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キャプテン・オリマー - (2022/11/09 (水) 02:15:56) の1つ前との変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
#image(Olimar.jpg,title=ブンッ ポワッ ピピーーーーーッ!)
&font(30,b,i,gray){目ざめた時、私は&color(limegreen){未知の星}の大地にいた。}
任天堂のアクションゲーム『ピクミン』シリーズの主人公(『3』を除く)。
その名前は「[[マリオ]]」のアナグラムであり、『ピクミン2』で登場する同僚ルーイも恐らく[[彼>ルイージ]]が由来であろう。
当然ながら[[ポリマー>破裏拳ポリマー]]は関係ない。
ホコタテ星出身の「ホコタテ運送」に宇宙船のドライバーとして勤務する男性。
小型貨物から宇宙資源までさまざまな物資の運搬を頼まれ、宇宙航海士としては確かな腕を持つ。
公式サイトによると「結構名前の知られたベテラン宇宙航海士」。
ちなみに身長はたったの&b(){3cm}。[[小男>チョイ・ボンゲ]]とかそういうレベルではない。
既婚者で、家族は妻と息子、娘が一人ずつ。それにペット一匹(チャッピーに似た生き物)。
好物は愛する妻の作ってくれるホコタテ星の特産物「ピクピクニンジン」のスープ(ピクミンの命名由来)。
飲み物は「マシュルームティー」なるものを愛飲。
一人称は「私」。『ピクミン2』から声が付き、[[戸高一生>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:戸高一生|]]氏が声優を務めている。
休暇をもらって愛機の宇宙船「ドルフィン号」で宇宙旅行という名の気ままな一人旅に出たのだが、
帰路においてドルフィン号が隕石に衝突(お茶を飲もうと自動操縦にして席を立ったのが原因だったらしい)、
それによって未開の惑星に墜落・遭難してしまう。
奇跡的にもオリマー自身は気絶だけで済んだのだが、ドルフィン号はバラバラになって星の各地にパーツが散ってしまい、
さらに墜落した星の大気にはホコタテ星人にとっては猛毒となる「酸素」が多量に含まれており、
生命維持装置のバッテリーも30日しか持たないという絶望的な状況に陥ってしまう。
しかしそこで半動半植物の不思議な生命体「ピクミン」を発見、そのピクミンたちに指示することにより、
どうにか宇宙船のパーツを回収・修理することに成功、無事生還を果たす。
家族への愛情は強いが、日記や家族からのメールによると妻には頭は上がらないようである。
『ピクミン』での彼の日記や『ピクミン2』での図鑑メモを見ると、[[宇宙の「冒険家」>ロルフ]]になるという夢があるようで、
未開の星の探索を危険さを認識しながらも、ロマンを持ちながら楽しんでいるという節が見受けられる。
実際に彼は星で出会った生物を「オリマーメモ」というレポートに纏めており、その独自の解釈と分析から生物学等にも精通していることが窺える。
また、ケチな性分のようで、外出先における食事のほとんどは「宇宙一番ヌードル」や「ホコタテヌードル」という安価なインスタント食品で、
家や宇宙船にはヘソクリを隠していた。
#region(黒い任天堂)
小さくて愛らしいオリマーやピクミンのデザインや、社会現象にもなったテーマソング「愛のうた」のまったりとした雰囲気とは裏腹に、
記念すべき第1作は世界観・難易度共に中々にシビアな作品だった。
本作にはオリマーと会話してくれるようなキャラクターなど一切登場せず、巨大な原生生物が蠢く未知の惑星を孤独に突き進むしかないのである。
味方となるピクミン達は上手く使えば優秀な反面非常に脆く、ちょっと目を離した隙に原生生物に食われたり踏み殺されるため、何でも任せられる心強い味方という訳ではない。
パーツを集めるためには制限時間内にピクミンの増殖、必要ピクミンの割り振り、マップの探索、原生生物の撃破、邪魔なオブジェクトの破壊等をすべてこなす必要があり、
パーツの運搬を任せたピクミン達がなかなか帰ってこないので様子を見に行ったら、帰路の最中で原生生物に虐殺されていた……というショッキングな場面に出くわすこともしばしば。
「良く知らないけど可愛いピクミン達と戯れることが出来るあのゲーム」と言ったノリで買ったライトユーザーがそのため何となく雰囲気でプレイして、
何をどうすれば良いかわからず30日制限をあっさり迎えてゲームオーバーになることも決して珍しくなかった。
そういった尖ったゲーム性こそが本作、見方を変えるとシリーズの中で一番の売りであるとも言える&link_anchor(*1){*1}。
とは言え難しい操作を要求される場面はあまりなく、ステージ内をきちんと探索し、1日の制限時間の中でやるべきことを決めて計画的に行動を取れるようになれればクリア自体は可能。
マルチタスクを上手くこなして如何に短い日数で帰還できるかを競うのも本作の魅力の一つである。
それでも30日を超えればオリマーの生命維持装置が切れるのは覆しようのない事実であり、
残り日数が短くなればなるほどオリマーの遭難日誌の内容は、
「ときどき、もう帰れなくてもいいかなと思うときがある」
「やっぱりもうどうでもいいかなぁ。ここまで慌ててみても帰れるわけないし。」
「われながらよくもここまでやる気もなく過ごせたものだ。」
「ついに何の希望も持てないままここまで来てしまった」
「あぁ、つかれた・・・」
等と、目に見えて病んだものへと変わっていき、ただ彼の中に絶望ばかりが募っていく様を見せつけられる。
そんな有様で迎えた29日、いちかばちか、最低限のパーツすら満たない状態で最期の日に星から出発するが…?
&nicovideo(sm137892)
なお、余談ながら彼の不時着した未知の星は、有毒な酸素が大気中に多く含まれていることに加え、
[[ステージ]]のオブジェクトや、冒険で発見する「宝物」などから鑑みる限り、&b(){人類の滅びた未来の地球}であるようだ
(『初代』はともかく『2』では明らかに人間の家の中のようなステージもある)。
#endregion
『ピクミン』では惑星からの脱出の為のドルフィン号の部品回収、
『ピクミン2』ではホコタテ運送の倒産危機(オリマーの遭難による長期不在が原因らしい、が…)により、
借金返済の為惑星の希少資源(お宝)の探索をルーイと行う(のちにホコタテ運送社長も自ら赴く)。
『ピクミン3』では主人公は新キャラクターであるコッパイ星人の三人アルフ、チャーリー、ブリトニーに交代となったが、
ストーリー終盤でルーイともども重要な事項に関わりながら登場することとなる。
----
**原作におけるキャプテン・オリマー
一応アクションゲームなので簡単に彼の技や性能について解説しておく。
『スマブラ』と異なり[[自力でジャンプ>マイケル・マックス]][[できない>Mr.BIG]](段差を越えるには[[間欠泉>パワーウェイブ]]という蒸気が上がっている所に乗って飛ばないといけない)が、
その代わりか本編中登場するキャラでは一番足が速い。
また連れているピクミンが居ない場合はパンチで攻撃が可能で、自分と同じぐらいの生物が相手なら上記の高い機動力を生かしてこれだけで戦うことも可能。
他にも十字ボタン下で寝そべることができ、この状態だと自分をピクミンに運搬してもらうことができる。
『2』では拾ったアイテムでどんどん強くなっていき、最終的には攻防走の向上に加えて炎や電気攻撃が無効(これに加え元々毒攻撃が無効)、
さらに草の実から精製したゲキカラスプレー(ピクミンの[[身体能力強化>トキ]])とゲキニガスプレー(相手を[[石化>無界]])を装備。
もちろん、どちらの場合でも一番強力なのはピクミン達を使った攻撃で、最大で&b(){100匹}もの彼らを率いて[[数の暴力>人間弾幕]]をお見舞いする。
&s(){[[キャプテンコマンドー]]もそうだが、キャプテンと数の暴力は相性がいいのだった}
----
**『[[大乱闘スマッシュブラザーズ]]』シリーズにおけるキャプテン・オリマー
#image(pikumin.jpg,title=スマブラ史上最小ファイター)
『DX』ではメモリーカードに「ピクミン」のデータがあることで彼のフィギュアが手に入った。
『X』からプレイアブルとして参戦を果たした。
同シリーズでの名義は&b(){「ピクミン&オリマー」}である(但し、北米版では&b(){「OLIMAR」}と単独表記になっている)。
設定上の身長の低さを踏まえてか、『スマブラ』でも全キャラ中最小クラスの小ささとなっている
(原作と比べれば大きいが、スマブラ世界は「フィギュアに魂が宿って戦っている」という[[設定>格ゲー補正]]なので、サイズ差に関してもさして問題はない)。
『for』以降の作品では[[カラー変更>カラーパレット]]で『3』の主人公アルフを使う事も可能になった。
システム的にはただのカラバリ扱いで[[モーションや性能の変化>EXキャラクター]]はないので、好きな方を使おう。
『SP』ではダメージを受けると頭に被っている風防にヒビが入る(直後に元に戻る)演出が入るようになっている。
#region(各種[[必殺ワザ>必殺技]](以降「B」と表記))
各種[[必殺ワザ>必殺技]](以降「B」と表記)
・ピクミンひっこ抜き(NB)
地面からピクミンを引っこ抜く。『X』では6匹、『for』では3匹まで可能。
隙がほとんどないため充填速度はかなりのもの。
『X』では出てくる種類がステージ依存且つランダムだったが『for』では赤→黄→青→白→紫の順で固定。
ちなみに、オリマーをコピーした[[カービィ]]が使用した場合
&b(){引っこ抜いた瞬間に投げ、なおかつピクミンは地面に落ちた途端に死ぬ}という、極めて理不尽な光景を目の当たりにすることになる。
性能面で考えるとピクミンの有無に関係なく出せるという点で上位互換ではあるのだが…。
-ピクミンつながり(『X』での上B)
ステージの崖にワイヤーのようにピクミンを張り付ける。
主な用途は復帰なのだが、&b(){非常に邪魔をされやすい}。
というのもそのピクミンを張り付ける崖に先に誰かいた場合、張り付けずそのまま尻持ち落下するという欠点がある。
つまり[[ピクミンつながり見てから崖阻止余裕でした>小足見てから昇竜余裕でした]]みたいなことになるのである。
さらに復帰できる距離が連れているピクミンの数で長くなったり短くなったりする。
前述の吹っ飛びやすさと併せて『X』でのオリマーの最大の弱点となってしまっている。
-羽ピクミン(『for』以降の上B)
『ピクミン3』で登場した新種、羽ピクミンがオリマーを運んで空をとぶ。
ピクミンの数が多いほどそのぶん重みが増すので上昇量が落ちる。
とはいえ、3匹いる状態でも終点だとルーペ状態から戻ることが出来るくらいの飛行力はある。
-ピクミン投げ(横B)
ピクミンを[[飛び道具]]として投げるワザ。
相手にあたるとひっついて攻撃を行い、色によって攻撃方法が違う。白が最もダメージが多い。
紫のみひっつかない通常打撃で、地面に落ちると戻ってくる。
ちなみに投げられているピクミンにはやられ[[判定]]があるため相手の攻撃が当たると死んでしまうが、
弱めの飛び道具に対する盾として利用することも可能。
-ピクミン整列(下B)
笛を吹いてピクミンたちを呼び寄せる。
赤、黄、青、紫、白の順に優先されており、使うごとに先頭が入れ替わる。
地味ながら吹いた瞬間には[[スーパーアーマー]]がついている。
-一日の終わり([[最後の切りふだ>超必殺技]])
//この切りふだは原作を再現した技で、
//彼が主人公のゲーム「ピクミン」でオリマーの探索する星は夕暮れまでに必ず宇宙船で帰らなければならない。
//理由は夜になると恐ろしい原生生物が徘徊するため、なので夜は地上から離れてやり過ごすというものである。
オリマーがドルフィン初号機を呼び出し、宇宙へ飛び出す(その際のドルフィン号にもメテオ判定+埋めがある)。
すると地上には原生生物がわらわらと登場するようで、地上の相手にダメージをもりもり与えていく。
そして最後はドルフィン号がフラフラッと落下して、爆発。
そのときのドルフィン号と爆発にも攻撃判定があり、ドルフィン号にはメテオ判定、爆発には相手を吹き飛ばす効果がある。
原生生物はダメージを与えるだけで相手を撃墜するには爆発も当てなくてはいけないが、爆発の範囲は狭く、
爆破場所を若干ずらせるとはいえ狙って当てるのは至難の業。慣れた相手にはまず当たらないだろう。
また、原生生物も一部のキャラでうんと高く飛べばダメージを軽減できたりするうえ、タイミングよく飛べばほぼノーダメージで済ませることも可能。
更に攻撃終了後は尻もち落下(無防備な状態)になってしまい、最後の爆発を外してしまうと相手の手痛い反撃をほぼ確実に受けてしまう。
微妙な性能なので使いどころに少々困る技である。
『for』ではドルフィン号の落下の軌道を変えられるようになり、目標に狙い撃つことができるようになった。
#endregion
#region(ピクミン&オリマーの性能、活躍)
本体であるオリマーがピクミンを引っこ抜き、それを使って攻撃を行う。抜いたピクミンは後ろにくっついて移動する。可愛い。
最大6匹(『for』以降3匹)までストック可能で、一定ダメージ攻撃されたり画面外に出ると消滅するピクミンがこのキャラ最大の特徴であり要である。
というのも、&b(){このピクミンがいなければスマッシュ攻撃や空中攻撃はおろか、[[投げ技もろくに出来ない>ユダ]]}からである。
よってピクミンは常に最大数いることが前提と言えるので、プレイヤーは常に気を配らねばならない。
5色のピクミンがおり、その色によって性能が異なる。
-&color(red){赤}&br()空中攻撃が強く、炎攻撃に対して無敵。
-&color(blue){青}&br()投げ技が強く、一部ステージの水で溺れない。
-&color(yellow,black){黄}&br()攻撃判定が大きく、電気攻撃に対して無敵。ピクミン投げの軌道は少し上向に。
-&color(purple){紫}&br()攻撃技が総じて強力だが、リーチが短い。耐久力が高く死に難い。
-&color(white,black){白}&br()ピクミンを張り付ける技・つかみ打撃が強い。特につかみ打撃はスマブラ全キャラで最高威力。&br()暗黒属性([[ガノンドロフ]]など)に耐性があるが、耐久力が無く死にやすい。また、総じて攻撃技が弱い。
なので常に色・数を把握しながら戦う必要がある。
#region(『X』での性能)
上の説明から上級者向けのキャラの印象が強いが、&b(){実はそれ程でもない}。
戦法としては遠距離ではピクミンを張り付ける技ピクミン投げで[[弾幕]]を張り、近づいてきたところを迎撃するということが主な戦法。
地空ともに圧倒的な攻撃性能を誇るので攻撃の打ち合いで負けることは少ない(ピクミンは武器判定なので白以外かなり強い)。
しかも当たり判定も併せ持つため相手の飛び道具の盾にもなる。
特にスマッシュは、
+早い発生、長い射程、&b(){落ちていても発生するほど長い持続}を持つピクミンを飛ばし、しかも隙がかなり少ない横スマッシュ
+発生、判定、リーチ、ふっ飛ばし、隙のなさどれをとってもぶっ壊れてる性能を持つ上スマッシュ
+ベクトルがほぼ真横で回避潰しやバーストに大活躍で発生も優秀な下スマッシュ
と非常に優秀なものがそろっている。地上ではこれを振っているだけで相手は対処が困難なほど優秀な技である。
更に投げに関しても他キャラを一歩抜きん出た性能を持つ。
[[リンク]]や[[サムス>サムス・アラン]]等一部のキャラはリーチが長い代わりに大きな隙を晒すことになるワイヤー掴みを持つ。
ところがピクミン&オリマーは&b(){リーチがワイヤー掴み並に長いのに隙も小さい}というワイヤー掴みを持つキャラが涙目になる性能であり、
しかもフィニッシュにも使えるという凄まじい性能である。
その他にも空中の挙動は素直で扱いやすく、なおかつ空中攻撃各種も非常に優秀で地空ともに高い制圧力を誇る。
制圧力の高さのおかげで乱闘で強いのはもちろんのこと、そのずば抜けた攻撃力、発生の速さのおかげでタイマン性能も高く、
どんな状況、距離でもオールマイティに戦えるキャラである。
以上のことから適当に技を振っているだけでもかなり強いので初心者にもやさしい強キャラに仕上がっている…[[と思っていたのか?>ブロリー]][[(ニヤリ>ロミアス]]
これほどまでに異常な攻撃力を持った代償は非常に大きく、まず体重が非常に軽く、ふっ飛ばされやすい。
体が小さいので攻撃が当たりにくいという長所もあるのだが乱戦ではこの短所が非常に目立ってしまう。
次に水のあるステージでは水に落ちると青以外のピクミンが死んでしまうこと。
そして最大の弱点は&b(){[[復帰力の低さである>リンク]]}。
このキャラは「ピクミンつながり」というピクミンを繋げてワイヤーにして伸ばす技で崖に掴まって復帰するのだが、
本作の仕様で他が崖に掴まっていると攻撃を当てない限り自分は崖を掴めないので、空中ジャンプで復帰できない所まで飛ばされたら、
&b(){崖掴まりの無敵をピクミン繋がりに合わせるだけで何も出来ず落ちて行ってしまうのだ}。
さらに連れているピクミンの数でワイヤーの長さが決まるので、ピクミンが少ない時に飛ばされると届きさえしない。
前述の軽さから早期に吹っ飛ばされることも多いので、封殺していてもワンチャンで1ストックが溶けてしまう。
初期には軽い、ワイヤー復帰、ピクミン無しでは何も出来ないの3点から弱キャラの評価だったのだが…その圧倒的な火力とふっ飛ばしやすさ、
強力な判定等のおかげでそのまま相手を封殺することも少なくなく、復帰力を除けば強キャラの一角、
下手すれば最上位キャラに近いポテンシャルを持つことは間違いない。
なので「攻めているうちは強キャラ、攻められたら死ぬ」というどこぞの[[聖帝>サウザー]]のようなキャラになっている。
こんな性能だが、本作ではオールスターモードが「デビュー作の発売順に戦う」仕様だったため、&b(){彼が[[ラスボス]]になっている}。
しかし、別段極端なアッパー調整もないため、彼の前座にあるポケモンキャラ戦(モード最多の6人勝ち抜き)の方が一番の山場になるのであった。
哀れラスボス[[(笑)>主人公(笑)]]。まあ気を抜くと封殺されるけどね!
#region(亜空の使者での活躍)
ストーリーの中盤初期に登場、行く手を阻むロボットと戦っていたが苦戦。
そこに[[キャプテン・ファルコン]]が登場しファルコンパンチでロボットを吹き飛ばすも、&b(){周りのピクミンをほとんど巻き込んでしまう。}
ピクミンには悪いが格好をつけているファルコンと散りゆくピクミンは中々シュールで笑える場面。
そこから二人のキャプテンは共に行動することとなり、うやむやの内に「この世界」の為に戦うハメになる。
このキャラの最大の見せ場は恐らく亜空間侵入の場面であろう。
このストーリー最大の山場でもある場面で、任天堂の本気が見れる物凄く格好いいシーンなので是非とも見ていただきたい。
現れた亜空間から飛び出すレーザー砲に対抗するハルバード、だがビームで貫かれ健闘むなしく撃沈。
だがそこから多くのマシンが現れる。その中にはドルフィン号が混じっており、
&b(){他のマシンとなんら変わらない物凄いスピードで飛ぶ}。あんなにボロボロなのに。
格好いい場面の最後に&b(){プスプスと音を漏らし、フラフラになりながら}、頑張って亜空間に突入するドルフィン号の姿は非常にシュールである。
&nicovideo(sm2192494)
#endregion
#endregion
#region(『for』での性能)
ピクミンのストック数が3匹に減り、引っこ抜いて現れるピクミンの種類も「赤→青→黄→白→紫→赤…」と順番になった。
ピクミンの判定が極めて弱くなる、掴みやスマッシュの後隙が増えるなど攻撃面ではかなり弱体化されたが、上Bは「羽ピクミン」に変更され、
ピクミンを引き連れていなくても復帰が出来るようになっている。
適当に技を振ってるだけで勝てるキャラではなくなったが、リーチの長さと高い火力は健在で、ポテンシャルは依然高い。
また、[[色違い>カラーパレット]]で『ピクミン3』の主人公・アルフに変化する(性能は同一)。
ちなみにWii版に先んじて発売された3DS版では、マシンスペックの関係でピクミンの動作が30FPSに抑えられていたり、
フィールドスマッシュでは移動速度が上がり過ぎると&b(){ピクミンがオリマーについて行けず技がろくに出せなかったり}と、何かと不遇なキャラである。
また、初期のバージョンではピクミンの挙動に不具合が多く、まともに戦うことすら困難で不遇っぷりに拍車をかけていた。
Ver.1.0.4でピクミンの挙動が正常に修正されてようやく真価が発揮できるようになり、使うプレイヤーも増えている。
#endregion
ちなみに、攻撃力の補正がかかるとオリマーとピクミン双方に補正がかかるため、バグか仕様か不明だが、
オリマーがピクミンをつかんで攻撃する前後上下の空中攻撃では&b(){かなり高い火力が出る}。
特に『SP』初期では凄まじい火力を出していたが、流石にアプデで下方修正された。
#endregion
----
**MUGENにおけるキャプテン・オリマー
#image(olimar.gif)
海外のSSBR2氏による手描きの[[ちびキャラ]]が確認されている。ディスプレイネームは「C.olimar」。
引っこ抜いたピクミンを投げ付けるなどして戦う。
だが、ピクミンを投げる時に腕が変な形にひん曲がっていたり、ダメージを受けると姿が消えたりと、
残念ながら完成度は高いとは言えない。
[[AI]]は未搭載。
***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[キャプテン・オリマー],sort=hiduke,100)
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[キャプテン・オリマー],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[キャプテン・オリマー],sort=hiduke,100)
}
//***出演ストーリー
----
&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
公式側も「GC版『1』はあまりにも尖りすぎていた」という認識があったようで、
Wiiの移植版では日数制限こそあるものの、日付を巻き戻して自由にプレイできるようになっており、真っ当にプレイしている分にはゲームオーバーを迎えることはほぼなくなった。
『2』以降の作品では30日制限が撤廃されて何日でものんびりとプレイできるようになった他、
会話可能な個性豊かなキャラクターが増えて「孤独な探索ゲーム」と言った印象はかなり薄れることとなった。
時間制限に関しては『3』で復活はしたが、よっぽど意図的に遅らせない限り制限に引っ掛かることがないと言い切れるレベルであり、
どちらかと言うとウカウカしてられない世界観のフレーバー的な側面が強い。
もちろん初代のそういう尖った面に魅力を感じるユーザーも多く、
ゲーム的なギミックは数多くあれど「自然の中を突き進む」「死ぬときは死ぬ」と言ったシビアな雰囲気を強く感じられる本作を好む声も一定以上存在する。
----
//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください)
//|CV:戸高一生|,任天堂,主人公,宇宙人
#image(Olimar.jpg,title=ブンッ ポワッ ピピーーーーーッ!)
&font(30,b,i,gray){目ざめた時、私は&color(limegreen){未知の星}の大地にいた。}
任天堂のアクションゲーム『ピクミン』シリーズの主人公(『3』を除く)。
その名前は「[[マリオ]]」のアナグラムであり、『ピクミン2』で登場する同僚ルーイも恐らく[[彼>ルイージ]]が由来であろう。
当然ながら[[ポリマー>破裏拳ポリマー]]は関係ない。
ホコタテ星出身の「ホコタテ運送」に宇宙船のドライバーとして勤務する男性。
小型貨物から宇宙資源までさまざまな物資の運搬を頼まれ、宇宙航海士としては確かな腕を持つ。
公式サイトによると「結構名前の知られたベテラン宇宙航海士」。
ちなみに身長はたったの&b(){3cm}。[[小男>チョイ・ボンゲ]]とかそういうレベルではない。
既婚者で、家族は妻と息子、娘が一人ずつ。それにペット一匹(チャッピーに似た生き物)。
好物は愛する妻の作ってくれるホコタテ星の特産物「ピクピクニンジン」のスープ(ピクミンの命名由来)。
飲み物は「マシュルームティー」なるものを愛飲。
一人称は「私」。『ピクミン2』から声が付き、[[戸高一生>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:戸高一生|]]氏が声優を務めている。
休暇をもらって愛機の宇宙船「ドルフィン号」で宇宙旅行という名の気ままな一人旅に出たのだが、
帰路においてドルフィン号が隕石に衝突(お茶を飲もうと自動操縦にして席を立ったのが原因だったらしい)、
それによって未開の惑星に墜落・遭難してしまう。
奇跡的にもオリマー自身は気絶だけで済んだのだが、ドルフィン号はバラバラになって星の各地にパーツが散ってしまい、
さらに墜落した星の大気にはホコタテ星人にとっては猛毒となる「酸素」が多量に含まれており、
生命維持装置のバッテリーも30日しか持たないという絶望的な状況に陥ってしまう。
しかしそこで半動半植物の不思議な生命体「ピクミン」を発見、そのピクミンたちに指示することにより、
どうにか宇宙船のパーツを回収・修理することに成功、無事生還を果たす。
家族への愛情は強いが、日記や家族からのメールによると妻には頭は上がらないようである。
『ピクミン』での彼の日記や『ピクミン2』での図鑑メモを見ると、[[宇宙の「冒険家」>ロルフ]]になるという夢があるようで、
未開の星の探索を危険さを認識しながらも、ロマンを持ちながら楽しんでいるという節が見受けられる。
実際に彼は星で出会った生物を「オリマーメモ」というレポートに纏めており、その独自の解釈と分析から生物学等にも精通していることが窺える。
また、ケチな性分のようで、外出先における食事のほとんどは「宇宙一番ヌードル」や「ホコタテヌードル」という安価なインスタント食品で、
家や宇宙船にはヘソクリを隠していた。
#region(黒い任天堂)
小さくて愛らしいオリマーやピクミンのデザインや、社会現象にもなったテーマソング「愛のうた」のまったりとした雰囲気とは裏腹に、
記念すべき第1作は世界観・難易度共に中々にシビアな作品だった。
本作にはオリマーと会話してくれるようなキャラクターなど一切登場せず、巨大な原生生物が蠢く未知の惑星を孤独に突き進むしかないのである。
味方となるピクミン達は上手く使えば優秀な反面非常に脆く、ちょっと目を離した隙に原生生物に食われたり踏み殺されるため、
何でも任せられる心強い味方という訳ではない。
パーツを集めるためには制限時間内にピクミンの増殖、必要ピクミンの割り振り、マップの探索、原生生物の撃破、
邪魔なオブジェクトの破壊等を全てこなす必要があり、パーツの運搬を任せたピクミン達が中々帰ってこないので様子を見に行ったら、
帰路の最中で原生生物に虐殺されていた……というショッキングな場面に出くわすこともしばしば。
そのため、「良く知らないけど可愛いピクミン達と戯れることが出来るあのゲーム」と言ったノリで買ったライトユーザーが何となく雰囲気でプレイして、
何をどうすれば良いか分からず30日制限をあっさり迎えてゲームオーバーになることも決して珍しくなかった。
そういった尖ったゲーム性こそが本作、見方を変えるとシリーズの中で一番の売りであるとも言える&link_anchor(*1){*1}。
とは言え難しい操作を要求される場面はあまりなく、ステージ内をきちんと探索し、
1日の制限時間の中でやるべきことを決めて計画的に行動を取れるようになれればクリア自体は可能。
マルチタスクを上手くこなして如何に短い日数で帰還できるかを競うのも本作の魅力の一つである。
それでも30日を超えればオリマーの生命維持装置が切れるのは覆しようのない事実であり、
残り日数が短くなればなるほどオリマーの遭難日誌の内容は、
「ときどき、もう帰れなくてもいいかなと思うときがある」
「やっぱりもうどうでもいいかなぁ。ここまで慌ててみても帰れるわけないし。」
「われながらよくもここまでやる気もなく過ごせたものだ。」
「ついに何の希望も持てないままここまで来てしまった」
「あぁ、つかれた・・・」
等と、目に見えて病んだものへと変わっていき、ただ彼の中に絶望ばかりが募っていく様を見せ付けられる。
そんな有様で迎えた29日、一か八か、最低限のパーツすら満たない状態で最期の日に星から出発するが…?
&nicovideo(sm137892)
なお、余談ながら彼の不時着した未知の星は、有毒な酸素が大気中に多く含まれていることに加え、
[[ステージ]]のオブジェクトや、冒険で発見する「宝物」などから鑑みる限り、&b(){人類の滅びた未来の地球}であるようだ
(『初代』はともかく『2』では明らかに人間の家の中のようなステージもある)。
#endregion
『ピクミン』では惑星からの脱出の為のドルフィン号の部品回収、
『ピクミン2』ではホコタテ運送の倒産危機(オリマーの遭難による長期不在が原因らしい、が…)により、
借金返済の為惑星の希少資源(お宝)の探索をルーイと行う(のちにホコタテ運送社長も自ら赴く)。
『ピクミン3』では主人公は新キャラクターであるコッパイ星人の三人アルフ、チャーリー、ブリトニーに交代となったが、
ストーリー終盤でルーイともども重要な事項に関わりながら登場することとなる。
----
**原作におけるキャプテン・オリマー
一応アクションゲームなので簡単に彼の技や性能について解説しておく。
『スマブラ』と異なり[[自力でジャンプ>マイケル・マックス]][[できない>Mr.BIG]](段差を越えるには[[間欠泉>パワーウェイブ]]という蒸気が上がっている所に乗って飛ばないといけない)が、
その代わりか本編中登場するキャラでは一番足が速い。
また連れているピクミンが居ない場合はパンチで攻撃が可能で、自分と同じぐらいの生物が相手なら上記の高い機動力を生かしてこれだけで戦うことも可能。
他にも十字ボタン下で寝そべることができ、この状態だと自分をピクミンに運搬してもらうことができる。
『2』では拾ったアイテムでどんどん強くなっていき、最終的には攻防走の向上に加えて炎や電気攻撃が無効(これに加え元々毒攻撃が無効)、
さらに草の実から精製したゲキカラスプレー(ピクミンの[[身体能力強化>トキ]])とゲキニガスプレー(相手を[[石化>無界]])を装備。
もちろん、どちらの場合でも一番強力なのはピクミン達を使った攻撃で、最大で&b(){100匹}もの彼らを率いて[[数の暴力>人間弾幕]]をお見舞いする。
&s(){[[キャプテンコマンドー]]もそうだが、キャプテンと数の暴力は相性がいいのだった}
----
**『[[大乱闘スマッシュブラザーズ]]』シリーズにおけるキャプテン・オリマー
#image(pikumin.jpg,title=スマブラ史上最小ファイター)
『DX』ではメモリーカードに「ピクミン」のデータがあることで彼のフィギュアが手に入った。
『X』からプレイアブルとして参戦を果たした。
同シリーズでの名義は&b(){「ピクミン&オリマー」}である(但し、北米版では&b(){「OLIMAR」}と単独表記になっている)。
設定上の身長の低さを踏まえてか、『スマブラ』でも全キャラ中最小クラスの小ささとなっている
(原作と比べれば大きいが、スマブラ世界は「フィギュアに魂が宿って戦っている」という[[設定>格ゲー補正]]なので、サイズ差に関してもさして問題はない)。
『for』以降の作品では[[カラー変更>カラーパレット]]で『3』の主人公アルフを使う事も可能になった。
システム的にはただのカラバリ扱いで[[モーションや性能の変化>EXキャラクター]]はないので、好きな方を使おう。
『SP』ではダメージを受けると頭に被っている風防にヒビが入る(直後に元に戻る)演出が入るようになっている。
#region(各種[[必殺ワザ>必殺技]](以降「B」と表記))
各種[[必殺ワザ>必殺技]](以降「B」と表記)
・ピクミンひっこ抜き(NB)
地面からピクミンを引っこ抜く。『X』では6匹、『for』では3匹まで可能。
隙がほとんどないため充填速度はかなりのもの。
『X』では出てくる種類がステージ依存且つランダムだったが『for』では赤→黄→青→白→紫の順で固定。
ちなみに、オリマーをコピーした[[カービィ]]が使用した場合
&b(){引っこ抜いた瞬間に投げ、なおかつピクミンは地面に落ちた途端に死ぬ}という、極めて理不尽な光景を目の当たりにすることになる。
性能面で考えるとピクミンの有無に関係なく出せるという点で上位互換ではあるのだが…。
-ピクミンつながり(『X』での上B)
ステージの崖にワイヤーのようにピクミンを張り付ける。
主な用途は復帰なのだが、&b(){非常に邪魔をされやすい}。
というのもそのピクミンを張り付ける崖に先に誰かいた場合、張り付けずそのまま尻持ち落下するという欠点がある。
つまり[[ピクミンつながり見てから崖阻止余裕でした>小足見てから昇竜余裕でした]]みたいなことになるのである。
さらに復帰できる距離が連れているピクミンの数で長くなったり短くなったりする。
前述の吹っ飛びやすさと併せて『X』でのオリマーの最大の弱点となってしまっている。
-羽ピクミン(『for』以降の上B)
『ピクミン3』で登場した新種、羽ピクミンがオリマーを運んで空をとぶ。
ピクミンの数が多いほどそのぶん重みが増すので上昇量が落ちる。
とはいえ、3匹いる状態でも終点だとルーペ状態から戻ることが出来るくらいの飛行力はある。
-ピクミン投げ(横B)
ピクミンを[[飛び道具]]として投げるワザ。
相手にあたるとひっついて攻撃を行い、色によって攻撃方法が違う。白が最もダメージが多い。
紫のみひっつかない通常打撃で、地面に落ちると戻ってくる。
ちなみに投げられているピクミンにはやられ[[判定]]があるため相手の攻撃が当たると死んでしまうが、
弱めの飛び道具に対する盾として利用することも可能。
-ピクミン整列(下B)
笛を吹いてピクミンたちを呼び寄せる。
赤、黄、青、紫、白の順に優先されており、使うごとに先頭が入れ替わる。
地味ながら吹いた瞬間には[[スーパーアーマー]]がついている。
-一日の終わり([[最後の切りふだ>超必殺技]])
//この切りふだは原作を再現した技で、
//彼が主人公のゲーム「ピクミン」でオリマーの探索する星は夕暮れまでに必ず宇宙船で帰らなければならない。
//理由は夜になると恐ろしい原生生物が徘徊するため、なので夜は地上から離れてやり過ごすというものである。
オリマーがドルフィン初号機を呼び出し、宇宙へ飛び出す(その際のドルフィン号にもメテオ判定+埋めがある)。
すると地上には原生生物がわらわらと登場するようで、地上の相手にダメージをもりもり与えていく。
そして最後はドルフィン号がフラフラッと落下して、爆発。
そのときのドルフィン号と爆発にも攻撃判定があり、ドルフィン号にはメテオ判定、爆発には相手を吹き飛ばす効果がある。
原生生物はダメージを与えるだけで相手を撃墜するには爆発も当てなくてはいけないが、爆発の範囲は狭く、
爆破場所を若干ずらせるとはいえ狙って当てるのは至難の業。慣れた相手にはまず当たらないだろう。
また、原生生物も一部のキャラでうんと高く飛べばダメージを軽減できたりするうえ、タイミングよく飛べばほぼノーダメージで済ませることも可能。
更に攻撃終了後は尻もち落下(無防備な状態)になってしまい、最後の爆発を外してしまうと相手の手痛い反撃をほぼ確実に受けてしまう。
微妙な性能なので使いどころに少々困る技である。
『for』ではドルフィン号の落下の軌道を変えられるようになり、目標に狙い撃つことができるようになった。
#endregion
#region(ピクミン&オリマーの性能、活躍)
本体であるオリマーがピクミンを引っこ抜き、それを使って攻撃を行う。抜いたピクミンは後ろにくっついて移動する。可愛い。
最大6匹(『for』以降3匹)までストック可能で、一定ダメージ攻撃されたり画面外に出ると消滅するピクミンがこのキャラ最大の特徴であり要である。
というのも、&b(){このピクミンがいなければスマッシュ攻撃や空中攻撃はおろか、[[投げ技もろくに出来ない>ユダ]]}からである。
よってピクミンは常に最大数いることが前提と言えるので、プレイヤーは常に気を配らねばならない。
5色のピクミンがおり、その色によって性能が異なる。
-&color(red){赤}&br()空中攻撃が強く、炎攻撃に対して無敵。
-&color(blue){青}&br()投げ技が強く、一部ステージの水で溺れない。
-&color(yellow,black){黄}&br()攻撃判定が大きく、電気攻撃に対して無敵。ピクミン投げの軌道は少し上向に。
-&color(purple){紫}&br()攻撃技が総じて強力だが、リーチが短い。耐久力が高く死に難い。
-&color(white,black){白}&br()ピクミンを張り付ける技・つかみ打撃が強い。特につかみ打撃はスマブラ全キャラで最高威力。&br()暗黒属性([[ガノンドロフ]]など)に耐性があるが、耐久力が無く死にやすい。また、総じて攻撃技が弱い。
なので常に色・数を把握しながら戦う必要がある。
#region(『X』での性能)
上の説明から上級者向けのキャラの印象が強いが、&b(){実はそれ程でもない}。
戦法としては遠距離ではピクミンを張り付ける技ピクミン投げで[[弾幕]]を張り、近づいてきたところを迎撃するということが主な戦法。
地空ともに圧倒的な攻撃性能を誇るので攻撃の打ち合いで負けることは少ない(ピクミンは武器判定なので白以外かなり強い)。
しかも当たり判定も併せ持つため相手の飛び道具の盾にもなる。
特にスマッシュは、
+早い発生、長い射程、&b(){落ちていても発生するほど長い持続}を持つピクミンを飛ばし、しかも隙がかなり少ない横スマッシュ
+発生、判定、リーチ、ふっ飛ばし、隙のなさどれをとってもぶっ壊れてる性能を持つ上スマッシュ
+ベクトルがほぼ真横で回避潰しやバーストに大活躍で発生も優秀な下スマッシュ
と非常に優秀なものがそろっている。地上ではこれを振っているだけで相手は対処が困難なほど優秀な技である。
更に投げに関しても他キャラを一歩抜きん出た性能を持つ。
[[リンク]]や[[サムス>サムス・アラン]]等一部のキャラはリーチが長い代わりに大きな隙を晒すことになるワイヤー掴みを持つ。
ところがピクミン&オリマーは&b(){リーチがワイヤー掴み並に長いのに隙も小さい}というワイヤー掴みを持つキャラが涙目になる性能であり、
しかもフィニッシュにも使えるという凄まじい性能である。
その他にも空中の挙動は素直で扱いやすく、なおかつ空中攻撃各種も非常に優秀で地空ともに高い制圧力を誇る。
制圧力の高さのおかげで乱闘で強いのはもちろんのこと、そのずば抜けた攻撃力、発生の速さのおかげでタイマン性能も高く、
どんな状況、距離でもオールマイティに戦えるキャラである。
以上のことから適当に技を振っているだけでもかなり強いので初心者にもやさしい強キャラに仕上がっている…[[と思っていたのか?>ブロリー]][[(ニヤリ>ロミアス]]
これほどまでに異常な攻撃力を持った代償は非常に大きく、まず体重が非常に軽く、ふっ飛ばされやすい。
体が小さいので攻撃が当たりにくいという長所もあるのだが乱戦ではこの短所が非常に目立ってしまう。
次に水のあるステージでは水に落ちると青以外のピクミンが死んでしまうこと。
そして最大の弱点は&b(){[[復帰力の低さである>リンク]]}。
このキャラは「ピクミンつながり」というピクミンを繋げてワイヤーにして伸ばす技で崖に掴まって復帰するのだが、
本作の仕様で他が崖に掴まっていると攻撃を当てない限り自分は崖を掴めないので、空中ジャンプで復帰できない所まで飛ばされたら、
&b(){崖掴まりの無敵をピクミン繋がりに合わせるだけで何も出来ず落ちて行ってしまうのだ}。
さらに連れているピクミンの数でワイヤーの長さが決まるので、ピクミンが少ない時に飛ばされると届きさえしない。
前述の軽さから早期に吹っ飛ばされることも多いので、封殺していてもワンチャンで1ストックが溶けてしまう。
初期には軽い、ワイヤー復帰、ピクミン無しでは何も出来ないの3点から弱キャラの評価だったのだが…その圧倒的な火力とふっ飛ばしやすさ、
強力な判定等のおかげでそのまま相手を封殺することも少なくなく、復帰力を除けば強キャラの一角、
下手すれば最上位キャラに近いポテンシャルを持つことは間違いない。
なので「攻めているうちは強キャラ、攻められたら死ぬ」というどこぞの[[聖帝>サウザー]]のようなキャラになっている。
こんな性能だが、本作ではオールスターモードが「デビュー作の発売順に戦う」仕様だったため、&b(){彼が[[ラスボス]]になっている}。
しかし、別段極端なアッパー調整もないため、彼の前座にあるポケモンキャラ戦(モード最多の6人勝ち抜き)の方が一番の山場になるのであった。
哀れラスボス[[(笑)>主人公(笑)]]。まあ気を抜くと封殺されるけどね!
#region(亜空の使者での活躍)
ストーリーの中盤初期に登場、行く手を阻むロボットと戦っていたが苦戦。
そこに[[キャプテン・ファルコン]]が登場しファルコンパンチでロボットを吹き飛ばすも、&b(){周りのピクミンをほとんど巻き込んでしまう。}
ピクミンには悪いが格好をつけているファルコンと散りゆくピクミンは中々シュールで笑える場面。
そこから二人のキャプテンは共に行動することとなり、うやむやの内に「この世界」の為に戦うハメになる。
このキャラの最大の見せ場は恐らく亜空間侵入の場面であろう。
このストーリー最大の山場でもある場面で、任天堂の本気が見れる物凄く格好いいシーンなので是非とも見ていただきたい。
現れた亜空間から飛び出すレーザー砲に対抗するハルバード、だがビームで貫かれ健闘むなしく撃沈。
だがそこから多くのマシンが現れる。その中にはドルフィン号が混じっており、
&b(){他のマシンとなんら変わらない物凄いスピードで飛ぶ}。あんなにボロボロなのに。
格好いい場面の最後に&b(){プスプスと音を漏らし、フラフラになりながら}、頑張って亜空間に突入するドルフィン号の姿は非常にシュールである。
&nicovideo(sm2192494)
#endregion
#endregion
#region(『for』での性能)
ピクミンのストック数が3匹に減り、引っこ抜いて現れるピクミンの種類も「赤→青→黄→白→紫→赤…」と順番になった。
ピクミンの判定が極めて弱くなる、掴みやスマッシュの後隙が増えるなど攻撃面ではかなり弱体化されたが、上Bは「羽ピクミン」に変更され、
ピクミンを引き連れていなくても復帰が出来るようになっている。
適当に技を振ってるだけで勝てるキャラではなくなったが、リーチの長さと高い火力は健在で、ポテンシャルは依然高い。
また、[[色違い>カラーパレット]]で『ピクミン3』の主人公・アルフに変化する(性能は同一)。
ちなみにWii版に先んじて発売された3DS版では、マシンスペックの関係でピクミンの動作が30FPSに抑えられていたり、
フィールドスマッシュでは移動速度が上がり過ぎると&b(){ピクミンがオリマーについて行けず技がろくに出せなかったり}と、何かと不遇なキャラである。
また、初期のバージョンではピクミンの挙動に不具合が多く、まともに戦うことすら困難で不遇っぷりに拍車をかけていた。
Ver.1.0.4でピクミンの挙動が正常に修正されてようやく真価が発揮できるようになり、使うプレイヤーも増えている。
#endregion
ちなみに、攻撃力の補正がかかるとオリマーとピクミン双方に補正がかかるため、バグか仕様か不明だが、
オリマーがピクミンをつかんで攻撃する前後上下の空中攻撃では&b(){かなり高い火力が出る}。
特に『SP』初期では凄まじい火力を出していたが、流石にアプデで下方修正された。
#endregion
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**MUGENにおけるキャプテン・オリマー
#image(olimar.gif)
海外のSSBR2氏による手描きの[[ちびキャラ]]が確認されている。ディスプレイネームは「C.olimar」。
引っこ抜いたピクミンを投げ付けるなどして戦う。
だが、ピクミンを投げる時に腕が変な形にひん曲がっていたり、ダメージを受けると姿が消えたりと、
残念ながら完成度は高いとは言えない。
[[AI]]は未搭載。
***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[キャプテン・オリマー],sort=hiduke,100)
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[キャプテン・オリマー],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[キャプテン・オリマー],sort=hiduke,100)
}
//***出演ストーリー
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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
公式側も「GC版『1』はあまりにも尖りすぎていた」という認識があったようで、
Wiiの移植版では日数制限こそあるものの、日付を巻き戻して自由にプレイできるようになっており、
真っ当にプレイしている分にはゲームオーバーを迎えることはほぼ無くなった。
『2』以降の作品では30日制限が撤廃されて何日でものんびりとプレイできるようになった他、
会話可能な個性豊かなキャラクターが増えて「孤独な探索ゲーム」と言った印象はかなり薄れることとなった。
時間制限に関しては『3』で復活はしたが、よっぽど意図的に遅らせない限り制限に引っ掛かることがないと言い切れるレベルであり、
どちらかと言うとウカウカしてられない世界観のフレーバー的な側面が強い。
もちろん初代のそういう尖った面に魅力を感じるユーザーも多く、
ゲーム的なギミックは数多くあれど、「自然の中を突き進む」「死ぬ時は死ぬ」と言ったシビアな雰囲気を強く感じられる本作を好む声も一定以上存在する。
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//|CV:戸高一生|,任天堂,主人公,宇宙人