」という言葉が生まれる。
また 凶悪タッグトーナメントでは相方も優秀かつカッコいいポーズが遺憾なく発揮されるレベルの大会であったため、上位にランクインしたが、
2ラウンド以降の開幕 フライングハッスルが毎度毎度潰されており、視聴者から失笑される。
しかしその悲惨さに、普通叩かれる対象であるはずのフライング行為に「もうそろそろ成功させてやれよ」という同情の声すら上がった。
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なおこの七夜はADの閃鞘・迷獄沙門が投げ判定となっており、避けによる回避が出来なくなっている(AD版はガード可能)。
また、何故か瞬獄殺(技名は瞬閃殺)も使えたりする。
BH時のみ使用可能だが、威力は七夜の技の中で最も高く、空中の相手や仰け反り中であろうが掴むのでコンボにも組み込める、
という何気に恐ろしい性能をしている。
その他に シエルの技のセブンスヘブンのオマージュ技である閃鞘・七風襲天は全画面攻撃で発生が早く高性能。
AAD版は最後の一撃がガード不能なためぶっぱするだけで相手には脅威である。
ちなみに動画などでナイフを連射している姿が多々見られるが、あれはAI限定の動作なので人操作ではできない。
むしろ霊力がすぐに尽きてしまう上に、ヒットしたとしても相手はすぐダウンするのであまりダメージを伸ばせない。
他にもこの七夜に積まれているAIは六兎の後に空中投げや閃鞘・七夜をガードさせたあと即投げたりするがこれもAIにしかできない等、
AI専用の動作が非常に多い。
それでもガードが甘かったり隙の大きい技を連発したり、上記の技性能も相まってAIを高レベルにしなければかなり弱かったりする。
まあAI独自の不思議な動作も相まって勝つこともままあるのだが。
レベルを上げれば常時ゲージMAXだったりとそれはそれで強すぎるのだが。
また、このキャラを人操作で使っていると気づくと思うが、一部のGGキャラや東方キャラ等には、
エリアルを入れる前に相手が復帰したり無敵になったりするため殆どコンボができない。
これは各技のHitdefにFall.RecoverTimeが設定されておらず、相手が即座に復帰できてしまうためである。
改善するには各技にFall.RecoverTimeを設定すればいい(⑨氏の七夜を参考にするといいだろう)。
こうすることで問題なくエリアルを入れることができる。
また、如月竜人氏によるバグ修正・強化改変版も存在する。
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Sennou-Room氏製作 アレンジ版 |
ルージュノワール氏の「遠野志貴」を元に改変したため、原作と異なる部分が多い。
一部技の発生が速く先制しやすいなどの長所がある反面、切り返しが難しくなっている。
7~12Pは必殺技などが変化した裏七夜モード。
AIは12段階で搭載されており、12だと永久を使うので注意。
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Kn氏製作 MOW七夜 |
名前のとおり、 餓狼MOW風にアレンジされた七夜。
メルブラ等のコンボゲーキャラには珍しい「重い」アレンジであり、七夜・MOW双方の再現度も非常に高い。
新MUGENとWinMUGENの両方に対応している。
ビートエッジ、シールド、開放、二段ジャンプ、空中ダッシュといったメルブラのシステムは基本的に全廃されており、
操作方式も基本的に4ボタン(弱P、弱K、強P、強K)制、パワーゲージも二本になり、
避け攻撃やブレーキング、 ジャストディフェンスやT.O.P.アタックなどMOWのシステムが搭載されている。
必殺技の技構成などは基本的に『MBAA』のフルムーンスタイルに準じているが、「閃鞘・一風」が無く「閃走・一鹿」が搭載されていたり、
オリジナル 乱舞技の潜在版「閃鞘・一里四辻」が搭載されているなど、アレンジされている。
そして当然 悪いね☆は完備されている。 悪いね☆
特殊技だった原作と違って空中逆 波動コマンドの必殺技扱いになっており、
コマンド入力の手間は増えたが、原作と違いバックジャンプやジャンプの頂点以外からも出せる。悪いね☆。
見栄えはともかく性能的には使いにくくロマン技であった「閃鞘・迷獄沙門」と「極死・七夜」は大幅に改修されている。
「閃鞘・迷獄沙門」はJD成功時のみ出せ、1ゲージ消費の 超必殺技版と、2ゲージ消費の潜在能力版を使い分けて出せるようになっている。
性能的には、1F発生の投げ技といった仕様。失敗時はいつも通り隙を晒すが成功時には、暗転演出と共に敵を切り捨てる。
「極死・七夜」は2ゲージ消費でいつでも出せる普通の超必(潜在能力)になっている。こちらもナイフ部分は1F発生だが、無敵はない仕様。
しっかりガード可なのでご利用は計画的に。
7Pカラー以降は裏モードとなり、こちらは通常と比べ技構成が足技メインになり、 悪いね☆はコマンドが原作通りになり、四辻は一鹿に。
超必ではEX一鹿といった具合に、足癖が悪くなっている(強さが大きく変わるわけではない)。
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性能についてのちょっとした余談 |
表、裏モードと技構成以外に、実は表モードには六兎に無敵が無く、ゲージ技以上にしか無敵が無い仕様。
裏モードには六兎に無敵がつき、超必一鹿も出掛かり無敵があったりと、表モードとはまた違った戦術を展開できるものとなっている。
でも動画的には表モードの方が見栄えがいいとは言わない約束だ
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ボイスがPS2版『AA』のものであるため、そのままだと音質がかなり悪い。
そのため某所に音質改善パッチが配布されている(場所は上記動画参照)。
またAC版の音質改善パッチもあるので、気分で取り替えるといい。
なお、デフォルトの状態では 大ポトレがパンダ、ディスプレイネームが「oniichan」になっているが、リーズが「百合ーズバイフェ」だったり、
マルコ・ロドリゲスのポトレが別人だったりする氏の製作キャラにとってはいつものことである。
正直気にしたら負けだと思うが、どうしても気になるなら自分で差し替えよう。 実はSFF内にまともなポトレも入ってたりするが
ちぃたま氏によってWinmugen用のレベル設定可能なAIが公開され、多くの動画で活躍している。
裏モードにも対応しており、選択したカラーによって行動が変化する。
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この動き、このゲージ溜めを
「ワルキャン」
とでも名付けるか… |
更新によりワワワワ…と、悪いね☆を高速で繰り返す ドゥエとヘルキャンを組み合わせた全く新しいゲージ溜めが可能となった。…なんでだ。
ちぃたま氏のAIもこれに対応しており、8・9・11Pカラーを選択すると使用してくる。
11Pカラーのみ「ワルキャン上位版」と名付けられた「バクステからも悪いね☆が出せる事を利用した超高速ワルキャン」を行うのだが、
その動きはもはや挙動不審というレベルではなく、ドゥエともヘルキャンとも 違う何かと化している。
ゲージ溜め以外にも使うため、実に 変態的。ゲージ溜め以外にもやる辺りが 正に変態。
更に最新のAIでは12Pカラー時に上記のワルキャン上位版がより 洗練された無駄な動きをする様になるため、隙が少なくなる。
…というかJDを可能な限り 100%狙うようになるため、前述のゲージ溜めと合わさりヤヴァいことになる。
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そんな彼の活躍は?(大会ネタバレ) |
密告中!サバイバル SecondRunではランセレで決まったチーム名「暁の空混沌の夜」の1人として参加。
大将格で構成されたチームの中で、大将として活躍していた。
成長のタイムでは特に恵まれなかったが、出番の回数が 彼並に多く、
後半では 「七夜倒したら優勝でよくね?」と思ってしまうほどのステータスになった。
その問題無き強さに、下の戦闘では能力補正があるといえど、何と 1人で4タテを果たしてしまった。
来る敵来る敵を超必でバッタバッタと切り捨てる彼を見て、視聴者達は 「やだ・・・かっこいい・・・」と言わざるを得なかった。
そんなことをしでかした七夜は、のちにまた4タテを決め、宿敵である 彼を倒し優勝した。
3タテ4タテを繰り返しワクチンを使いまくる彼は、最もこの大会のルールを理解していたのではないかと思われる。 七夜いなかったら普通の大会じゃ(ry
そしてもう1つ注目すべきは、超必殺が決まった時の 職人コメント。
あまりの出来の良さに、視聴者達も釘付けである。
ちなみにこの大会で七夜は潜在を含め、全ての超必を使いフィニッシュを決めている。
むしろ、通常技でフィニッシュの方が少なかった。そりゃ職人も働きたくなるわ
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ズズズ氏製作 イクリプス七夜 |
ボスモードで出てくるキャラ(ワラキアの夜など)のように一部のキャラにしか存在せず、
本来は七夜には無い「イクリプススタイル」を想定してアレンジされた七夜。
そのため通常技の数が多かったり、地味に10割コンボがあったりとアッパー気味。でもイクリプススタイルだからしょうがないね!
全体的にクレセント・ハーフ・フルの通常技、特殊技、必殺技が混ざった感じでアレンジされている。
また、 エンハンスシステムが搭載されており、エンハンスするごとに使用できる超必が増え性能が上がる。
ほかにも ガードキャンセルや『MBAA』のフルムーンが使えるシステムであるIH、即死なども搭載されており、
さまざまな選択により戦闘を楽しむことができるキャラに仕上がっている。
ちなみに 悪いね☆はやっぱり搭載。そこは外せないポイントなのか!
漆黒氏によって 何を血迷ったのかこれを使った 変態的な動きをするパッチが作られた。
ワワワワワワワルイネ☆
その後の更新によってこのパッチがキャラ本体に搭載され、 仕様になってしまった。
CNSに手を加えればオフにもできるので一応は安心?
AIはSance氏作のものが存在。
また、way-oh氏によってカラーパッチが公開されており、これをあてるとカラーが12種類に増える。
ただ、氏によると「アーケード版のカラーはよくわからない」とのことで、デフォルト以外は全てオリジナルカラーである。
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Ina氏製作 KOFアレンジ |
「KOFアレンジもどき仕様」とのこと。
現時点での完成度は30%。
パンチとキックが弱強の2段階ずつ存在し、緊急回避や吹っ飛ばし攻撃、ゲージ溜めなどKOFらしいシステムが搭載されている。
AIの搭載予定は無いらしい。外部AIやカラーパッチの製作が推奨されている。
ヴァルス氏によってコンボムービーがうpされている。非常に見栄えが良く、かっこいい。
shao氏による外部AIが公開されている他、小物ロダでも作者不明のAIが公開されている。
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Kohaku氏製作 Nanaya_K |
mugen1.0専用。
白レン、琥珀さんに続くKohaku氏製作のメルブラキャラ第三段(実はそれ以前にも氏が製作した十六夜咲夜の ストライカーとして登場していたが)。
白レンらと同じく「Pots氏風」のアレンジが施されており、二段ジャンプや空中ダッシュ、シールド、アークドライブなど、
メルブラ特有のシステムは撤廃され、ブロッキングなどが追加された6ボタン形式のキャラになっている。
3ゲージ技となった「極死・七夜」発動時に表示されるカットインには、
漫画版『月姫』(作:佐々木少年氏)の二巻でネロ・カオスと対決したシーンのイラストが使用されており、
動画で決めようものなら「やだ・・・かっこいい・・・」コメが吹き荒れること間違いなしのかっこ良さ。
…でもその絵、遠野の方だろ?というツッコミは無しの方向でお願いします。まぁ元を辿れば同一人物とも言えるのだが
残念ながらAIは未搭載。
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シオン好きの名無し氏製作 北斗の拳アレンジ |
月姫Rプレイ中の合間に製作されたらしい、今までいそうでいなかった北斗アレンジの七夜。
nameless氏の北斗キャラがベースとなっているためシステムの再現度は高い。
7P以降で様々な強化が得られるアレンジモードとなり、黒カラー・金カラーも搭載されている。
ただし 無想転生は実装されていない。
AIは未搭載。
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凶悪改変系
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humi氏製作 通り魔七夜 |
オワタ志貴。
頑張れば強でも倒せるという触れ込みの凶悪キャラである。
動きの速さは七夜改変のキャラの中でもずば抜けて速く、目にもとまらぬ速さで相手の周りをうろつく。
フライングしてくるので相手キャラを空中に立たせたりする。
どこかで見たことがあるような…。
この大会で一躍有名になったと思われる。
10p11p12pカラーでは性能が変わりオワタ式ではなくなる。
またhumi氏本人によりeasy版が作られたりkira氏により改変されたEXも出ている。
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humi氏製作 野生七夜 |
Kn氏製作の「MOW七夜」の改変キャラ。
主に12pカラーで狂~準神クラスの大会に参加することが多い。
このキャラの「極死」は神下位クラスのキャラであっても場合によっては倒せるほどの強さがあり、
「極死」が効く相手なら勝てるが、効かなければジリ貧になる場合が多い。
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humi氏製作 闇人・七夜 |
自動的にライフが減っていくが、ライフを自動減少以外で削りきってしまうと、
全回復して新しい七夜が現れるというなんともトリッキーなキャラクター。
しかしヘルパー制御のため、ヘルパー占有されると自爆するしかなくなる上、攻撃手段に乏しいので、そこまで強くない。
現在は公開されていない。
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SAMSARA氏製作 ゴッド七夜(おろやん) |
こちらもKn氏製作の「MOW七夜」の改変キャラ。
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熄 癈人氏製作 七夜Collapse |
禍霊夢や CC蛟を製作した熄 癈人氏が製作した七夜。
熄 癈人氏ならではの凶悪な性能が搭載されている。
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Sance氏製作 STGs778(シューティング七夜) |
- Sance氏製作 STGs778(シューティング七夜)
Kn氏製作の「MOW七夜」の改変キャラにあたる。
小さい七夜がナイフを投げたり、極死したりするキャラ。
9/23現在では12pと1pカラーがあり、それぞれ上位神、準神クラスに相当する。
ランク的に考えると強さは七夜改変の中でも上位に位置するキャラになっている。
また、この七夜は専用対策が非常に豊富なため、ある意味殺傷力は七夜系の中で最強とされている。
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海外でも改変されている七夜が多数存在しているので是非探してみると良い。
ただし七夜という名前でもニュートラルポーズが
殺人貴のものになっている場合もあるので注意。
詳しくは
こちらを参照。
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動画での活躍 |
ストーリー動画への出演が非常に多く、特に主人公または準主人公役が多い。
ニコニコ動画のタグ「七夜主人公リンク」で検索を掛けると、一時期なんと53件も出てきた事もあった。
誰が言ったか知らんが人呼んで、「MUGEN界のハリウッドスター」。
あと七夜は苗字(七夜○○)より名前(○○七夜)で使われる割合が高い。
作者の自己投影対象として扱われているのか、界隈では「主夫スキル持ち」或いは「朴念仁神」だったりと、
一種の「MUGEN七夜」的な人格が誕生しているが、
不幸体質(主に女難)だったり、本当に主人公なのかと疑いたくなるような外道として描かれている動画も存在する
(七夜に限った話じゃないが)。
そのためかキャラがインフレしている今のMUGENにおいて最も安定した出演率を出しているキャラの内の一人だろう。
出演率に比例して改名率が高いのもMUGEN七夜の魅力である(伏線、覚醒、ネタなどに繋がるため)。
そういった傾向から、時を経るにつれて彼がストーリーで出演するもしくは主人公、準主人公という事で敬遠されたり、
「いいぞ、もっとやれ」などと歓迎されたりと、意見が分かれる事もあり、
その辺はうp主の魅せ方次第でどの様なキャラ像が生まれるか期待が寄せられている。
また、どの七夜もネタ的にも強いため、名勝負または名場面を生み出すことも多いといった点も、起用される理由の一つではないかと思われる。
しかし、大会系の動画では、原作再現の七夜は意外と出番が少ない。
よく見かけるのは、弾幕七夜や良く似た別人の 殺人貴とそのアレンジ系、最近では「悪いね☆」やAD・LAを多用するMOW七夜など、アレンジキャラの方。
力が・・・勝手に・・・トーナメントの影響か、超必を決めると 「やだ・・・かっこいい・・・」とコメントが流れるお約束が出来ている。
ぶっぱなして外した挙句そのまま負ける光景も見られ、その際は 「やだ・・・かっこわるい・・・」でコメントが埋め尽くされる。
ちなみに勝ちポーズからそのまま勝利画面にシフトするとおしゃべりな彼の事もあり 「やだ・・・長い・・・」と派生もある。
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あーあ、どうしてこうなった
(大会ネタバレ注意) |
真お神杯凶下位~上位タッグバトルにおいてIQS氏製作版が改変キャラである 復讐貴と共に 「あーあ、出会っちまったか」として出場。
大会開幕から間もない4戦目にて、改変キャラの1人 グラップラーSHIKI(相方は 通称3500円)のタッグ 「どうしてこうなった」と対戦するハメに。
あまりにも狙いすぎた ランセレの采配ぶりか視聴者からは タッグ名が会話しているとか、
両タッグをもじって 「あーあ、どうしてこうなった」等と評された。
しかも試合に負けたばかりか5戦目で早すぎる 連コまでやらかすが、9:39~9:42辺りでは、交互に空中で相手を拾い合うという、
見事なコンビネーションを魅せるなど正に初回から神回な展開となった。
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あーあ、出会っちまったか |
余談だが、イントロで彼が発する「あーあ、出会っちまったか」という台詞は、原作では志貴との因縁の対決で用いられているのだが、
ニコニコMUGENでは専ら混ぜるな危険な者同士が混ざった(出会った)動画にコメントやタグが書き込まれる
(本家『メルブラ』シリーズよりもMUGENの動画でこのタグが多く使われている)。
台詞自体はこれが最初ではなく、『陸奥圓明流外伝 修羅の刻』で酷似した言い回しが既に出てきている(こちらは「あ~あ、出会っちまった」)。
元々 ニコニコMUGEN独自の文化だったのだが、
現在ではpixiv等においても非MUGEN関連で用いられる事が多く、事実上外部に広まり一般化したネタと言える。
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出場大会
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一覧 |
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七夜志貴 |
【七夜志貴】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
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弾幕七夜 |
【弾幕七夜】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
削除済み
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MOW七夜 |
【MOW七夜】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
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野生七夜 |
【野生七夜】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
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通り魔七夜 |
【通り魔七夜】
更新停止中
凍結
削除済み
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出演ストーリー
プレイヤー操作
*1
混血同士の争いの際の「使い捨て」でしかなかった“超能力者”を生存させるために七夜の一族が生み出した体術であり、暗殺術。
人体を限界まで酷使する技術で、普段は人並みの筋力しかない遠野志貴でも、この体術を使うと一足で10メートルを移動するといった超人的な動きが可能。
その特殊性から七夜の一族以外には四足獣にしか継承不能らしい。
ただしいくら人体を限界まで酷使しようと「人間」としての範疇は超えていないため、
混血のような人外の異能力を持つものに正面から敵う力は無く、
壁や天井を使ったり、奇妙かつ急激な緩急を付けたり、逆さまになって飛んでいくなどの
珍プレー虚を付く動作で、相手に気付かれず、
気付かれても相手が対応する前に仕留めるのが基本の暗殺術。
肉体を強化するような力は一切無いため、暗殺に失敗して反撃を受ければ簡単に殺される。
『MB』では
格ゲー補正の恩恵でお構いなしだが、その性質上、死んでも死なないような完全な人外とは相性が悪い。
そんな輩でも殺せるようになる能力が「直死の魔眼」である。
*2
「弔毘八仙」=大体「神」という意味。
つまり
「無情に徹した俺の前には、神でさえ跪くだろう」という意味。
意訳するなら
「神様だって殺してみせる」と言った所か。
お勧めコンボ
⑨氏製作の七夜志貴の場合
(2A→2B→)2C→C→jC→JB→JC→jC→JB→JC→空投げ |
基本コンボ。遠野志貴と共通。ガードされてればCを5Aで空振りキャンセル。 |
JC→JB→2B→5C→2C→5B→EX六兎→2A→5B→jc→JB→JC→hjc→JB→JC→DJA→空投げ |
所謂六兎コンを絡めたコンボ。高火力なので機会があれば積極的に。 |
Kn氏製作のMOW七夜の場合
八穿 or 空強P or 空強K→近強K→強六兎ブレーキング→極死・七夜(or 強四辻 or 一里四辻 or 強四辻弱四辻〆→一里四辻) |
六兎ブレーキングからのコンボ。ダメージは潜在一里>極死だが()内は画面端限定。四辻→一里四辻は四辻を高めで当てる。 |
八穿(or 空強P or 空強K)→近強K→フェイント→(近強K→フェイント→)屈弱K→弱四辻 or 一里四辻 |
密着近強Kからのフェイントキャンセルを絡めたコンボ。()内は画面端限定、八穿始動は端以外では発動時に中距離であるように。 |
屈強K→必殺技 |
コンボではなく小ネタ。屈強Kは発生前のみ必殺技キャンセル可能(フェイント不可)で、前進技である屈強Kにより短距離だが素早く距離を詰められる。水月系にはフェイントの選択肢が減るので不向き。 |
最終更新:2023年03月22日 10:08