「とるにたらぬ人間どもよ!支配してやるぞッ!!」
「我が「知」と「力」の元にひれ伏すがいいぞッ!」
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担当声優 |
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若本規夫
- CDカセットブック版
-
塩沢兼人
- SFC版TVCM
-
田中信夫
- OVA版
-
千葉一伸
- カプコン版
-
野島健児
- 『ファントムブラッド(2007年映画版)』、PS2『ファントムブラッド』(共に少年期)
-
緑川光
- 『ファントムブラッド(2007年映画版)』、PS2『ファントムブラッド』(共に青年期)
-
子安武人
- TVアニメ版(2012年)以降(第一部・第三部の双方)、『オールスターバトル』『アイズオブヘブン』『ジャンプフォース』
固定された声のイメージを得る機会(テレビアニメなど)を持たなかったジョジョキャラの例にもれず、
DIOもメディアミックスの度に声優がコロコロ変わっている。ボイスを差し替えると、こんな感じになる。
グリリバ緑川氏
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クソゲーとして名高いコブラチーム製作のSFC版
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田中氏は『TVチャンピオン』のナレーションを担当した
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ニコニコでは言わずと知れた若本氏
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『EOH』ではディオ、DIO、ディエゴ、平行ディエゴ、天DIOと一人5役を演じている。 正にジョジョジョージョ・ジョージョジョテラ子安 |
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またVOMICでのディエゴは『タツノコ VS. CAPCOM』のゲームアナウンス及びイッパツマンの声を担当した加藤将之氏が演じたのだが、
TVアニメでは1部終盤でディオに殺されるスティクス神父を氏が演じる事に。 きゃぁ、じぶんごろし!
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『
ジョジョの奇妙な冒険(原作漫画)』第1部、第3部の
ラスボス。
本名、
ディオ・ブランドー(Dio Brando)。イギリス出身。
月日は不明だが1867~1868年の生まれ
*1。第3部開始年時で恐らく121~122歳。
吸血鬼の肉体と、形ある超能力──
スタンド「ザ・ワールド」を持ち、
原作第3部で
空条承太郎達ジョースター一行と死闘を繰り広げた。
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ストーリー・キャラ設定(原作ネタバレ) |
ストーリー
第1部
二人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めたとさ。
一人は泥を見た。一人は星を見た。
貧しい平民だったが、ジョージ・ジョースター(主人公 ジョナサン・ジョースターの父)が亡父ダリオ・ブランドーに助けられた(と勘違いした)縁から、
12歳の頃ジョースター家の養子に。
その時既にほぼ悪としての人格は完成されており、ジョースター家を乗っ取る為ジョナサンを悪辣な知略で堕落させようとするも失敗。
方針を変え、相続可能年齢になるまでは心を入れ替えたフリをしジョナサンの親友として振る舞うようになる。
そして病死に見せかける東洋の毒薬によってジョースター卿殺害を試みるも、
ディオが全く同じ方法で実父ダリオを殺害していた事を知ったジョナサンによって証拠を掴まれ絶体絶命となる。
しかし、ジョナサンが研究していた 石仮面が人を人以上の存在=吸血鬼に変える道具であると知るや、
これまでの計画、そして人間である事を放棄。今度は世界征服を企む。
「おれは人間をやめるぞ!ジョジョーッ!!」
その後、 波紋法を習得したジョナサンに敗れるが、ジョナサンの新婚旅行に首だけとなって再度襲来。
空裂眼刺驚により致命傷を負わせるも最後は相打ちとなり、ジョナサンの胸に抱かれたディオは、炎上し沈みゆく客船と共にこの世からその姿を消した。
第3部
時は流れて100年後。──DIOは死んではいなかった!
ジョナサンの肉体を奪い取り、長き眠りから目覚めたDIOはスタンド能力を手に入れ、再び活動を始めたのだ。
そしてジョースターの血統である空条承太郎達が自分の存在を知覚し、倒しに来る事を予想したDIOは、
数十名のスタンド使いを刺客として差し向けるのだった……。
ジョジョ全体への関与
実際に登場する第1・3部以外でもDIOは常にジョジョのストーリーに影響を与えている。
第2部はかつてディオの見せた吸血鬼の力に魅了された男の行動が物語の発端であり、
ジョセフ・ジョースターの父の死にもDIOが関係していた。
またはっきりと「死亡」したとされた第3部終結後でも、第4部ではDIOに 肉の芽を植えられた男(と その息子)や、
かつてDIOにスタンド能力を与えた「矢」の存在が話の中枢に関わる。
更に第5部の主人公は DIOの息子で、第6部では DIOの遺志を継いだ人物がラスボス。
そして別世界を舞台にした第7部の最終決戦は、実時間にして24年を経てのジョナサンとディオの再戦であった。
その存在はストーリー全体に連なる「諸悪の根源」であり、
『ジョジョの奇妙な冒険』という物語は、DIOとジョースター一族との奇妙な因縁と戦いの歴史であると言えよう。
キャラ設定
第1部終盤で首から下を失っており、第3部ではジョナサンの肉体を乗っ取っている為、
首を一周する大きな疵痕があり、首筋にはジョースター家の人間特有の星形のアザがある。
他の外見的特徴として、第1部でちょっとだけ描写されそれっきりとなった設定だが、
左耳に三つ並んだ黒子がある事になっていた(TVアニメではほぼ終始描写されている)。
毒薬を売っていた東洋人・ワンチェンによると、同じ黒子を持つ人物を他にもう一人見た事があり、
その人物は非常に数奇な人生を送り183歳まで生きたのだと言う。
第3部が1989年という事になっているので、前述の通りその時点での年齢は121~122歳ほど。
と言ってもそのうちの100年間(サルベージが4年前なので正確には96年)は海底に沈んでいた。
吸血鬼の身体能力(ロードローラーを軽々と持ち上げるパワーなど)と数々の特殊能力に加え、最強クラスのスタンド能力を持つが、
日光(紫外線)を浴びると肉体が簡単に崩壊を起こし消滅してしまうという弱点がある。
全編通して怜悧狡猾にして傲岸不遜な人物だが、同時に人の心を掴む術に長けており、カリスマとして部下を集めたり、別人レベルで善人を装うこともできる。
第1部での設定
性格は傲慢不遜な野心家。
貧民育ちながらジョースター家に来た時点でテーブルマナーなどは完璧。
少年期、怒りっぽい性格ではあったがそれを欠点と認め「よりもっと自分の心を冷静にコントロールするように成長しなくては……」
と自ら心がけるなど、幼くして非常に怜悧狡猾であった。
だが実父ダリオの話題となると、ダリオへの憎悪と軽蔑から感情的になってしまう。
逆に母に対しては、世間的な標準かそれ以上に慕っていたのではないかと思える描写がある。
第1部でのディオがダリオ殺害を決意した場面があるが、その直接のきっかけは、
ダリオが酒代のため母の形見のドレスを金に替えて来いとディオに命じた事であり、
更にその母の死が父のかけた苦労の為だった事も憎悪の理由の一つのようだ。
人格については、そういった過去や貧しかった環境のせいではない「生まれついての悪」と、
元ゴロツキのスピードワゴンに評されている。
吸血鬼化してからも表面は紳士的に振舞っていたが、本心では他人への礼節や敬意など全く持っておらず、
屈辱を味わったり、追い詰められたりすれば邪悪な本性を露わにする。
一方で知力や身体能力に関しては素晴らしい物を持っており、ジョナサンと共に名門大学のラグビー部で活躍、
学業面ではジョナサンを凌いで主席となっており、特に法律関係の成績に優れていたようだ。
しかし、ジョナサンに敗れ首から下を失うまで追い詰められた事で、初めて他人への尊敬の念というものを持った。
それ以前からジョナサンに対しては、
- 人間をやめる際にその場にいた面子で最も屈強なジョナサンを選ぶ
- 決戦時には邪魔が入らないようにする
- 殺さずに手下にしようとする
など、友情や尊敬ではないにせよ何らかの思い入れを抱いている節がある。
第3部での設定
この第3部より「ディオ・ブランドー」から「DIO」と名前の表記が変わっており、以降はこれで統一されている。
当初の「ディオ」は、元 RAINBOW ~ BLACK SABBATHのヴォーカリスト、故ロニー・ジェイムズ・ディオ(『ジャンプノベル』1993年4月1日号より)、
「DIO」はそのロニーが結成したバンド「DIO」が由来との事
(『集英社ジャンプリミックス スターダストクルセイダーズvol.9 亜空の瘴気ヴァニラ・アイス編』より)。
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余談。元ネタの人について |
様式美系ハードロック/ヘヴィメタルの創設者とも言えるRAINBOWの初代ヴォーカリスト。
この手の音楽の黎明期から第一線で活躍しているのにもかかわらず、
その圧倒的な声量と歌唱力はなんと齢60を越えてからもほぼ衰える事を知らず、ジョジョ好きのロックファンからは、
「こっちのディオ様も石仮面を被ったはずだ」とまで言われていた。
…が、2010年、ガンのため惜しまれつつ逝去。生涯現役を貫いた偉大なヴォーカリストであった。
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画集「JoJo6251」でも第1部のキャラとしての紹介では「ディオ・ブランドー/DIO BRANDO」とし、
第3部での紹介では「ディオ/DIO」と名前だけの紹介になっている。
小説『OVER HEAVEN』では「ディオ・ブランドー」ではなく「DIO」となった由縁にも少なからず触れている。
第5部での設定
本人は登場しないが、第5部の主人公である ジョルノ・ジョバァーナという息子の存在が判明。
遺伝子的な事だけを言えばジョルノはジョナサンの子供である為、星型のアザを持っている。
なお、ジョルノおよび後述する他の息子らを見る限り吸血鬼は遺伝しないらしい。
あくまで石仮面により脳に元々秘められていた力が引き出されただけという設定な為、遺伝子的には人間と変わりないのだろう。
ただし、ジョルノは元々ジョナサンと同じく黒髪だったが、本人曰く「最近エジプトで死んだ父親の遺伝」で急に金髪になったらしく、
何らかの影響は及ぼしていたようだ。
ちなみに息子へはノータッチだったようだが、容姿はともかくエジプトで死んだことまで知られていた理由については不明。
上院議員の襲撃及び無差別テロの罪状ででも報道されていたのだろうか
余談だが、伊語では「Dio」は「神」の意である。
更に「ディオ」というスクーターの後継機に「ジョルノ」というスクーターがあったり3部作中でもスクーターに関するセリフが出てくる。
第6部での設定
プッチ神父の回想の中に登場する他、入手経路は不明だがDIOの遺骨をプッチが所持している。 それってジョナサンの背骨じゃ…
時期的には第3部の4年の活動期間内であるが、生まれて初めて他人に友情というものを感じるようになり親交を楽しんでいる姿が描かれている。
…が、実はこれもプッチを手懐けるための演技であり、本当は好きでも何でもなく「DIOはプッチを利用していただけだった」という事を、
作者・荒木飛呂彦氏が講演会にて答えている(ただし、 恋愛的な意味で「好き」だったのかという質問への回答)。
「どんな物にも適材適所があり優劣は無い」という考えを持つ人物として描写されていて、
親友のプッチに「今まで見て来たスタンドの中で一番弱かったものは?」と訊かれた際には、
「どんな者だろうと人にはそれぞれその個性にあった適材適所がある
王には王の…料理人には料理人の……それが生きるという事だ
スタンドも同様「強い」「弱い」の概念はない」
と、答えている。
但し、「王者は自分」「「世界」の時を止める能力こそ王の能力」とは思っているようだ。
また、第5部に登場したジョルノ以外にも数人の息子がいる事もこの第6部で明らかになった。
DIOが何故人間との間に子孫を残したのか、そもそも意図的に生ませたのか、物語に登場したので全員なのか等、このDIOの息子達については不明な点が多い。
なんにせよ、息子達全員悲惨な幼少期を送っており、ギャングの男との出会いで良い青年に成長したジョルノ以外は皆捻くれている。
第7部での設定
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本名ディエゴ・ブランドー。完全な同一人物ではないので見たい人だけ |
第1~6部のパラレルワールドとされている第7部では、ディエゴ・ブランドー(通称「Dio」。Dの後が小文字なのに注意)
という人物が登場しており、主人公と敵対している。荒木先生曰く「 石仮面がない世界でのディオ」。
最初は乗馬技術に優れた成り上がる事に貪欲なただの人間だったが、主人公のジャイロとジョニィの戦闘に巻き込まれた際に
自身や他者を 恐竜に変化させる「スケアリー・モンスターズ」というスタンド能力に目覚めた(正確には、他者の能力を受け継いだ)。
なお、こちらのDioは母の献身的な愛を受けて育った為、第1部の頃よりもはっきりと母への思いが強い人間として描かれている。
そうした環境の違いがあっても身の内に隠しきれない程の社会への憎悪と野心を秘め、他者を蹴落としても全てを手に入れようと行動する等
第1部でスピードワゴンが評した「生まれついての悪」という性質は変わっていないようだ。
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更に…(かなりのネタバレ、閲覧注意) |
主人公であるジョニィやジャイロより一足先に、ラスボスと目されたヴァレンタイン大統領と決戦。
能力を見破り見事に追い詰めるのだが、最後は反撃を喰らって殺されてしまう。
そのまま退場したかに見えたのだが、ジョニィが多大な犠牲を払って大統領を倒した直後、
彼本来のザ・ワールドを発現させた平行世界のDioが登場。スタンドのデザインも時間停止能力も3部のそれと共通である。
但し荒木氏の画風の変化により、筋骨隆々だった第3部と比べて体格がスマートに。また表情が妙にエロい。
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その他外伝での設定
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小説『OVER HEAVEN』について ※ネタバレ注意 |
第6部で存在が語られた、承太郎が焼却処分したDIOの「天国に行くための方法」が記された手記を、
承太郎の昏睡時にスピードワゴン財団が復元したという体裁で執筆された、公式外伝作品。
筆者はジャンプ誌で『 めだかボックス』の原作も務めた西尾維新氏。
DIOについて広く浸透している「傲岸不遜な悪の帝王」というイメージよりも、
比較的理知的で人間臭い彼の一面にスポットを当てているのが特徴的。
突飛な設定改変などは行われず、「天国」に関する考察、第1部の出来事の追憶、現在(第3部)の状況などが交互に記されている。
かといってただ原作をなぞるだけに留まらず、父母に抱いていた複雑な感情や、天国に行くための「14の言葉」(螺旋階段、 カブトムシなど)の由来、
何故「36名の罪人の魂」が必要だったのか等について、原作描写を取り入れつつ独自の意味付けが為されている。
特に終盤では、ジョジョファンの間でも以前から指摘され続けていた、
とあるシーンの重大な矛盾点について仮説が与えられており、その説得力も高い。
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小説『JORGE JORSTAR』について ※ネタバレ注意 |
第2部でホンの数コマしか出番をもらえなかった、悲劇の存在ジョージ2世が主役の物語……
と見せかけた、別名 スーパー荒木大戦。
筆者は本作品執筆後に、ウルトラジャンプ誌で『バイオーグ×トリニティ』の原作を務めた舞城王太郎氏。
第1部と第2部の間を繋ぐ話であるため、彼の話題も当然存在し、エリナの回想シーンにおいて大幅に出番をもらっている。
どうにかジョナサンの肉体を奪ったディオはエリナ(と赤ん坊のリサリサ)の乗る棺桶に姿を現し、
お互いに生き残るための「奇妙な戦い」を繰り広げる事になったらしい。
妊婦に対しあれこれ殺さない程度の暴行を行うディオは最高にゲスい
また、本作ではザ・ワールドはこの夜に身に付けたような描写がされており、本編とは少し矛盾している。
勿論『ジョジョ』という作品のある意味での中心軸でもある彼がその程度の出番で終わる訳もなく……
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※終盤ネタバレ注意、読了後推奨 |
ぶっちゃけて言えば、原作以上に大幅強化された上で本作の最終ボスを努める。具体的には……
- 平行世界のカーズを喰らったおかげで究極生命体に進化。オリジナルカーズと互角以上に戦える
- そのおかげでザ・ワールドは、一時間以上も時を止められる「ザ・ワールド・アルティメット」に強化
- 第3部冒頭で使用したハーミット・パープル状のスタンド(公式ではジョナサンのスタンドであると明言)に、
「ザ・パッション(受難)」という名称と本来のヴィジョン(茨の冠の姿)が設定された。 その能力はジョースターの血統に関する事であれば近況から未来までかなりの期間分を予知できるというもので、 この能力ととあるとんでもない方法を用いて、カイロで承太郎と戦い死ぬ運命を回避している
- ファニー・ヴァレンタインとその子孫を部下にしており、無数の彼らによる「D4C」を戦術として使う
- キラー・クイーン、キング・クリムゾン、ゴールドエクスペリエンス・レクイエムを瞬殺
- 「ビヨンド」と呼ばれる超常的な存在の加護(身も蓋もない言い方をするならば主人公補正。
また、スタンドではないので「スタンドは一人一体」の原則からは矛盾しない)を主人公であるジョージ2世共々受けて、 やる事成す事全て思い通りに事を運んでいく
- 「聖人の遺体」の元になった「アメリカの繁栄の象徴である聖人」その人である
……と、最早やりすぎなくらい凶悪な強さになってしまっている。おまけに本作の事件の全ての黒幕である。
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その末路 |
最終的には敗北し、それでも第1部同様に首だけで生き延び、用意していた「聖人の遺体」で復活しようと目論むが、
それを待ってたとばかりにエリナ・ジョースターに一足早くジョナサンの首を繋げられてしまった。
その結果?前述通り「聖人の遺体」=DIOの首から下なのでジョナサンが完全復活しましたが何か問題でも。
ちなみに当のDIOはというと、近くに転がっていたディエゴの首無し死体にちゃっかり寄生して復活してしまった。
ただ、これ以上ジョースター家に関わる気はもう無いようである。
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スタンド 「世界(ザ・ワールド)」 |
スタンド
「マヌケが…知るがいい…… 「ザ・ワールド」の真の能力は…まさに!「世界を支配する」能力だということを!」
破壊力 - A |
スピード - A |
射程距離 - C |
持続力 - A |
精密動作性 - B |
成長性 - B |
(画集『JOJO A-GO!GO!』の付録であるスタンド設定集「STANDS」より *2)
日本語表記の場合、鉤括弧月で「 世界」と書く。
この世界の時を数秒間(機械による正確な計測が不可能なので細かくは分からない)止める能力を持つ。
この能力に目覚めた最初期は一瞬しか止める事が出来なかったが、本人曰く「ジョナサンの体がなじんでくるにつれて」
徐々にその持続力は伸びており、半年後には5秒、そして最終決戦時ジョセフの血を吸ってからは9秒時を止めている。
(達成できたかは分からないが、DIO本人はいずれは1時間でも止められるようになるだろうと語っていた)。
「世界」と本体であるDIO本人は停止した時間の中を自由に行動できる。
他のあらゆる生物はその間に起こった事を認識できない。
唯一の例外は止まった時間の中に入門出来たもののみで、一度入門を果たしてしまいさえすれば、
その者が停止した時間内で行動出来る時間外で停止している間も止まった時の中での動きを知覚する事が出来る。
また時間停止能力を度外視しても基礎能力が高いスタンドである。
「近距離パワー型」のスタンドの多くが射程距離2m程度でしかない中「世界」のそれは10mに達しており、
パワーとスピードは承太郎の「スタープラチナ」と同等もしくはそれ以上で、
その突きや蹴りの威力は人間一人を殆ど水平の軌道で数10m吹き飛ばす。
但し少なくともパワーに関しては、DIOがジョセフの血を吸ったシーン以降の、
承太郎が頭に来ている状態のスタープラチナには劣ってしまうようだ *3。
+
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時止め論議に関して |
DIOとの最終決戦の中で、承太郎のスタープラチナも時間停止能力に目覚めたが、こちらの場合は第6部において、
「スタープラチナのスピードが光速を超える事により、結果として相対性理論によって時間が止まっているような現象を引き起こすため」
とその原理が説明された。
「スタンドによる時間停止の方法」が初めてはっきりと説明されたわけであるが、ではザ・ワールドの時間停止の理屈も同じなのかとなると、
この説明はあくまでスタープラチナについてだけ言及したものなので、なんとも断言できない。
これに関しファンの間ではしばしば議論になるが、考察しようにもその材料になる情報の量が十分でない為、決定的な説は無い
(作中でそれに言及されている場面でも登場人物の主観によるものばかりで、真実と言い切れるものが無い)。
そもそもスタープラチナは停止する時間が最大限成長しても5秒でザ・ワールドはその成長上限が無いので、
完全に同じ能力ではなくあくまでも同系統であり、ザ・ワールドの時止めの原理がどうなっているのかは作者のみが定義できる話である。
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「時間を操る能力」の代表格とも言える存在であり、その後に生まれた時間操作系能力に与えた影響は恐らく少なくない
(それ以前では『 ドラえもん』の藤子F氏が描いた『T・Pぼん』で戦闘に使用されているが、
超加速による相対的有利なので 仮面ライダーカブトの祖先に近い)。
『遊戯王デュエルモンスターズGX』ではモチーフを同じくするモンスター「アルカナフォースXXI-THE WORLD」が存在するが、
元ネタ以外にも使用者である斎王琢磨のCVが同じ子安武人氏、モンスター効果が「相手の時間を止める」と共通点も多い。
斎王の使用するアルカナフォース系モンスターはタロットの大アルカナがモデルであり、
『ジョジョ』との親和性が高いのも拍車をかけている。
+
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もう一つのスタンド 「隠者の紫(ハーミットパープル)」 |
DIOは 「スタンドを奪う」などの特殊な能力無しに二つのスタンドを併せ持つ唯一のスタンド使いである。
もう一つのスタンド、「隠者の紫」はジョセフの扱う物と同名・同型・同能力のスタンド。
第3部序盤で一度だけジョースターの血統を探るために使用した茨状のスタンドである。
初登場時点で、ジョセフはインスタントカメラを破壊しなければ念写ができなかったが、
DIOは破壊せずに写せるなどジョセフの物よりも強力であるかのような表現がなされていた。
第3部本編ではこれ以外の描写が一切無く、戦闘において(ザ・ワールドという強力なスタンドがあるので)用いなかっただけでなく、
念写にも使用した事は無い。
公式には、「首から下のジョナサン・ジョースターの持つスタンド」として設定されており、
前述の小説『OVER HEAVEN』ではDIO本人が「隠者を暗示するスタンド」として扱っている。
ファンからは前述のように後半戦で一切使用しなかった理由について、
「ジョナサンの肉体の掌握が進みジョナサンのスタンドが使えなくなったからでは?」とも推理されている。
また、「初期ではDIOは全てのスタンドを使用できる設定だったのでその名残」という推測も散見されるが、
公式での設定は前述の通り「ジョナサンのスタンドなので身体を乗っ取っているDIOにも使える」であり、憶測以上の根拠は無い。
この推測は グレーフライの「DIO様はスタンドをきわめるお方なのだ!」が曲解された物とも言われている。
なお、何故ジョナサン・ジョースターが孫の物と全く同じスタンドを持つのか、などについては説明されていない。
ダービー兄弟のように血縁関係にある者同士で似通ったスタンドが発言する例はあるようだが、
「名前も能力も同じスタンドが(血縁があるとはいえ)別人に宿る」ケースはこの「隠者の紫」だけであった。 *4
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ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険』でのDIO
このページのトップに描かれている服を着たDIOの他、所謂
ハイDIOと呼ばれる第三部終盤の服を脱いだDIO、
第三部初期~中期のDIOの姿を再現した
邪悪の化身ディオ!!の3種類のDIOが登場する。
このうち服を着たDIOはCPU専用キャラでプレイヤーは使う事はできない。
プレイヤー使用できるのは最高にハイなDIO、所謂ハイDIOなのである。
それでいてカットインなどは服有り版なので結構違和感があった。
なお、アーケードモードでは最初は服を着たDIO、1ラウンド取ると演出を挟んでハイDIOになる。
ただしPS版では容量の都合で服を着たDIOと戦う事は一切無く、
(一応デモ画面の絵では服を着ているものの)対戦時に登場するのは最初から常にハイDIOである。
発生、
判定の強い通常技、
タンデムアタックを絡めて6割持っていける火力、高い機動力、
無駄無駄によるゲージ回収、
使い勝手の良いonナイフなど攻撃面に関してはとても優秀だが、防御面はかなり欠点が多い。
具体的には、
- 回り込みが長く、相手の反応が多少遅れても簡単に投げられる。
- 起き上がりが遅く、起き攻めがかなり辛い。
- ガードキャンセル、投げがラバーソールを除く全キャラ反確。
- 食らい判定が大きい(屈んでても承太郎のジャブが当たる)
特に承太郎、
花京院などとの相性はかなり悪い。
ダイヤグラムでは中堅~やや上位に位置している。
また、スタンド持ちキャラのため技の種類が豊富で魅せコンに使える技も多く存在し、見てる分にも楽しいキャラである。
+
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技解説 |
+
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空裂眼刺驚 |
「我が肉体となって生きよ!ジョジョーー!!」
「スペースリパー・スティンギーアイズ」と読む。
眼から圧縮された体液を発射し敵を貫く技で、一回の発動で両目から同時に発射する為完璧に防ぐのは困難。
第1部で、ディオがジョナサンの波紋で体が散滅し館から落ちた時の、
最後の足掻きとして使用したのが1回目、この時点でガードを物ともせず貫いていた。
新婚旅行の客船で首から下を奪い取る為にジョナサンが動揺している際に放ったのが2回目。
これによりジョナサンの首を貫き致命傷を負わせたが(本来は即死させるつもりだった)、
ジョナサンの最期の抵抗によってディオは首を抱え込まれて身動きが取れなくなり、2人は船と共に沈んでいった……。
ディオが使っていた時にはまだ技名は無く、「DIOビーム」と仮に呼ばれていた。
また、技名が付いた後も、技名が呼びにくい(そもそも読めない)という理由から、
「 目からビーム」とか「 おぷぱっ」とか「 目玉焼き(サニーサイドアップ)」等と砕けて呼ぶ事も。
威力は原作だとせいぜい柱を切り取った程度(それでも十分強いが)だが、TVアニメでは建物の屋根を削り取ってなおも飛んでいき、
雲まで切り裂くというとんでもない描写になっており、本当に オプティックブラストみたいになっていた。
第2部で吸血鬼となったスト様ことストレイツォも使用。この時命名された。
「かつてディオがジョナサンを葬った技」として自信満々にジョセフに対して2度放ったが、
1回目はジョセフを貫いた…と思ったが実は鏡で、2回目は液体である事を利用されコップに流した波紋で反射されたりと、既に過去の技になっていた。
本編ではこのストレイツォによる使用が最後であり、実は第3部では一度も使われていない
(ドラマCD版では承太郎に対して放っているが、自ら「それで貴様を倒せるとは思わん、所詮100年前に使った出涸らしの技」と述べている)。
にも拘わらず格ゲー版のDIOがこれを使用可能なのはファンサービスの一種と言うべきか。
もしくはジョジョでは貴重な飛び道具なので、わざわざ部を跨いで採用されたのかもしれない。
気化冷凍法は採用されなかったが
+
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MUGENでの詳細 |
DIOのはガード不能、邪悪の化身ディオ!!のは基本的にガード可能で、
ボタンを押しっぱなしにする事で溜める事ができ、最大まで溜めると赤く変化しガード不可+威力が上がる。
悪咲3号氏製作の邪悪の化身ディオ!!アレンジモードでは超必殺技となっており、追加入力でゲージを消費し吸血による追撃を行う。
ニコ産AIのDIOはこの技から 時よ止まれッ!に繋ぐ事が多い。
だがMUGEN内においてはキャラごとに背の高さもまちまち、それなりに高いジョジョキャラでさえ、
しゃがむだけで当たらなくなる攻撃なため 普通に棒立ちしているだけでも当たらないキャラも結構いる。
勿論そんな事情をDIO様のAIが認知しているはずもなく、当たらない空裂眼刺驚を何度も発射するその御姿は哀愁漂う。
ちなみに元ゲーでは座高の高いDIOは 唯一しゃがんでても避けられない。自分の技なのに…。 *5
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チェックメイトだッ |
「そこで承太郎!
貴様が何秒動けようと関係のない処刑を思いついた……」
超必殺技の一つ。「くらえィッ!!」の台詞と同時にザ・ワールドが15本のナイフを構え、
地上なら前方、SON時の空中なら斜め下に、一斉に投げて攻撃する。SOFF時は地上専用技で、DIO本人が投げる。
名称の由来は恐らくDIOが承太郎との決戦の最中に放った台詞、
「きさまはチェスや将棋でいう詰み(チェックメイト)にはまったのだッ!」。
原作では時間停止中にスタープラチナの射程範囲外からこれを連発した。
本体モード時は発生が遅いがナイフの飛ぶスピードが速い。
スタンドモード時はその逆だが、攻撃範囲が広くなる上、空中でも使用可能になり、地上版の出始めに無敵時間が付く。
ダメージは見た目ほど高くないがヒットすればダウン確定。
この内空中版はローリスクな飛び込み技としてかなり役に立つ。またスタンドモード時の地上版はコンボの締めに使える。
時よ止まれッ!発動中は時間停止解除後に動く一種の 設置技になる。
これがヒットした場合には 時間停止中の特殊補正を回避できるため、停止時間終了間際にロードローラーだッなどで相手をよろけさせ、
吹き飛んだ相手にナイフの雨を浴びせるという戦術が中々に強力。 *6
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血の召喚 |
「なじむ 実に! なじむぞ」
未来への遺産・家庭用DC版で追加された 超必殺技の一つ。
「ザ・ワールド」が「トドメだ!」と体当たりをかましてヒットすると「WRYYYYYYY!」の奇声と共に、
画面全体に「ザ・ワールド」のカットイン→影DIOの「なじむぞッ!」と同じモーションで相手に吸血攻撃。
打撃投げなので、相手が空中にいてもヒットする。
しかし、演出が派手な割に威力はそれほどでもなく、なおかつ始めの体当たりのスピードが遅いため、適当に ぶっぱしても中々当たらない。
但し、出掛かりに無敵があるため切り返し手段としては重宝する。
原作では吸血によって肉体の傷を一瞬で治して、それどころか最高にハイ!な状態になっていたが、
ゲームでは相手の 体力や ゲージを 吸収する能力がある訳では無い。
因みに、通常は吸血攻撃時にDIOの腕のカットインが表示されるだけだが、
相手がジョジョキャラであれば、相手の負けカットインに腕を突き刺して吸血するという凝った演出がある。
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ゲーム『ジャンプアルティメットスターズ』でのDIO
2005年に発売された『
ジャンプスーパースターズ』と2006年に発売された『ジャンプアルティメットスターズ』(JUS)では、
バトルコマ及び
サポートコマとして登場。
バトルコマはスタンドによる当たり判定の強い攻撃が特徴。またカウンターや吸血により体力を回復する技なども持つ。
特徴的なのは6コマの上必殺技『「世界」時よ止まれッ!』。技が成功すると3秒ほど時が止まり自分だけ動ける。
停止中にも使用できるので、ゲージがある限り止め続けることも可能。ただし『JUS』では隙が大きくなったため連続発動が難しくなった。
『JUS』では大体中堅~中堅上位くらいだと言われている。
ゲーム『オールスターバトル』でのDIO
2013年に発売された『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』では、
基本性能はスタンダートな射撃・移動技・スタンド持ちキャラとして触りやすいキャラで登場したが、
原作再現を優先している本作においては各ラウンド1回だけだがジョースターの血統の相手には吸血の回復力が上がるなど嬉しい仕様があった。
ゲーム調整が進んだ最終varにおいては良好な性能とバランスを活かした立ち回りと時止めを含むトリッキーさを混ぜた立ち回りで上位に入る良キャラだが、
販売当初の初期バージョンでは、『ディアボロ』と共に他の追随を許さない圧倒的強キャラとして君臨していた。
永久コンボ等様々な問題を全キャラ抱えてはいたのだが、DIOとディアボロの前ではそんなものは些細な事でしかなく、
キャラランクもこの二人とその他のキャラという二つしか存在しないと言えるほど酷い差であった。
その原因を作ったのが、ゲージ消費技の「惜しかったなあ」であり、地上で攻撃を受けよろけている時によろけモーションをキャンセルして回り込むという、
サイクバーストも真っ青のぶっ壊れ技を搭載していたためである。
ディアボロも同様の技をもっており、攻撃のよろけをキャンセルする為、攻撃を当てた側が、その硬直中に横から殴られるという事態が発生する。
そしてそのまま永久コンボに入るので、どうあがいても勝つことが困難であり、DIOやディアボロが致命的なミスをしない限り他のキャラに勝ち目などなく、
攻撃を当ててコンボを繋げるという格闘ゲームの基本を完全に破壊し、投げ・もしくは対空始動かダウン技始動以外全て不利を背負うという事になり、
他キャラではそもそも戦う事が間違いのレベルの差が開いてしまっていた。
その為DIOはディアボロにコンボ面で不利だが立ち回りで有利で4.5~5分位の相性で他キャラは全てに9.9対0.1という状況に陥ったが、
後の修正により永久コンボは無くなり、「惜しかったなあ」から取れる範囲やそれからの始動の利益も薄くされ、他キャラと対等に戦えるレベルまでは落ちた。
なお、最初の修正で空中の永久コンボの調整により一回喰らい抜けをしたらそのまま勝ちという場面が無くなった時には、
それでも十分すぎるリターンで全キャラ9.9:0.1から9:1位まで差が縮まったのだが、
DLCで登場した矢安宮重清(重ちー)がなんと足払いからダウン追撃永久を持っていたため、DIOもディアボロもそのコンボを抜ける事が出来ず、
キャラランクは「重ちー>その他」という、DIOとディアボロすらもその他多数に入れられるという混沌の環境が訪れたのである。
ゲーム『アイズオブヘブン』でのDIO
2015年に発売された『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』では、ストーリーモードに
天国に到達したDIOというオリジナルキャラが登場する。
設定上は第7部以降に見られた
平行世界のDIOである。通称は
「天国DIO」もしくは
「天DIO」。
平行世界で承太郎達に勝利し、
天国に到達したDIOでスタンド能力も基本世界のDIOのものよりさらに上である「ザ・ワールド・オーバーヘブン」を持つ。
その能力とは
「真実の上書き」でDIO自身が望む
現実改変能力であり、
まさしく
息子のスタンド「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」が持つ「真実に辿り着けなくする」能力の対極と言える。
その一方で元々の能力である「
時止め」を使う描写が見られなくなっている。
ゲーム中ではそれらの能力を駆使して、例えばダメージを受けた「事実」を上書きによって「無かった事」にするという表現である。
なお天DIO戦では、天DIO側は
常に一人となっており2対1で戦う事になっているが、やはり
ラスボスという立場上
ボス補正が大いに掛かっている。
また、超必殺技「ザ・ワールド・オーバーヘブン」でプレイヤーのタッグパートナーを一定時間「寝返り」状態にさせる。
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ストーリーモード終盤ネタバレ注意 |
承太郎と 徐倫のタッグで挑む事になるのだが、徐倫が承太郎を庇うという原作とは逆の展開で再起不能。
それが引き金となってスタープラチナもオーバーヘブンと化し「同じタイプのスタンド」がかち合った結果、
またしてもDIOが敗北し、改変された世界もろとも消滅した。この時、最後の激突は第三部と全く同じ展開になったのだが、
「第三部でDIOが勝った場合の世界」から来た天国DIOは、「このパターンに持ち込まれたら負ける」という事を知らなかったのだ。
その後、生還した承太郎の「同じタイプの能力」によってアヴドゥル・イギー・花京院が生存、
広瀬康一とのファーストコンタクトでは徐倫が同行しているなど流れの一部が改変されている。
劇中で戦死していったキャラの多くが生存したままラストバトルに挑むシーンが多く、所謂「全員生還ルート」を予感させるものになっている。
そうなるとそれぞれの部で矛盾が生じる場合もあるんだが、そこは真実を上書きしてどうにかしたという事で
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MUGENにおけるDIO
服なしのDIOについては、
ハイDIOを参照。
服ありのDIOは原作ではNPCで、行動のバリエーションとスプライトが非常に少ない。
以下に紹介する2種類の服ありDIOでは、原作の数少ない服DIOの絵と、ハイDIO、
影DIOを参考に
大量のスプライトを書き足してある。
絵、技共に全く違和感がないため、原作を知らない人が元ゲーの仕様と勘違いしてしまう事も少なくない。
ただし近年では、改造によって元ゲーにこれらのスプライトを逆移植し、ハイDIOを服DIO化してプレイしている海外勢もいるようである。
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悪咲3号氏製作 |
悪咲3号氏の製作した服ありDIOで、恐らくニコニコMUGENにおいて最も有名なDIO。
氏の引退により長らく入手不可であったが、現在は2022年4月の活動再開に伴い再公開されている。
技の追加、表と裏の2モードなどのかなりのアレンジが加わっている。
「表」と呼ばれるのが「 EXアレンジver」。
影DIOとハイDIOの中間の、知的なDIOというコンセプトで、影DIOの技とオリジナル技が幾つか盛り込まれている。
「 パニッシュメント」や「 恐怖の片鱗」、「UUURRRYYY!」
また、オリジナル技の「惨殺処刑」や「DIOの『世界』」などの技を持つ。
因みにこの「DIOの『世界』」、Helperを大量に使うためナイフが全て表示されない場合がある。
なので使う時はMUGEN本体のHelperMaxの値を増やしておこう。
「裏」と呼ばれるのが「 原作再現」。
技構成が原作通りで、チェックメイトだッや血の召喚、ロードローラーだッを使用できるのはこちらである。
超必殺技としての時止めは表裏共通して使用できる。氏のキャラ同士なら時止め返しも可能。
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惨殺処刑 |
「お前は自分が死んだことにさえ気づいていない 何が起こったのかも分かるはずがない…」
「表」が使う1ゲージ投げ。オリジナル技であり、ゲーム原作には存在しない。
漫画原作において花京院を葬ったシーンを再現した技である。
時止めモーション
↓
相手が地上にいれば時が止まる&DIO画面外に消える
↓
画面全体に血の召喚と同様の「世界」の カットイン
↓
画面外から相手キャラの目前にDIO登場、「世界」でみぞおち貫通ボディブロー
↓
相手は ステージ端まで吹っ飛び、壁にぶつかる
という派手な技である。
所謂 全地上判定の投げ技であるが、出が非常に遅いために相手が向かい側の画面端で、自分がもう一方の画面端の状態で ぶっぱしても、
ダッシュからの飛び込みや、スピードの速い飛び道具などで潰される事もままある。
技の名前の由来は一部でディオがジョナサンに向かって言った台詞と思われる。
なお、この技はDIOが読者にもはっきり分かるように世界を発動させ能力を解説した最初のシーンであり、
その時に取ったポーズ(ジョジョ立ち)はそれなりに有名だったりする。
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AIはmisobon_ism氏製とrei氏製、netyzh氏製の3種類が存在するが、いずれも最新版には非対応。
misobon_ism氏製は、屈弱→ムダァ!のコンボやタンデムを軸にしつつ様々な技を使ってガシガシ攻めてくるタイプのAIである。
ライフが減少するにつれ徐々に立ち回りが強化されるAIの特性上、残り一発~1ドットを争う接戦や、
ライフ差を付けられてからの逆転劇といった試合展開になりやすい。
また、相手へのトドメに時止め、その他超必を積極的に狙ってくるため上記の事と合わせDIOが 名勝負製造機と呼ばれる一因となっている。
rei氏製は対人向けとして作られており、あまり長いデムは狙ってこなかったりと対AI戦ではやや心許ないが、
対人戦では すかし投げを狙ってきたりと非常に戦いがいのある動きをしてくる。
現在は公開されていない。
netyzh氏のAIは恐怖の片鱗による当身攻撃を多用する傾向にある。
タンデムのラッシュ力も相まって、misobon-ism氏AIにも引けを取らない強さを誇る。
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モンタナ氏製作 Dio Brando |
また、 サムライスピリッツキャラで有名なモンタナ氏も服DIOを作成していた。
ディスプレイネームが「Dio Brando」となっており、各種の 必殺技も完備。
オリジナル要素としてタンデムアタックは チャカのようなオリコンタイプに変更されている。
スタンドモードは アヌビス二刀流ポルナレフ等のようなスタンド出現攻撃になっている。
回り込み動作には残像が付く。カッコいい。
総じて完成度は高いが,搭載されているAIは対人戦用なのかあまり強くない。
現在は公開されていない為、動画で見る機会は殆ど無いだろう。
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ホタリュソ氏製作 ザ・ワールド |
現在は公開されていない。
こちらは操作できるのはザ・ワールド単体のみであり、DIOは操作できず背景化している。
そのくせ、スタンドの移動に合わせて走ったり叫んだりとやたら忙しい。
因みに対戦相手のDIOに時止めをされると、ザ・ワールドは止まる癖に背景のDIOは何故か止まらずやかましく動き続ける。
最高に「ハイ!」ってやつだァァァァ!
そういう意味では楽しいキャラではあるが、無駄無駄ラッシュのスーパーコンボが追加された以外は、
元のDIOがスタンドを使用している技しか使えないため技が少ないという欠点がある。
しかし火力が高く、無駄無駄ラッシュはガードしても無駄ァ!と言わんばかりにやたら削り能力が高いという特長も。
2009年1月31日の更新でver2.0となったが、新技や新スプライトの追加で色んな意味で凄いキャラになった。
必殺技の「ローラーだッ」を使うと、背景とは別にもう1人のDIOがやってきたりする。
興味のある人は1度見てみるといいだろう。
最終更新版はver2.1で、DIO氏(ややこしい)のAIが搭載されたものも公開されていた。
AI搭載版は操作不能なので、操作もしたい、AIも欲しいなら両方落とす必要があった。
外部AIは大艦氏によるものが存在し、攻勢に回るとやたら強い。ゲージがあれば時止め→ナイフのコンボも狙ってくる。
ただ、最新バージョンには対応していない。
2010年1月には歩兵氏によるAIも公開されたが、こちらは現在公開停止。
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41氏製作 6部DIO |
両儀式や ナイア・ルラトホテップなどの作者である41氏によるDIO。
通常のDIOに比べて襟足が長く、デフォ状態では笑っていない、手は腰に当てているなどの変更点がある。
6部ラストのプッチ神父が上空から承太郎達にナイフを投げた状況を再現した必殺技がある。下の動画で確認して欲しい。
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Ditchu氏製作 6部DIO |
MUGEN1.0以降専用。41氏の6部DIOのスプライトを改変したもの。
服装が原作準拠になり、より再現度が上がった。
キャラ性能は41氏のものと同一の模様。
AIは搭載されていない。
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ジロウガキ氏製作 服影Dio |
ジロウガキ氏によるDio。アレンジ技の「完全なるトドメ」が搭載されている。
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0011氏製作 1部ディオ・ブランドー |
スティーリー・ダンも製作した0011氏による改変キャラで、第1部ディオの仕様になっている。
当然スタンドも使わず、気化冷凍法や空裂眼刺驚などの吸血鬼の能力のみで戦う。
超必は殆どがガード不能と凶悪な性能になっているので注意。
声は当初1部ゲーからのものが使用されていたが、現在はTVアニメ版の子安ボイスに変更されている。1部ゲー版に切替も可能な模様。
2014年1月16日の更新で0011氏自作のAIが搭載された。11段階にレベル調節可能(デフォはレベル10)。
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Heal The World氏製作 天国に到達したDIO |
- Heal The World氏製作 天国に到達したDIO
シュトロハイムや リサリサも製作したHeal The World氏による天DIO様。
イントロで通常DIOから変身する演出がある。
スタンドは「ザ・ワールド・オーバーヘブン」を搭載。
やはり「真実の上書き」による能力で原作さながらのチートぶりを再現。
複数のナイフを地上・空中から放出する飛び道具、雷を降らす設置技、状態異常技、
3ゲージ消費で体力を全回復する 当て身技などを備える。
瀕死時に出せる3ゲージ消費の 一撃必殺技も持っている。
息子や 宿敵、果ては 波紋使いまで、
多種多様な 特殊イントロを持つがまだβ版であり、AIは無い。
加えて、Son時に使える必殺技「無駄無駄無駄ァ」(通常DIOの「ムダァッ!」に相当)を出した場合1段止めが出来ず、
2段目を出さないと攻撃を喰らうかラウンド終了まで行動不能になるという割と深刻なバグがあるので、
コマンド変更も相まって P操作時には注意を要する(稀に2段目を出しても天DIOが止まりっぱなしになる事もある)。
上記の他にも、無駄無駄を放った直後などにDIO本体が攻撃を食らうと、オーバーヘブンがラッシュモーションで動きが固定されてその場に留まり、
スタンドを使った攻撃が一切出来なくなるバグもある
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おすすめコンボ |
おすすめコンボ
コマンド |
備考 |
屈弱×n→立中→タンデム(弱,中×n→強)→(相手の背後に回り込んで)→屈弱×n→(タンデム終了後)屈弱→立強→跪けィッ! |
比較的簡単なコンボ。立強後の跪けィッ!は直ぐに出すよりも相手の受身などを見てから打つとスカされにくくなる |
屈弱×n→立中→無駄無駄→(相手の背後に回り込んで)屈弱×n→(無駄無駄終了後)屈弱→立中→タンデム(弱,中×n→強)→(相手の背後に回り込んで)屈弱×n→(タンデム終了後)屈弱→立中→無駄無駄ラッシュ |
2ゲージを使った火力高めのコンボ。無駄無駄後の回り込みは直ぐに行わないと相手が無駄無駄から抜けて反撃してきてしまう。見栄え自体は地味だが相手の体力の5,6割削れるのでオススメである |
〜タンデム(無駄無駄×n(目安として5~6回程度)→無駄無駄ラッシュ) |
ネタタンデム。普通のDIOと違い天DIOの無駄無駄はあまり相手を弾かない。その性質を利用して相手を画面端まで運送する事が出来る |
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これらの他にも、『JUS』風ドットを用いたMUGEN1.0以降専用の
ちびキャラが多数確認されている。
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『JUS』風DIO様詰め合わせ |
※動画内で紹介されている以外にも存在する模様 |
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ニコMUGENでのDIO
公開当初はAIが未搭載だった為「ダイバーダウンが潜り込んでDIOの姿をなしているヌケサク」と形容され、影DIOに出番を取られる事が多かったが、
オトコマエの人、misobon-ism氏によるAI作成以後は大会・ストーリー動画ともに絶賛活躍中。
なお、一人称が状況によってよく変わるため(「わたし」「このDIO」「おれ」)ストーリーものに出演させる際には注意。
ボス、吸血鬼、カリスマ、時間能力者など、様々な属性を兼ね備えており、
チームとして編成しやすいためか大会動画の出演率はかなり高い。
相手を逃がさないタンデムと、最高の演出だが原作では中々決められない時止めで、大会を大いに盛り上げる。
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MUGENなら吸血相手も豊富 |
MUGENにおいてはどんな相手だろうが、血の召喚が当たれば馴染んでしまうため、
時々「そんなのが馴染んでしまっていいのか?」と思う相手からも吸血してしまうのがお約束。
また、 この手の掴み技にありがちな点として、キャラによってはえらい所から吸血してしまう事も。
自分自身を吸血して「そりゃ馴染むだろうよw」や 真祖を吸血して「真祖の血で 太陽も克服したんじゃね?」などと言われたりもした。
自分同士で互いに吸血しあう極端な例(最初の試合)
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ハイオク満タンでお願いします
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超必時のカットインが出演動画のサムネに使われる事も多い。
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ストーリー動画では組織の頭や家長などをやる事が多いが、
同じDIOでもシリアス一辺倒の影DIOに比べるとギャグ要員の比率がやたら多い。
某ストーリー動画の影響か?
また、トーナメントでも言える事だが他の吸血鬼キャラと共演する事が多く、それを題材にした作品も少なくない。
幾つかの作品では主人公も務めている。
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大会ネタバレ |
『 ころしてでも うばいとる ばとる』では、チームの副将として参戦。
副将が勝ちにくい大会ルールもあり、終盤他がCランクに上がる中、ずっとDランクのままだった。
(Cランクで大幅にキャラ性能が向上するため、Dランクのままでいると大幅に不利)
にも関わらず、明らかに抜きん出た性能を持つ格上のキャラとの対戦時 のみ何故か大活躍。
チームの敗退を阻止し、躍進を大きく助けた。
またPixiv絵師の腹筋と創作意欲も直撃し、 続編ではサムネホイホイとして使われている。
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「人間は誰でも不安や恐怖を克服して安心を得るために生きる」
「わたしに永遠に仕えないか?永遠の安心感を与えてやろう」
動画案内(ネタバレ)
上記のように、動画での扱いは多岐にわたる為、好みのDIOを手っ取り早く探したい人のためにDIOの扱い別に動画を簡単に分類して、代表例をいくつか挙げる。
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悪のカリスマ系 |
原作終了後or原作で承太郎と戦ってる途中の場合が多い。
様々な時空を渡り歩いてパワーアップをくり返し、裸一貫から大勢の部下を従えるようになるカリスマオブカリスマ。
最終局面では小物っぽい地も出るがそれもDIOらしい。
第1話から最終話までずっと登場しているが、ラスボスであるため出ない回もある。
しかし、主人公達の行動原理が「DIOを倒す」で一貫しているため、存在感は一貫してある。
他の作品のラスボス達と連合を組むが、離脱し、イギリスで承太郎達を迎え撃つ。
原作で再起不能or死亡した部下達が登場し、DIOのために命を散らせていくので、やはりカリスマ感がある。
動画への登場作品が多いためにDIOが登場してない回も多いので注意。
原作終了後、悪魔城城主の眷属として復活する。当初は従った振りをしていたが、城主を裏切り、城主の座に就く。
中盤やや小物展開もあるが、最終的にラスボスになるためここに分類する。
幻想入りしたDIOが時間停止能力を会得し、野望に向けて異変を起こす。
DIOが主人公ではあるのだが、物語における立ち位置はむしろラスボス側に近い。
投稿者によるDIOのプレイヤー操作も見所。
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カッコイイ系 |
主人公側としてカッコよく活躍してくれる系
原作よりも後の時代に海底から蘇った設定で、記憶喪失になっている。レギュラー陣達の強くて頼れる面倒見のいいお兄さんとして戦っている。
当人も周囲も優しい性格がDIOの本性だと信じて疑っていない様子だが、洗脳されると本性が出る模様。
エジプトにいたはずなのに何故か日本にいた。実はこのDIOは本物のDIOではなく、ラスボスによって作られた偽物であった。
ラスボスはDIO達に「おまえ達が意思を持ったのはイレギュラーに過ぎない…私に従うのだ」と言うが、
「己の真贋など関係ない。何人たりともこのDIOを支配する事などできない!」と啖呵を切り、他の「偽物」達同様にラスボスを倒そうとする。
どちらかと言えば「敵の敵は味方」的なポジションで、主人公側と言えるか怪しいが、「主人公に倒される存在」ではないため、こちらに分類した
(悪のカリスマに分類したものは全て主人公に倒される側)。
吸血鬼ではなく人間。そして巨大企業の御曹司。
原作設定は薄めながら、原作さながらのカリスマ性と二次創作ならではの間の抜けた感じを両立している、正に主人公のDIO。
「カリスマ」という単語を使わずにDIOの威厳を表現している所も高ポイント。
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小物系 |
吸血鬼組織「ナイトメアアイズ」の一員。
別に悪人ではなく、自信過剰だがおだてに弱いという意味での小物。やたら小物。
原作っぽさを残しつつも残念さが隠しきれない、組織のトラブルメーカー。
この他、DIOがメインキャラ以外の役回りで登場する際は、小物である事が殆ど。
DIOに限った事ではないが、MUGENストーリーだから仕方ないと割り切ろう。
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承太郎と仲良し系 |
高校に入学した日に高圧的な態度で承太郎に自分の友達になるよう迫る。その後いろいろあって悪友みたいなポジションになる。
ストーリーは無い。プレイヤー操作でDIOと承太郎がタッグを組んで戦っていく動画。息の合った時止め→時止めの重ねがけが見られたりする。
大会なのでストーリーは無いが、承太郎とDIOがタッグを組む大会にしては珍しく二人がトーナメントのいい所まで行くので参考までに。
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出場大会
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一覧 |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
【ザ・ワールド】
削除済み
|
出演ストーリー
プレイヤー操作
関連項目
「「ジョースター・エジプト・ツアー御一行様」は
きさまにとどめを刺して全滅の最後というわけだな…………」
*1
原作内では、ジョナサンと同い年という事しか判明しておらず、
画集「JoJo6251」でも「自称なので不明(1867~1868年頃)」としか紹介されていない。
*2
格闘ゲームの「オラムダ合戦」の元となったであろう単行本27巻終盤のくだりでは、
ラッシュに競り勝ちスタープラチナに一撃を入れ「我が「世界」の方がパワー 精密さともに上だ!」と本人が述べているのだが、
ここではスタープラチナのA評価より低いBが付けられている。
*3
アヴドゥルの死の直後、シルバー・チャリオッツが普段以上の素早さと射程距離を見せた描写もある事から、
本人が普段全力と思っているものは本当の意味での限界ではなく、精神状態に左右される部分もあるらしい事が伺える。
この吸血シーン以降、互いの攻撃がかち合った時の被害は「世界」の方が大きくなっている。
*4
人間に限定をしないのならば、4部にはスタンド使いとなったドブネズミが2匹存在するが、
どういうわけか2匹とも全く同じ見た目と能力のスタンドを発現させている。
なお、7部になると「11人で一つのスタンドを分け合っている」「一家三人で同型のスタンドを使う」
「スタンド攻撃を受けたと思ったらそのまま似たようなスタンドを身に着けた(受け継いだ)」と言う事例が存在する。
ただしそれぞれ「明らかに一つのスタンドを分け合っており、同名同能力の別のスタンドというわけではない」
「ナンバリングされている上に三人で連携すると能力が増幅するため、11人で一つと同様共有型の可能性が残る」
「同じスタンドを受け継いだ可能性が残る上、元の持ち主は出来ないのかやらないのか不明ながらやらなかった事
(自身を強化するために自分自身に能力をかける)を受け継いだ側は実行できると言う差異があるため完全に同一か分からない」となり、
「同名同能力スタンドを」「別人が」「DISKなどのように受け渡したわけでも一つの能力を分け合ってるわけでもないのに」使えるのは、
現在の所ドブネズミと「隠者」だけである。
しかしながらDIOと承太郎のように同系統で似た能力という存在あり、
ドブネズミも「隠者」も互いの能力を詳しく解析すると微妙に違っているという可能性も残されている。
*5
避けられないのは邪ディオ版で、普通のDIOのものはしゃがめば避けられる。
MUGENでは製作者が邪ディオ版も避けられるようにしている事が多い。
*6
画面上に出せる数は恐らく32本。4回目以降は使用しても意味がない。
因みにMUGENではHelper制限のため一度に使える回数がそれよりも限られている。
通常の設定では原作よりも制限されているため、mugen.cfgを書き換えてhelperの最大値を増やしておく事を勧める。
「ば…ばかなッ!………こ…このDIOが………このDIOがァァァァァァ~~~~~ッ」
最終更新:2022年05月23日 18:18