ヤマト(ドラグーンマイト)




「お前なら知っていそうだな

 『龍の刻印』の謎を。」

1995年にコナミが製作した対戦格闘ゲーム『ドラグーンマイト』の主人公。
担当声優は 塩沢兼人 氏。
無論、百獣のカイドウ息子ではない。ましてや宇宙戦艦であろうはずもない

日本刀を使う青年剣士で、伝説の流派「仁天真明流」の後継者。
祖父と流派再興を目指す他、用心棒等の裏家業も務めている。
ある日、負傷した男を助けた事からその欠片を揃えればどんな願いも叶うという「龍の刻印」を託され、
「龍の刻印」巡る戦いに巻き込まれる事となる。

しかし、このヤマトの象徴と言えるのが彼のEDである。
+ 世界を救ってしまった男ヤマトは……(ネタバレ注意)
世界を救ってしまった男は今日もパチンコにいそしむ。


「ヤマト、最近修行がおろそかではないか?」
「パチンコばっかりじゃないですか。」
「……。」


「出ねぇじゃねえか、このぉー!!」

「うわっ、こんな所でなにをするかーっ!!」


……今日も世界は平和だ。

1:05~


このゲームの登場人物は忍者がいたり、西洋剣士がいたり、ラスボスがヨミ様魔法使い風だったりと中世あたりの世界観かと思いきや、
最後に突然「現代だった」という描写が出るのも違和感が大きい。


原作中の性能

通常技のリーチが長く、必殺技も地を這う飛び道具「地潜龍」、空中から急降下キックを放つ「旋舞降龍脚」、
昇龍系の対空技「飛龍返し」と、遠近共にバランス良く揃ったオールラウンダー。
ただし、飛龍返しは振り下ろし・斬り上げの2段技でありながら1ヒットしかせず、
攻撃判定も初段の振り下ろしの方が強いという、対空技としてはやや心許ない性能となっている。

ボンバー技の「抜刀弾」は突進して相手を切り刻む乱舞技で、発生が早く頼りになる。
スーパーボンバー技の「幽波通背拳」は巨大化した自身の幻影を纏いつつ掌底を叩き込む大技。
発生は遅い上にガードされると隙が大きく、スーパーボンバー技の使用条件(体力一定値以下かつ体力消費)もあっておいそれとは使えないものの、
その分パチンコ台をぶっ壊すほどの絶大な威力を誇る。


MUGENにおけるヤマト(ドラグーンマイト)

Ryon氏によるMUGEN1.0以降専用キャラが公開中。
なお、冒頭にもあるカイドウの同名の息子さんとはフォルダ名が被っているため、登録の際は上書きに注意されたし。

技や動作は一通り揃っており、ボンバー技・スーパーボンバー技の「体力を消費して出す」という仕様も再現している。
……が、全ての技に削り効果が無く、飛龍返しと旋舞降龍脚の威力がやたらとショボかったり、
抜刀弾が乱舞へ移行する前に空中受け身可能なので安定してヒットしなかったり、
幽波通背拳の発動中に攻撃を食らうと分身してしまう上に、肝心の威力も抜刀弾の半分以下だったりと、
調整ミスと思しき部分や不具合が多く、性能的にはかなり難があると言わざるを得ない。
また、ボイスも原作の塩沢氏のものではない。
AIは未搭載だが、MUGENBOY氏による外部AIが某所にて公開されている。

出場大会

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最終更新:2024年06月06日 00:50