「今日はどんな冒険に出かけますか?
アリスは一緒に旅立つ準備ができています」
- 学園:ミレニアムサイエンススクール
- 学年:1年生
- 部活:ゲーム開発部
- 年齢:??歳
- 誕生日:3月25日
- 身長:152㎝
- 趣味:ゲーム(特にRPG)
連邦生徒会の管轄下にあったミレニアム自治区郊外の廃墟の奥に眠っていた「AL-1S」と称されしアンドロイド。
部員&実績不足で廃部の危機に瀕していたゲーム開発部にゲーム開発のための虎の巻「G-Bible」を探す過程で発見され、
これ幸いとゲーム開発部の部員にカウントするためにハッカー集団「ヴェリタス」のハッキングにより学籍を偽装されて、
ミレニアムサイエンススクールの1年生としてゲーム開発部に所属する事になった。
起動当初は人格も存在せず、まさしく機械的という言葉を絵に描いたような言動であったが、人間的な話し方を学習させる目的で、
ゲーム開発部の開発したRPG『
テイルズ・
サガ・
クロニクル』をプレイさせた所、
クソゲー極まりない理不尽で難解過ぎるゲームシステムや世界設定に曝され、
エラーとフリーズと再起動を繰り返した末にどんどん情緒を獲得していき感情と人格を形成。
その後も部員おススメの
どこかで聞いたようなタイトルの*1ゲームを昼夜問わず大量にプレイして英才教育された結果、
やがて「素直かつ無邪気で人懐っこいが何事もゲームに当てはめてしまう不思議ちゃん」の生徒と化した。
RPG内で世界を救いまくった影響か、以後は「
勇者になる」という目標を度々口にしており、
学園での生活もクエスト感覚で楽しんでいる様子。
本人にとっては大事故ながらも些細な出来事だが、結果的にこの出会いこそがキヴォトス存亡の大きな鍵になるなどとは、
この時はまだ誰も知る由もない事であった。
先生が躊躇なく生徒の足を舐めたり、ロボ子がクソゲーに脳破壊されないと詰み確定とか本当いい加減にしろよキヴォトス
部活ではテストプレイを担当。
クソゲーを隅々まで味わい尽くした末、
ゲーム愛という啓蒙を得てしまった彼女には適任である。
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ゲーム開発部の愉快な仲間たち |
ゲーム開発部部長。プログラミング担当。
ミレニアムサイエンススクールの1年生だが、彼女が独力で制作したゲームのプロトタイプが全ての発端となる。
公開した件のゲームが酷評され、一日の大半を部室のロッカーの中に引き籠るような極度の対人恐怖症になってしまうが、
一方でそのゲームに感銘を受けたモモイとミドリの双子が押しかけてきた事で、部員全員が1年生のゲーム開発部が発足した
(同じ一年生でありながら才羽姉妹より歳上の16歳である事などから、ファンの間では留年疑惑が囁かれている)。
そして三人で完成させたのが、問題のゲームの完成版『テイルズ・サガ・クロニクル』である。 なお、結果は前述の通り。
ていうか今更だけど、「テイル」も「サガ」も「クロニクル」も意味は全部「物語」じゃねえか!
まぁ厳密に言うと、「テイル=寓話」「サガ=英雄譚」「クロニクル=年代記」という違いがある 一方で、普通「クロニクル=物語」とはならないし、ゲーム業界では「全集」みたいな扱いなので(書籍だが)「サガ・クロニクル」とか普通に存在する
ゲーマーとしての腕前は超一流で、特に格ゲーとリズムゲームについては謎の王者「UZQueen」として知られるトッププレーヤー。
そのためか動体視力も極めて高く、モモイ曰く集中して「UZQueen」モードになると頭の回転が普段の1.5倍、動体視力も2.8倍になるとか。
…翻って、『テイルズ・サガ・クロニクル』が理不尽に高難易度なのもユズ基準で難易度調整したせいという疑惑もある模様。
後述のメイドアリスイベントでは彼女もメイドに扮したが、 ロッカーの代わりに「THE YUZU」と書かれた段ボール箱を被っていた
( 『MGS』シリーズの潜入用段ボール箱の一つ、「THE ORANGE」と書かれた物のオマージュと思われる)。
才羽姉妹の姉の方。ピンクの猫耳ヘッドホンとミニスカート で栗みてぇな口した方がモモイと覚えよう。シナリオライター担当。
非常に陽気で部のムードメーカーだが、精神的に幼く感情的な癇癪持ちで、上役の早瀬ユウカとよく揉めている所が見られる。
情に厚く社交的なので、表に出たがらない部長に大人しい妹というゲーム開発部のメンバーを牽引する実質的なリーダー。
ゲームの腕は今ひとつらしく、妹のミドリに負ける場面がよく出て来る上、先生が初めて触る格ゲーの対戦で8連敗を喫した事も
(行動の癖が分かりやすいらしく、更に焦るとレバガチャしがちと先生に指摘される選択肢あり)。
また、『テイルズ・サガ・クロニクル』のシナリオ面の理不尽さは、ゲーム愛故に奇抜な展開にしようと意気込みが空回った結果とみられる。
シナリオライターらしくゲーム関連の語彙が豊富で、 何かというとゲーム用語や台詞ネタが飛び出るのが癖。
アリスにもそれが見事に感染っている。
ゲーム内ではレアリティが☆2と低い割に前方広範囲を攻撃できる優秀なEXスキルを持っており、
ゲーム始めたての先生の強い味方となってくれる。
才羽姉妹の妹の方。緑の猫耳ヘッドホンとショートパンツ の卑しさ漂うムッツリフェイスがミドリと覚えよう。グラフィック担当。
ドット絵のレトロゲームが好きで、自分でもドット絵を打つ事がある他、パズルゲームなどのカジュアルな作品も好む。
大人しい性格のため、陽気な姉とはあまり相性が良くなかったが、ゲームを通じて大の仲良しになったと語っている。
表向きは姉より落ち着いていて部内でも一番常識人に見えるせいか、外部から「ゲーム開発部の代表者」と思われた事も。
グラフィック担当はシナリオが出来ないと何も出来ない部署でもあるので、気分屋で遅筆な姉には何かと悩まされている。
ちなみに キャラとしてのレアリティは姉より高い☆3で、対戦ゲームでも勝ち越している描写が多いため、
「姉より優れた妹…!」みたいなネタにもよくされている。
しかしキャラ性能的には上位互換が割といるので、姉とセットにすると強化されるスキル込みでも割と出番が無い
なお、才羽姉妹の見分け方は各種アンソロジーコミックや『ゲーム開発部だいぼうけん!』等といったモノクロ漫画では分かり辛いものなので、
特徴としては他にも、
- 前髪が左分けなのがモモイ、右分けがミドリ
- ジャケットの前側をリボンで結んでいるのがモモイ、結んでいないのがミドリ
- スカートを履いているのがモモイ、短パンなのがミドリ
が挙げられる。
プレイスキルガチ勢、クソザコだがエンジョイ勢、そこそこやれるカジュアル勢と三者三様のプレイスタイルに、
やり込み派デバッガーのアリスも加わって、開発の上で満遍なく様々な視点を持てる実は割と隙の無い布陣と言える。
大体こんなメンバーによるアットホームな部活です
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キヴォトスには多数のロボットのような外見の市民も暮らしている反面、アリス以外に「人間そっくりなアンドロイド」は存在せず、
作中の登場人物の口からも現行のキヴォトスにそのような存在を作る技術は無い
*2と公言されているのだが……?
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ネタバレ注意 |
アリスの正体は、大昔にキヴォトスを支配していた「名もなき神」を信仰する 無名の司祭が崇拝した「 オーパーツ」であり、
彼らの敵対者である忘れられた神々を滅ぼすべく作られた「名もなき神々の王女AL-1S」。
この「忘れられた神々」とはキヴォトスの生徒達である事が示唆されており、
ゲームで例えるならばアリスは「世界を滅ぼすために創られた魔王」と言える存在であった。
周囲のデータを収集し変形させてしまう事などが可能な、多次元解釈演算装置「アトラ・ハシースの箱舟」の機能を持っている。
Vol.2の二章「友情と勇気と光のロマン」では、一章でモモイのゲームガールズアドバンスSPに転送されたAIにして、
名もなき神々の王女の力を覚醒させる鍵となる「王女」の第二の人格ともいえる「Key」がアリスと同化し、大きな騒動となった。
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Vol.2の一章でミレニアムの精鋭特殊
メイド部隊「Cleaning&Clearing(C&C)」と激しくやり合った経験から、
一時期メイドがトラウマ化していたが、その後ちゃんと和解したらしく、カフェに家具のゲーム筐台を置くと、
当時散々ボコられた美甘ネルと仲良く対戦を始める様子が見られる。
ブルーセチ氏作の下の手描き動画
*3はあくまで二次創作だが、屈伸煽りとネルがキレて暴れる事以外は(勝敗含め)大体合ってる。
やめなよアリス!対戦で屈伸煽りは恥ずかしい事なんだよ!
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やはりお前の仕業だったか
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※海外で対戦時に
屈伸煽りする行為は、
イラマチオティーバッグの出し入れになぞらえ「ティーバッギング」と呼ばれるノーマナー行為である。
固有武器は「光の剣:
スーパーノヴァ」。
ミレニアムのエンジニア部が試作した、
元は宇宙戦艦の艦載兵器にするつもりで大気圏外での運用を前提に設計された、
エンジニア部の下半期予算の70%とロマンをかけた大型レールガン。上記画像で背負っている棺桶じみた物体がそれである。
ただ、
レールガンと言いつつ飛ばしてるのはどう見てもビームだし、開発者自身
「ビームは浪漫!」と発言してるので、
実態は恐らく
荷電粒子砲の一種だと思われる。
まぁ「荷電粒子」は弾の種類であり「レール」は弾の加速方法の事なので、両立は可能である。
荷電粒子砲「お前はレール上に発生させた電場で実体弾を加速して!俺はレール上に発生させた電場で粒子を加速する!そこになんの違いもありゃしねぇだろうが!」。
実在の銃器のカスタム品が大多数の本作ではほぼ唯一の架空兵器になる。
武器を未所持のアリスがエンジニア部を訪ねた際、部室に鎮座していた本機を気に入り「実戦でのデータ取得」を建前に譲り受けた。
入手経緯がストーリー中で明かされる数少ない固有武器でもある。
勿論、元が艦載用なので個人で運用するサイズをしていない。基本重量だけでも140kg以上
*4というバケモノである。
大きく、分厚く、重い。それは正に鉄塊である。
ついでに砲撃時の反動も200kg以上あるそうなので、一般生徒が撃ったらそれだけで自滅は免れまい。
そんな身の丈を超えるサイズの機械の塊を、神秘と
アンドロイドパワーのゴリ押しで軽々と取り回し平然と撃ちまくる様は、
「
ブルアカのロリ体形はヤバイ」という風評をある意味これ以上なく体現している存在とも言える。
頑丈でアリスのほぼ全身をカバー出来る大きさがあるため、盾としても活用される場面があった。
また最終編では、「光の剣:スーパーノヴァ」よりさらに巨大な、宇宙戦艦の主砲「光の剣:アトラ・ハシースのスーパーノヴァ」を生成してぶっ放している。
余談だが、彼女の名前の由来ははっきりとは不明ながら、ゲーム開発部の他メンバーがエロゲブランド由来という疑惑があり、
だとすると彼女も老舗中の老舗ブランド「
アリスソフト」が由来という可能性が存在しており、
上記の「Key」も、
泣きゲーに定評のある同名ブランドが由来なのではないか?と冗談半分で言われもしている。
もっと単純に「天童=
任天堂」説もあったりするものの、真相は清渓川の澄み切った流れのみぞ知る……。
原作中の性能
「アリスがここにいます。アリスが手伝います。」
攻撃は神秘属性、装甲は特殊装甲という構成の後衛型アタッカー。
スナイパーライフル以上の長射程で、通常攻撃でも弾が敵を貫通する単発高火力型。その分射撃間隔は長め。
ノーマルスキルでエネルギーを2段階までチャージ可能で、チャージ段階によりEXスキルの威力が1.5倍/2倍に増加するという、
特殊なシステムを有している。巧く最大値を狙えれば強力だが、つまりは最大火力を出すには時間がかかる事も意味するため、
速攻編成蔓延る戦術対抗戦などではアリスが割と紙装甲なのもあって活躍する前に落とされがち。
現状唯一のレールガン所持者という事で、レールガンの長所・短所がそのままアリスの性能に直結していると言える。
コラボしたビリビリ? 残念ながらメイン武器はアサルトライフル使ってたよ
「ぱんぱかぱーん♪ アリスはメイド勇者にジョブチェンジしました!」
訳あってメイド服を着る事になった「メイドアリス」は、攻撃が貫通しなくなり
狙撃による単体特化仕様に性能が変化。
汎用性はやや下がったが、通常時より単体目標への火力が出しやすくなり、装備品もより攻撃的な編成になっている。
また、スキルがチャージ制ではなく通常攻撃一定回数毎にバフがかかる仕様になったので、タイミングを計らなくてよくなった。
単発型なのは相変わらずのため、その一発がクリティカルするかどうかでダメージの浮き沈みが激しいのがやや難点。
余談だが、メイドアリスをカフェでタッチすると、やる気アピールなのか
ぐっと構えて謎の気合(オーラ)を発する。
…それどういう原理なのアリス? メイド勇者は奥が深い。
MUGENにおける天童アリス
国内外の製作者により、
MUGEN1.1専用のキャラが公開中。
上記のメイド版とノーマル版の2種類が存在する。
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DarkRuler氏製作 メイド版 |
オリジナルの3Dモデルを用いて作られたメイド版のアリス。
技もメイド版準拠でレールガンによる 飛び道具が強力だが、 砲台そのものを振り下ろして攻撃する近接技も持つ。
また、原作のノーマルスキルを再現して、攻撃を15回行うと30秒間一部攻撃スキルのダメージが増加する仕様となっている。
超必殺技はEXスキルを再現したチャージ射撃の4 ゲージ技「アリス、お掃除します!」。
AIはデフォルトで搭載されている。
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DarkRuler氏製作 ノーマル版 |
上記のメイド版より2週間遅れて公開された、ノーマル版のアリス。
こちらもレールガンを撃つ飛び道具や砲台を振り下ろす攻撃で戦うのは共通しているが、
超必殺技は各種技のダメージを増加させる「強化魔法です!」、3ゲージ技「スーパーノヴァクラッシュ」、
6ゲージ以上という条件下でのみ発動可能で全ゲージを消費するのと引き換えに、
ゲージが多ければ多い程さらに威力が増す技「世界の 法則が 崩壊します!」となっており、
自動ゲージ増加があるためある程度はゲージ消費の激しさは補えるものの、
全体的に大火力だがゲージコストが高い砲台キャラとなっている。
AIはデフォルトで搭載されている。
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藍灯篭氏製作 ノーマル版 |
MUGEN1.1では動くが一部SEが鳴らないのでIKEMENでの使用を推奨とのこと。
ノーマル版準拠だが、「メイドモップ」などメイド版の技も一部存在する。
飛び道具は画面左下に表示されるエネルギーゲージを消費してレールガンで攻撃する性能となっている。
なお、エネルギーゲージは特殊技「チャージ」で補充できる。
また、上記のゲーム開発部のメンバーをサポーターとして呼ぶ技も持つ。
AIもデフォルトで搭載されている。
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「アリスはキヴォトスに…魔法がないとは思えません。
魔法は存在しています。だって、先生は今、
アリスを幸せにしてくれましたから」
「ゲームが面白い理由はそこに、世界の美しさが込められているから。
これは、先生を通じてわかったことです。
ゲームも、猫も、友達も…そして今この瞬間も。
この世界には美しいものがたくさんあります」
「アリスはもっと知りたいです。先生と一緒に…
この世界のことをもっと学びたいです!」
出場大会
*1
中でも「カシオペアの拳」(元ネタは言うまでもなく『
北斗の拳』(
北斗七星=こぐま座))に関しては『北斗』も『ブルアカ』も、
砂塵漂うポストアポカリプス的な場所があったり「力こそ正義」な無法地帯という共通項があるのに加え、
『ブルアカ』には上記のC&Cに
トキというキャラが居る事もあり、pixivではコラボタグとして機能している事が多い。
*2
コラボイベントで電脳世界上の存在だった
初音ミクが仮の身体に意識を移した事はあったが、
あくまでライブコンサート用でアリスやキヴォトス人(仮)のように戦闘を行えるような器ではない(ゲーム内の性能もSPECIALという支援役)。
*3
このブルーセチ氏、ブルアカ手描き動画を定期的に製作しているが中でもアリス推しらしく、
特にバズった「USAGI FLAP」に合わせてアリスが踊る動画をはじめ、本来アリスの曲ではない物まで、
アリスの可愛さの暴力でミーム汚染しており、氏の動画を観た後で原作をやって、
「あれ、これアリスのテーマじゃなかったの…?」みたいな事態がちょくちょく起こっているようである
(「USAGI FLAP」も元々はタイトル通りVol.4「カルバノグの兎」編のメインキャラ、
RABBIT小隊のテーマで、
上記の動画のあまりの反響から、公式イベントにて作曲担当者が「あの曲はアリスのテーマではない」と明言した程)。
*4
解説の様子を見ると「基本重量」というのは、稼働用のバッテリーや光学照準装置は除いた、本当に純粋な本体だけでの重量を差すようである。
作中には稼働可能な状態で総重量100kgにもなるはずのミニガン(移動兵器搭載が前提のガトリングガン)を、
平然と
映画ばりに生身で携行武器として使っている者もいるなど、キヴォトスの生徒はモブ含め生身でも頑強な肉体の持ち主ばかりなのだが、
それでも流石にこのレールガンを扱える者はいないなど限度はあるようである。
最終更新:2025年02月15日 03:27