ゴーストフェイス


"Do you like scary movies?"

(ホラー映画は好きかな?)

アメリカのスプラッターホラー映画『スクリーム』シリーズに登場する殺人鬼。
某愚か者スパイダーマンコピーコピーではない。
担当声優は一貫して『パワーパフガールズ』のモジョ・ジョジョ等を演じているRoger L. Jackson氏。
黒ずくめの恰好に、ムンクの『叫び』もしくはフライシャースタジオの作品に出る幽霊のような白いマスクを被った姿が特徴
(そもそも「スクリーム(Scream)」自体が英語で「叫び」という意味である)。
このマスク自体はFun Worldが発売している、アメリカではポピュラーなハロウィン用の仮装である。
第1作目の劇中では単に「殺人鬼」としか呼ばれず、日本の視聴者からも「スクリーム」と呼ばれる事がしばしばあるが、
その第1作に登場したテイタム・ライリーが死ぬ前に「Mr.ゴーストフェイス」と皮肉っぽい態度で呼んだ事により、
「ゴーストフェイス」が正式な通称として用いられている。

主な殺害方法はナイフ。また、標的に脅迫電話をかけるという特徴を持つ。
ゴーストフェイスの殺害の動機は映画ごとに異なり、変装している人間の正体も異なるが、
総じて主人公であるシドニー・プレスコット及びカーペンター姉妹に激しい殺意を抱くサイコパスである点は共通している。
どの作品においてもゴーストフェイスの正体は超常能力など持たない普通の人間のはずだが、
反撃に動じない非常に高い耐久力を備えたり、突然瞬間移動したかのような現れ方をするなど、
あたかも超常的な怪物であるかのように振る舞いながらシドニーを追い詰めている。

加えて、いずれの作品でも「ホラー映画で見られる生存&死亡フラグ」を揶揄したような殺し方をするのも特徴である。
劇中ではフラグを建てた人間がホラーのお約束通りの顛末を迎えたり、あるいは盛大にフラグを裏切ったりする展開があり、
そうした「ホラーあるあるネタ」を逆手に取った物語構造も見所の一つとなっている。


+ 各作品におけるゴーストフェイスの正体(ネタバレ注意)
  • ビリー・ルーミス
「『13日の金曜日』の殺人鬼の名前は?」
(※「ジェイソン・ボーヒーズではないので注意!)

第1作目の主犯格。両親のプレッシャーから解放を望んでいたスチュアートを共犯者にして巧妙に正体を隠していた。
シドニーの母モーリーンはビリーの父と不倫関係にあり(それどころか町中の男と関係を持っていたらしい)、
そのせいで母親が父親に愛想を尽かして出て行った事で憎悪を抱き、
本編より1年前にモーリーンを殺害(その罪は別の不倫相手だったコットンに擦り付けていた)。
さらにシドニーも娘という理由で逆恨み同然にその憎悪の矛先を向け、
事件に乗じてシドニーに甘い顔をして近付き恋人となり(事件の最中に結ばれてもいる)、ホラー映画じみた猟奇殺人で彼女を脅かした後で殺すつもりだった
(シドニー以外に多数の犠牲者が出ているが、彼らが殺されたのは「シドニーに恐怖を与えるため」という理由でしかない)。
また、全てを終えた後は事前に拉致していたシドニーの父ニール・プレスコットに全ての罪を被せて殺害する予定だった。
しかし正体を明かされた後にシドニーの反撃に会い、頭に弾丸を撃ち込まれ死亡した。

なお、『3』において父の不倫や殺人及び偽装工作の手口はローマンから吹き込まれたものであったと発覚している。
ビリー自身は全くもって擁護しようもないが、彼もローマンに踊らされた被害者と言える。
そして続編のゴーストフェイス達も、『5』以前の犯人全てがシドニー及びカーペンター姉妹に精神的負担をかけるためだけに、
ビリーの手口を真似た模倣犯である。
何故かゴーストフェイス時の声は全員同じだが、少なくとも『3』では「ボイスチェンジャーを使っていた」というちゃんとした理由がある。
基本的に加工されたような声なので、恐らくは他の作品も同様なのだろう。

  • ナンシー・ルーミス
「よくも息子を殺したわね……『その恨みを晴らす』、これ以上理に適った人殺しがあるかしら!?」

『スクリーム2』の主犯格。事件発生後に新聞記者「デビー・ソルト」として取材名目でシドニーに近付いた。
正体は前作の主犯格であるビリーの実母である。
メインキャラの中ではTVレポーターのゲイルのみが事前に面識があったが、以前と容姿が激変していたため同一人物とは気付かなかった。
動機は愛息のビリーを殺したシドニーへの復讐である。
先に述べた通り、不倫した夫を見捨てたのは事実だが息子への愛情は失っておらず、
おまけにシドニーが夫の不倫相手であるモーリーンの娘という点も相まって激しい殺意を抱いていた。
しかし自身やビリーによる大量殺人に関して全く気に咎めていない事からも分かる通り酷く独善的な性格であり、
シドニーからもあの息子にしてこの母ありと呆れられていた。
実際、本人は「自分はきちんとビリーを教育していた」「ビリーが道を誤ったのはあばずれのモーリーンのせい」と反論していたが、
自分がビリーを置いて出て行ったことをシドニーに指摘されて逆上するなど、責任転嫁が甚だしい言動を見せている。
なお、劇中では本名が出てこず、メディアでは偽名のデビ―かルーミス夫人という表記で紹介されることが多かったが、
『6』でようやくフルネームが判明した。

「大量殺人を犯したあと精神鑑定で罪を逃れて大衆の人気者になる*1」というとんでもない思想を抱いていたミッキー・アルティエリを共犯者として立ち回り、
「主犯のミッキーはシドニーと相討ちになった」と偽装するために取り敢えずミッキーを撃ち、
その場に現れたにコットンに対しても「(コットンが逮捕されたのも)全てはシドニー(の母)の所為」とシドニーを撃つように煽るも、
逆にコットンに撃たれてしまい、最後はシドニーに「念のため」として息子同様に頭に銃弾を撃ち込まれた。

前作にてコットンがモーリーン殺害の容疑で起訴されたのはシドニーの証言が決め手となったため恨みが無いと言えば嘘になり、
とはいえ原因はそもそもコットンが不倫していたという疑われて当然の事をしていたためで、事実シドニーも冤罪加害者として罰せられてはいない
さらに彼がシドニーを助けた事自体は「シドニーと一緒にTV番組に出演して有名になりたい」という野心があってのためで善意という訳ではなく、
言い包められると考える余地は確かにあったが、元を辿ればコットンへの冤罪は彼女の息子のビリーによるものなので因果応報と言える。

なお、ミッキーはデビーが撃たれて皆が油断した所で起き上がって襲い掛かろうとしたが、シドニーとゲイルに銃を連射され死亡した。

  • ローマン・ブリッジャー
「子供は君だけだと彼女は言い切って俺を冷たく突き放した!実の息子である俺を!」

『スクリーム3』における正体で、シリーズ初の単独犯。こっちのローマンとは無関係。
これまでの事件を元にゲイルが書いたノンフィクション小説の映画化作品『スタブ』の最新作、『スタブ3』の監督。*2
自在に声を変えられる、先代達のそれより高性能なボイスチェンジャーを使用して犠牲者を次々と陥れた他、
精巧な自分の死体の作り物を用いて犠牲者のように見せかけて犯人の特定を撹乱した。

その正体は、モーリーンがリナ・レイノルズという名前で女優になるためにハリウッドに移住していた2年の間に生まれたシドニーの異父兄弟。
モーリーンは過去に映画に出るために枕営業を強要されており(平気で不倫する貞操観念ZEROの人格が形成されたのはそのせい)、
その時期に出産されたローマンは認知してもらえなかったがために養子に出され孤独な人生を歩んできた。
第1作目以前に実の母親であるモーリーンの所在を突き止め、彼女に会いに行ったが拒絶されて憎悪を抱き、復讐を決意し、
ローマン目線では何も知らず母の愛を独占していたシドニーも逆恨みで標的にした。

第1作において、ビリーが父とモーリーンの不倫を知ったのは、
ローマンが母の素行を調査した過程で手に入れた2人の関係を収めたビデオをルーミス家に送り付けたためであり
(しかもその際にアリバイ工作のコツを伝授してビリーが殺人に走るよう誘導していたらしい)、
ルーミス家の崩壊及びルーミス親子の凶行を間接的に起こした元凶にもなっている。

ローマンの計画では、シドニーに母の過去を教えて精神を崩壊させて、モーリーンに枕営業を強要していた元凶のミルトンを殺させ、
その後にローマンがシドニーを殺すという算段だった(結局ミルトンを殺したのはローマンだったが)。
しかし既に過去に立ち向かう決意を固めていたシドニーに「あんたが殺人を犯したのは私のせいじゃない。あんたのせいよ」と正論を言われ逆上。
戦闘の末に、シドニーと一緒に調査をしていた保安官のデューイ・ライリーに射殺された。

  • ジル・ロバーツ
『スクリーム4 ネクスト・ジェネレーション』の主犯格。
シドニーの従姉妹の女子高生で、シドニーに代わる新主人公(ネクスト・ジェネレーション)かのように演出されていたが、
実はゴーストフェイスのネクスト・ジェネレーションだったというオチ。
動機は「シドニーのような有名人になる事」。
物心つく頃から(10年前から)何度も殺人事件を撃退したシドニーに関する話ばかり周囲から聞かされてきたジルは彼女が妬ましくなり、
自作自演で自らが「ファイナルガール*3」として有名になる事を思いつき実行したものであった。
シネマクラブ部長チャーリー・ウォーカーに「協力してくれたら恋人になってあげる」と嘯き、共犯者として行動させた挙句、
そのチャーリーも偽装工作と称して殺害。
自身の計画を告げた上で邪魔者のシドニーも殺害し、自傷行為を行なってまんまと「ファイナルガール」として入院した。
しかし、事情を知らないデューイに「シドニーは生きている」と聞かされた事で口封じのために病室で彼女を殺そうとしたが、
自分の失言から正体が露呈してしまい、デューイ達の妨害により阻止され、最終的にシドニーに胸を撃ち抜かれ返り討ちにされた。

ぶっちゃけシドニーをノックアウトした所で油断せずにトドメを刺してさえいれば計画は完遂されていたと思われるのだが、
その慢心が「額を撃って確実にトドメを刺す」シドニーとの決定的な差になってしまったのが皮肉である。

  • リッチー・キルシュ、アンバー・フリーマン
『スクリーム(2022年版)』の主犯格。シリーズとしては初となる「シドニーを憎んではいない」犯人(殺す気はあった)で、
「ゴーストフェイスの正体は『1』の登場人物と何かしらの血縁的縁がある」という法則を破った存在。
2人共映画『スタブ』のファンであり、映画の完結作品の出来栄えに不満を抱き、
元々『スタブ』がノンフィクション小説だった事から、リブート版『スタブ』の題材用に無印の事件を模倣した事件を起こした大馬鹿者。
だから散々不謹慎だと…
殺人事件は『スタブ』を復活させるためだけでなく、当時の関係者であるシドニー達を誘き寄せるための仕込みでもあり、
本当の『スタブ』ファンならシドニーに挑むなんて無謀だと考えないのか?と思うが
初代からのレギュラーだったデューイの殺害に成功している
(初代からのレギュラーが死ぬケースは初ではなく、『3』の最初の犠牲者はコットンである)。
最終的にシドニーをも殺し、実はビリーの隠し子だった本作の主人公・サムとタラのカーペンター姉妹に罪を擦り付けた上で、
再構成されたリブート版『スタブ』を作る算段だった。
リメイクではなく続編のはずの本作が『スクリーム5』を名乗っていないのも、「アンバー&リッチーにとっては初代のリメイクだから」という意味らしい。
だが、アンバーはシドニーに消毒用アルコールをぶっかけられた挙句、銃で撃たれて倒れ込んだ所へガスコンロに引火し火だるまに。
それでもしぶとく生きており、再度シドニー達へ襲い掛かるもタラに頭を撃たれて死亡した。
リッチーはサムが隠し持っていたナイフにより、皮肉にも彼女の父ビリーのかつての犠牲者達の如く刺殺された。

『5』公開時点ではシドニーが相手したアンバーが主犯格扱いされていたが、
『6』では新主人公格のサムが相手したリッチーの方を主犯格扱いしている。

  • ウェイン・ベイリー
『スクリーム6』の主犯格。
タラのルームメイトであるクイン・ベイリーの父親である刑事として登場したが、
クイン及びタラの同級生であるイーサン・ランドリーと、シリーズ初の3人がかりで事件を起こした首謀者。
その正体はリッチーの父親で、クインとイーサンもリッチーの兄妹。
目的はナンシー・ルーミスと同じく、家族の復讐である。
なお、刑事なのは本当のようだが苗字がリッチーと異なるため、おそらく全員偽名と思われる。

歴代ゴーストフェイスの中でも異質な映画のお約束を度外視したような殺戮劇を起こしており
(ジェイソン(『13日の金曜日』のあいつとは無関係)という歴代法則に忠実な模倣犯も冒頭で出たが、計画の障害と見なされたのか早々に殺害された)、
ホラー映画セオリーに沿って相手をハメるということに拘らず、歴代ゴーストフェイスで初めてマスクのまま銃を撃った他、
梯子から落下させて殺害するなど、ただの殺人鬼の殺し方が多い
(一応今作はフランチャイズがテーマとなっており、作中でルーク・スカイウォーカーが死んだことが例えに用いられている。
 レイア姫の演者も『3』で出たし多少はね?)。
一方で、レギュラーのゲイルに重傷を負わせながらもトドメを刺し損ねるなど、スラッシャー映画の犯人役としてはお粗末な部分も見られるが、
こうしたキャラ像も、カーペンター姉妹こそが「今作の真のゴーストフェイス」になってしまうのかという緊張感を掻き立てるのと、
終盤のカ姉妹との新旧スクリームの身内対決という、シドニーが主人公ではないからこその展開で「イカレ具合」の対比を演出するなど、
作劇的に有用に活用されていた。

最終的に姉妹によりイーサンは刺し倒され、クインはそれに動揺した所で頭を撃たれ、
ウェインはさながらゴーストフェイスの器ではないと証明されるかのように、歴代被害者のごとく滅多刺しにされる末路を迎えた
(幸いにも姉妹は彼らを反面教師に「後継者」の道への誘惑を振り切り、父のマスクを捨てている)。

なお、『スクリーム』はドラマ版も存在するが、映画とは世界観を共有していない。


その他の作品のゴーストフェイス

+ 『Dead by Daylight』
非対称対戦ホラーゲーム『Dead by Daylight』に"THE GHOSTFACE"の名称でゲスト参戦している。
上記の映画シリーズではなく、マスクのメーカーとのコラボとなっている。そのためか他のコラボキャラよりもDLCによる着せ替えスキンが豊富。

  • ダニー・ジョンソン
「夜が俺の力となる。そしてここに夜明けは来ない」

ジェド・オルセンという偽名で新聞社に勤め、自分が起こした猟奇殺人を記事にして人々を恐怖に陥れていた。
ある時、唐突に正体を明かしたメモを新聞社に置いて姿を消し、逃亡先で壁に貼った自分の記事に見惚れていた所、
「エンティティ」と呼ばれる邪神によりゲームの舞台である霧の森に召喚される。

殺人鬼としての能力は、気配を消して生存者に悟られずに付け回し、条件を満たした者を一撃でダウンさせるというもの。
能力ゲージの回復が遅く、生存者側もゴーストフェイスを見つめる事で能力を解除したりと対抗策もあるので、
しっかり戦略を立てないと本領発揮できないテクニカルな殺人鬼となっている。

+ Mortal Kombat 1
グロ格ゲー『Mortal Kombat 1』にDLCキャラクターとして参戦。他作品のゲストキャラとしては4人目となる。
本作では三人組として登場する。つまりこいつらとほぼ同じ

究極神拳の一つではそのまま相手を刺殺するのだが、ここでジョニー・ケイジが『MK1』をプレイしている視点に切り替わる。
そして、ジョニーが「ハイクソー。二度とやらんわこんなクソゲー」とでも言わんばかりにコントローラーを放り投げた所にゴーストフェイスが現れて、
文字通りプレイヤーキルをかますというもの。
ちなみに、この技は誰に決めても最終的に殺されるのはジョニーとなる。ここまで来ると、もはや完全なとばっちりである。
一体彼が何をしたのだろうか。心当たりがあり過ぎるだろって言うな
まあ、既に参戦しているゲストも誰かさんみたいに首根っこ掴んだ後に走って来る地下鉄にぶつけて乗客ごと殺したり、
ぶっ飛ばした相手を飛行機のエンジン部に放り込んでミンチにした挙句、旅客機墜落事故を引き起こしてるんだけどね!

しかもタチの悪いことにこれらの凶行が原作再現にして、キャラの元ネタがどちらもスーパーマンという事実
アニマリティではハゲタカになって襲い掛かる。
マスク着用時は肉声で喋らないというこだわりっぷり

  • エンフォーサー&アサシン
同作におけるゴーストフェイスの正体。
設定としては、オリジナルのゴーストフェイスが黒龍会のメンバーを引き入れたという体で登場している。
彼等の正体は明かされていないが、プレイヤーの間では使用する技等から、
「『MKD』に登場したキラ(スーパーコーディネイター新世界の神ではない)とコブラ(サイコガンは使わない。顔は誰かさんに似てるけど)では?」
という仮説が立てられている。

一方でメインで戦う方の正体は一作目のビリーが元になっており、
究極神拳やFatal Blowを食らった際に素顔が明かされる(MK1の仕様)。ちゃんとこの時のボイスも別撮りされている徹底振りである。

日本の伝説的バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』では、
出演者達がゴーストフェイスに襲われて珍妙な嫌がらせを受ける「岡田一少年の事件簿」という企画が二度に渡り行われた*4
スクリームだけでなく某じっちゃんの名に賭けて(ドラマ版)のパロディ多めなのは気にしてはいけない

また、ニコニコ動画で主にγ時代に人気を博したダンスグループ「 ゾンビーズ 」のメンバーの一人、
「悠」はゴーストフェイスのマスクを着けてパフォーマンスをしている。

この他に有名どころとして、ゴーストフェイスのマスクを着けてヴァイオリンを演奏する「スクリームの人」など、
ニコニコではゴーストフェイスのマスクと縁のある投稿者がそれなりにいたりする。

『最終絶叫計画』?あれは忘れろ


MUGENにおけるゴーストフェイス

chuchoryu氏の製作したコンプゲー「Mugen Horror Madness」用の手描きのキャラが公開中。
キャラ単体も某所で公開されている。
ナイフを用いた近接攻撃中心の性能をしている。
超必殺技の連続突きは決まれば連続ヒットするが、隙も大きく反撃を受けやすい。
AIもデフォルトで搭載されている。
参考動画。お相手はChuchoryu氏のマイケル・マイヤーズ

出場大会

  • 「[大会] [ゴーストフェイス]」をタグに含むページは1つもありません。


*1
アメリカでは出所した元・凶悪犯罪者が当時の心情を綴った手記を大ヒットさせて大金をせしめるという事例が多数あるので、
こういう思考の人間が居ても不思議ではない。
日本でも『狂気にあらず!?』『絶歌』などの例がある(どちらも「実在の殺人鬼」による手記)。
一応、ニューヨーク州ではこのような事件関連の暴露などで得た収益は被害者への補償に充てなければならない「サムの息子法」が1977年に制定されている
(逆に言うと(追随する州はあるものの)アメリカ全土に適用される法律ではない。
 なお「サムの息子」とは、この法律が制定される原因となった凶悪殺人犯のペンネーム)。

*2
『スクリーム3』の時点で『スタブ』も『3』なので一見事件の数が合わないように見えるが、
実際には『スタブ3』は登場人物と舞台のみを継承し、ストーリーはオリジナルという設定。
即ち「実在の事件の『続き』をオリジナルで描いた」という事であり、ドキュメンタリーと言い訳できなくもない前2作よりも不謹慎極まりない。

なお、更に年月が経った『4』の時点ではなんと『スタブ7』まで続く超長期シリーズと化しているが、
長期化するにつれてタイムスリップのようなSF設定が登場するなど「なんでもアリ」の様相を呈している模様。
それでも「スタブラソン」というアングラな一挙上映イベントが開催されるなど、長期シリーズになるだけの人気はあるようだ。
そのせいで『5』の事件が起きたわけだが…メタ的には結果オーライだ。
てか『スクリーム3』のオチを考えると『スタブ3』は撮影中止となってシリーズ終了になると思うのだが…

*3
「ホラー映画(と言うかスラッシャー映画)の主人公にして、殺人鬼の標的の中では唯一最後まで生き残る若い女性」という意味の映画用語。
代表例としては本作のシドニーや『13日の金曜日』のアリス・ハーディ(アリスは次回作で殺されるが…)等が居る。
『1』でも主人公達がホラー好きという設定から劇中で自虐言及している。
つまり『4』はそれを皮肉った内容とも言える(シドニーは生き残ったけど既にガールと呼ぶには厳しいし)。

*4
なお、企画自体はこれ以前にも何度か行われており、主なパロディ元は堂本剛氏主演版の『金田一少年の事件簿』。
この企画では本編と同様に推理と解決編という形を通して犯人として挙げられた人物の私情や失態を暴露していくという内容だった。
2000年度版では犯人役の大久保佳代子女史(出演者の光浦靖子女史の相方)が和解の末に追加レギュラーになった契機でもあったのだが、
真相は岡村氏から「久々に岡田一少年がやりたい」と台本を渡された事だったとメンバーに暴露した事で、事件の黒幕が岡村氏と発覚。
出演者総出でスクリームに扮して岡村氏の寝込みを襲い、キャンプ場の湖に投げ落とすという因果応報の末路を迎えた。


最終更新:2025年01月21日 13:02